LENDEXの評判・口コミは?怪しい理由や利回り、貸し倒れリスクを検証
※本記事にはPRを含む場合があります。
※LENDEXのファンドは元本保証ではありません。
募集条件とリスクは案件ごとに異なるため、契約締結前交付書面を必ず確認してください。
LENDEX(レンデックス)は、不動産事業者などへの短期融資に出資するソーシャルレンディングです。
予定年利9%台の案件が中心で、基本2万円から申し込み、原則毎月の分配を受け取れます。
一方、複数のファンドが同じ借り手へ貸すこともあるため、貸す相手と返済方法、担保の設定状況を比べて使うサービスです。
この記事でわかること
・結論:LENDEXは高利回りと毎月分配を、借り手を分けて使う
・LENDEX(レンデックス)とは
・LENDEXの仕組み
・LENDEXの特徴(メリット)
・LENDEXのデメリット(注意点)
・LENDEXが怪しい・危ないと言われる理由
・LENDEXの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・LENDEX・LENDEX LOANの決算 / 財務レポート
・LENDEXの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資・分配・出金までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:LENDEXは高利回りと毎月分配を、借り手を分けて使う
ポイント
・予定年利は9%台が中心
・1年以内の運用予定
・原則毎月分配・基本2万円
・借り手別の投資額を管理
LENDEXは、不動産事業者などへの短期融資に出資するサービスです。
予定年利9%台の案件が多く、基本2万円から申し込めます。
原則毎月の分配を受けながら、1年程度の予定で企業向け貸付を選びたい人には候補になります。
ただし、番号の違うファンドを買っても、同じ会社へ貸していれば投資先は集中します。
最新の募集ページ50件では、主な貸付予定額の約7割が上位2つの借り手表記に集まっていました。
自分の投資も借り手別に合計し、一つの会社の返済が遅れたときに、複数ファンドが同時に止まらないよう金額を分ける使い方が合います。
担保も、すでに設定したものと、必要時に設定する留保では回収条件が異なります。
高い年利だけで決めず、借り手が物件売却・事業収入・借換えのどれから返すかと、返せないときの回収手段を比べる必要があります。
LENDEX(レンデックス)とは

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | LENDEX(レンデックス) |
| 商品 | 融資型クラウドファンディング/ソーシャルレンディング |
| 募集・投資家手続き | 株式会社LENDEX |
| 出資先・融資・回収 | 株式会社LENDEX LOAN |
| 最低投資額 | 基本2万円から |
| 分配 | 原則毎月。初回は運用開始月の翌々月 |
| 会社公表の規模 | 累計ローン総額755億7,671万円 登録者25,855人(2026年10月10日の表示) |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら! |
LENDEXの特徴は、高めの予定年利、1年前後の貸付、原則毎月の分配です。
不動産会社の物件購入や事業資金を扱う案件が多く、基本2万円から投資額を調整できます。
借り手の財務やLENDEXでの借入状況も開示されるため、年利に加え、返済の道筋と同じ借り手への投資額を比べて使うサービスです。
LENDEXの仕組み
ポイント
・LENDEXが投資家を募集
・LENDEX LOANへ出資
・借り手から回収して分配・返還
・未投資資金と運用中資金は別

投資家はLENDEX LOANの貸付事業へ出資する
ポイント
・匿名組合契約で参加
・LENDEXは募集・手続きを担当
投資家は、LENDEX LOANと匿名組合契約を結びます。
これは会社の事業へ出資し、その利益から分配を受ける契約です。
LENDEXが募集と申込画面・投資家手続きを提供し、LENDEX LOANが借り手へ融資して回収します。
借り手へ直接貸す形ではなく、損失負担は出資額までです。
毎月の分配と元本返還は、借り手の支払い後
