※本記事にはPRを含む場合があります。
※COZUCHIは元本や配当を保証する商品ではありません。
COZUCHIの魅力は、TRIADが不動産の権利関係を整えたり、開発・改修したりして価値を高め、売却利益が想定を上回ったときに追加の配当を狙えることです。
一方で、上振れの裏側には、権利調整、開発、売却先の確保など、予定どおり進まない可能性がある作業もあります。
この記事では、公開ファンド、運用実績、LAETOLIとTRIADの役割、TRIADの決算をつなげ、どのような案件なら投資候補にでき、どの条件なら見送るべきかまで整理します。
この記事でわかること
・結論:COZUCHIは上振れの理由まで読める人向け
・直近ファンド情報
・COZUCHIとは
・COZUCHIの仕組み
・COZUCHIの特徴(メリット)
・COZUCHIのデメリット(注意点)
・怪しい・危ないと言われる理由
・COZUCHIの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・TRIAD・LAETOLIの決算 / 財務レポート
・COZUCHIの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:COZUCHIは上振れの理由まで読める人向け
ポイント
・上振れの理由まで読む
・TRIADの作業を確認する
・売却条件で見送る
・1案件へ集中しない

COZUCHIは、表示された想定利回りだけでサービスを選ぶ人より、どの作業で不動産の価値を高め、誰へどのように売却するのかまで確認できる人に向いています。
| 投資候補にしやすい条件 | 見送りたい条件 |
|---|---|
| 利益を生む作業と売却先を説明できる | 高利回りの理由を説明できない |
| 未完了の調整と代替案がわかる | 売却までの前提が多すぎる |
| 運用期間を余裕資金で待てる | 近く使うお金を長く動かせない |
| 劣後出資と損失条件を確認できる | 過去実績だけで安全と判断する |
COZUCHIが公表する運用実績では、運用を終えた131件のうち56件で、実績年利回りが想定を上回りました。
平均想定年利回り7.1%に対し、平均実績年利回りは20.8%です。
リセール募集を含む、公開開始時刻が新しい50件を集計すると、想定利回りの中央値は6.0%、予定期間の中央値は12か月でした。
読み取れるのは、COZUCHIには単純に建物を貸すだけでなく、行政機関・権利者・テナント・買い手などの進捗が期間や売却価格を左右する案件が少なくないということです。
COZUCHIを見るときは、利回りの高さより先に、TRIADが何を整え、どこへ売り、計画が遅れたときに何が残るかを確認します。
更新日:2026/07/03
直近ファンド情報
No.C-145 日本橋箱崎町一棟ホテル
・年利5.5%
・期間1年6ヶ月
・抽選
チャレンジ枠:
2026年7月5日〜7月10日
一般枠:
2026年7月5日〜7月15日
ファンドAI考察記事↓

COZUCHIとは

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | COZUCHI(コヅチ) |
| 運営 | LAETOLI株式会社 |
| 主な案件運用 | TRIAD株式会社など、案件ごとの第1号事業者 |
| 現行商品 | 短期運用型 / 中長期運用型 |
| 最低投資額 | 短期は1万円から / 中長期は10万円から |
| 主な利益 | 賃料収入 / 不動産の売却利益 |
| 元本保証 | なし |
| 途中の現金化 | 買取申込制度あり。商品・案件ごとに条件が異なる |
| 公式実績 | 累計投資額約1,395億円、運用終了131件で元本割れ0件(会社公表) |
COZUCHIは、物件を保有して賃料を受け取るだけでなく、権利関係の整理、テナント対応、開発・改修などで不動産の価値を高め、売却利益を狙う案件が多い不動産クラウドファンディングです。
売却利益が計画を上回ると、想定利回りを超える上振れ配当を受け取れる点が大きな特徴です。
一方で、権利調整や開発、売却が予定どおり進まなければ、運用延長や配当減少、元本割れにつながる可能性があります。
集計対象50件では、短期運用型43件・中長期運用型7件でした。
短期運用型は売却利益、中長期運用型は毎月配当と売却利益の両方を重視するため、商品タイプ、ファンドを動かす会社(第1号事業者)、売却計画を案件ごとに確認することが重要です。
短期運用型と中長期運用型を分けて考える
ポイント
・短期は売却益を重視
・中長期は毎月配当も重視
・現行商品は匿名組合型
短期運用型は、比較的短い期間で不動産を売却し、売却利益を狙う案件が中心です。
COZUCHIらしい上振れ配当が出やすい一方、売却時期と売却価格の影響を受けます。
現行の中長期運用型は、賃料などから毎月配当を受けながら、最後の売却利益も狙う匿名組合型です。
過去に提供されていた任意組合型とは契約や税務の考え方が異なります。
現在の商品を確認したい方は現行の中長期運用型を解説した記事を、過去の商品を確認したい方は旧・任意組合型の記事を参考にしてください。
第1号事業者はファンドごとに確認する
ポイント
・LAETOLIが投資家の窓口
・第1号事業者が物件を運用
・全案件がTRIADとは限らない
LAETOLIはCOZUCHIを運営し、募集や契約の媒介、案件審査、運用中の管理を担います。
多くのファンドではTRIADが第1号事業者として不動産を取得し、権利調整、開発・改修、運用、売却、配当まで担います。
ただし、LAETOLI自身が第1号事業者になる場合もあります。
サービス名だけで判断せず、ファンドページと契約成立前の書面で、誰が不動産を運用し、誰が投資家に責任を負う契約なのかを確認してください。
COZUCHIの仕組み
ポイント
・賃料と売却利益が配当になる
・売却の上振れが追加配当になる
・商品ごとに利益の作り方が違う
・事業者の継続問題も影響する

賃料と売却利益から配当が生まれる
ポイント
・貸付商品ではない
・不動産の運用成果で決まる
・売却条件が重要になる
COZUCHIは、企業へお金を貸して利息を受け取る商品ではありません。
第1号事業者が不動産を取得・運用し、賃料や売却で得た利益を契約条件に沿って投資家へ配当します。
