ヤマワケの評判は?高利回りソシャレンのメリット・デメリット、本業・決算を解説
※本記事にはPRを含む場合があります。
※ヤマワケは元本保証ではありません。融資型(貸付型)クラウドファンディングは、借入先の返済遅延・倒産・担保価値の下落・運営会社の信用悪化などにより、分配遅延や元本割れが起こる可能性があります。
ヤマワケは、WeCapital株式会社が運営する融資型(貸付型)クラウドファンディングです。公開ファンドの予定利回りは10〜14.5%、平均12.02%とかなり高い一方で、担保なし案件や事業性の強い案件も多く、借入先の信用力と返済原資を案件ごとに読む必要があります。
この記事では、公式サイト、ファンド一覧、FAQ、WeCapitalの会社情報、ヤマワケレンディングの開示財務、REVOLUTIONのIR、ヤマワケの不適切事例公表、ヤマワケエステートの行政処分資料を確認したうえで、ヤマワケをどう見ればよいかを整理します。
この記事でわかること
・結論:ヤマワケは高利回りを狙えるが、借入先と運営体制まで読める人向け
・直近ファンド情報
・ヤマワケとは
・ヤマワケの仕組み
・ヤマワケの特徴(メリット)
・ヤマワケのデメリット(注意点)
・怪しい / 危ないと言われる理由
・ヤマワケの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・ヤマワケレンディング / REVOLUTIONグループの決算 / 財務レポート
・ヤマワケの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:ヤマワケは高利回りを狙えるが、借入先と運営体制まで読める人向け
ポイント
・公開ファンド32件の予定利回りは10〜14.5%、平均12.02%と高い
・集計上は32件中29件が担保なしで、借入先の信用力と返済原資の確認が重要
・WeCapitalは2025年12月25日に、ヤマワケの募集業務における法令違反行為を公表している
・ヤマワケエステートの行政処分は別サービスの話だが、同じグループの管理体制を見る材料になる
・使うなら「高利回り枠」と割り切り、案件ごとに少額で選別するのが現実的
ヤマワケは、利回りだけを見るとかなり魅力があります。10%台前半の案件が中心で、短期案件もあり、ポートフォリオの一部に高利回り枠を作りたい人には候補になります。
ただし、ヤマワケは「高利回りだからおすすめ」と簡単に言えるサービスではありません。貸付先の財務が弱い可能性、担保なし案件の多さ、返済原資の読みづらさ、そして過去の募集業務に関する不適切事例まで含めて見る必要があります。
個人的には、ヤマワケは初心者がメイン口座として使うより、ソーシャルレンディングの仕組みと信用リスクを理解している人が、案件ごとに厳しく選ぶサービスだと考えています。少額で試しながら、償還実績と改善状況を追う使い方が向いています。
直近ファンド情報(2026年4月29日時点の公式一覧)
首都圏不動産プロジェクトファンド
・年利14%+期間9ヶ月
・先着(4/27 12時)
AI評価
本ファンドは、HDIに対する5,000万円、年利14%、約9か月の短期貸付であり、表面利回りは高い。HDIは首都圏の収益マンション開発を主力とし、宅建業・特定建設業・一級建築士事務所の許認可を有する実体あるデベロッパーである。
返済原資は、売買契約締結済みとされる川崎市中原区宮内のRC造5階建マンションの残代金11.52億円超で、貸付元利金に対する金額余力は大きい。中原区は人口密度が高く、神奈川県の住宅地価も上昇基調で、立地面の出口リスクは相対的に低い。ただし、本ファンドの担保は当該物件への抵当権ではなく、北浦和3丁目プロジェクトの請負工事売掛債権である。同プロジェクトは外部情報上、完成予定が2028年2月であり、ファンド償還期日より後となるため、担保債権の回収時期には不確実性がある。
総合すると、本件は「返済原資の売却代金が予定通り入れば十分返済可能」と評価できる一方、「借入人の低利益率・高レバレッジ、担保が不動産抵当ではない点、グループガバナンス不安」が重い。
【追記次項】
現在ヤマワケ元代表の松田氏、現ヤマワケ会長の美山氏、親会社のレボ社などが複雑に絡み合って、非常に不安定な状況です。
この状況下では年利10%前後では相対的に出資する必要性はないように思えます。
ヤマワケとは

| サービス名 | ヤマワケ |
| 運営会社 | WeCapital株式会社 |
| 商品タイプ | 融資型(貸付型)クラウドファンディング / ソーシャルレンディング |
| 募集を扱う制度 | 金融商品取引法に基づく匿名組合出資 |
| 主な営業者 | ヤマワケレンディング株式会社 |
