SOLS(ソルス)の評判は?SOLS WALLET・メリット・デメリット、本業・決算を解説
※本記事にはPRを含む場合があります。
※SOLS(ソルス)は不動産クラウドファンディングです。元本保証ではなく、不動産価格下落、賃料下落、売却遅延、運営会社倒産等により元本割れの可能性があります。
SOLS WALLETも銀行預金ではなく、預金保険の対象ではありません。投資判断はご自身の責任で、必ず各ファンドの「契約成立前書面」「重要事項説明書」「匿名組合契約書」等をご確認ください。
税務(確定申告の要否等)は個別事情で異なるため、税理士・税務署等でご確認ください。
SOLSは本当に使いやすいのか、SOLS WALLETは待機資金の置き場として見てよいのか、一棟マンション中心の案件は安全性が高いのか、運営会社の本業や決算は大丈夫なのか。
この記事では、公式トップ、ファンド一覧、FAQ、仕組み説明、運営会社の会社情報・事業ページ・決算公告を確認しながら、SOLSの評判、メリット・デメリット、怪しいと言われる理由、本業、決算まで投資家目線で整理します。
この記事でわかること
・結論:SOLSが向いている人 / 向かない人
・直近ファンド情報
・SOLSとは
・SOLSの仕組み
・SOLS WALLETとは
・SOLSの特徴(メリット)
・SOLSのデメリット(注意点)
・怪しい / 危ないと言われる理由
・SOLSの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・不二興産の決算 / 財務レポート
・SOLSの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:SOLSは「中利回りと出入れ自由型を、預金と分けて見られる人」向け
結論から言うと、SOLSは5%台中心の通常ファンドと、年利2.5%の出入れ自由形式として案内されるSOLS WALLETを分けて使える人に向いています。通常SOLSの想定利回りは平均・中央値ともに5.1%、運用期間は平均5.48ヶ月、中央値5.9ヶ月でした。極端な高利回りではありませんが、短中期の一棟マンション案件を中心に、賃料収益や売却を見ながら投資しやすいサービスです。
SOLS WALLETは名前の通り使い勝手が良いですが、銀行預金の代わりと誤解しないことが重要です。出入れ自由形式の利便性の高さは非常に良い一方で、投資対象は不動産事業であり、元本保証も預金保険もありません。
結論のポイント
・向いている人:5%台前後の中利回りを狙いながら、案件ごとの不動産価値を確認できる人
・強み:一棟マンション中心、短中期案件が多い、SOLS WALLETで待機資金の置き方を考えやすい
・注意点:匿名組合型で倒産隔離ではなく、SOLS WALLETも元本保証ではない
・最終的に見るポイント:劣後比率、借入条件、鑑定評価額、賃料原資、運営会社の財務
直近ファンド情報
SOLS第18号案件:愛知県名古屋市中区
・年利5.2%
・投資期間5.1ヶ月
・抽選案件
・4月9日~15日
〜ワンポイント解説〜
東別院駅徒歩約8分のMt.crown名駅南Ⅱが対象。
物件リノベを行い価値の向上を図るが、賃料収益から配当するインカム案件。
優先:6,000万円
劣後:9,300万円
借入:2億4,000万円
となっています。
AI評価ではリノベや賃料をコンサバで見ましたが、それでも借入+優先出資額の3億よりは想定価格はかなり上となっており、安全性も高いかと思いましや。
AI評価↓
推定売却価格: 360,000,000円〜390,000,000円
価格決定の根拠: ユーザー提示資料ベースの現況賃料収入を年換算すると約2,450万円、公開募集中の2空室を現行条件で埋めた満室想定は約2,750万〜2,770万円です。ただし92㎡住戸17万円は過去賃料・AI賃料対比で強気なため、評価上の実効総収入は2,650万〜2,700万円に抑え、NOIを2,050万〜2,200万円、出口Capを5.6%〜6.0%で置きました。近隣一棟レジの公開利回り5.06%・5.29%・5.79%・6.06%、松原エリアの公示地価、築1987年・26戸/27戸不整合・再組成可能性を織り込むと、このレンジが最も妥当です。
SOLS(ソルス)とは

