LIFULL 不動産クラウドファンディングの評判!実績も解析!
LIFULL 不動産クラウドファンディングの評判は?
既存の不動産クラファンサービスとは切り口が大きく違います。
既存サービスとの違いから特徴やリスクまで解説します。
また運営元の解析や投資したい案件の特徴を記載しています。
この記事でわかること
・LIFULL 不動産クラウドファンディングとは?
・メリットや特徴
・デメリットとリスク
・投資したいファンド条件
・LIFULL 不動産クラウドファンディングのファンド実績
・怪しい・怪しいの評判はある?
・キャンペーン情報
LIFULL 不動産クラウドファンディング
サービス名 | LIFULL 不動産クラウドファンディング |
社名 | 株式会社 LIFULL Investment *上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社 |
代表取締役 | 市川 和也 |
本店所在地 | 東京都千代田区麹町一丁目4番地4 |
利回り実績 | 予定年利5.5% *実績が上がり次第更新予定 |
公式サイト | 公式HPはこちら |
LIFULL 不動産クラウドファンディングは、上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社のLIFULL Investmentによって運営される、不動産事業に小口投資ができる投資プラットフォームです。
既存の不動産クラウドファンディングサービスとは切り口が少し異なり、複数の不動産特定共同事業者が運営するファンドへの投資機会を提供します。
複数の不動産特定共同事業者が運営するファンドへの投資機会ってわかりにくいですね。
これについて深掘りもしていきます。
既存の不動産クラファンサービスとの違い
ポイント
・目指しているのは複数の不動産特定共同事業者が運営するファンドへの投資機会
・ワンストップで少額分散投資
LIFULL 不動産クラウドファンディングが目指しているのは、複数の不動産特定共同事業者が運営するファンドへワンストップで少額分散投資できるプラットフォームです。
既存のサービスで分散投資するには、『A社』『B社』『C社』と複数の不動産クラファン会社に登録する必要がありましたが、このプラットフォームを用いれば『D社』『E社』『F社』のファンドにアクセスすることができます。
既存会社のファンド組成イメージとLIFULL 不動産クラウドファンディングのファンド組成イメージを図とともに説明していきます。
その前に不動産クラファンの大きな括りの話を頭に入れてください。
不動産クラファンサービス会社の多くは上記の画像の仕組みで動いています。
『1号&2号の免許での第1号事業』『3号&4号の免許での特例事業』で行われることが多いです。
実際に『1号&2号の免許』『3号&4号の免許』をセットで取得している会社がほとんどです。
既存の不動産クラファン会社のファンド組成イメージ
ポイント
・資金を集めるプラットフォーム運営と不動産取引会社が同じ
・違うとしても毎回同じ事業者に委託している
既存のサービスの多くは
・資金を集める不動産クラファンサービス運営
・実際に不動産売買などをする会社
が同一であることが多いです。
違うとしてもグループ会社であったり、毎回同じ事業者に委託するような内容のことが多いです。
つまり1社で不動産クラファン運用すると最終的な資金の集まる場所が同じになるので、分散効果が計れません。
不動産クラファン投資家の多くは
『複数社に分散することで倒産リスクを減らしたり、いろんな物件に投資する』
ということをしています。
つまり、『A社』『B社』『C社』・・・と何個もアカウント開設している人が多いと思います。
そこを改善していくのが今回のLIFULL 不動産クラウドファンディングです。
LIFULL 不動産クラウドファンディングのファンド組成イメージ
ポイント
・資金を集めるプラットフォームがLIFULL 不動産クラウドファンディング
・不動産売買など行う1号3号は複数の事業者
今回のLIFULL 不動産クラウドファンディングでは
・資金を集めるプラットフォームがLIFULL 不動産クラウドファンディング
・不動産売買など行う1号3号は複数の事業者
となりファンド運営を行なっていくことになるかと思われます。
実際にHP上にも下記図のような掲載となっています↓
つまり、LIFULL 不動産クラウドファンディングサービスからワンストップでさまざまな企業が運営する不動産ファンドに投資できるようになります。
かなり不動産クラファン業界でも革新的なサービスですし、事業者分散がこれまで以上に簡単に行えるようになります。
*LIFULL Investmentも1号の免許は持っているので、ファンド運営を行うこともあるかも
LIFULL 不動産クラウドファンディングの特徴
こちらについてはファンド数が増え次第さらに内容を厚くする予定です!
