オルタナティブ投資をわかりやすく解説!
個人でできる運用会社は?
オルタナティブ資産を持つ意味を解説しています。
またハーバード大学などの資産ポートフォリオ例を真似する考察。
実際に少額からオルタナティブ資産に投資する考察を解説しています。
この記事でわかること
・オルタナティブ投資とは?
・オルタナティブ投資の目的
・オルタナティブ投資のメリット
・オルタナティブ投資のリスク
・オルタナティブ投資の今後の展開
→ハーバード大学のポートフォリオから学ぶ
・個人で始められる運用会社
・年利6%以上のファンドに安定投資する秘訣
オルタナティブ投資とは?
オルタナティブ投資とは
・株式や債券といった代表的な投資以外の方法
・必要最低投資額は一般的に高額
・多くは非流動的な資産
・分散投資効果が高い特徴
オルタナティブ投資とは『上場株式や債券といった伝統的資産と呼ばれるもの以外の新しい投資対象や投資手法』のことを指します。
積極的にポートフォリオに組み入れることで、リスクを分散させつつ、ポートフォリオ全体のリターンをあげることができると言われています。
しかし基本的にこれらの投資は『最低投資額が高額』『流動性が少ない』などの特徴を持つことが多いです。
オルタナティブ資産には上図のように様々なものがあります。
一般的に上場株式や債券といった伝統的な資産と異なる値動きをするため、『分散投資効果を得やすい』特徴があります。
本記事では一部の富裕層しか投資できなかった、オルタナティブ資産に小口で投資できるできる場所の紹介もしていきます。
代表的なオルタナティブ資産の種類を見ていきましょう!
また、少額でオルタナティブ投資をする方法も記載しています。
少額からオルタナティブ資産に投資する方法は
オルタナバンクで少額投資可能!
オルタナバンク公式HPはこちら
またオルタナバンクの特徴や過去実績を解析した記事もあります!
オルタナバンクの詳細記事はこちら
オルタナティブ投資の種類
上記で紹介したオルタナティブ資産には、PEやプライベートデッドなど聴きなれない単語もあったのではないでしょうか?
オルタナティブ資産の種類について軽く説明しておきます。
不動産
不動産関連の投資商品は、不動産投資信託(REIT)や国内外のREITに投資する投資信託、不動産クラウドファンディングなどの金融商品と、現実の土地や建物を直接保有・運用することで構成されます。不動産市場への投資や収益を追求する手段です。
PE(プライベートエクイティ)
証券取引所で売買できない未公開株のことです。
企業の非公開の株式や出資権を取得し、数年後に売却や株式公開を通じて投資利益を得ることを目指します。
VC(ベンチャーキャピタル)
PEと同じく証券取引所で売買できない未公開株のことです。
VCの方は、1つのファンドでより小さい複数の会社に投資することが多いです。
ヘッジファンド
多様な投資戦略を用いて高いリターンを追求する投資ファンドです。
あらゆる商品の値動きを予測して、プロが運用する商品になります。
プライベートデッド
非公開の企業や個人に対して行われる債権投資のことです。
投資家は融資や債券の形で資金を提供し、債務者からの利息や元本の返済を受け取ります。
インフラ
鉄道や空港、発電所などの社会インフラに投資するファンドです。
これらの商品は比較的暴落に強い特徴があります。
天然資源(コモディティ)
石油、天然ガス、金属、農産物などが天然資源に対して投資を行います。
政治的な要因によって影響を受ける可能性がある一方、株式と異なる値動きをする可能性が高いです。
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オルタナティブ投資の目的
オルタナティブ投資の目的
・分散投資効果を得て、利回りを安定させる
オルタナティブ投資の目的は『分散投資効果を得て、利回りを安定させる』に尽きます。
今までは『国内外の株式と債券といった伝統的資産での運用が主流』でした。
しかし、リーマンショック以降は株も債券も同時に暴落することが多く通用しなくなってしまいました。
マーケットに依存しない新しい投資先としてオルタナティブ資産が注目されています。
オルタナティブ投資のメリットやリスクも併せて解説しておきます!