| サービス名 | SOLS(ソルス) |
| 運営会社 | 株式会社不二興産 |
| 主な商品 | 通常SOLS、SOLS α、SOLS WALLET |
| 主な投資対象 | 一棟マンションなどの収益不動産 |
| 契約形態 | 通常SOLSは匿名組合型が中心 |
| 公式サイト | SOLS公式サイト |
SOLSは、株式会社不二興産が運営する不動産クラウドファンディングです。投資家から集めた資金をもとに不動産を取得・運用・売却し、賃料収益や売却益を分配・償還の原資にする仕組みです。
通常SOLSは匿名組合型、SOLS αは任意組合型、SOLS WALLETは出入れ自由形式の不動産クラウドファンディングとして案内されています。商品名が近くても契約形態や資金拘束の考え方は異なるため、SOLS全体を一括りにせず、各ファンドの書面で確認する必要があります。
SOLSの仕組み
ポイント
・投資家は優先出資として不動産事業に参加
・不動産の取得・運用・売却はSOLS / 不二興産側が行う
・賃料収益や売却益が分配・償還の原資
・匿名組合型では不動産の所有権は投資家に移らない

SOLSの中心は匿名組合型です。投資家は対象不動産そのものを共有持分として持つのではなく、運営会社が行う不動産事業に出資し、その成果から分配を受けます。そのため、投資家のリターンは賃料収益、売却益、借入条件、修繕費、出口価格などに左右されます。
優先劣後方式で一定の損失吸収を用意
ポイント
・運営側の劣後出資が先に損失を受ける設計
・劣後比率はファンドごとに確認
・劣後出資があっても元本保証ではない
SOLSでは優先劣後方式が使われます。対象不動産に損失が出た場合、まず劣後出資側が損失を受けるため、投資家の元本毀損リスクを一定程度抑える設計です。ただし、損失が劣後出資を超えれば優先出資にも影響します。劣後比率だけでなく、物件価格、借入、賃料、出口を合わせて確認する必要があります。
SOLS WALLETとは?年利2.5%の出入れ自由形式を軽く整理
ポイント
・公式では年利2.5%の出入れ自由形式として案内
・1口5万円から参加できるSOLS内の別商品
・GMOあおぞらネット銀行を使うと入出金手数料無料
・売却申請から払い戻しは5営業日前後が目安
・便利だが元本保証・預金保険の対象ではない
SOLS WALLETは、通常ファンドとは別に用意されている出入れ自由形式の不動産クラウドファンディングです。通常ファンドの募集を待つ間の資金置き場として見やすい商品ですが、銀行預金ではなく、不動産特定共同事業の匿名組合契約を使った投資商品です。
利回りと商品設計
ポイント
・想定利回りは年利2.5%
・1口5万円から参加
・分配は年1回予定
・投資対象は不動産事業
公式ファンドページでは、SOLS WALLETは想定利回り年利2.5%、1口5万円、出入れ自由形式として案内されています。対象不動産から生じる賃料を分配原資とするインカム型の考え方で、通常ファンドより利回りは控えめな一方、資金を動かしやすい設計です。
入出金手数料と使いやすさ
ポイント
・原則運用手数料は無料
・振込手数料は投資家負担
・GMOあおぞらネット銀行利用で振込手数料を抑えやすい
公式FAQでは、原則として運用手数料は無料、振込手数料は投資家負担と案内されています。ただし、SOLS側の出資金入金先口座・払戻金の送金元口座はGMOあおぞらネット銀行のため、同銀行を使うと振込手数料が無料になります。少額で使う場合は、手数料負けしないかも確認したいです。
売却申請から払い戻しまで
ポイント
・任意のタイミングで売却申請が可能
・出資金の払い戻しは売却申請から5営業日前後
・売却申請日を運用終了日として分配金を計算
SOLS WALLETは、投資家ごとに任意のタイミングで売却申請ができると案内されています。公式FAQでは、売却申請から出資金の払い戻しまで5営業日前後とされています。なお、分配金は売却申請日を運用終了日として計算されますが、支払日はファンドごとの年1回のタイミングになるため、出資金の払い戻しと分配金の受け取りタイミングは分けて見た方がよいです。
より細かい仕組みや使い方は、以下の記事でも詳しく整理しています。SOLS WALLETだけを深掘りしたい場合はこちらを参考にしてください。
SOLS WALLETの詳細解説!