ポイント
・利息・元本の回収後に反映
・初回分配は翌々月
分配金は、借り手の利息支払日の翌日から原則10営業日以内にLENDEX口座へ反映されます。
初回は運用開始月の翌々月です。
元本も借り手からの返済を確認した翌日から原則10営業日以内に口座へ戻るため、返済そのものが遅れれば、投資家への返還も遅れます。
未投資の信託管理と、貸付済みの元本を分ける
ポイント
・未投資・成立前の資金を信託
・貸付後は借り手から回収
未投資の預託金や、ファンドが成立するまでの預り金は信託管理の対象です。
運用が始まると企業へ貸し付けられるため、信託口座に現金のまま保管されるわけではありません。
戻ったお金を銀行へ払い戻す際にも一時的な管理期間があり、信託がすべての段階で投資元本を補償する制度ではありません。
2社の事業停止や倒産でも、支払いが滞る可能性がある
ポイント
・募集・資金管理はLENDEX
・貸付・回収はLENDEX LOAN
LENDEX LOANが倒産・事業停止すると、借り手が返済していても、貸付の管理や投資家への分配・元本返還が滞り、全額戻らない可能性があります。
LENDEX側の資金管理や業務が止まった場合も、投資家手続きや情報提供、支払いが遅れることがあります。
LENDEXの特徴(メリット)
ポイント
・予定年利9%台の候補
・1年以内の運用予定
・借り手の財務・残高を開示
・原則毎月分配
・基本2万円から調整
予定年利9%台の案件を探しやすい
ポイント
・平均予定年利9.61%
・9.5%が36件
直近50件では、予定年利9.5%が36件で最多でした。
10%以上も12件あり、利回りを重視する人が候補を探しやすい構成です。
10万円を年9.5%で1年運用した場合の税引前利益は9,500円なので、他の候補との年利差が受取額へどう影響するかも比較できます。
運用予定はすべて1年以内
ポイント
・期間中央値12か月
・4〜12か月の予定
予定期間は4〜12か月で、11か月と12か月が47件でした。
2〜3年先の返還を予定する案件を避け、1年前後で返還予定月を分けたい人に合う構成です。
実際の返還時期は借り手の返済によって前後します。
匿名の借り手でも、財務と借入履歴を読める
ポイント
・総資産・負債・利益を開示
・借入残高と返済済件数を開示
借り手の実名が伏せられていても、総資産、負債、純資産、売上、利益、LENDEXでの借入残高と返済済み件数が示されます。
所在地や表記と合わせ、自分の投資が同じ相手に重なっていないかを追えます。
借り手が提出した未監査の資料なので、古い決算だけで現在の支払能力まで分かるわけではありません。
原則毎月の分配で、収入の動きを追える
ポイント
・毎月分配
・初回は翌々月
借り手から利息が支払われると、原則毎月分配されます。
満期にまとめて分配を受ける商品と比べ、運用中の入金を定期的に追いやすい点がメリットです。
生活費の支払いなど、途切れると困る収入をこの分配だけに頼る使い方は向きません。
基本2万円から、借り手ごとの投資額を調整できる
ポイント
・基本2万円から
・1社への合計額を管理
最低額が小さいため、まとまったお金を1件へ集中させず、借り手や返還予定月を分けられます。
例えば10万円を投資する場合も、すべて同じ借り手の5ファンドに分けるより、貸す会社が異なる候補へ分ける方が、1社の返済停止による影響を抑えやすくなります。
LENDEXのデメリット(注意点)
ポイント
・主な借り手へ募集予定額が集中
・留保は設定済みの担保と別
・不動産業・関東の借り手が中心
・早期返済で受取利息が減る
・運用中の自由換金は不可
主な借り手の表記が重なる案件が多い
ポイント
・上位2表記へ約7割
・番号が違っても投資先は重複
募集予定額の大きい2つの借り手表記が、直近50件のうち32件に登場します。
同じ会社へ貸す複数ファンドを持つと、1社の返済が止まっただけで、複数の元本返還や分配が同時に止まる可能性があります。
所在地、表記、財務や借入状況を照らし合わせ、重なる相手への合計額を管理する必要があります。
抵当権の設定留保は、まだ設定した担保ではない
ポイント
・必要時に設定する合意
・先順位の権利で回収額が変化
抵当権設定留保は、必要なときに不動産へ担保権を設定する合意です。
現在すでに担保権を持っている状態ではなく、後から別の債権者が先順位の権利を持つと、回収できる順番も変わります。