| 予定利回り | 公開ファンド集計では10〜14.5%、平均12.02% |
| 最低投資額 | 多くの案件で1口1万円から |
| 公式サイト | https://yamawake.jp/ |
| ファンド一覧 | https://yamawake.jp/funds |
ヤマワケは、投資家から集めた資金を借入人へ貸し付ける、融資型(貸付型)クラウドファンディングです。一般にはソーシャルレンディングに分類されます。
ヤマワケで注意したいのは、ヤマワケエステートとの違いです。
ヤマワケはWeCapitalが扱う金融商品取引法ベースのサービス、ヤマワケエステートはヤマワケエステート株式会社が扱う不動産特定共同事業法ベースのサービスと説明されています。名前は近いですが、制度も運営主体も分けて見たほうがよいです。
ヤマワケの仕組み
ポイント
・投資家は匿名組合へ出資し、借入人へ直接貸すわけではない
・営業者であるヤマワケレンディングが借入人へ貸付を行う
・分配の源泉は借入人からの返済利息で、予定利回りは保証ではない
・投資家は借入人の不動産や事業資産を直接所有しない

投資家は匿名組合に出資する
ヤマワケでは、投資家が匿名組合契約を通じて出資します。公式FAQでも、投資対象の資産を投資家が直接所有するわけではないと説明されています。
そのため、不動産関連貸付の案件でも、投資家が物件を持つわけではありません。見るべきなのは、物件そのものの魅力だけでなく、借入人が返済できるか、担保や保証がどこまで効くかです。
利回りの源泉は借入人の返済利息
ヤマワケの予定利回りは、基本的には借入人から返済される利息が源泉です。返済が予定どおり進めば分配と償還が行われますが、借入人の事業や売却計画が崩れると、遅延や元本割れの可能性があります。
返済原資は案件ごとにかなり違う
公開ファンドを見ると、不動産売却、売掛債権回収、商品販売、イベント収益、店舗運営収益など、返済原資は案件ごとに異なります。ここを同じ「高利回り案件」とまとめてしまうと、リスクの質を読み違えます。
元本保証ではない
ヤマワケのFAQでも、元本は保証されないとされています。匿名組合出資なので、損失の上限は原則として出資額までとされますが、これは安全という意味ではありません。出資した資金が戻らない可能性はあります。
ヤマワケの特徴(メリット)
ポイント
・平均予定利回り12.02%で、高利回り枠を作りやすい
・不動産関連貸付だけでなく、事業性案件も選べる
・返済原資を案件ごとに分解して投資判断しやすい
・ヤマワケレンディングの財務や親会社IRから追える情報がある
・少額で高利回り案件を切り分けたい人に向く
平均予定利回り12.02%で高利回り枠を作りやすい
ポイント
・公式一覧から集計した32件の予定利回りは10〜14.5%
・平均予定利回りは12.02%
・10%台以上の案件だけで構成されている点は特徴的
ヤマワケ最大の特徴は、予定利回りの高さです。公開ファンドを集計すると、予定利回りは10%を下回る案件がなく、平均も12%台でした。
この水準は、一般的な不動産クラウドファンディングや低リスク寄りのソーシャルレンディングと比べるとかなり高いです。もちろん高利回りはリスクの裏返しですが、高利回り枠を明確に分けて使いたい人には候補になります。
不動産関連貸付だけでなく事業性案件も選べる
ポイント
・32件中16件は不動産関連貸付として集計
・イベント・店舗・地域案件、商品流通、ファクタリング系もある
・同じサービス内でも返済原資の性質がかなり違う
ヤマワケは、不動産関連貸付だけのサービスではありません。公開ファンドには、ファクタリング、商品流通、飲食店、イベント、地域案件などもあります。
これは分散の材料にもなります。ただし、分散できるというより、案件ごとの読み方が変わると考えたほうが近いです。不動産売却で返す案件と、売掛債権回収で返す案件と、商品販売で返す案件では、確認するポイントが違います。
返済原資を案件ごとに分解して投資判断しやすい
ポイント
・募集ページでは資金使途や返済原資が説明される
・高利回り案件ほど、返済原資の現実性を見る価値が大きい
・売却予定額、回収予定債権、商品販売計画などを具体的に読む
ヤマワケの案件を見ると、返済原資の説明が投資判断の中心になります。たとえば不動産関連貸付なら売却代金、ファクタリングなら債権回収、商品流通なら販売代金がポイントです。
高利回り案件では、借入人がなぜこの利率で資金調達するのかも見たいところです。銀行借入や低利の資金調達が難しい事情があるなら、その事情は投資家にとって信用リスクになります。
ヤマワケレンディングや親会社IRから追える情報がある
ポイント