そのため、投資前に見るべき中心は、借り手の返済能力ではなく、対象不動産、賃料を払う人、権利関係、工事や開発の計画、売却先と売却価格です。
匿名組合の基本から確認したい方は、不動産特定共同事業の仕組みを解説した記事も参考にしてください。
アップサイド配当は売却利益の追加配分
ポイント
・想定超の利益を分ける
・配分条件は案件ごと
・上振れは保証されない

アップサイド配当とは、物件が想定より高く売れるなどして利益が増えたとき、その一部を当初の想定配当に上乗せする仕組みです。
一般的な不動産クラウドファンディングでは投資家の配当に上限を置く案件もありますが、COZUCHIは売却結果を投資家へ還元する点を強く打ち出しています。
ただし、売却利益のすべてが投資家へ配分されるわけではありません。
投資家の取り分、上限、計算方法はファンドごとに異なります。
想定利回りと合わせて、契約書面にある売却利益の配分条件を確認してください。
アップサイド配当の考え方は別記事で詳しく解説しています。
短期と中長期では利益の作り方が違う
ポイント
・短期は売却結果が中心
・中長期は毎月配当もある
・期間だけで選ばない
短期運用型では、物件の価値を高め、比較的短い期間で売却する計画が中心です。
予定より早く高く売れれば上振れしやすい反面、権利調整、工事、売却が遅れると運用期間の延長や利益の縮小につながります。
中長期運用型では、保有中の賃料などから毎月配当を受けつつ、将来の売却利益も狙います。
毎月配当があっても元本が安定するとは限りません。
賃料の継続性と最後の売却の両方を確認する必要があります。
事業者の継続問題も投資家へ影響する
ポイント
・物件だけでは決まらない
・分配や換金が遅れる場合がある
・信託の有無を確認する
対象不動産に価値があっても、第1号事業者が倒産したり、業務停止や行政上の問題が起きたりすれば、運用、情報開示、買取申込、売却、配当、償還が遅れる可能性があります。
ファンドによっては不動産を信託するなど、事業者の他の財産から分ける仕組みがあります。
ただし、信託があっても物件価格の下落、賃料の減少、売却の遅れまで防げるわけではありません。
契約書面で財産の管理方法と事業者が継続できなくなった場合の扱いを確認してください。
COZUCHIの特徴(メリット)
ポイント
・想定超の利益が投資家へ回る
・売却型の選択肢が多い
・権利調整を利益へ変えられる
・抽選方法を選べる
・途中で現金化できる
・判断材料が比較的多い
想定を超えた利益が投資家へ回る
ポイント
・上振れ56件
・平均実績20.8%
・将来の期待値ではない
COZUCHIは、売却利益が想定を上回ったとき、その一部を投資家へ追加配分する点が最大の特徴です。
運用終了131件のうち56件で実績年利回りが想定を超えたという公表値は、上振れが宣伝文句だけではなく、過去に実際に起きたことを示しています。
一方、平均実績20.8%は終了ファンドの単純平均で、一部の大幅上振れ案件に引き上げられます。
新しい案件の期待利回りとして使わず、上振れが起きる仕組みがあることを確認する過去資料として読むのが適切です。
売却型を中心に案件の選択肢が多い
ポイント
・37件が売却益型
・利回り中央値6.0%
・期間中央値12か月
集計対象50件では、37件が売却益型、13件が賃料型でした。
想定利回りは5%以上7%未満に33件が集まり、予定期間は6か月以上12か月未満に16件、12か月以上24か月未満に17件が集まっています。
極端な高利回り案件だけでなく、6%前後・1年前後を中心に、開発、ホテル、商業施設、住宅、土地などを選べるのが強みです。
ただし、同じ利回りでも賃料中心と売却中心では損失の起き方が違うため、数字だけで横並びにしないでください。
権利調整と開発を利益へ変える力がある
ポイント
・難しい不動産を扱う
・調整後の売却を狙う
・過去実績は保証ではない
TRIADは、複数の所有者や借地・賃貸借の関係を整え、用途変更、解体、改修、開発を行い、買い手にとって利用しやすい不動産へ変えて売却する事業を得意としています。
この能力は、単純な賃貸物件では得にくい売却利益を生む可能性があります。
反対に、交渉相手、許認可、工事、買い手のどこかで計画が止まれば時間と費用が増えます。
強みとして評価する場合も、過去の成功を現在の案件へそのまま当てはめないことが大切です。
チャレンジポイントで抽選方法を選べる
ポイント
・落選や出資で貯まる
・使用数を自分で決める
・対象案件だけで使える
COZUCHIには、対象となる募集でポイントを使い、使用数が多い順に当選しやすくなるチャレンジポイントがあります。
一般募集だけに申し込んでポイントを残すことも、投資したい案件でまとめて使うこともできます。
ただし、すべてのファンドで使えるわけではなく、当選後のキャンセルには不利な条件があります。
詳しい付与・使用・失効条件はチャレンジポイントの記事で確認してください。
途中で現金化する仕組みがある
ポイント
・買取申込を使える
・即日換金ではない
・商品ごとに条件が違う
COZUCHIには、運用期間中でも事業者へ持分の買取りを申し込む制度があります。
売買できる公開市場ではありませんが、満期まで一切動かせない商品より選択肢があります。
短期運用型の買取手数料は現在3.3%が目安ですが、商品全体では3.3〜5.5%と案内される場合があります。
買取代金の支払いまではおおよそ2か月です。
中長期運用型の買取手数料は無料で、毎月15日までの申込分は原則20日付で譲渡され、当月末までに支払われる案内です。
実際の手数料と日程は、ファンドの契約書面を優先してください。
COZUCHIの中途換金と償還・分配の時期も確認できます。
投資判断の材料が比較的多い
ポイント
・ファンド説明が詳しい
・運用実績を確認できる
・TRIAD決算を確認できる
COZUCHIは、ファンドの対象不動産、利益の内訳、募集方法、運用計画、売却方針などを公開しています。
運用終了後の実績一覧や、主な第1号事業者であるTRIADの決算も確認できます。
情報が多いこと自体が安全を保証するわけではありません。
ただ、利回りだけでなく、何を根拠に投資するかを自分で組み立てやすい点はメリットです。
COZUCHIのデメリット(注意点)
ポイント
・権利調整の前提が多い
・劣後出資が薄い案件もある
・抽選でも当選しやすいとは限らない