特徴(メリット)
・複数の事業者に分散投資できる
・厳選された優良ファンド
・出資ファンドごとの特典も
・優先劣後方式
・上場企業グループである
・SPCで倒産隔離されている案件も
・募集目標額が未達での中止が起こりにくい
複数の事業者に分散投資できる
ポイント
・複数の事業者に分散投資できる
・革新的なサービス
既存の不動産クラファンサービスと大きく異なり、ファンドごとに運営事業者が異なるため、投資先を分散することで、複数のサービスに登録せずともリスク分散が可能となっています。
ワンストップでさまざまな企業が運営する不動産ファンドに投資できるようになります。
事業者によって得意な案件も異なります。ホテル、ワンルーム、地方創生など。
物件タイプも自然と分散されることになるかと思います!
厳選された優良ファンド
ポイント
・事業者には審査が入る
・不動産会社への長年の融資実績がある
① 対象不動産の評価
投資対象となる不動産の市場評価、商品特性、立地などを踏まえ、価格形成要因と流動性が適正か審査します。事業収益コスト、金利コストやエグジットの場合の延長リスクも勘案し、妥当な評価を下しているかを確認します。
② 事業者の適格性
ファンド運営事業者にその遂行能力があるか、高いコンプライアンス意識があるかを審査します。
・アセットマネジメント業務の遂行能力
・事業の適法性及び社会性
・経営者の法令遵守やリスク管理などに対する意識
・反社会的勢力との関係の有無
③ 利害関係取引の有無
利害関係者との取引の有無、取引が発生する場合の管理体制を審査します。グループ会社間での取引など、利害関係者との取引は利益相反に当たるとして法律上制限されています。
ファンド募集の前には上記のような審査項目でしっかりとファンドを見定めてくれるようです。
LIFULL HOME’Sを運営するLIFULLグループの金融専門会社として、不動産会社への長年の融資実績があります。
実際に事業者側への広告も見ましたが『貴社の経営/財務状況などを審査いたします。』とのことでしたので、事業者の金銭面も精査してくれるようです。
出資ファンドごとの特典も
ポイント
・株主優待のように出資者への特典
*ファンドによって異なります
『出資ファンドによっては、株主優待のように出資者への特典がついている場合も。』という文面が公式HPに用意されています。
もちろんファンドごとに事業者が違うので、ファンドによって異なるかとは思います。
優先劣後方式
ポイント
・優先投資方式
・損失はファンド事業者から受ける
簡単に優先劣後システムを説明すると
何か問題があり投資物件価値が減少した場合「劣後出資者」が先に損失を被り、その後に「優先出資者」が損失を受ける仕組みです。
そのため少しの損失であればファンド事業者が損失を被るだけで投資家が損失を被ることはないということですね。
ただしファンドによって劣後出資比率は変わりますので、ファンドごとの確認は必要です。
また、既存サービスと大きく異なり、劣後出資者はファンド事業者になる可能性が高く、LIFULL 不動産クラウドファンディングではないことは頭に入れておきましょう。
上場企業グループである
ポイント
・東証プライム上場の株式会社LIFULLのグループ会社
・国内最大級規模の不動産ポータルであるLIFULL HOME’Sを運営
LIFULL 不動産クラウドファンディングは、上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社のLIFULL Investmentによって運営されています。
親会社は国内最大級規模の不動産ポータルであるLIFULL HOME’Sを運営しており、そのノウハウを使ってファンド事業者や案件を精査します。
ただし、倒産リスクというのはファンド事業者に依存するので、投資する際はどこがファンド事業者なのかを確認しましょう。
SPCで倒産隔離されている案件も
ポイント
・SPC(特別目的会社)スキーム採用
・企業の倒産リスクから切り離す
*ファンドによって異なります
*3号事業の資格を持つ事業者開催のファンドのみ
ファンド事業者が不動産特定共同事業の3号の許可がある場合はSPCスキームという仕組みでファンドが組成されることがあります。
このようなファンドでは不動産名義が運営会社ではなくSPC(特別目的会社)になっています。
これによって、運営会社と投資家の皆様の資産が切り離され、運営会社が倒産した場合においても投資家の資産は運営会社の倒産手続きに組み込まれないと考えられます。