・ヤマワケレンディングの財務情報はファンドページで確認できる
・WeCapitalはREVOLUTIONグループとして外部から動きを追いやすい
・ただし上場親会社の存在は個別ファンドの保証ではない
ヤマワケの貸付実務を担うヤマワケレンディングについては、最新ファンドページ内で3期分の財務情報が確認できます。外部監査なしの数値ではありますが、営業者の規模感を見る材料になります。
また、WeCapitalは上場企業REVOLUTIONのグループ会社として位置づけられており、REVOLUTION側のIRからグループ動向を追える点もあります。ただし、親会社が上場していることと、個別ファンドの返済が保証されることは別です。
少額で高利回り枠を切り分けたい人に向く
ポイント
・多くの案件で1口1万円から投資できる
・メイン投資先ではなく、リスク枠として管理しやすい
・借入先ごとに投資額を絞る運用と相性がよい
ヤマワケは、いきなり大きく投資するより、案件ごとに少額で試すほうが合いやすいサービスです。高利回りを取りに行くなら、損失が出ても全体に響きにくい金額へ抑えることが大切です。
特に、借入先の財務や返済原資を読むのが苦手な人は、投資額をかなり小さくするか、無理に参加しない判断も必要です。
ヤマワケのデメリット(注意点)
ポイント
・高利回りは借入先信用リスクの裏返しになりやすい
・公開ファンド32件中29件が担保なしとして集計される
・返済原資が案件ごとに違い、読み間違いが起きやすい
・募集業務の不適切事例は、募集状況の見え方への信頼を傷つける
・ヤマワケエステートの行政処分は別サービスでも、グループ管理体制の警戒材料になる
高利回りは借入先信用リスクの裏返しになりやすい
ポイント
・高い利率で借りる会社には、そうする理由がある
・銀行借入より高い資金調達を使う背景を確認する
・借入先の財務、資金繰り、返済実績は必ず見る
ソーシャルレンディングで高利回りの案件を見るときは、まず「なぜこの利回りで資金を借りる必要があるのか」を考えたいです。借入人にとって高い資金調達コストを払う合理性があるなら、その裏側には急ぎの資金需要、銀行借入の難しさ、事業リスクの高さがあるかもしれません。
ヤマワケでも、利回りの高さだけで判断するのは危険です。借入先の財務状況、返済原資、担保・保証、代表者や関連会社の実行力まで見たうえで判断したいです。
担保なし案件が多く回収余地を過信しにくい
ポイント
・公開ファンド集計では32件中29件が担保なし
・担保なしでは、事業失敗時の回収余地が限られやすい
・保証があっても保証人の支払能力まで見る必要がある
ヤマワケは、公開ファンドの多くが担保なしでした。担保なしが必ず悪いわけではありませんが、事業が失敗したときに何をもって回収するのかは慎重に見る必要があります。
ソーシャルレンディングでは、事業が失敗しても担保処分や保証、借入人の別資金で返済できる場合があります。ただし、それは案件の設計と借入人の信用力次第です。担保なしで高利回りという組み合わせは、基本的に保守的に見たほうがよいです。
返済原資が案件ごとに違い読み間違いが起きやすい
ポイント
・不動産売却、売掛債権回収、商品販売、イベント収益などが混在する
・同じ利回りでも、リスクの質は案件タイプで違う
・案件ページを読み、返済の主因と補助的な返済余力を分けて考える
ヤマワケの案件は幅があります。不動産関連貸付では売却できるか、ファクタリング系では売掛先の信用や回収可能性、商品流通では在庫販売と粗利、イベント案件では集客とスポンサー収入などを見る必要があります。
この読み分けができないまま投資すると、「利回りが高いから同じ」と見えてしまいます。実際には、リスクの発生場所も、返済が崩れる理由も違います。
募集業務の不適切事例は信頼面の大きな傷
ポイント
・WeCapitalは2025年12月25日に、ヤマワケの募集業務における法令違反行為を公表
・対象は2024年8月から2025年3月に募集した28ファンド
・募集状況が実際より良好に見える行為が含まれていた
ヤマワケで最も重く見るべき注意点は、運営会社が自ら公表した不適切事例です。公式発表では、投資意思のない役職員による申込み、契約締結前交付書面と異なるキャンセル待ち処理、役職員名義での申込み、関係会社名義での申込みなどが説明されています。
これは、運用中ファンドがすべて危ないという意味ではありません。ただ、投資家が見ていた募集状況の信頼性に関わる問題です。再発防止策が進んでいるか、募集再開後の運営がどう変わったかは、継続して見たいポイントです。
ヤマワケエステートの行政処分は別サービスでも警戒材料
ポイント
・ヤマワケエステートは不動産特定共同事業法ベースの別サービス