オルタナティブ投資のメリット
メリット
・分散投資効果を得やすい
・高いリターンが期待できる
・急激な変動の影響を受けにくい
・インフレヘッジ効果がある
・少額からでも投資できる
・市場にあまり出回っていない資産に投資ができる
分散投資効果を得やすい
ポイント
・マーケットに依存しない新しい投資先
・株や債券とは違い値動きに期待
一番の効果はやはり分散投資効果になります。
異なる値動きをする商品を積極的にポートフォリオに組み入れることで、リスクを分散させつつ、ポートフォリオ全体のリターンをあげることができると言われています。
高いリターンが期待できる
ポイント
・利回りは高い傾向にある
・流動性や換金性には難がある
一般的に伝統的資産に比べて流動性や換金性が低い一方、利回りが高いと言われています。給料・賞与などの返済する必要のないお金で投資することで、定期預金などと比較して高いリターンが期待でき、将来のための資産形成につなげることができます。
急激な変動の影響を受けにくい
ポイント
・株式や債券とは違う値動き
・暴落時のリスク低減
オルタナティブ投資は、株式や債券など“伝統的資産”とは異なる値動きをする資産が多いため、株価が暴落した際のリスクを低減できます。株式市場が下落している、もしくは低迷している局面などでも利益を狙うことができます。
インフレヘッジ効果がある
ポイント
・インフレに強い
・下落相場に強い
オルタナティブ投資の投資対象の中には、「インフレに対して強い」「下落局面に抵抗力がある」などの特徴を持つものが多くあるため、ポートフォリオの一部をオルタナティブ投資にすることでリスクヘッジにつながり、⾧期的な資産形成につながります。
少額からでも投資できる
ポイント
・昔は◯億規模の投資案件のみだった
・近年ではクラウドファンディングを使用して少額からアクセス可能に
不動産などの実物資産への投資には多額の資金が必要になりますが、オンラインのクラウドファンディングなどを活用すると、個人の投資家でも少額から投資を行うことができます。
市場にあまり出回っていない資産に投資ができる
ポイント
・昔は富裕層の間でのみ取引されていた
・近年は個人でも投資可能
個人の投資家では手を出しにくい非上場株式や金銭債権など、市場に出回らない資産にも投資することができます。
とはいえクラウドファンディングでは不動産の割合が高くなりがちな傾向にあるので、注意が必要です。
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オルタナティブ投資のリスク
リスク
・日本では世界のオルタナティブ商品にアクセスしにくい
・不動産などの特定の業種に偏りやすい
日本では世界のオルタナティブ商品にアクセスしにくい
ポイント
・日本国内のものが投資金額に選ばれやすい
個人がオルタナティブ資産に気軽にアクセスしようとすると、どうしてもクラウドファンディングなどに頼ることになります。
基本的に国内事業者を使用することになるので、海外のオルタナティブ資産にアクセスするのが難しい現状があります。
数少ない海外案件を受注している会社をご紹介します。
不動産などの特定の業種に偏りやすい
ポイント
・不動産クラファンが多い
・太陽光が多い
クラファン事業者には『不動産』『太陽光』の事業がかなりの割合を占めています。
もちろんこれらのセクターに投資するのも大事ですが、多すぎるので偏りがちです。
そのため、いろんなセクターにバランス良く投資する力が求められます。
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オルタナティブ投資の今後の展開
今後の展開予測
・巨大会社のオルタナティブ資産の比率は増大する
・既に一部の資産運用会社では比率が上昇してきてる
リーマンショック以降の債券が株式のリスクヘッジにならない相場では、オルタナティブ資産の価値は上昇してきています。
実際に巨大の資産運用会社のオルタナティブ資産の比率は確実に上昇してきています。
今後は個人投資家が気軽にアクセスできるようになってくるため、さらにオルタナティブ資産が身近なものになるかと思います。
実際にハーバード大学やイェール大学などの運用機関のオルタナティブ資産比率は上がってきています。
ハーバード大学の例を見ていきましょう。
オルタナティブ投資の成功例:ハーバード大学
「オルタナティブ投資」を活用している成功例として、世界屈指の名門校・ハーバード大学が挙げられます。