SOLSの特徴(メリット)
ポイント
・5%台中心の中利回りを狙える
・3〜6ヶ月未満が多く、資金を回しやすい
・一棟マンション中心で価格妥当性を確認しやすい
・SOLS WALLETで待機資金を置きやすい
・不二興産の本業とファンド領域が近い
・公式情報が比較的多く、案件判断の材料を拾いやすい
5%台中心の中利回りを狙える
ポイント
・公開ファンド集計では平均利回り5.1%、中央値5.1%
・5%台が最多で、極端な高利回り訴求ではない
・高すぎる利回りよりも、物件内容と運営力の整合性を見やすい
SOLSの通常ファンドは、利回りだけで強く引っ張るサービスというより、5%台前後の中利回りを狙う設計です。
高利回り案件ほど出口価格や資金使途の説明を厳しく見る必要がありますが、SOLSは一棟マンション中心で、収益不動産としての見方に落とし込みやすい点があります。
3〜6ヶ月未満が多く、資金を回しやすい
ポイント
・運用期間は平均5.48ヶ月、中央値5.9ヶ月
・3〜6ヶ月未満が最多
・長期拘束が苦手な人でも検討しやすい
公開ファンドを集計すると、運用期間は短中期に寄っています。
1年以上の長期案件ばかりではないため、資金を回しながら複数案件を見たい人には使いやすいです。
ただし、運用終了から償還までの期間、入出金手数料、募集方式まで含めた実質利回りで見る必要があります。
一棟マンション中心で価格妥当性を確認しやすい
ポイント
・投資対象は収益不動産、とくに一棟マンション系が中心
・賃料、稼働、評価額、借入、劣後比率を合わせて見られる
・不動産の比較材料を投資家側でも集めやすい
一棟マンションは、特殊アセット、ホテルや海外案件に比べて情報の見方が比較的わかりやすい場合があります。
周辺賃料、稼働率、積算・収益還元の考え方、借入条件を合わせて見ることで、ファンド総額や分配原資の妥当性を検証しやすいです。
SOLS WALLETで待機資金を置きやすい
ポイント
・年利2.5%の出入れ自由形式として案内
・通常ファンドの募集待ち資金を置く用途と相性が良い
・ただし預金代わりではなく投資商品
SOLS WALLETは、SOLSの中でも特徴が強い商品です。通常ファンドの募集がない時期に資金を完全に遊ばせたくない人には便利です。ただし、便利さが強いほど預金のように見えやすいため、元本保証ではないこと、匿名組合型の商品性が残ることは必ず分けて理解したいです。
不二興産の本業とファンド領域が近い
ポイント
・不二興産は収益不動産の再生、売買、管理、コンサルティングを行う会社
・SOLSの投資対象はこの本業と近い
・ファンドの目利きや運用が本業から切り離されにくい
不動産クラウドファンディングでは、運営会社が対象不動産をどれだけ理解しているかが重要です。不二興産は、収益不動産の仕入れ、再生、管理、売却を本業としているため、SOLSの対象不動産と事業領域が近いです。これは、案件の仕入れや運用改善の説明を読むうえでプラス材料になります。
公式情報が比較的多く、案件判断の材料を拾いやすい
ポイント
・FAQ、仕組み説明、業務管理者情報、SOLS WALLET説明が整備されている
・優先劣後や手数料の確認ポイントが公式内で拾いやすい
・投資家側が比較検証しやすい
SOLSは、公式サイト内に仕組み、FAQ、運営情報、SOLS WALLETの説明が比較的まとまっています。
投資家が見るべき項目が散らばりすぎていないため、初回でも確認しやすいです。もちろん、最終判断は各ファンドの契約書面が優先です。
SOLSのデメリット(注意点)
ポイント
・匿名組合型なので倒産隔離ではない
・SOLS WALLETも元本保証ではない
・借入併用案件は返済順位まで見る必要がある
・入出金手数料と解約条件で実質利回りが変わる
・超高利回りを狙うサービスではない
匿名組合型なので倒産隔離ではない
ポイント
・投資家は不動産の所有権を直接持たない
・運営会社の信用リスクが残る
・長期案件ほど運営会社の財務確認が重要
SOLSの通常ファンドは匿名組合型が中心です。投資家は不動産そのものを直接所有するのではなく、運営会社の不動産事業に出資します。そのため、対象物件が良く見えても、運営会社の倒産リスクや事業継続リスクは残ります。
SOLS WALLETも元本保証ではない