・2026年2月20日に大阪府から一部業務停止命令と指示を受けた
・WeCapitalは、ヤマワケ本体の運用中ファンドに影響しないと説明している
ヤマワケエステートの行政処分は、ヤマワケの融資型クラウドファンディングそのものに対する行政処分ではありません。ここは混同しないほうがよいです。
一方で、同じグループ内で資金管理や募集業務に関する問題が出ていることは、グループ全体の管理体制を見るうえで無視できません。ヤマワケを検討するなら、個別案件だけでなく、WeCapitalグループの改善状況も合わせて確認したいです。
怪しい / 危ないと言われる理由
ポイント
・「高利回り」「担保なし案件の多さ」「不適切事例公表」が不安材料になりやすい
・ヤマワケ本体とヤマワケエステートの制度・運営主体は分けて見る
・不安材料はあるが、事実と推測は分けて確認する
予定利回りが高いため警戒されやすい
ヤマワケは予定利回りが高いです。公開ファンドを集計すると、10%台以上の案件だけで構成されています。投資家目線では魅力ですが、借入人目線では高いコストで資金調達しているということでもあります。
そのため、「高い利回りで借りる必要がある借入人なのか」「返済原資は十分なのか」「担保や保証がない場合、失敗時に何が残るのか」を見ないと危険です。
不適切事例の公表はかなり重い
WeCapitalは、2025年12月25日にヤマワケの募集業務における法令違反行為を公表しています。対象は2024年8月から2025年3月に募集した28ファンドです。
内容を見ると、募集状況が実際より良好に見える行為が含まれています。これは、単なる事務ミスではなく、投資家の判断材料に影響する問題です。ヤマワケを使うなら、ここを軽く見ないほうがよいです。
行政処分の話はヤマワケエステートと切り分ける
2026年2月20日の行政処分は、ヤマワケエステート株式会社の不動産特定共同事業に関するものです。WeCapitalの貸付型クラウドファンディング「ヤマワケ」とは制度が違います。
ただし、WeCapitalの2026年4月27日公表文では、ヤマワケエステート側でも過去の募集業務に関する不適切事例が確認された旨が説明されています。グループの信頼性を見るうえでは、ヤマワケ本体の改善策だけでなく、グループ全体の管理体制を見たいです。
過去体制の問題と現体制の改善を分けて見る
REVOLUTIONの公表資料では、ヤマワケエステートの行政処分に関連して、過去の資金管理や当時の関係者に関する記載もあります。この種の情報は、個人攻撃の材料ではなく、過去体制でどのような統制上の弱さがあったかを見る材料として扱うべきです。
現在の投資判断では、過去の問題を踏まえたうえで、現代表・現体制・審査体制・分別管理・情報開示・募集再開後の運用がどう改善されたかを確認することが大切です。
ヤマワケの口コミ・評判
ポイント
・評判は高利回りへの期待と、運営体制への不安に分かれやすい
・個別の口コミだけでなく、公式開示と償還実績を優先して見る
・不安な人は、少額・短期・担保あり案件から確認するのが現実的
ヤマワケは、予定利回りの高さから注目されやすいサービスです。10%台の案件が多いため、高利回り案件を探している人にとっては目に入りやすいです。
一方で、運営会社が公表した不適切事例、ヤマワケエステートの行政処分、担保なし案件の多さを見ると、不安に感じる人がいて当然です。口コミを読むときも、感想だけではなく、公式開示、募集停止・再開の経緯、償還状況、個別ファンドの契約書面を合わせて確認したほうがよいです。
評判の良し悪しで決めるより、「自分がこの借入先に貸すなら納得できるか」という視点で読むほうが、ヤマワケでは失敗しにくいと思います。
運営会社の会社概要 / 信頼性
ポイント
・ヤマワケの運営会社はWeCapital株式会社
・貸付実務の主な営業者はヤマワケレンディング株式会社
・同じグループにヤマワケエステート株式会社がある
・REVOLUTIONグループであることは情報追跡の材料だが、元本保証ではない

| 会社名 | WeCapital株式会社 |
| 代表者 | 橋口 遼 |
| 設立 | 平成25年4月10日 |
| 所在地 | 東京都千代田区紀尾井町4番1号 ニューオータニ ガーデンコート 12階 |
| 金融商品取引業 | 関東財務局長(金商)第2768号(第二種金融商品取引業) |
| 宅地建物取引業 | 東京都知事(2)第103303号 |
| 加入協会等 | 第二種金融商品取引業協会、日本STO協会(賛助会員)、Fintech協会、不動産テック協会 |
| 公式サイト | https://we-capital.co.jp/ |
WeCapitalは第二種金融商品取引業者