・途中換金に条件がある
・TRIADの売却力へ依存する
権利調整・開発・売却の前提が多い
ポイント
・独自分類で26件
・単純賃貸だけではない
・遅延要因が増える
集計対象50件の公開詳細を1件ずつ確認した独自分類では、26件に隣接地・境界・私道の一体化、テナント退去、共有持分、借地権・底地、明渡し、再開発の権利変換のいずれかがありました。
これは危険度の判定ではなく、案件を進めるために交渉・手続き・調整が必要な場面の多さを見る分類です。
権利関係を整えられれば物件価値が高まりやすい一方、相手の同意、許認可、工事、売却の前提が増えます。
各前提が現在どこまで進んでいるか、未完了の作業は誰がいつまでに行うかを確認してください。
劣後出資が薄い案件もある
ポイント
・公開確認は24件
・中央値は2.6%
・全案件の値ではない
集計対象50件のうち、公開詳細から劣後出資比率を確認できた24件の中央値は2.6%でした。
24件中16件が3%以下です。
確認できた24件では、厚い劣後出資で守る設計が中心ではありませんでした。
ただし、劣後比率を確認できなかった26件を含む50件全体の中央値ではありません。
また、劣後出資が薄くても、取得価格、売却契約、信託、収益の確度などが強い場合があります。
逆に、劣後比率が高くても、その範囲を超えて物件価格が下がれば元本損失は起こり得ます。
募集額が大きくても当たりやすいとは限らない
ポイント
・46件が抽選
・部分当選もある
・個人の確率は不明
集計対象50件では46件が抽選のみ、4件が先着と抽選の併用でした。
大きな募集額があっても応募も集中するため、人気案件へ毎回投資できるとは限りません。
応募総額を募集額で割った応募率は確認できますが、一般枠、ポイント枠、優先枠、部分当選、申込金額が異なります。
応募率をそのまま一人ひとりの当選確率へ置き換えないでください。
途中換金には時間・条件・手数料がある
ポイント
・すぐには戻らない
・買取不可の場合がある
・契約書面を優先する
買取申込制度があっても、株式のようにその場で売却できるわけではありません。
申込が集中した場合、運用終了が近い場合、事業者の資金や業務に問題がある場合などは、希望どおり進まない可能性があります。
短期運用型の買取手数料は現在3.3%が目安ですが、商品全体では3.3〜5.5%と案内される場合があります。
実際の手数料は申込時の契約書面を優先してください。
出資時の銀行振込手数料は投資家負担、償還・分配時の振込手数料は事業者負担です。
デポジット口座からの出金は月1回無料で、2回目以降は330円かかります。
生活費や近いうちに使う予定のお金を入れず、買取申込を使わなくても満期まで待てる金額に抑えるのが基本です。
TRIADの売却力と資金調達へ依存する
ポイント
・売却で現金を回収する
・COZUCHI資金が大きい
・二つの停滞が重なると厳しい
TRIADは、不動産を取得し、価値を高め、売却して資金を回収する会社です。
COZUCHIから集めた資金も、物件の取得と開発を支える大きな調達手段になっています。
権利調整や売却が遅れるだけでなく、新しいファンド募集や借入が同時に鈍れば、次の物件取得と既存案件の資金回転が重くなる可能性があります。
この点は、個別物件だけを見てもわかりにくいCOZUCHI固有の注意点です。
怪しい・危ないと言われる理由
高い実績や許認可だけで、COZUCHIを安全と決めることはできません。
判断の中心は、権利調整・開発・売却へどの程度依存し、計画が遅れたときに何が起きるかです。
「怪しいか」という言葉だけで白黒を決めるより、配当を生む収入、未完了の作業、売却先、劣後出資、事業者の財務を分けて確認した方が、実際の損失可能性を判断できます。
実績利回りが高く、利益の出所が見えにくい
ポイント
・平均実績20.8%
・大幅上振れが平均を押し上げる
・新規案件の予想値ではない
平均実績年利回り20.8%だけを見ると、「なぜ不動産でこれほど利益が出るのか」と不安になるのは自然です。
この数字は各ファンドの実績を単純平均したもので、大きく上振れした一部案件の影響を受けます。
利益の出所は、賃料だけではありません。
権利調整、用途変更、開発、改修によって取得時より高く売れた利益も含みます。
平均値を信じるのではなく、検討中の案件で同じ利益を生む条件がそろっているかを確認してください。
複雑な権利関係と長い売却工程がある
ポイント
・交渉相手がいる
・許認可や工事がある
・売却まで長引く場合がある
共有持分、借地権、底地、入居者との契約、再開発の権利変換などを扱う案件では、事業者だけで完了時期を決められない作業があります。
計画が進めば大きな価値向上につながる一方、相手との交渉や行政手続きが長引く可能性があります。
高い利回りを「怪しい」と切り捨てるのではなく、どの難しい作業への対価なのかを読みます。
説明を読んでも利益の理由と遅延時の対応を説明できない案件は、見送る方が無理のない判断です。
許認可と過去の元本割れ0件を安全保証と誤解しやすい
ポイント
・許認可は運営の前提
・元本割れ0件は過去実績
・将来の保証ではない
LAETOLIとTRIADは、各自の役割に必要な許認可を持っています。
法令上のルールと監督を受ける点は確認材料ですが、国や東京都が投資家の元本を保証する制度ではありません。
運用終了131件で元本割れ0件という数字も、COZUCHIが公表する過去実績です。
次の案件で物件価格が下がる可能性、売却が遅れる可能性、事業者の経営に問題が起きる可能性は残ります。
複数会社の役割が初見でわかりにくい
ポイント
・LAETOLIがサービスを運営
・TRIADが多くの物件を運用
・COMMOSUSは別の調達経路
COZUCHIの画面と投資家対応はLAETOLI、多くのファンドの不動産運用はTRIADが担います。
さらにTRIADは、融資型クラウドファンディングのCOMMOSUSとも提携しています。
複数の会社が関わる案件では、責任の所在を曖昧にしないことが大切です。
ファンドごとの第1号事業者、契約相手、物件保有者、売却を担当する会社を確認してください。
COZUCHIの口コミ・評判
ポイント
・上振れは過去実績
・抽選のみが46件
・操作感と投資成果は別
・独立口コミは限定的
投資額、実際の配当、最終償還額まで裏づけられる独立した口コミは限られます。