SPC(特別目的会社)とは
企業が不動産等の特定の資産を会社から切り離し、その資産を利用した事業のためだけに作られる会社(ペーパーカンパニー)です。
特定の資産を運営会社のクレジットから切り離すことで、その資産の価値にのみ依拠して資金調達ができるようになります。
募集目標額が未達での中止が起こりにくい
ポイント
・出資進捗率次第では共同出資
・募集目標額が未達で中止にならないよう努める
『募集目標額が未達でプロジェクトの実施が中止にならないよう努めます。』と公式HP上に記載されています。
出資進捗率次第では、共同出資という形でファンドを成立させることもあるようです。
LIFULL 不動産クラウドファンディングのデメリット
デメリット
・元本割れリスクはある
・すぐに換金できない
・入金手数料がかかる
・先入金制の会社
・ファンド事業者が複数あるので精査が必要
・LIFULL 不動産クラウドファンディングは損失を被らない案件がある
元本割れリスクはある
ポイント
・元本保証があるわけではない
LIFULL 不動産クラウドファンディングが固い案件を目指していると言っても、元本保証はありません。
しかし上記で紹介した通り、「優先劣後構造」「ファンド事業者と案件の精査」などの投資家のリスクを極力下げるように対策が講じられています。
すぐに換金ができない
ポイント
・原則投資期間中の換金はできない
こういったソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングのような投資では、基本的に元本の返還は満期まで受け取れません。そのため長期のファンドはリスクが高く、短期ファンドへの投資をお勧めしています。
やむを得ない事象がある場合は直接連絡する必要があります。
入金手数料がかかる
ポイント
・入金手数料は投資家負担
・出金手数料はLIFULL 不動産クラウドファンディング負担
LIFULL 不動産クラウドファンディングでは入金手数料は投資家負担となっています。
出金手数料はLIFULL 不動産クラウドファンディング負担となっております。
GMOあおぞらネット銀行を使用していますので、同銀行の場合は無料です。
先入金制の会社
ポイント
・投資前にデポジット口座への入金が必要
・入金額以上の投資はできない
不動産クラファンやソシャレンの会社では『ファンド応募後に資金を入金するあと入金制』『ファンド応募前に資金を入れる必要がある先入金制』の会社があります。
ここは『ファンド応募前に資金を入れる必要がある先入金制』となっているため、注意してください。
*抽選案件が多くなりそうなので、資金拘束期間や結局投資できなかったという状況に陥りやすいです。
ファンド事業者が複数あるので精査が必要
ポイント
・案件ごとにファンド事業者が違う
・ファンドごとに事業者の確認が必要
・成立前書面に情報がたくさん載っているはず
ファンドごとに運営事業者が異なるため、事業者の確認作業が毎回必要です。
事業者はLIFULL 不動産クラウドファンディングが精査しているとはいえ、自身でも必ず確認するようにしましょう。
成立前書面などに財務諸表なども載っているはずですし、可能ならキャピタルメインの案件ではアップサイド配当の有無なども確認したいですね。
LIFULL 不動産クラウドファンディングは損失を被らない案件がある
ポイント
・ファンド運営はLIFULL 不動産クラウドファンディングではない
・劣後出資者はファンド事業者
ファンドの運営は毎回異なるファンド事業者になります。
劣後出資者もおそらく同じく、ファンドごとに事業者かと思われます。
劣後出資者はLIFULL 不動産クラウドファンディングではないので、その点は注意しておきましょう。
LIFULL 不動産クラウドファンディングで投資したいファンド条件
投資すべきファンド条件
・利回りはX%以上の案件
LIFULL 不動産クラウドファンディングに関しては複数事業者が参入するため、安全面が高い案件が多くなるのか、利回り重視になるのか不明です。
*いろんなファンドが出てくる可能性が高い
そのため、ファンドごとにリスクリターンをしっかり確認して投資していきましょう!
不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングは激アツ案件以外はスルーして、美味しいところだけ食っていくのがじぇいのスタイルです!