ヤマワケを提供するWeCapitalは、第二種金融商品取引業者として登録されています。融資型クラウドファンディングの募集を扱うには、この登録が重要です。
ただし、登録があることは「制度上の入口を満たしている」という意味であって、個別案件の安全性や返済を保証するものではありません。
貸付実務はヤマワケレンディングが担う
最新ファンドページでは、営業者としてヤマワケレンディング株式会社が記載されています。同社は貸金業登録を持ち、日本貸金業協会にも加入しています。
融資型クラウドファンディングでは、募集を扱う会社、貸付を行う営業者、借入人を分けて理解する必要があります。ヤマワケでは、WeCapitalとヤマワケレンディングの役割を切り分けて見ると構造がわかりやすいです。
ヤマワケエステートは別制度のグループサービス
ヤマワケエステートは、不動産特定共同事業法に基づく別サービスです。公式FAQでも、ヤマワケとヤマワケエステートは制度が異なると説明されています。
そのため、ヤマワケエステートの行政処分を、そのままヤマワケの全ファンドへ直結させるのは正確ではありません。一方で、同じグループの管理体制を見る材料としては重要です。
REVOLUTIONグループの存在は保証ではなく情報追跡材料
WeCapitalはREVOLUTIONグループに含まれます。親会社が上場しているため、IR資料を通じてグループの事業状況や財務状況を追いやすい点はあります。
ただし、REVOLUTIONが個別ファンドの元本や利息を保証しているわけではありません。上場グループだから安心と短絡せず、個別案件の借入先と返済原資を見る必要があります。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・WeCapitalの本業は、投資家資金と資金需要をつなぐプラットフォーム運営
・ヤマワケレンディングは借入人への貸付実務を担う
・収益は募集・運営に関する手数料や貸付関連収益が中心と推定される
・重いコストは審査、管理、システム、コンプライアンス、信頼回復
・投資家資金が集まりにくくなった局面では、組成規模と収益が鈍りやすい
収益の入口はクラウドファンディングの募集・運営
WeCapitalは、ヤマワケを通じて投資家と資金需要をつなぐ会社です。正確な収益内訳は公開情報だけでは確認できませんが、サービスの構造から見ると、ファンド募集・運営に関する手数料や、グループ内の貸付関連収益が収益の柱だと考えられます。
ここは不動産会社のように、物件を仕入れて売る本業とは少し違います。ヤマワケの事業継続性を見るなら、ファンドを安定して組成できるか、投資家から資金を集め続けられるか、審査と管理を崩さず運営できるかが重要です。
ヤマワケレンディングは貸付実行側の中核
ヤマワケでは、ヤマワケレンディングが営業者として借入人へ貸付を行います。つまり、借入人の審査、貸付実行、返済管理、遅延時の対応は、投資家にとってかなり重要な機能です。
ヤマワケレンディングの財務はファンドページで確認できますが、規模はまだ大きいとは言いにくいです。貸付残高や案件数が増えるほど、審査・管理体制が追いついているかを見る必要があります。
ヤマワケエステートは別制度だが信頼コストを共有する
ヤマワケエステートは別制度のサービスですが、同じWeCapitalグループとして見られます。ヤマワケエステート側で行政処分や不適切事例が出ると、投資家のグループ全体への見方にも影響します。
これは直接の資金保証や損失発生とは別の話です。投資家が資金を預けるサービスでは、信頼回復そのものが事業上のコストになります。
重いコストは審査・管理・コンプライアンス
融資型クラウドファンディングで本当に重いのは、案件を集める営業力だけではありません。借入先の審査、契約書面、投資家説明、入出金管理、返済管理、遅延時対応、コンプライアンス体制が重要です。
ヤマワケは過去の募集業務で不適切事例を公表しているため、今後は特に管理体制の改善が問われます。高利回り案件を出せるかだけでなく、正しく募集し、正しく管理できるかが本業の質になります。
厳しい局面は投資家資金が集まりにくくなるとき
プラットフォーム型の事業は、投資家資金が集まらないと新規組成が鈍ります。REVOLUTIONの2026年10月期第1四半期資料でも、金融事業の組成件数が計画22件に対して実績9件とされており、組成ペースの鈍さは見るべき点です。
高利回り案件は投資家を集めやすい一方で、不安材料が増えると資金が入りにくくなります。ヤマワケの事業を見るときは、利回りだけでなく、組成件数、募集成立状況、償還状況、改善策の進み方を合わせて追いたいです。
ヤマワケレンディング / REVOLUTIONグループの決算 / 財務レポート