ここでは口コミの多数派を断定せず、公開情報から確認できる評価材料と注意点を整理します。
上振れ配当は評価材料になるが、次の成果ではない
ポイント
・上振れ実績がある
・案件情報を追いやすい
・知名度だけで判断しない
終了131件中56件で実績年利回りが想定を上回ったという公表値は、サービスを検討する材料になります。
ただし、過去の上振れ実績と、これから投資する案件の成果は別です。
サービス全体の評判だけで決めず、検討する案件の利益がどこから生まれるかを確認してください。
抽選の多さとキャンセル条件は確認が必要
ポイント
・抽選案件が多い
・部分当選もある
・キャンセルは慎重に行う
集計対象50件のうち46件が抽選のみだったため、投資したい案件に必ず参加できるサービスではありません。
チャレンジポイント、部分当選、前回出資者の優先募集など、案件ごとに当選の仕組みも違います。
当選後に出資額を減らしたり、全額をキャンセルしたりすると、ポイントが減る・失効する場合があります。
投資する意思と資金を確認してから申し込む必要があります。
アプリの使い勝手と投資商品の良し悪しは別
ポイント
・操作感は利用体験
・当落は募集設計
・収益性は物件で決まる
本人確認や口座認証、Web版とアプリ版の違いなど、操作に関する評価は登録のしやすさを判断する材料です。
しかし、アプリが使いやすいことは、投資先の物件が予定どおり売れる証拠にはなりません。
反対に、操作で不満があっても、それだけでファンドの収益性が低いとは言えません。
登録・操作、抽選、運用成果の三つを分けて考えてください。
確認できる独立口コミには限界がある
ポイント
・少数意見を一般化しない
・公式調査は独立評価ではない
・公開実績で補う
投資額、当選、実際の配当、最終償還額まで第三者が確認できる利用体験は限られます。
COZUCHIが行う利用者アンケートも参考にはなりますが、運営者自身の調査なので、独立した評価と同じには扱えません。
投資額、当選、配当、最終償還まで検証できる口コミが限られるため、本記事では、公式の運用終了実績、公開ファンドの条件、会社決算を主な判断材料にしています。
口コミは結論ではなく、何を追加で確認するかを見つける材料として使うのがよいでしょう。
運営会社の会社概要 / 信頼性
ポイント
・COZUCHIの運営はLAETOLI
・多くの物件運用はTRIAD
・役割は案件ごとに確認する
・許認可と元本保証は別
COZUCHIを判断するときは、LAETOLIとTRIADを一つの会社のように扱わず、それぞれの役割を分けて考える必要があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| COZUCHIの運営 | LAETOLI株式会社 |
| 設立 | 1999年5月20日 |
| 代表取締役 | 武藤 弥 |
| 資本金 | 1億円 |
| 所在地 | 東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OM-SQUARE4階 |
| LAETOLIの主な役割 | 投資家募集、契約の媒介、案件審査、運用中の管理。自社が第1号事業者になる場合もある |
| LAETOLIの主な許認可 | 不動産特定共同事業 第1号・第2号 東京都知事第60号 / 宅地建物取引業 東京都知事(6)第77822号 / 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第740号 |
| 多くの案件の第1号事業者 | TRIAD株式会社 |
| TRIADの主な役割 | 不動産の取得、権利調整、開発・改修、運用、売却、配当 |
| 両社の関係 | 提携関係。個別案件の意思決定は独立すると説明 |
| 最終確認 | ファンドページと契約書面で第1号事業者を確認 |

COZUCHIはLAETOLIが運営し、多くのファンドをTRIADが動かす
ポイント
・募集と運用を分ける
・契約相手を確認する
・全案件を一般化しない
LAETOLIはCOZUCHIのプラットフォームを運営し、投資家の募集や契約の媒介、案件審査、運用中の管理を担います。
多くのファンドでは、TRIADが第1号事業者として対象不動産を取得・運用し、売却と配当まで担当します。
ただし、すべてのファンドをTRIADが運用するわけではありません。
LAETOLIも第1号事業者の許可を持つため、投資前に第1号事業者と契約相手を確認するのが基本です。
LAETOLIは募集・審査・管理を担う
ポイント
・投資家の窓口になる
・第1号・第2号の許可を持つ
・不動産事業も行える
LAETOLIは、COZUCHIの口座、本人確認、電子契約、募集、問い合わせ、運用中の管理を支える会社です。
第2号事業者として他社が組成した契約を募集・媒介するだけでなく、自社が第1号事業者になることもできます。
決算注記に挙げられた収益項目には、募集代行手数料、運用中の管理手数料、プロジェクト掲載料、清算時の特別報酬、不動産売買、不動産賃貸があります。
ただし、項目ごとの売上金額は公開されていないため、どの収益が主力かまでは断定できません。
TRIADは取得・調整・開発・売却を担う
ポイント
・不動産の中身を作る
・権利関係を整える
・売却まで責任を持つ
TRIADは、多くのCOZUCHIファンドで対象不動産を取得し、権利関係の整理、用途変更、改修・開発、賃貸運用、売却を担います。
COZUCHIの上振れ配当を生み得る作業の中心にいる会社です。
六本木の事業用地では、複数の所有者との交渉や賃貸借契約の切り替えを進め、建物を解体して開発用地として売却した事例があります。
これは複雑な案件を扱う能力の確認材料ですが、現在の案件でも同じ成果になる保証ではありません。
両社は提携関係だが個別判断は独立する
ポイント
・現在は提携関係と表す
・個別判断は独立する
・親子関係は断定しない
現在の公式な呼び方はアライアンスパートナーです。
TRIADは、各社が独立した経営体制を維持し、投資判断、商品審査、個別案件の意思決定には互いに関与しないと説明しています。
過去にはM&Aや一体的な経営に関する説明もありましたが、最新の株主構成や議決権比率は公開資料から確認できません。
そのため、現在の親会社・子会社や同一企業グループと断定せず、COZUCHI上の役割分担と提携関係で理解するのが正確です。