ポイント
・出入れ自由でも預金ではない
・預金保険の対象ではない
・不動産事業の損益に影響される
SOLS WALLETは便利な商品ですが、「いつでも出し入れしやすい」と「元本が安全」は同じではありません。出資対象は不動産事業であり、事業環境や運営会社の信用状況によっては元本割れの可能性があります。
借入併用案件は返済順位まで見る必要がある
ポイント
・借入が入ると金融機関の返済が優先されやすい
・優先劣後だけではリスクを見切れない
・担保、借入割合、返済条件を合わせて確認
SOLSの案件には借入を併用するものがあります。借入を使えば自己資金効率は上がりますが、投資家から見ると返済順位や担保の見方が複雑になります。優先劣後比率だけで安全性を判断せず、借入額、評価額、賃料、出口価格をセットで見る必要があります。
入出金手数料と解約条件で実質利回りが変わる
ポイント
・振込手数料は原則投資家負担
・GMOあおぞらネット銀行同士なら手数料を抑えやすい
・少額投資では手数料の影響が大きい
公式FAQでは、振込手数料は投資家負担と案内されています。一方で、SOLS側の口座はGMOあおぞらネット銀行であり、同銀行同士なら手数料を抑えやすいと案内されています。少額投資では入出金手数料が利回りを削るため、口座環境も含めて判断したいです。
超高利回りを狙うサービスではない
ポイント
・利回りは5%台中心
・高利回りキャンペーン狙いの人には物足りない可能性
・安全寄りに見ても元本保証ではない
SOLSは、年利10%超の案件を次々狙うタイプのサービスではありません。中利回りで本業と近い不動産を見たい人向けです。利回りが控えめに見えても投資リスクは残るため、低リスク商品と決めつけないことが大切です。
怪しい / 危ないと言われる理由
SOLSが怪しいと言われる場合、主な理由はサービス自体が不透明というより、不動産クラウドファンディング特有のリスクと、SOLS WALLETの使いやすさが混ざって見えることにあります。
出入れ自由という表現が預金のように見えやすい
ポイント
・SOLS WALLETは便利だが投資商品
・元本保証、預金保険、銀行預金とは違う
・利便性と安全性を混同しない
SOLS WALLETは、通常の不動産クラウドファンディングより資金を動かしやすく見えます。しかし、実態は不動産事業への出資です。出し入れのしやすさだけで銀行預金の代替と見るのは危険です。
匿名組合型で運営会社リスクが残る
ポイント
・不動産の所有権は投資家にない
・運営会社の財務や管理体制を見る必要がある
・物件が良くても会社リスクは別に残る
匿名組合型は、多くの不動産クラウドファンディングで採用されている形です。ただし、倒産隔離がある商品ではありません。SOLSを見るときも、個別物件と運営会社の財務は別々に確認する必要があります。
借入併用で安全性の見方が複雑になる
ポイント
・借入がある案件では返済順位を見る
・劣後出資だけで安全とは言えない
・評価額、借入、賃料、出口をまとめて確認
借入を併用した案件は、不動産価格が下がったときの損失吸収の見方が複雑になります。劣後出資比率があること自体はプラスですが、借入金との関係まで見ないと投資家の実質的なリスクは読み切れません。
SOLSの口コミ・評判
SOLSの口コミを見るときは、SNS上の短い感想だけで判断するより、何を評価しているのかを分けて読む方が有益です。
良い評判で見られやすい点
ポイント
・SOLS WALLETの使いやすさ
・5%台中心で極端すぎない利回り
・一棟マンション中心で内容を確認しやすい
良い評判としては、SOLS WALLETの利便性、通常ファンドの中利回り、対象不動産のわかりやすさが挙がりやすいです。特に、通常ファンドに申し込むまでの待機資金をどう置くか悩む人には、SOLS WALLETは目に留まりやすい商品です。
慎重派が気にしやすい点
ポイント
・SOLS WALLETの元本保証なし
・借入併用案件の返済順位
・匿名組合型の運営会社リスク
慎重派が気にするのは、便利さの裏にある投資リスクです。SOLS WALLETも通常SOLSも、不動産事業への出資である点は同じです。利回りや利便性だけでなく、契約形態とファンドごとの資金構成を確認したいです。
口コミの読み方