ポイント
・WeCapital単体の監査済み決算公告は、今回確認した範囲では見つからなかった
・ヤマワケレンディングの3期財務は最新ファンドページで確認できる
・2025年9月期は売上58百万円、営業利益16百万円、当期純損失31百万円
・親会社REVOLUTIONは2026年10月期第1四半期で売上6,743百万円、親会社株主帰属の四半期純損失775百万円
・会社財務は重要だが、個別ファンドの安全性は最終的に借入先の返済力で決まる

ヤマワケレンディングは売上が立ち上がったが純損失
| 2025年9月期 | 売上58百万円、営業利益16百万円、経常利益27百万円、 当期純損失31百万円、総資産1,081百万円、総負債996百万円、純資産84百万円 |
| 2024年9月期 | 売上1百万円、営業損失12百万円、経常損失1百万円、 当期純利益3百万円、総資産604百万円、総負債558百万円、純資産46百万円 |
| 2023年9月期 | 売上1百万円、営業損失7百万円、経常損失7百万円、 当期純損失7百万円、総資産390百万円、総負債347百万円、純資産43百万円 |
ヤマワケレンディングの財務を見ると、2025年9月期に売上が58百万円まで立ち上がり、営業利益・経常利益は黒字になっています。一方で、当期純損益は31百万円の赤字です。
この数字だけで危険と断定するものではありませんが、まだ規模が小さく、内部留保も厚い会社とは言いにくいです。貸付実行側の会社として、審査・管理・回収対応を継続できる体力があるかは見ておきたいです。
B/Sは負債が大きく自己資本は厚くない
2025年9月期のヤマワケレンディングは、総資産1,081百万円に対して総負債996百万円、純資産84百万円です。自己資本の厚みという意味では、余裕が大きい会社とは言いにくいです。
なお、この財務情報はファンドページ内の開示であり、外部監査なしの数値として扱う必要があります。投資判断では、営業者財務だけでなく、借入人ごとの財務と返済原資を必ず見たいです。
WeCapital単体決算は確認できず親会社IRで背景を見る
今回確認した範囲では、WeCapital単体の監査済み決算公告は見つかりませんでした。そのため、WeCapital自体の収益性や財務余力を細かく評価するには情報が足りません。
一方で、WeCapitalはREVOLUTIONグループに含まれるため、REVOLUTIONの連結決算からグループの大まかな状況は追えます。ただし、連結決算は個別ファンドの返済保証ではありません。
REVOLUTIONは金融事業売上が大きいが純損失
| 売上高 | 6,743百万円 |
| 営業利益 | 344百万円 |
| 経常利益 | 46百万円 |
| 親会社株主に帰属する四半期純損益 | 775百万円の損失 |
| 総資産 | 44,721百万円 |
| 純資産 | 1,154百万円 |
| 自己資本比率 | 1.9% |
| 金融事業 | 売上6,683百万円、セグメント利益516百万円 |
REVOLUTIONの2026年10月期第1四半期決算を見ると、金融事業の売上は大きい一方、連結では親会社株主に帰属する四半期純損失が775百万円となっています。自己資本比率1.9%という点も、財務の厚みを見るうえでは気になります。
金融事業の組成件数は計画22件に対して実績9件とされており、グループの金融事業が計画どおり拡大しているかは慎重に追うべきです。
最終的な安全性は個別借入先の返済力で決まる
運営会社や親会社の財務は大事ですが、ソーシャルレンディングでは最終的に個別借入先が返済できるかが重要です。親会社が上場していても、借入人の返済を保証するわけではありません。
ヤマワケを使うなら、運営会社・営業者・親会社を見たうえで、最後は案件ごとに借入先の財務、返済原資、担保・保証、資金使途、利害関係を確認する必要があります。
ヤマワケの実績
ポイント
・2026年4月29日時点の公式一覧から32件を集計
・予定利回りは10.0%〜14.5%、平均12.02%
・運用期間は1〜14ヶ月で、平均8.3ヶ月
・不動産関連貸付16件、イベント・店舗・地域案件7件、商品流通・物販7件、ファクタリング・売掛債権2件
・担保なし29件、担保あり3件として集計
| 集計対象 | 公開ファンド32件 |
|---|---|
| ステータス | 募集中1件 / 運用中2件 / 集計中1件 / 運用終了26件 / 不成立2件 |
| 募集総額 | 17億5,590万円 |
| 予定利回り | 10.0%〜14.5%、平均12.02% |
| 運用期間 | 1〜14ヶ月、平均8.3ヶ月 |