担保付きの表示でも一部に設定留保が混在する案件があるため、物件ごとの設定状況が重要です。
担保の回収順位や価格は、LTVと不動産担保の限界で詳しく整理しています。
不動産事業者と関東の借り手へ偏っている
ポイント
・不動産事業者向け48件
・借り手所在地は関東が中心
直近50件のうち48件は不動産事業者への貸付で、そのうち47件は借り手の所在地が関東です。
物件購入や事業資金の需要を扱うため、不動産の売れ行きや金融機関の融資姿勢が悪化すると、複数の借り手へ影響が及ぶ可能性があります。
業種や事業地域を大きく分けたい人は、ほかの分野の投資先も合わせる必要があります。
早期返済で、受け取る利息が予定より少なくなる
ポイント
・利息は実際の返済日まで
・年率は満期分の受取保証ではない
年9.5%、予定12か月という条件でも、12か月分の利息を必ず受け取るわけではありません。
借り手が早く返済すると、利息は実際の期限前返済日までで計算されます。
元本が早く戻る面はありますが、次の投資先が決まるまでの待機期間はファンドの年利で増えません。
申込取消しに期限があり、出金にも時間がかかる
ポイント
・申込日を含む8日以内に撤回
・運用中の自由換金は不可
・銀行への払い戻しは10営業日以内
申込日を含む8日以内はクーリング・オフで撤回できます。
期間を過ぎると申込額の変更や撤回はできず、運用中に持分を自由に売る市場もありません。
銀行へ出金する場合は払い戻し依頼から原則10営業日以内なので、近く使う生活費や納税資金は分けておく必要があります。
出金は月2回まで無料で、3回目以降は1回330円です。
PayPay銀行への出金は回数にかかわらず無料です。
案内の異なる箇所もあるため、出金前に申請画面の無料回数と手数料を確かめてください。
LENDEXが怪しい・危ないと言われる理由
ポイント
・高い年利は借り手の負担も大きい
・実名が分からない借り手もある
・回収額・時期は事前に確定しない
借り手は、投資家の年利を上回る金利や費用を払う
ポイント
・短期の取得・借換え資金
・売却・資金調達が返済を左右
投資家へ高い年利を分配するには、借り手がそれ以上の金利や費用を負担します。
物件を急いで取得する、ほかの融資を借り換えるなど、資金が必要な理由と返済に使うお金がつながっているかが重要です。
売却や新しい借入に頼る案件では、買い手が見つからない、融資を断られると、返済が止まる可能性があります。
匿名の借り手は、独自に調べられる範囲が限られる
ポイント
・所在地・表記・財務を開示
・実名で調査できるとは限らない
借り手の財務や所在地は示されますが、実名が分からなければ、会社の近況やほかの借入を独自に調べることには限界があります。
開示された決算の時点と借入残高の時点も異なるため、古い黒字だけで現在の返済力を判断しない方がよいでしょう。
貸し倒れ時は、回収できる額と期間が変わる
ポイント
・条件交渉・担保売却で回収
・全額返還と時期は保証なし
借り手が返せない場合、LENDEX LOANは返済条件の交渉、担保売却、専門会社への回収依頼、返済を求める権利の売却などを検討します。
どの方法でも回収額が足りない場合は元本が減り、手続きが長引けば返還も遅れます。
ソーシャルレンディングの危険性と見分け方と償還遅延・貸し倒れ時の対応も参考になります。
LENDEXの口コミ・評判
ポイント
・利用者全体の満足度は不明
・体験は対象案件と時期で読む
・元本と分配金の結果を区別
利用者全体の満足度や、良い・悪い口コミの比率を示す代表的な調査は確認できません。
予定利回りや毎月分配への感想と、実際に元本が戻った結果は別なので、どの借り手へ、いつ投資した体験かを確かめて読む必要があります。
毎月分配を受けていても、満期の元本が戻るかは別に残ります。
口コミで気になる点を見つけたら、そのファンドの借り手や担保条件と対応させると判断しやすくなります。
他サービスとの比較は、ソーシャルレンディング比較も参照してください。
運営会社の会社概要 / 信頼性
ポイント
・LENDEXが募集・投資家手続き
・LOANが100%子会社
・LOANが貸付・回収
・3か月ごとに運用を確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集を取り扱う会社 | 株式会社LENDEX |