許認可と実績は確認材料であって保証ではない
ポイント
・法令上の土台がある
・投資損失は残る
・個別契約を確認する
LAETOLIとTRIADは、それぞれの役割に必要な許認可を持っています。
許可を受けた事業者には法令上のルールが課されますが、不動産価格の下落、売却の遅れ、開発・権利調整の難航を国や自治体が補償する制度ではありません。
会社の土台を確認した後は、各ファンドの第1号事業者、対象不動産、売却方法、劣後出資、信託の有無、運用期間を確認してください。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・利益の中心は不動産売却
・権利調整が価値を生む
・COZUCHI資金が取得を支える
・LAETOLIは募集・管理で稼ぐ
・売却と募集の停滞が弱点
TRIADの中心は価値を高めて売る不動産事業
ポイント
・課題のある物件を仕入れる
・利用しやすい状態へ変える
・売却で利益を確定する
TRIADの中心事業は、都心を中心とする不動産を取得し、権利調整、用途変更、改修、開発などで価値を高めて売却することです。
TRIADは、2026年1月期の業績について、大型案件と採算性の高い案件の売却が押し上げたと説明しています。
賃料を長期間積み上げるだけでなく、課題のある不動産に手を入れ、買い手が利用しやすい状態にして利益を得る会社と考えると、COZUCHIに権利調整型や開発型が多い理由がわかります。
正確な事業別売上構成は公開されていないため、この判断は事業説明と決算からの推論です。
権利調整と開発は上振れと遅延の両方を生む
ポイント
・成功すれば価値が高まる
・失敗すれば時間が延びる
・費用増加にも注意する
複数所有者との交渉、借地や賃貸借契約の整理、用途変更、建物の解体・建築が成功すれば、取得時より高い価格で売却できる可能性があります。
想定を上回る利益を投資家へ追加配分する仕組みは、この価値向上と相性が良いです。
反対に、交渉や許認可、工事、入居者募集、売却が遅れれば、運用期間の延長、保有費用の増加、利益の縮小につながります。
上振れ配当の数字だけでなく、上振れを生むためにどの難しい作業を引き受けている案件かを見てください。
COZUCHIはTRIADの大きな資金調達基盤
ポイント
・預り金は235.5億円
・総資産の54.4%
・売上依存率ではない
2026年1月期末のCOZUCHI出資預り金は235.5億円で、TRIADの総資産の54.4%、負債の60.4%に相当します。
販売用不動産のうち、COZUCHIで調達したプロジェクトの簿価も約256億円あります。
これは、売上や利益の54.4%をCOZUCHIが生んだという意味ではありません。
期末の貸借対照表で、COZUCHIから預かった資金がどれだけ大きな調達源になっているかを示す比率です。
新規募集が鈍ると、物件取得と開発の速度に影響する可能性があります。
LAETOLIは募集・管理・掲載・清算で収益化する
ポイント
・募集代行で収益を得る
・運用中の管理で収益を得る
・不動産収益も持つ
LAETOLIは、COZUCHIでの募集代行、運用中の管理、プロジェクト掲載、一定条件での清算時報酬を収益項目として開示しています。
自社が第1号事業者となる案件や、不動産売買・賃貸も収益化できます。
TRIADが不動産側の価値を作り、LAETOLIが投資家募集とサービス運営を担うのが基本構造です。
ただし、LAETOLIの売上高と収益項目別の金額は公開されていないため、各収益への正確な依存度はわかりません。
売却と募集が同時に鈍る局面が重い
ポイント
・売却で現金を回収する
・新規資金で取得を進める
・同時停滞が資金回転を重くする
TRIADの事業は、不動産を取得し、価値を高め、売却して現金を回収することで成り立ちます。
権利調整や開発が長引く、売却価格が下がる、借入金利や工事費が上がる、COZUCHIなどの募集が鈍る、といった要因が重なると資金を回しにくくなります。
ここからは事業モデルと財務からの推論ですが、難しい案件をまとめる力が上振れの源泉になる一方、売却までの前提が多い案件ほど、TRIADの遂行力と資金調達環境への依存も大きくなります。
TRIAD・LAETOLIの決算 / 財務レポート
ポイント
・売上と本業利益は増加
・特別損失で純利益は減少
・自己資本比率は9.93%
・COZUCHI資金比率は54.4%
・流動資産の中心は不動産在庫
・LAETOLIの資産増には分別管理資金
・会社決算とファンド安全性は別
単位は億円です。
| 項目 | 2024年1月期 | 2025年1月期 | 2026年1月期 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 243.3 | 342.2 | 452.9 |
| 営業利益 | 14.1 | 28.9 | 40.9 |
| 経常利益 | 9.3 | 23.5 | 43.0 |
| 当期純利益 | 6.6 | 10.9 | 8.5 |
| 総資産 | 422.3 | 644.6 | 432.8 |
| 純資産 | 23.5 | 34.4 | 43.0 |
| 自己資本比率 | 5.56% | 5.34% | 9.93% |
| COZUCHI出資預り金 / 総資産 | 64.41% | 70.91% | 54.42% |

2024年1月期は、決算月の変更を含む約11か月の期間です。
後の2期と完全に同じ12か月ではありません。
売上と本業利益は3期で伸びた
ポイント
・売上高は452.9億円
・営業利益は40.9億円
・営業利益率も上がった
TRIADの売上高は243.3億円から452.9億円、営業利益は14.1億円から40.9億円へ増えました。
売上総利益率は12.0%から16.4%、営業利益率は5.8%から9.0%へ上昇しています。
2026年1月期の売上高と経常利益は過去最高となりました。
TRIADは、その要因を大型案件や採算性の高い案件の売却と説明しています。
数値上も、不動産を価値向上して売る本業の利益が伸びています。
特別損失30.8億円で純利益は減った
ポイント
・本業利益は増えた
・純利益は8.5億円
・売却価格が最終利益を左右する
2026年1月期の営業利益は40.9億円、経常利益は43.0億円まで伸びましたが、当期純利益は10.9億円から8.5億円へ減りました。