ポイント
・使いやすさの口コミと安全性の口コミを分ける
・利回り評価は手数料と拘束期間込みで見る
・最終判断は契約書面と公式情報で行う
口コミは利用感を知るには役立ちますが、投資判断の根拠としては不十分です。SOLSは商品ラインが複数あるため、「SOLS WALLETの話なのか」「通常ファンドの話なのか」を分けて読む必要があります。
運営会社の会社概要 / 信頼性
ポイント
・運営会社は株式会社不二興産
・本業は収益不動産の買取・再生・販売・管理・コンサルティング
・SOLSは本業と近い収益不動産を小口化する導線
・大手親会社の信用ではなく、不二興産本体の事業力と財務を見るタイプ
・不動産特定共同事業の第1号・第2号許可を持つ
| 会社名 | 株式会社不二興産 |
| 所在地 | 名古屋市西区南川町227番地 |
| 代表者 | 代表取締役 猪子能史 |
| 設立 | 2000年8月 |
| 資本金 | 1億円 |
| 主な事業 | 収益不動産再生、売買、建物管理、コンサルティング、不動産クラウドファンディング |
| 宅建業免許 | 国土交通大臣(3)第8892号 |
| 不動産特定共同事業 | 第1号事業・第2号事業 / 愛知県知事 第4号 |
不二興産は収益不動産の再生会社
ポイント
・空室、築古、管理課題のある収益物件を扱う
・買取、再生、販売、管理まで一体で行う
・SOLSの投資対象と本業の距離が近い
不二興産は、収益不動産の再生を軸にした会社です。公式サイトでは、空室が多い、築年が古い、入居者が集まらないといった課題を抱える収益物件を買い取り、物件の特徴と市場ニーズを反映して再生し、市場に送り出す事業を説明しています。SOLSだけを見るとクラウドファンディング会社に見えますが、実態は収益不動産の買取・再生・販売・管理を行う不動産会社です。
管理とコンサルティングが本業を支える
ポイント
・建物管理で空室・修繕・入居者対応を支える
・大家向けコンサルで売却・相続・資産組換えの相談を受ける
・管理・相談は物件仕入れの入口にもなりやすい
不二興産の事業は、単に物件を買って売るだけではありません。建物管理事業では、空室、入居者トラブル、管理会社トラブル、修繕などに対応し、賃貸経営を支える役割を持ちます。コンサルティング事業では、空室の長期化、賃料下落、老朽化、相続、売却、資産組換えなどの相談を受けます。これらは管理収入や相談収入だけでなく、再生できる物件を見つける入口にもなります。
SOLSは本業不動産を投資家資金とつなぐ役割
ポイント
・投資対象は不二興産の得意領域に近い
・物件取得・運用資金の一部を投資家から集められる
・投資家向けの開示により物件説明力も問われる
SOLSは、不二興産の本業から切り離された金融商品というより、収益不動産を扱う会社が、自社の不動産事業と投資家資金をつなぐための仕組みと見ると理解しやすいです。投資家から見ると、運営会社が普段から扱っている不動産の延長線上で案件を見られる点はプラスです。一方で、ファンドは匿名組合型であり、不動産の所有権は投資家に移らないため、会社リスクは残ります。
信頼性は免許・本業・財務を分けて見る
ポイント
・免許や許可は事業を行うための前提条件
・本業とファンド領域が近い点は評価材料
・資産保有型の財務なので負債・資金繰りも確認
不二興産は宅建業免許と不動産特定共同事業の第1号・第2号許可を持っています。これはSOLSを運営するうえで重要な前提です。ただし、免許や許可は元本保証ではありません。信頼性を見るときは、許可の有無、本業との整合性、決算の負債水準、個別ファンドの借入・評価額・劣後比率を分けて確認する必要があります。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・不二興産の収益源は売却差益、賃料、管理、コンサルティングに分かれる
・中心は課題のある収益不動産を仕入れ、改善し、売却・管理するモデル
・SOLSは物件取得・運用の資金調達と投資家接点を担う
・正確な収益構成比は決算公告だけでは不明
・空室、修繕費、金利、出口売却の悪化が苦しい局面

仕入れ:課題物件を買えるかが入口
ポイント
・空室や老朽化などの課題物件を探す
・年間4,500件以上の物件情報を集めると案内