| 設立 | 2000年8月1日 |
| 資本金 | 1億9,450万円 |
| 代表者 | 代表取締役 中村 智 |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷二丁目1番11号 郁文堂青山通りビル |
| 登録・免許 | 第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2460号 宅地建物取引業:東京都知事(2)第104491号 |
| 子会社 | 株式会社LENDEX LOAN(100%出資) |
| LOANの登録 | 貸金業:東京都知事(2)第31859号 日本貸金業協会 第006183号 |
LENDEXは募集と投資家の手続きを担当する
ポイント
・第二種金融商品取引業の登録
・申込み・口座・情報提供
株式会社LENDEXは、ファンドの募集、電子申込、投資家口座や情報提供を担当します。
第二種金融商品取引業の登録は、貸付事業への出資を投資家に募集するためのものです。
宅地建物取引業の免許もあります。
LENDEX LOANは借り手へ貸して回収する
ポイント
・LENDEXの100%子会社
・資本金5,000万円・貸金業
株式会社LENDEX LOANは、LENDEXの100%子会社で、投資家と契約して企業へ貸し付ける会社です。
借り手を管理し、元本と利息を回収して、投資家への返還・分配につなげます。
代表はLENDEXと同じ中村智氏で、資本金は5,000万円です。
借り手の審査と貸付後の状況確認を行う
ポイント
・財務・担保・資金使途を審査
・原則3か月ごとに確認
審査では、借り手の財務、担保不動産、事業計画、資金使途、借換え、契約期間などを扱います。
LENDEXは貸付を行うLOANと借り手を、原則3か月ごとに確認するとしています。
募集時の審査だけで終わらず、返済に必要な事業や資金が予定どおり動くかを管理する仕事です。
2社の役割と決算を別々に読む
ポイント
・募集会社と契約相手は別
・公開決算の範囲も異なる
募集画面を提供するLENDEXと、貸付資産を持つLOANは別の会社です。
公開決算も別々に示されるため、2社の資産や現金を合算して投資家の補償余力と考えることはできません。
会社の登録・業務の実在性と、出資するファンドから回収できる元本は分けて判断する必要があります。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・LENDEXの中心は投資家募集
・LOANは短期融資と回収
・利息・運営報酬が収益源
・回収・管理には継続費用
LENDEXの中心は貸付型ファンドの募集
ポイント
・投資家と企業の資金需要をつなぐ
・口座・契約・情報提供
LENDEXの本業は、企業への貸付に参加する投資家を募集する仕事です。
本人確認、申込み、契約書面、口座管理、運用報告の仕組みを提供します。
口座開設や出資申込みは無料で、業務内容からは募集・取扱いに伴う報酬が収益につながると考えられます。
LOANは不動産会社などの短期資金へ融資する
ポイント
・物件取得・事業資金など
・返済は売却・事業収入・借換え
借り手には、物件購入の手付金、仕入れ、工事、運転資金、借換えなどの需要があります。
LOANはこうした企業へ貸し、元利金を回収します。
物件を売る、新しい融資を受ける、事業収入から支払うなど、回収は借り手の事業と資金調達に左右されます。
借り手の利息から、投資家への分配と費用をまかなう
ポイント
・貸付利息と運営報酬
・投資家の年利と借り手の金利は別
| 事業・お金の流れ | 内容 |
|---|---|
| LENDEXの仕事 | 投資家募集、契約・口座管理、情報提供 |
| LOANの仕事 | 借り手審査、融資、元利金回収、分配・返還 |
| 収益の入口 | 借り手の利息・費用と、募集・ファンド運営の報酬 |
| 費用 | 審査、不動産調査、システム、本人確認、法令対応、回収・報告 |
借り手が支払う利息の全額が投資家へ分配されるわけではありません。
ファンドの報酬や運営費も必要なので、借り手の金利と投資家の予定年利は異なります。
2社の売上・利益の内訳は公開資料から分からず、各報酬の収益割合までは算出できません。