TRIADは、保有物件の販売価格を見直して売却したことに伴い、30.8億円の特別損失を計上したと説明しています。
本業利益が伸びても、物件の売却価格で最終利益が大きく変わる事業であることが表れています。
特別損失の対象物件と売却条件は公開資料で確認できないため、損失の中身をこれ以上は断定できません。
総資産縮小と純資産増加で自己資本比率が改善した
ポイント
・総資産は432.8億円
・純資産は43.0億円
・負債は約90%を占める
総資産は644.6億円から432.8億円へ縮小し、純資産は34.4億円から43.0億円へ増えました。
自己資本比率は5.34%から9.93%へ改善しています。
一方、負債は総資産の約90%を占めます。
自己資本比率は前期より上がりましたが、自己資金だけで物件を取得する会社ではなく、投資家資金、金融機関借入、社債を使って不動産を回す構造です。
COZUCHI出資預り金は総資産の54.4%
ポイント
・前期より比率は低下
・負債の60.4%を占める
・1期だけで構造変化と決めない
COZUCHI出資預り金は前期の457.1億円から235.5億円へ減り、総資産に占める割合も70.9%から54.4%へ低下しました。
負債に占める割合は60.4%です。
COZUCHI出資預り金の総資産比率が前期より低下した事実は確認できます。
ただし、これだけで財務全体が改善した、または依存が構造的に低下したとは判断できません。
比率は2024年64.4%、2025年70.9%、2026年54.4%と動いています。
流動資産の約84.5%は不動産在庫
ポイント
・流動比率は236.8%
・在庫は349.4億円
・現預金は49.3億円
流動比率は121.3%から236.8%へ改善しました。
ただし、流動資産413.5億円のうち、販売用不動産と仕掛不動産が合計349.4億円で約84.5%を占めます。
現預金は49.3億円です。
流動資産が流動負債を上回っていても、その多くは売却して初めて現金になる不動産です。
TRIADはCOZUCHI調達プロジェクトの販売用不動産について、簿価約256億円に対し外部評価などが約279億円と説明していますが、これは将来の売却額を保証する数字ではありません。
LAETOLIの資産増は投資家資金の分別管理を含む
ポイント
・総資産は72.53億円
・純資産は9.04億円
・信託預け金は51.47億円
・売上と営業利益は未取得
単位は億円です。
| 項目 | 2023年6月期 | 2024年6月期 | 2025年6月期 |
|---|---|---|---|
| 総資産 | 9.13 | 22.78 | 72.53 |
| 負債 | 4.70 | 16.78 | 63.49 |
| 純資産 | 4.43 | 6.00 | 9.04 |
| 当期純利益 | 3.13 | 1.57 | 3.04 |
| 自己資本比率 | 48.54% | 26.33% | 12.47% |
LAETOLIの総資産は9.13億円から72.53億円へ増え、純資産も4.43億円から9.04億円へ増えました。
一方、自己資本比率は48.54%から12.47%へ下がっています。
ただし、2025年6月期の信託預け金51.47億円のうち51.46億円は、投資家などの事業参加者へ返すために分けて管理する資金です。
負債側には預り金60.64億円があります。
資産増と自己資本比率の低下を、TRIADが不動産在庫と外部資金を増やした場合と同じ意味には読めません。
LAETOLIは当期純利益を開示していますが、売上高と営業利益は公開資料から取得できません。
募集、運用中の管理、不動産売買など、どの収益が利益を支えたかは決算公告だけでは判断できない点が限界です。
会社決算と個別ファンドの安全性は別
ポイント
・本業利益の増加はプラス
・特別損失と在庫依存もある
・個別契約を優先する
売上と本業利益の増加、純資産の積み上がり、自己資本比率の改善はプラス材料です。
一方、特別損失、不動産在庫の売却、COZUCHI資金の大きさも確認できます。
TRIADやLAETOLIが黒字であることだけでは、個別ファンドの元本は保証されません。
各案件の第1号事業者、物件価値、権利調整の進み具合、売却先、劣後出資、信託の有無、運用延長時の対応を分けて確認してください。
COZUCHIの実績
ポイント
・終了131件
・上振れ56件
・集計中央値は年6.0%
・集計中央値は12か月
・売却益型が37件
・権利構造・開発調整が26件
COZUCHI全体の過去実績と、現在に近い案件の傾向は分けて見る必要があります。
全体の運用成果はCOZUCHIが公表する運用実績を使い、案件傾向はリセール募集を含む、公開開始時刻が新しい50件を独自集計しました。

| 見る項目 | 結果 | 読み方 |
|---|---|---|
| 累計投資額 | 約1,395億円 | COZUCHIの公表値 |
| 運用終了 | 131件 | COZUCHIの公表値 |
| 元本割れ | 運用終了131件で0件 | 会社公表の過去実績。将来保証ではない |
| 想定超の実績 | 56件 | 終了131件のうち |
| 集計対象50件の想定利回り中央値 | 6.0% | 公開ファンドの独自集計 |
| 集計対象50件の予定期間中央値 | 12か月 | 公開ファンドの独自集計 |
| 集計対象50件の売却益型 | 37件 | 公開分類の再集計 |
| 集計対象50件の権利構造・開発調整 | 26件 | 公開詳細を1件ずつ確認した独自分類 |
終了131件のうち56件で想定を上回った
ポイント
・元本割れは0件
・上振れは56件
・過去実績に限られる

COZUCHIは、運用終了131件、運用終了額約1,140億円、元本割れ0件を公表しています。
終了131件のうち56件では、実績年利回りが想定を上回りました。
過去に元本損失なく終了した実績と、上振れが複数回起きた実績は、サービスを検討する重要な材料です。
ただし、終了した案件の結果であり、運用中・募集中の案件まで同じ結果になることを保証しません。
集計対象50件の想定利回り中央値は6.0%
ポイント
・33件が5%以上7%未満
・8件が5%未満
・5件が7%以上10%未満
・4件が10%以上
| 想定利回り帯 | 件数 |
|---|---|