・仕入れ価格が高すぎると再生後の利益が薄くなる
不二興産の本業では、まず収益不動産の仕入れが重要です。公式サイトでは、空室が多い、築年が古い、入居者が集まらないといった課題物件を買い取り、年間4,500件以上の物件情報が集まると案内しています。再生事業は仕入れが高すぎると後工程で挽回しにくいため、どれだけ良い条件で物件を取得できるかが利益の入口になります。
再生:空室改善・修繕・賃料見直しで価値を上げる
ポイント
・リノベーションや設備更新で物件価値を改善
・賃料、稼働率、修繕費の見直しが重要
・改善できなければ売却益も賃料収益も弱くなる
仕入れた物件は、空室改善、修繕、設備更新、賃料設定の見直しなどで収益性を高めます。SOLSの案件でも、一棟マンションの賃料収入を分配原資にする見方が出てきます。つまり、不二興産の管理・改善力は、ファンドの賃料原資や出口価格にも関係します。
売却:再生後の出口で資金を回収する
ポイント
・再生後の売却差益が大きな収益源になりやすい
・売却市況が悪いと在庫保有が長引く
・借入を使うほど金利負担も効きやすい
再生後の物件を売却できれば、売却差益が収益になります。逆に、売却市況が悪くなると、物件を長く保有する必要が出ます。その間も借入金利、固定資産税、修繕費、管理費は発生するため、資金繰りや利益率に影響します。SOLSの通常ファンドでも、出口価格や売却時期は重要な確認ポイントです。
管理・コンサル:継続収益と案件発掘の両面がある
ポイント
・建物管理は入居付け・修繕・トラブル対応を担う
・コンサルは相続・売却・資産組換えの相談に近い
・管理先や相談先が将来の仕入れ候補にもなり得る
建物管理とコンサルティングは、売買ほど大きな利益を一度に生むとは限りませんが、継続的な収益や案件発掘につながる領域です。大家向けの相談から売却ニーズを把握し、管理で物件状態を理解し、必要に応じて買取・再生へつなげられる点が、不二興産の本業の強みと考えられます。
SOLSの役割:資金調達と投資家接点
ポイント
・本業で扱う収益不動産を小口化しやすい
・自己資金・借入だけに頼らない資金調達手段になる
・投資家向けの情報開示がブランド接点になる
SOLSは、不二興産にとって本業不動産の資金調達手段のひとつと見られます。投資家資金を組み込むことで、自己資金や借入だけに頼らず物件を運用しやすくなります。一方で、投資家向けに物件情報やリスクを開示する必要があるため、事業者としての説明力も問われます。
苦しい展開:空室・修繕・金利・出口の同時悪化
ポイント
・空室増で賃料原資が弱くなる
・修繕費増で再生コストが膨らむ
・金利上昇や売却市況悪化で資金回収が遅れる
このモデルが苦しくなるのは、空室が増え、修繕費が想定以上にかかり、金利が上がり、売却市況も弱い局面です。賃料収益で耐えられる物件なら時間をかけられますが、借入負担が重いと長期保有は資金繰りを圧迫します。SOLSで投資する場合も、利回りだけでなく、物件の稼働、借入、評価額、出口、運営会社の財務を合わせて見る必要があります。
不二興産の決算 / 財務レポート
ポイント
・直近3期はいずれも最終黒字
・営業収益は2024年に落ちた後、2025年に回復
・資産保有型のため総資産と負債が大きい
・2025年6月期の自己資本比率は約19.9%
・SOLS関連の依存度は決算公告だけでは切り分け不可
| 項目 | 第23期 / 第24期 / 第25期 |
| 営業収益 | 7,955百万円 / 6,237百万円 / 7,923百万円 |
| 営業利益 | 406百万円 / 255百万円 / 381百万円 |
| 当期純利益 | 192百万円 / 90百万円 / 101百万円 |
| 総資産 | 6,157百万円 / 5,647百万円 / 6,403百万円 |
| 負債合計 | 4,937百万円 / 4,394百万円 / 5,126百万円 |
| 純資産合計 | 1,220百万円 / 1,253百万円 / 1,277百万円 |
| 自己資本比率 | 約19.8% / 約22.2% / 約19.9% |
| 固定負債 / 負債合計 | 約57.0% / 約67.0% / 約67.6% |
営業収益は売却タイミングで振れやすい
ポイント
・営業収益は2024年に減少、2025年に回復