残高が増えるほど、審査・管理・回収の仕事も増える
ポイント
・貸付後も事業・返済を管理
・法務・システム・人員の費用
貸付を増やすには、借り手の審査と担保調査に加え、運用中の状況確認、支払い、投資家報告の仕事が増えます。
返済が遅れた案件では、交渉、弁護士への依頼、担保処分にも時間と費用がかかります。
貸した金額だけでなく、この管理を続けられる資金が会社に残るかも重要です。
不動産売却と資金調達が止まる局面に負担が増える
ポイント
・売却停滞・借換え不能
・募集が減っても回収は継続
物件が売れず、金融機関や新しいファンドからも資金を調達できないと、借り手は返済に必要なお金を用意できません。
同じ借り手への貸付が重なっていれば、回収対応も複数ファンドへ広がります。
新規募集が減って収入の機会が減っても、既存貸付の管理と回収は続きます。
LENDEX・LENDEX LOANの決算 / 財務レポート
ポイント
・LENDEXは未投資の預り金を計上
・LOANは貸付金と出資預り金が対応
・LOANの純利益・純資産は増加
・会社全体の売上・営業利益は非公開
最新の公開決算は、2社とも2025年12月末の貸借対照表です。
LENDEXは現在1期分、LOANは2023〜2025年の3期分を確認でき、当期純利益は注記で示されています。
募集を行う会社と、出資先である貸付会社の数字を分けて読みます。
LENDEXには未投資の預り金が約11.96億円ある
ポイント
・未投資資金は会社の売上ではない
・純資産は約1.09億円
| LENDEX・2025年12月期 | 残高・当期損益 |
|---|---|
| 総資産 | 約14.18億円 |
| 現金・預金 | 約5.05億円 |
| 差入保証金 | 約6.82億円 |
| ファンド預り金 | 約11.96億円。まだ投資されていない投資家の資金 |
| 純資産 | 約1.09億円/自己資本比率 約7.69% |
| 当期純利益 | 約1,300万円 |
| 利益剰余金 | ▲約1.57億円 |
LENDEXの負債の大部分は、まだファンドへ投資されていないお金を投資家へ返す義務です。
預り金は売上でも、会社が自由に使える自己資金でもありません。
差入保証金の返還時期や、現預金のうち会社自身が使える金額は公開表から分からないため、現預金5.05億円をそのまま会社の余裕資金とはみなせません。
LOANの大きな資産は、投資家資金で行った貸付
ポイント
・貸付金と匿名組合預り金が同額
・2025年の貸付金は102.42億円
| LENDEX LOANの対象期間 | 貸付・預り金・会社の利益 |
|---|---|
| 2023年12月期 | 総資産 約85.79億円 ファンド貸付金・匿名組合預り金 各84.21億円 純資産 約5,907万円 当期純利益 約505万円 |
| 2024年12月期 | 総資産 約83.21億円 ファンド貸付金・匿名組合預り金 各80.34億円 純資産 約7,552万円 当期純利益 約1,645万円 |
| 2025年12月期 | 総資産 約105.72億円 ファンド貸付金・匿名組合預り金 各102.42億円 純資産 約1億2,201万円 当期純利益 約4,649万円 |
貸付金の資産と、投資家から受けた出資金の負債が同額で計上されています。
企業へ貸したお金を回収し、投資家へ返す貸付事業が、この大きな数字を作っています。
一般企業の銀行借入と同じように「借金が102億円ある」とだけ読んだり、この資産を会社の補償基金と考えたりするのは適切ではありません。
投資家から受けた出資金は総資産の約96.88%
ポイント
・貸付事業の資金調達を示す比率
・会社の売上割合ではない
| 対象期間 | 資産に対する投資家出資金の割合 |
|---|---|
| 2023年12月期 | 匿名組合預り金÷総資産 約98.16% |
| 2024年12月期 | 同 約96.56% |
| 2025年12月期 | 同 約96.88% |
この割合は、LOANの貸付資産の大部分を投資家の出資でまかなう構造を示しています。
会社の売上の何割がLENDEXから来るかを示す比率ではありません。
新しい出資が集まりにくくなると新規融資や借換えの資金調達に影響し得ますが、既存貸付は借り手から回収して返す必要があります。
純資産は増えたが、貸付全体を補償できる額ではない