ただし上記の条件のような激アツ案件は出現確率が少ないのも事実だね。
それでも投資できる理由は複数のクラウドファンディング会社を常にチェックしているからだね。
毎日ファンド情報見ている時間がない!という声をお聞きしたので、、
googleカレンダー上で、じぇいが監視している会社のファンド情報が自動更新+一括管理できる「利回りカレンダー」というツールを作りました!
LIFULL 不動産クラウドファンディングの実績
ファンド | 予定年利 | 予定運用期間 |
---|---|---|
1号ファンド | 予定年利5.5% | 予定運用期間22ヶ月 |
危ない・怪しいの評判の真相
googleなどでLIFULL 不動産クラウドファンディングと検査すると「信長ファンディング危ない」「信長ファンディング怪しい」などの予測変換がでてきます。
実際のところLIFULL 不動産クラウドファンディングは怪しいのかを検証していきます。
結論
・LIFULL 不動産クラウドファンディングは健全
正直予測変換に関しては、認知度の低いクラウドファンディング会社は全てでてくるので問題無いかと思います。
LIFULL 不動産クラウドファンディングの運営元の解析を実施してみました。
株式会社LIFULL Investment
LIFULL 不動産クラウドファンディングは株式会社LIFULL Investmentによって運営されています。
東証スタンダード・名証メイン上場している株式会社LIFULLのグループ会社になります。
上場企業グループですので、いまさら詐欺などの可能性は極めて低いと考えられます。
また、LIFULL Investmentの企業情報も載せておきます。
会社名 | 株式会社 LIFULL Investment (英語名称:LIFULL Investment Co., Ltd) |
住所 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町一丁目4番地4 |
代表番号 | 03-6272-3659 (電話受付時間:平日10:00 ~ 18:00) |
設立 | 2012年10月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 市川 和也 |
主要株主 | 株式会社 LIFULL |
資本金 | 211,564千円 (うち資本準備金111,564千円) |
役職員数 | 20名 (役員、非正規雇用者等を含む) ※2024年7月1日現在 |
事業内容 | ファンド運営事業(LIFULL地域創生ファンド)、融資事業(主にLIFULL HOME’S会員向け法人融資)、投資事業(主に地域創生事業への投資)、クラウドファンディング事業 |
適格請求書発行事業者登録番号 | T6010401102116 |
免許など | 貸金業者登録番号:東京都知事(3)第31642号 (登録有効期間:令和5年4月29日~令和8年4月28日)、日本貸金業協会会員第005992号、宅地建物取引登録番号:東京都知事(2)第102210号 (免許有効期間:令和4年6月23日〜令和9年6月22日)、第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第3115号、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会会員:第573号、不動産特定共同事業許可番号:金融庁長官・国土交通大臣 第131号 |
加盟機関 | 指定信用情報機関:株式会社日本信用情報機構(略称:JICC) 〒101-0042 東京都台東区北上野1-10-14 住友不動産上野ビル5号館 0570-055-955、貸金業務にかかる指定紛争解決機関:日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター 〒108-0074 東京都港区高輪3-19-15 0570-051-051 又は 03-5739-3861 http://www.j-fsa.or.jp/personal/contact/index.php、金融商品取引業務にかかる苦情処理措置及び紛争解決措置にかかる機関:特定非営利法人 証券・金融商品あっせん相談センター(略称:FINMAC) 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町二丁目1番1号 第二証券会館 http://www.finmac.or.jp/ |
キャンペーン情報
入会キャンペーンなどお得な情報がある場合はここに表記しておきます。
まとめ
ポイント
・複数の事業者に分散投資できる
・厳選された優良ファンド
・出資ファンドごとの特典も
・優先劣後方式
・上場企業グループである
・募集目標額が未達での中止が起こりにくい
LIFULL 不動産クラウドファンディングは、上場企業の株式会社LIFULLのグループ会社のLIFULL Investmentによって運営される、不動産事業に小口投資ができる投資プラットフォームです。
既存の不動産クラウドファンディングサービスとは切り口が少し異なり、複数の不動産特定共同事業者が運営するファンドへの投資機会を提供します。
毎日ファンド情報見ている時間がない!という声をお聞きしたので、、
googleカレンダー上で、じぇいが監視している会社のファンド情報が自動更新+一括管理できる「利回りカレンダー」というツールを作りました!