・収益不動産の売買・再生モデルは単年で振れやすい
・黒字継続はプラスだが、売上の波は前提に見る
営業収益は第23期7,955百万円、第24期6,237百万円、第25期7,923百万円です。2024年に落ち込んだ後、2025年に戻しています。収益不動産の仕入れ・再生・売却を行う会社は、物件売却のタイミングで売上が大きく動きやすいため、単年だけで良し悪しを決めるより、複数期で見る方が自然です。
利益は黒字だが、利益率は高くない
ポイント
・営業利益は406百万円、255百万円、381百万円
・当期純利益は192百万円、90百万円、101百万円
・営業利益率はおおむね4〜5%台
3期連続で黒字を維持している点は評価できます。一方で、営業収益に対する営業利益率はおおむね4〜5%台で、非常に高い利益率というより、在庫・管理・修繕・借入コストを背負いながら利益を残している形です。売却単価や金利、修繕費が悪化すると、利益は圧迫されやすい構造です。
貸借対照表は資産保有型で、負債も厚い
ポイント
・2025年6月期の総資産は6,403百万円
・負債合計は5,126百万円
・固定負債比率が高く、長期資金で不動産を保有する構造
第25期の総資産は6,403百万円、負債合計は5,126百万円、純資産は1,277百万円です。自己資本比率は約19.9%で、負債のうち固定負債の割合も約67.6%あります。これは収益不動産を保有・再生する会社らしい構造ですが、投資家目線では、売却環境が悪化したときに在庫と借入を抱え続けられるかを見たいです。
SOLSへの依存度は決算公告だけでは切り分けできない
ポイント
・SOLS単体の売上や預り金は決算公告だけでは不明
・通常ファンドとSOLS WALLETの影響も分解不可
・個別ファンドの書面と会社全体の財務を分けて確認
現時点で確認できる決算公告だけでは、不二興産全体のうちSOLSがどれだけ売上・負債・資金繰りに影響しているかは切り分けできません。そのため、会社全体の決算は運営会社リスクを見る材料であり、個別ファンドの安全性を直接証明するものではありません。SOLS WALLETも便利さだけでなく、運営会社リスクを含めて見たいです。
投資家として見るべきポイント
ポイント
・黒字継続はプラス
・資産保有型なので負債と資金繰りを見る
・売却市況・空室・修繕・金利に弱くなりやすい
不二興産の決算は、黒字が続いている点はプラスです。ただし、収益不動産を持って回す会社なので、負債が厚く、売却環境や金利の影響を受けます。SOLSに投資するなら、運営会社の黒字だけで安心せず、個別ファンドの物件価格、賃料原資、借入、劣後比率、出口を合わせて見るのが現実的です。
SOLSの実績
ポイント
・通常SOLS 18件を集計
・想定利回りは平均・中央値ともに5.1%
・運用期間は平均5.48ヶ月、中央値5.9ヶ月
・SOLS αとSOLS WALLETは商品性が違うため別扱い
| 集計対象 | 通常SOLS 18件(SOLS α、SOLS WALLETは除外) |
| 平均利回り / 中央値 | 5.1% / 5.1% |
| 最低 / 最高利回り | 3.0% / 7.0% |
| 平均運用期間 / 中央値 | 5.48ヶ月 / 5.9ヶ月 |
| 最多利回り帯 | 5%台 |
| 最多運用期間帯 | 3〜6ヶ月未満 |
利回り分布
ポイント
・5%台が9件で最多
・4%台が4件、6%台が3件
・高利回り一本勝負ではなく中利回り中心

通常SOLSの利回り分布を見ると、5%台が中心です。年利10%超を狙うタイプではなく、一棟マンションなどの収益不動産を中利回りで見るサービスと考えた方が近いです。
運用期間分布
ポイント
・3〜6ヶ月未満が10件で最多
・6〜9ヶ月未満も5件
・短中期で資金を回しやすい一方、償還時期は案件ごとに確認

運用期間は3〜6ヶ月未満が多く、比較的短中期で回しやすい傾向があります。ただし、予定通り償還されるかは賃料、売却、借入、物件管理に左右されます。期間だけでなく、分配原資と出口も合わせて確認したいです。
キャンペーン情報
SOLSのキャンペーン情報
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SOLSのキャンペーン情報!