ポイント
・2025年の純資産は約1.22億円
・自己資本比率は約1.15%
| LENDEX LOANの対象期間 | 資本と現金の推移 |
|---|---|
| 2023年12月期 | 自己資本比率 約0.69% 現金・預金 約8,687万円 |
| 2024年12月期 | 自己資本比率 約0.91% 現金・預金 約2億1,242万円 |
| 2025年12月期 | 自己資本比率 約1.15% 現金・預金 約1億3,531万円 |
LOANは黒字を重ね、純資産を増やしています。
一方、2025年末の純資産は約1.22億円で、約102億円のファンド貸付を自社資金で丸ごと補償できる構造ではありません。
現預金は前年より減っており、利益の増加と手元資金の増加は同じではありません。
売上・営業利益と、現預金が増減した理由は非公開
ポイント
・貸借対照表と純利益注記の開示
・完全な損益計算書・CFは未確認
両社の売上、営業利益、詳しい費用内訳、キャッシュ・フロー計算書は公開資料から確認できません。
純利益が増えた理由を、募集手数料や貸付利息の内訳まで分けて説明することはできません。
投資家が貸付から回収できる元本は、会社の黒字だけでなく、借り手の返済と担保・保証の回収結果で決まります。
自己資本比率と出資金の割合は、公開貸借対照表から当サイトが計算しています。
LENDEXの実績
ポイント
・直近50募集ページの予定条件
・平均予定年利9.61%
・期間中央値12か月
・主な借り手の表記へ集中
| 集計・公表指標 | 対象と結果 |
|---|---|
| 基準日・集計対象 | 2026年10月10日。公式一覧の表示順から50募集ページ。キャンセル3件・不成立4件を含む |
| 予定利回り | 税引前の年率。平均9.61%/中央値9.5% 範囲6.5〜11% |
| 運用予定期間 | 平均11.2か月/中央値12か月 範囲4〜12か月 |
| 主な貸付予定額 | 合計19億2,700万円。募集時の予定額で、運用中残高ではない |
| 主借り手の集中 | 上位2表記で32ページ・主予定額の70.52% |
| 会社公表の完済利回り | 平均8.05%。2023年10月〜2024年3月に募集・成立し、2025年4月末までに完済した案件 |
| 会社公表の過去結果 | 元本割れ・配当遅延0件(2025年8月末時点) |
今回の年利は、募集時の予定値をファンド数で単純平均した数字です。
トップに表示される平均8.05%は過去の完済案件が対象なので、現在の50件の予定利回りとは分けて読んでください。

予定利回りは9.5%が36件
ポイント
・9.5%が最多
・10%以上12件
| 税引前の予定年利 | 件数 |
|---|---|
| 6.5% | 1件 |
| 9% | 1件 |
| 9.5% | 36件 |
| 10% | 8件 |
| 10.5% | 2件 |
| 11% | 2件 |
予定年利9.5%が中心ですが、一部にそれより高い条件があります。
利息を払いながら元本も返せる事業・資金計画かが重要で、早期返済や回収不足が起きれば、予定していた受取額は変わります。
運用期間(予定)は11〜12か月が47件
ポイント
・12か月27件
・11か月20件
| 運用予定期間 | 件数 |
|---|---|
| 4か月 | 1件 |
| 6か月 | 2件 |
| 11か月 | 20件 |
| 12か月 | 27件 |
1年前後の予定が大半です。
予定期間は元本が必ず戻る最長期間ではなく、売却や借換えが遅れれば返還も延びます。
投資対象と借り手:上位2表記へ主予定額の70.52%
ポイント
・T(2)は19ページ
・S(2)は13ページ
・不動産事業者への融資が中心
| 主な借り手の公開表記 | 募集時の主貸付予定額・割合 |
|---|---|
| 東京都内の不動産事業者T(2) | 19ページ/8億2,100万円/42.61% |
| 神奈川県内の不動産事業者S(2) | 13ページ/5億3,800万円/27.92% |
| 東京都内の不動産事業者H(2) | 3ページ/1億8,000万円/9.34% |
| その他の借り手表記 | 15ページ/3億8,800万円/20.13% |
同じ公開借り手表記をまとめた集計です。
実名法人を特定・名寄せした数字ではありません。