| 案件カテゴリ | 不動産関連貸付16件 / イベント・店舗・地域案件7件 / 商品流通・物販7件 / ファクタリング・売掛債権2件 |
| 担保 | 担保なし29件 / 担保あり3件 |
ヤマワケの実績を見ると、かなり高利回りに寄せたサービスだと分かります。公開ファンド32件の平均予定利回りは12.02%で、10%を下回る案件は確認できませんでした。
一方で、担保なし案件が多く、案件カテゴリも不動産関連貸付だけではありません。実績を見るときは「利回りが高い」だけでなく、どのタイプの借入先に、どんな返済原資で貸しているのかまで分解して見る必要があります。
利回り分布:12%台が中心で、14%以上もある
ポイント
・予定利回りは10.0%〜14.5%
・平均予定利回りは12.02%
・12%台が14件で最多、14%以上も5件ある

利回り分布を見ると、12%台が最も厚く、10%台や13%台もあります。14%以上の案件もあるため、ヤマワケは低リスク寄りのソーシャルレンディングというより、高利回りを取りにいく前提のサービスです。
この水準は魅力ですが、同時に借入先の信用リスクも重く見たいです。高い利率で資金を借りる理由がどこにあるのか、銀行借入ではなくヤマワケを使う合理性は何かを、案件ごとに確認したいです。
運用期間分布:短期もあるが、半年〜1年弱が中心
ポイント
・運用期間は1〜14ヶ月
・平均運用期間は8.3ヶ月
・短期案件もあるが、6〜10ヶ月前後の案件が中心になりやすい

運用期間は1ヶ月の短期から14ヶ月まで幅があります。短期案件は資金拘束が短く見えますが、短い期間で返済原資が本当に実現するのかは別問題です。
不動産売却、売掛債権回収、商品販売、イベント収益など、返済原資によって必要な期間は変わります。期間が短いほど安全というより、その期間で返済できる根拠があるかを見るほうが大切です。
案件カテゴリ:不動産関連貸付が多いが、事業性案件も目立つ
ポイント
・不動産関連貸付は16件で最多
・商品流通・物販7件、イベント・店舗・地域案件7件もある
・ファクタリング・売掛債権系もあり、返済原資の読み方が案件ごとに変わる

ヤマワケは不動産関連貸付が半数を占めますが、それだけのサービスではありません。商品流通、イベント、店舗、ファクタリング系などもあり、案件タイプはかなり幅広いです。
これは分散の材料にもなりますが、同時に確認すべきポイントが増えるということでもあります。不動産売却で返す案件と、売掛債権回収で返す案件と、商品販売で返す案件では、リスクの発生場所が違います。
担保・成立状況:担保なし案件が多く、回収余地は案件別に見る
ポイント
・集計上は32件中29件が担保なし
・担保ありは3件で、サービス全体としては無担保案件が中心
・不成立案件も2件あり、募集状況だけで人気や安全性を判断しない

ヤマワケの実績で最も注意したいのは、担保なし案件の多さです。ソーシャルレンディングでは、借入先の事業が崩れたときに何をもって回収するのかが重要になります。
担保なしでも返済原資が強ければ成立する案件はあります。ただ、事業失敗時の回収余地は薄くなりやすいため、ヤマワケでは利回りより先に、借入先の財務、返済原資、保証の有無、返済が遅れた場合の対応を確認したいです。
キャンペーン情報
登録〜出資までの流れ
ポイント
・会員登録と口座開設を済ませる
・ファンド詳細と契約書面を確認する
・入金・申込・成立後は運用状況と償還予定を追う
・クーリング・オフ期間を過ぎると原則として中途解約は難しい
STEP1:会員登録を行う
まずはヤマワケ公式サイトから会員登録を行います。本人確認や審査が必要になるため、募集直前ではなく、余裕をもって準備しておくのが無難です。
STEP2:投資家情報と本人確認を完了する
投資家登録では、本人確認書類や投資経験などの入力が必要になります。ソーシャルレンディングは元本保証ではないため、リスク説明もきちんと読んでおきたいです。
STEP3:ファンド詳細と契約書面を確認する
申込前には、予定利回り、期間、借入人、資金使途、返済原資、担保・保証、リスク、利益相反、手数料を確認します。高利回り案件ほど、契約締結前交付書面は保存しておくことをおすすめします。
STEP4:入金して申込を行う
公式FAQでは、会員登録や口座管理は無料、投資資金の振込手数料は投資家負担、分配金・償還金の送金手数料は会社負担と説明されています。銀行手数料は投資額が小さいほど影響するので、少額投資では特に確認しましょう。
STEP5:運用中は償還予定とお知らせを追う
申込後は、運用状況、償還予定、お知らせを追います。ソーシャルレンディングでは、遅延や条件変更が起きたときに情報を早く確認できるかも大切です。
FAQ
ヤマワケは不動産系のサービスですか?