| 5%未満 | 8件 |
| 5%以上7%未満 | 33件 |
| 7%以上10%未満 | 5件 |
| 10%以上 | 4件 |
集計対象50件の想定利回りは、5%以上7%未満が33件で最も多く、中央値は6.0%、平均は6.33%でした。
5%未満は8件、7%以上10%未満は5件、10%以上は4件です。
COZUCHIは高利回り案件だけを並べるサービスではありません。
中心は6%前後で、売却結果が良かったときの上振れが全体実績を強く見せています。
想定利回りと実績利回りを混同しないでください。
集計対象50件の予定期間中央値は12か月
ポイント
・6か月未満が8件
・6か月以上12か月未満が16件
・12か月以上24か月未満が17件
・24か月以上が9件
| 予定期間 | 件数 |
|---|---|
| 6か月未満 | 8件 |
| 6か月以上12か月未満 | 16件 |
| 12か月以上24か月未満 | 17件 |
| 24か月以上 | 9件 |
集計対象50件では、予定期間6か月未満が8件、6か月以上12か月未満が16件、12か月以上24か月未満が17件、24か月以上が9件でした。
中央値は12か月です。
平均期間は16.65か月ですが、10年の案件が平均を押し上げています。
資金を動かせない期間を考えるときは、平均より中央値と個別期間を見る方が実態に近いです。
集計対象50件の37件が売却益型
ポイント
・売却益型が74%
・賃料型は13件
・売却計画が重要になる
| 利益の中心 | 件数 |
|---|---|
| キャピタルゲイン型 | 37件 |
| インカムゲイン型 | 13件 |
集計対象50件のうち、売却益型は37件、賃料型は13件でした。
公開開始が新しい案件では、売却によって利益を確定する設計が中心です。
売却益型が多いことは、上振れの機会が多い一方、売却時期と価格の影響を受けやすいことも意味します。
誰に売る計画か、すでに売却契約があるか、計画が崩れた場合に賃貸運用へ切り替えられるかを確認してください。
集計対象50件の26件に権利構造・開発調整があった
ポイント
・公開文面の独自分類
・危険度評価ではない
・未完了作業を確認する

公開詳細を1件ずつ確認した独自分類では、隣接地・境界・私道、テナント退去、共有持分、借地権・底地、明渡し、再開発の権利変換のいずれかがある案件は26件でした。
複数の分類に該当する案件もあり、COZUCHIの案件が単純な完成物件の賃貸だけではないことがわかります。
ただし、これらの語があるだけで危険とは言えません。
権利調整が完了済みか、これから行うのか、合意できない場合の代替案があるかを読むための入口です。
劣後比率を確認できた24件の中央値は2.6%
ポイント
・公開確認は24件
・16件が3%以下
・劣後比率だけで決めない
| 確認項目 | 結果 |
|---|---|
| 公開詳細で比率を確認できた案件 | 24件 |
| 劣後出資比率の中央値 | 2.6% |
| 3%以下 | 16件 |
| 5%以下 | 19件 |
集計対象50件のうち、公開詳細に優先・劣後比率が明記されていた24件の劣後出資比率は、中央値2.6%でした。
24件中16件が3%以下、19件が5%以下です。
これは、確認できた24件だけの集計です。
総事業費と募集額の差を劣後出資と見なしていません。
劣後比率が低い案件では、取得価格、外部評価、売却契約、信託、事業者の追加負担、利益配分を合わせて確認してください。
キャンペーン情報
COZUCHIのキャンペーン情報
現在キャンペーンは開催しておりません。
何かあり次第、こちらに表示させます。
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登録〜出資までの流れ
STEP1:無料会員登録
ポイント
・メールアドレスを登録する
・基本情報を入力する
・利用規約を確認する
最初にメールアドレスを登録し、氏名、住所などの基本情報を入力します。
登録だけで投資する必要はありません。
案件が出てから本人確認を始めると募集に間に合わない場合があるため、利用する可能性があるなら先に本人確認まで済ませておく方法があります。
STEP2:本人確認を行う
ポイント
・公的個人認証を使える
・ICチップ方式も使える
・対応スマートフォンを確認する
本人確認には、公的個人認証(JPKI)や、本人確認書類のICチップ情報と顔写真を使う方法があります。
一部の従来方式は廃止が予定されているため、登録画面に表示される最新の方法を選んでください。
マイナンバーカードや、ICチップを読み取れるスマートフォンが必要になる場合があります。
端末と書類を準備してから進めると手続きが止まりにくくなります。
詳しい画面はCOZUCHIの登録方法で確認できます。
STEP3:案件と契約書面を確認する
ポイント
・第1号事業者を確認する
・利益の内訳を確認する
・売却と劣後出資を確認する
出資前に、対象不動産、第1号事業者、想定利回りの賃料・売却益内訳、権利調整や工事の進み具合、売却先、劣後出資、信託、運用期間、買取申込を確認します。
ファンド紹介文だけでなく、契約成立前の書面も読みます。
特に、売却利益の配分、運用延長、損失負担、途中換金の手数料は、サービス全体の説明より個別書面を優先してください。
STEP4:抽選・先着へ申し込む
ポイント
・募集方法を確認する
・ポイント使用を決める
・生活資金を入れない
一般抽選、チャレンジポイント募集、先着、前回出資者の優先募集など、募集方法を確認して申し込みます。
ポイントを使う場合は、当選後のキャンセル条件まで確認してください。
当選確率を上げるために申込額を無理に増やさず、満期まで動かせなくても困らない金額に抑えます。
複雑な案件ほど、一つに集中せず複数案件や他社へ分けることが重要です。
STEP5:運用中のお知らせを追う
ポイント
・進捗を確認する
・終了予定の変更を見る
・配当と償還を分けて見る
運用が始まったら、権利調整、工事、賃貸、売却の進捗と、運用終了予定の変更を確認します。
予定どおりという連絡だけでなく、何が完了し、何が残っているかを見てください。
元本償還日と配当予定日は同じとは限りません。
入金先、運用終了メール、マイページ、契約書面を分けて確認します。
FAQ
Q1. COZUCHIは怪しいですか?