不動産事業者向けは48件で、借り手所在地は関東47件・大阪1件、ほかの2件は飲食事業者向けでした。
番号を分けるより、この借り手ごとの合計額を管理すると、返済停止の影響がどこまで広がるかを把握しやすくなります。
担保設定済みの記載と、留保・無担保を分ける
ポイント
・設定済みの記載13件
・設定留保10件・無担保27件
| 主な貸付予定の条件 | 件数・予定額・主予定額に占める割合 |
|---|---|
| 担保設定済みの記載あり | 13件/8億3,300万円/43.23% 一部設定留保の混在1件を含む |
| 抵当権設定留保 | 10件/2億4,900万円/12.92% |
| 無担保 | 27件/8億4,500万円/43.85% |
| 個人連帯保証 | 主な貸付予定50件すべてに記載 |
| 公正証書 | 27件に記載。残り23件は記載を確認できず |
設定留保は、必要なときに担保を設定する合意です。
設定済みの表示があっても、一部の物件は留保という案件があるため、すべての物件に担保権があるとは限りません。
無担保の融資では、借り手や保証人の財産からどれだけ回収できるかが中心になります。
個人連帯保証があっても、保証人に資産が残っていなければ返済を受けられません。
公正証書は返済契約を公証人が文書にしたもので、全額回収を保証するものではありません。
担保価格の基準も、不動産鑑定評価額ではなく、融資判断用の調査価格を使う案件があります。
1万円の副貸付予定では、金額の分散はほとんどない
ポイント
・副貸付予定は48件に各1万円
・主副合計の0.0249%
| 貸付予定の内訳 | 金額・比率 |
|---|---|
| 主な貸付予定 | 19億2,700万円 |
| 副貸付予定 | 48万円(48件×1万円) |
| 副貸付の割合 | 主副合計の0.0249% |
48件では、主な借り手とは別に埼玉県内の事業者Lへ1万円を貸す予定があります。
2社への融資と表示されても、大部分のお金は主な借り手へ向かうため、金額の分散効果はほとんどありません。
自分が持つファンドも、貸付予定額の大きい相手で合算する必要があります。
キャンペーン情報
LENDEX(レンデックス)のキャンペーン情報
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登録〜出資・分配・出金までの流れ
ポイント
・口座開設と本人確認
・本人名義で事前入金
・案件を選んで申込
・口座へ戻ったお金を出金申請
STEP1 口座開設と本人確認
ポイント
・20歳以上75歳未満が基本
・スマホ本人確認に対応
個人は、申請時点で20歳以上75歳未満、日本国内に居住し、審査を通過することが基本条件です。
75歳以上は問い合わせが必要です。
スマートフォンでの本人確認は最短当日、通常は翌営業日が目安ですが、書類の種類などによって郵送が必要な場合もあります。
STEP2 投資用口座へ本人名義で入金
ポイント
・PayPay銀行の専用口座へ
・振込手数料は自己負担
マイページに表示される専用口座へ、本人名義で送金します。
入金時の振込手数料は自己負担です。
PayPay銀行からは24時間反映されますが、ほかの銀行は平日15時以降の入金が翌営業日9時以降になるため、募集に間に合うよう残高へ反映させます。
STEP3 貸付条件を読み、出資を申し込む
ポイント
・借り手ごとの合計額
・担保の設定状況と返済方法
・申込日を含む8日以内の撤回
借り手の借入状況、返済に使うお金、担保の順位・設定状況、連帯保証、早期返済の条件を読み、投資額を申し込みます。
同じ借り手のファンドを持っている場合は、その合計額も含めて金額を決めます。
申込日を含む8日以内はクーリング・オフで撤回できますが、期間後の金額変更・撤回はできません。
STEP4 分配・元本返還後に、銀行へ払い戻しを依頼する
ポイント
・分配・償還はLENDEX口座へ
・銀行へ戻すには出金申請
・受付から10営業日以内
分配金と元本は、まずLENDEX口座へ反映されます。
銀行へ戻すには、マイページの払い戻しから依頼します。
自動で銀行へ送られる方式ではなく、払い戻しは依頼受付から原則10営業日以内です。
出金の無料回数と手数料は、申請画面で確かめて手続きを行います。
FAQ
Q1. LENDEXは元本保証ですか?