ヤマワケは、融資型(貸付型)クラウドファンディングです。不動産関連貸付の案件もありますが、投資家が不動産を直接所有する仕組みではありません。ヤマワケエステートは不動産特定共同事業法に基づく別サービスです。
元本保証はありますか?
ありません。公式FAQでも元本保証はないと説明されています。借入人の返済遅延や倒産、担保価値の下落などにより、分配遅延や元本割れが起こる可能性があります。
最低投資額はいくらですか?
公開ファンドを見ると、多くの案件で1口1万円から投資できます。ただし案件ごとに条件が異なる可能性があるため、申込前に各ファンドページを確認してください。
手数料はかかりますか?
公式FAQでは、会員登録料や口座管理料は無料とされています。投資資金を振り込む際の銀行振込手数料は投資家負担、分配金・償還金の送金手数料は会社負担と説明されています。
ヤマワケに行政処分はありますか?
今回確認した一次資料では、ヤマワケの融資型クラウドファンディング本体については、WeCapitalが2025年12月25日に募集業務の法令違反行為を公表した事実を確認しています。一方、2026年2月20日の行政処分は、ヤマワケエステート株式会社の不動産特定共同事業に対するものです。混同しないように見たほうがよいです。
どんな案件を避けたほうがいいですか?
借入先の財務が弱い、返済原資があいまい、担保や保証がない、資金使途が広すぎる、関係者間取引が多い、売却価格や回収予定に強い前提が置かれている案件は慎重に見たいです。高利回り案件ほど、なぜその利率で借りるのかを考える必要があります。
途中解約はできますか?
公式FAQでは、クーリング・オフ制度について説明されています。ただし、期間経過後の契約解除や中途解約は原則としてできないとされています。資金拘束を前提に、余裕資金で投資してください。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
ヤマワケだけでなく、他の不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングの募集予定もまとめて確認したい場合は、利回りカレンダーが便利です。募集開始日、予定利回り、運用期間を横断して見られます。
【利回りカレンダー】
複数サービスの募集予定をまとめて確認
ポイント
・不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングの年利・投資期間・募集方式をまとめて確認しやすい
・Googleカレンダーに登録しておけば募集開始を見逃しにくい
・高利回り案件に集中しすぎないよう、複数サービスを並べて比較できる
まとめ
ポイント
・ヤマワケは平均予定利回り12.02%の高利回りソーシャルレンディング
・一方で担保なし案件が多く、借入先の信用リスクは強く見る必要がある
・2025年12月25日の不適切事例公表は、運営体制を見るうえでかなり重い
・ヤマワケエステート行政処分は別サービスだが、グループ管理体制の警戒材料
・使うなら少額・案件選別・公式書面保存・償還状況確認が前提
ヤマワケは、利回りの高さだけを見ればかなり魅力的なサービスです。10%台の案件が多く、短期案件もあるため、高利回り枠を作りたい人には候補になります。
ただし、運営体制の不安材料、担保なし案件の多さ、借入先の信用リスク、返済原資の読みづらさを考えると、初心者向けに強くおすすめできるサービスではありません。
使うなら、案件ごとに借入先の財務と返済原資を確認し、投資額をかなり絞るのが現実的です。高利回りを取りにいくサービスほど、投資前の読み込みと投資後の情報確認が大切になります。
出典・参考
・ヤマワケ公式サイト:https://yamawake.jp/
・ヤマワケ ファンド一覧:https://yamawake.jp/funds
・ヤマワケ FAQ:https://yamawake.jp/faq
・ヤマワケ 不適切事例公表:https://yamawake.jp/announcements/88
・WeCapital公式サイト:https://we-capital.co.jp/
・WeCapital 会社概要:https://we-capital.co.jp/company
・WeCapital ヤマワケエステート行政処分に関するお知らせ:https://we-capital.co.jp/archives/news/2026-02-20
・WeCapital ニュース一覧:https://we-capital.co.jp/archives/news
・REVOLUTION グループ:https://revolution.co.jp/group/
・REVOLUTION IRリリース:https://revolution.co.jp/ir/news/
・利回りカレンダー:https://j-life-consultation.com/rimawari-calendar/5632/