高い実績や許認可だけで、安全と決めることはできません。
権利調整、開発、売却、劣後出資、事業者財務を案件ごとに確認し、計画が遅れた場合に何が起きるかまで判断してください。
Q2. COZUCHIで元本割れは起きていますか?
COZUCHIは、運用終了131件で元本割れ0件と公表しています。
これは過去の終了案件についての会社公表値で、運用中・募集中の案件を含む将来の元本を保証しません。
Q3. なぜ利回りが上振れるのですか?
不動産が想定より高く売れた場合などに、増えた利益の一部を投資家へ追加配分するからです。
権利調整、用途変更、改修、開発が成功すると売却価値が高まる可能性があります。
配分条件はファンドごとに確認してください。
Q4. COZUCHIは当たらないのですか?
人気案件に必ず当選できるわけではありません。
集計対象50件では46件が抽選のみでした。
一般枠、ポイント枠、優先枠、部分当選があるため、応募率だけから自分の当選確率は計算できません。
Q5. TRIADとLAETOLIの違いは何ですか?
LAETOLIはCOZUCHIを運営し、募集、契約の媒介、案件審査、運用中の管理を担います。
TRIADは多くのファンドで第1号事業者となり、不動産の取得、権利調整、開発、運用、売却を担います。
実際の第1号事業者はファンドごとに確認してください。
Q6. 最低いくらから投資できますか?
短期運用型は1万円から、現行の中長期運用型は1口1万円を10口以上、つまり10万円からです。
最低額は商品・案件の表示を優先してください。
Q7. 中途換金できますか?
買取申込制度がありますが、即日・無条件で現金化できるわけではありません。
短期運用型は買取手数料3.3%が目安で、商品によっては3.3〜5.5%と案内され、支払いまでおおよそ2か月です。
中長期運用型は買取手数料が無料で、毎月15日までの申込分は原則20日付で譲渡され、当月末までに支払われます。
個別条件は契約書面を優先してください。
Q8. 分配金と償還金はいつ受け取れますか?
分配金は原則として運用期間末日から30日以内と案内されていますが、元本償還日とは別になる場合があります。
個別の運用終了メール、マイページ、契約書面を確認してください。
Q9. 短期運用型と中長期運用型の違いは何ですか?
短期運用型は比較的短い期間での売却利益、中長期運用型は毎月配当と将来の売却利益を重視します。
現行商品はいずれも匿名組合型ですが、最低投資額、期間、買取申込の条件が異なります。
Q10. 利益に税金はかかりますか?
個人が匿名組合から受け取る利益は雑所得として総合課税の対象となり、分配時に20.42%が源泉徴収されます。
原則として確定申告が必要ですが、個人の状況によって不要になる場合もあるため、年間取引報告書を確認し、税務署や税理士へ相談してください。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
COZUCHIは抽選案件が多いため、一社だけを待つと投資機会が偏りやすくなります。
他の不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングの募集予定も同じカレンダーで確認すると、資金を分けやすくなります。
ポイント
・年利と期間を確認できる
・先着・抽選を確認できる
・Googleカレンダーへ追加できる
・複数サービスをまとめて追える
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの貸付投資系の「年利・投資期間・先着募集の有無」が1目でわかる
・Googleカレンダーに登録するだけで設定完了(自動更新)
・複数社のファンドをまとめて把握できる

まとめ
ポイント
・上振れの理由を読む
・権利と売却を確認する
・劣後比率だけで決めない
・TRIAD決算も確認する
・見送る基準を持つ
COZUCHIは、想定を上回る売却利益を投資家へ配分する仕組みと、TRIADが難しい不動産の価値を高める力が魅力のサービスです。
運用終了131件のうち56件で想定を上回ったという実績は、上振れが過去に繰り返し起きたことを示しています。
一方、集計対象50件のうち37件が売却益型で、26件に権利構造・開発調整の要素がありました。
劣後比率を確認できた24件の中央値は2.6%です。
厚い劣後出資だけで守るより、TRIADの調整・開発・売却によって利益を作る色が強いサービスだと考えられます。
投資候補にできるのは、利益が生まれる作業、未完了の権利調整、売却先、売却が遅れた場合の対応、劣後出資、運用期間を自分の言葉で説明できる案件です。
高利回りの理由がわからない案件、売却までの前提が多すぎる案件、生活資金を長く動かせなくなる案件は見送ってください。
サービス全体を「安全」「危険」と一括りにせず、1案件ずつ読み、複数の案件・会社へ金額を分けることが、COZUCHIを使ううえで最も大切です。
出典・参考
公式資料
- COZUCHI公式
- COZUCHIファンド一覧
- 短期運用型
- 中長期運用型
- ファンド運用実績
- 第1号・第2号事業者の役割
- LAETOLI株式会社 会社概要・決算公告
- TRIAD株式会社
- TRIAD 2026年1月期決算
- TRIAD 2025年1月期決算
- TRIADの権利調整プロジェクト例
- 分配金の支払時期
- 換金申請・買取申込
- 配当・償還は予定どおりとは限らない
- 分配金にかかる税金
集計方法
公開ファンド146件を取得し、ファンド名、想定利回り、予定期間、募集方式、運用状態、利益の型、対象不動産、公開説明文を集計しました。
案件傾向は、公開開始時刻が新しい50件を別に集計しています。
権利構造・開発調整は、各ファンドの公開詳細を手動で読み、隣接地・境界・私道の一体化、テナント退去、共有持分、借地権・底地、明渡し、再開発の権利変換が明確に実施済み、実施中、または計画の前提になっているものだけを数えました。
否定文、他案件への言及、一般的な制度説明は除外しています。
危険度や損失可能性を直接評価した数字ではありません。
劣後出資比率は、公開詳細に比率が明記されたファンドだけを集計しました。
総事業費と一般募集額の差は劣後出資とは限らないため、劣後比率へ置き換えていません。
個別ファンドの実績年利回りは公開一覧から取得できないため、想定利回りと混ぜていません。