元本保証ではありません。
借り手から回収したお金や、担保・保証から得た金額が足りなければ、投資元本は減ります。
Q2. 最低投資額はいくらですか?
基本2万円からです。
実際の申込単位や上限は、各ファンドの募集条件で決まります。
Q3. 入金・出金手数料はいくらですか?
入金時の振込手数料は自己負担です。
出金は月2回まで無料、3回目以降は1回330円です。
PayPay銀行への出金は回数にかかわらず無料です。
Q4. 申込み取消しや途中換金はできますか?
申込日を含む8日以内はクーリング・オフで撤回できます。
期間を過ぎると申込額の変更・撤回はできず、運用中の持分を自由に売る市場もありません。
Q5. 分配金と元本はいつ反映されますか?
借り手の利息支払日、または元本の返済を確認した日の翌日から、原則10営業日以内にLENDEX口座へ反映されます。
初回分配は運用開始月の翌々月です。
銀行への払い戻しは別の依頼が必要です。
Q6. 2社へ融資していれば分散されていますか?
金額の割合によります。
主な貸付が数千万円で、別の会社への貸付が1万円なら、大部分のお金は一つの借り手へ向かいます。
会社数だけでなく、貸付額を見て判断する必要があります。
Q7. LENDEXとLENDEX LOANの違いは何ですか?
LENDEXは募集と投資家手続き、100%子会社のLENDEX LOANは出資を受けて企業への貸付・回収を行います。
Q8. LENDEXは上場していますか?
株式会社LENDEXは株式上場していません。
金融商品取引業の登録と、株式市場への上場は別です。
Q9. 過去に貸し倒れや元本割れはありますか?
会社は2025年8月末時点で、サービス開始以来の元本割れ・配当遅延を0件と公表しています。
その後の全案件の結果は、今回の公開資料では確認できません。
Q10. 貸し倒れが起きたらどうなりますか?
LENDEX LOANが返済条件の交渉、担保売却、専門会社への回収依頼、返済を求める権利の売却などを検討します。
全額を回収できるとは限らず、返還までの時間も延びる可能性があります。
Q11. 分配金の税金はどうなりますか?
分配金から20.42%が源泉徴収されます。
所得状況によって確定申告が必要になるため、詳しくはソーシャルレンディングの税金を参照してください。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
利回りカレンダーでは、LENDEXとほかのサービスの募集予定をまとめて確認できます。
申込日と返還予定月を並べて使う資金を整理し、Googleカレンダーで更新を受け取れます。
【利回りカレンダー】
ポイント
・Googleカレンダーへの追加だけ
・複数サービスの募集を一括確認
・募集情報を自動更新

まとめ
ポイント
・高い予定年利・毎月分配
・基本2万円から短期融資
・同じ借り手への合計額を管理
・設定済み担保と留保を区別
LENDEXは、年9%台の予定利回りと原則毎月の分配を、1年程度の貸付で選べるサービスです。
基本2万円から投資額を調整でき、匿名の借り手でも財務や借入状況を読む材料があります。
使うなら、同じ借り手への投資を合計し、物件売却や借換えが遅れた場合の影響を考えます。
担保の設定済み・留保・無担保を区別し、回収方法を説明できる候補へ、返還まで待てる資金を分ける使い方が合います。
出典・参考
集計は、2026年10月10日の一覧表示順から50募集ページを対象とし、主な貸付予定額と1万円の副貸付を分けています。
不成立・キャンセルを含み、現在の運用残高を集計した数字ではありません。
・LENDEX公式サイト
・LENDEXの仕組み
・LENDEXファンド一覧
・LENDEXよくある質問
・LENDEX会社概要
・LENDEXの手数料
・株式会社LENDEX LOAN
・早期償還のお知らせ例
・金融庁 金融商品取引業者登録一覧
・東京都 貸金業者登録一覧
・ソーシャルレンディングの仕組み