ハーバード大学には、卒業生たちから年間 1,000 億円以上の寄付金が集まり、それを独自の資産運用会社が運用しています。
ポイント
・運用会社設立以来の平均利率は約11%
・資産の74%が「オルタナティブ投資」
2021年6月30日時点の残高は532億ドルもあり、運用会社設立以来の平均利率は約11%となっています。
右肩上がりに資産が増えており、ハーバード大学の資産比率を真似することには意味があるかと思われます。
そのハーバード大学が公開している2021年度の資産比率をみていきます。
すると、資産の74%が「オルタナティブ投資」に振り分けられています。
(2018年の時点では58%のみでした)
他の運用機関の資産比率もオルタナティブ資産の比率が増加傾向にあります。
具体例としては、イェール大学基金では
『2001年:58%』→『2020年:73%』
というような増加をしていました。
少額からオルタナティブ資産にアクセスできるので、個人でも真似できるようになりました。
個人で世界のオルタナティブ資産にアクセスできる会社をご紹介します。
個人で始められる運用会社
オルタナティブ資産にアクセスできる会社は『不動産』『太陽光』などを含めるとたくさんあります。
今回はその中でも『世界中のオルタナティブ資産に』投資できる会社を紹介します。
僕自身は不動産など含め、年利6%以上のファンドに安定して投資しています。
その方法もこの後に合わせて解説しておきます。
オルタナバンク
ポイント
・オルタナバンクなら世界の資産に投資可能
・偏りがちな不動産や太陽光以外に投資できる
・毎週金曜に高利回りファンド発売
サービス名 | AlternaBank (オルタナバンク) |
社名 | SAMURAI証券株式会社 |
代表取締役 | 山口 慶一 |
本店所在地 | 東京都港区赤坂2丁目17番46号 グローヴ4階 |
利回り実績 | 中央利回り約6% *2023/1月時点 *直近50件のファンドから抽出 |
公式サイト | AlternaBank公式HP |
直近ファンド50件の中央利回りは約6%とかなり高い水準のファンドを出しており、投資期間も短めのファンドが多いです。
またファンド組成回数が非常に多いことでも有名で、とりあえず登録しておけば利回り6%以下のファンドに投資することはなくなるかと思います。
最大の特徴として、他のクラファンにはない『金銭債権』『PE(プライベートエクイティ)』などに資産分散できる特徴があります。
億単位の金額が集められるオルタナバンクだからこそできる投資案件かと思います。
不動産は不動産クラファン会社を使えば簡単に投資できるけど、債券などはなかなか難しいからね。
僕もオルタナバンクは愛用しています。
年利6%以上のファンドに安定して投資する方法
じぇいが投資したい案件
・利回りは6%以上の案件
・投資期間はできれば12ヶ月以下の案件
上記の条件を中心に投資しています。
こういった不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングは激アツ案件以外はスルーして、美味しいところだけ食っていくのがじぇいのスタイルだね。
ただし上記の条件のような激アツ案件は出現確率が少ないのも事実だね。
それでも投資できる理由は複数のクラウドファンディング会社を常にチェックしているからだね。
毎日ファンド情報見ている時間がない!という声をお聞きしたので、、
googleカレンダー上で、じぇいが監視している会社のファンド情報が自動更新+一括管理できる「利回りカレンダー」というツールを作りました!
まとめ
まとめ
・株式や債券以外の資産のこと
・資産分散することで暴落対策になる
・オルタナティブ資産には少額で投資できる
・ポートフォリオに組み入れる機関が増えている
・じぇい自身は複数のクラファン会社を使っている
昔は一部の富裕層などしか投資できなかったオルタナティブ資産ですが、近年はクラウドファンディングの台頭によって個人でも少額で始めることができるようになりました。
是非ポートフォリオの一部にオルタナティブ資産を組み入れてみてはどうでしょうか?
毎日ファンド情報見ている時間がない!という声をお聞きしたので、、
googleカレンダー上で、じぇいが監視している会社のファンド情報が自動更新+一括管理できる「利回りカレンダー」というツールを作りました!
本記事はハーバード大学の記事をもとに記載しています
出典:https://www.hmc.harvard.edu/