登録〜出資までの流れ
SOLSの登録から出資までは、一般的な不動産クラウドファンディングと近い流れです。出資前には、ファンドページだけでなく契約書面を必ず確認してください。
STEP1. 無料会員登録をする
ポイント
・メールアドレスや基本情報を登録
・登録条件は公式FAQを確認
・20歳以上、日本国内居住などの条件に注意
まずは公式サイトから会員登録を行います。登録できる人の条件は公式FAQで案内されているため、年齢、居住地、本人確認条件を確認します。
STEP2. 投資家情報と本人確認を行う
ポイント
・氏名、住所、投資経験などを入力
・本人確認書類を提出
・審査完了後に投資可能
投資家登録では、本人確認と適合性確認が必要です。投資経験や資産状況の入力は、投資家保護のための確認でもあります。
STEP3. ファンド詳細と契約書面を確認する
ポイント
・利回り、期間、分配原資を確認
・優先劣後、借入、評価額を見る
・SOLS WALLETは通常ファンドと分けて読む
ファンドを選ぶときは、利回りだけでなく、対象不動産、運用期間、劣後比率、借入、分配原資、出口を確認します。SOLS WALLETは通常ファンドとは商品性が違うため、書面を分けて読みます。
STEP4. 入金して応募する
ポイント
・振込手数料は原則投資家負担
・GMOあおぞらネット銀行を使うと手数料を抑えやすい
・少額投資では手数料影響を確認
入金時の振込手数料は投資家負担です。SOLS側の口座がGMOあおぞらネット銀行であるため、同銀行を使うと手数料面で有利になりやすいです。
STEP5. 運用開始後は分配・償還を待つ
ポイント
・運用中は定期的に状況を確認
・分配予定日、償還予定日を見る
・変更通知やお知らせも確認
運用開始後は、分配・償還を待つだけでなく、公式のお知らせやマイページの情報も確認します。不動産市況や運用状況によって予定が変わる可能性もあります。
FAQ
Q1. SOLSは元本保証がありますか?
ありません。SOLSは不動産クラウドファンディングであり、対象不動産の価格下落、賃料下落、売却遅延、運営会社倒産などにより元本割れの可能性があります。
Q2. SOLS WALLETは銀行預金の代わりになりますか?
銀行預金の代わりとして見るのは危険です。出入れ自由形式として案内されていますが、投資対象は不動産事業であり、元本保証や預金保険の対象ではありません。
Q3. 入出金手数料はかかりますか?
公式FAQでは振込手数料は投資家負担と案内されています。一方で、SOLS側の口座はGMOあおぞらネット銀行であり、同銀行同士なら手数料を抑えやすいです。
Q4. SOLSはどんな人に向いていますか?
5%台前後の中利回りを狙いながら、対象不動産、借入、優先劣後、運営会社の財務を確認できる人に向いています。
Q5. SOLSで特に注意したいことは何ですか?
SOLS WALLETを預金感覚で見ないこと、匿名組合型の運営会社リスクを理解すること、借入併用案件では返済順位まで見ることです。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングは、各社の募集タイミングが重なりやすく、良い案件ほどすぐに埋まりやすいです。投資予定を管理したい方は、当サイトの利回りカレンダーも活用してください。
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの貸付投資系の「年利・投資期間・先着募集の有無」が1目でわかる
・Googleカレンダーに登録するだけで設定完了(自動更新)
・複数社のファンドをまとめて把握できる
まとめ
ポイント
・SOLSは通常ファンドの中利回りとSOLS WALLETの利便性が特徴
・通常ファンドは一棟マンション中心で、価格妥当性を確認しやすい
・不二興産の本業とファンド対象が近い点はプラス
・ただし匿名組合型で倒産隔離ではなく、SOLS WALLETも預金ではない
SOLSは、派手な高利回りよりも、5%台中心の通常ファンドとSOLS WALLETの利便性を組み合わせて考えるサービスです。不二興産の本業は収益不動産再生・管理に近く、ファンド対象との整合性はあります。
ただし、SOLS WALLETを銀行預金のように扱うのは避けたいです。通常ファンドでもSOLS WALLETでも、投資先は不動産事業であり、匿名組合型では運営会社リスクが残ります。SOLSを使うなら、利回り、期間、借入、優先劣後、評価額、運営会社の財務をセットで確認しましょう。







