COOLの評判は?ZUUグループ運営の実績・リスクを解説
※本記事にはPRを含む場合があります。
※COOLは融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)です。元本保証ではなく、貸付先の信用悪化、営業者の信用悪化、担保・保証の不足、返済遅延などにより元本割れの可能性があります。
COOL(クール)は、ZUUグループの株式会社COOLが運営する融資型クラウドファンディングです。
公式ファンド一覧で集計すると、予定利回りは平均4.60%、中央値4.5%、運用期間は3〜12ヶ月でした。
一方で、担保なし49件、保証なし42件と、ソーシャルレンディングとしては貸付先の信用力と返済原資を読む必要があるサービスです。
この記事では、公式サイト、FAQ、公開ファンド詳細、COOL SERVICES公式サイト、ZUU公式IRを確認し、COOLの評判・メリット・デメリット・本業・決算・実績を投資家目線で整理します。
この記事でわかること
・結論:COOLはZUUグループ運営だが無担保融資を読める人向け
・COOLとは
・COOLの仕組み
・COOLの特徴(メリット)
・COOLのデメリット(注意点)
・怪しい / 危ないと言われる理由
・COOLの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・株式会社COOL / ZUUグループの決算 / 財務レポート
・COOLの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:COOLはZUUグループ運営だが無担保融資を読める人向け
結論のポイント
・公式ファンド一覧54件の平均利回りは4.60%、中央値は4.5%
・運用期間は3〜12ヶ月で、中央値は10ヶ月
・公開54件のうち担保なし49件、保証なし42件
・ZUUグループ運営はガバナンス面の補助材料になる
・新規ファンド頻度は高くなく、募集中案件がない時期もある
結論から言うと、COOLはZUUグループ運営という安心材料を評価しつつ、無担保・保証なしの融資案件を自分で読める人向けです。
公式ファンド一覧54件の平均利回りは4.60%、中央値は4.5%で、ソーシャルレンディングの中では中利回り帯のサービスです。
良い点は、上場企業ZUUグループの一員として運営されていること、投資対象に不動産デベロッパー・収益商業ビル・再生可能エネルギー・株式投資型クラファン関連などがあり、案件テーマを選びやすいことです。
特典付きファンドも確認できるため、利回り以外の楽しみがある案件もあります。
一方で、COOLは「上場企業グループだから安全」と言い切れるサービスではありません。
公開54件のうち、49件が担保なし、42件が保証なしの表記でした。予定利回りだけを見るのではなく、借り手がなぜCOOL SERVICESから借りるのか、返済原資は何か、リコースローンでも借り手が返せる状態かを確認したいです。
COOLとは

| サービス名 | COOL(クール) |
| 運営会社 | 株式会社COOL |
| 商品タイプ | 融資型クラウドファンディング / ソーシャルレンディング |
| 代表者 | 代表取締役 河原 克樹 |
| 所在地 | 東京都世田谷区太子堂2-8-7 太子堂ハイランドビル2階 |
| 登録番号 | 関東財務局長(金商)第2229号 |
| 主な業務 | 第二種金融商品取引業 / 投資助言・代理業 |
| 加入団体 | 第二種金融商品取引業協会、資産運用業協会 |
| 関連会社 | 株式会社ZUU、株式会社COOL SERVICES |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら! |
COOLは、投資家から集めた資金を、営業者であるCOOL SERVICESなどを通じて借り手へ貸し付けるソーシャルレンディングサービスです。公式サイトでは、最低投資資金1万円、融資型クラウドファンディング、ZUUグループのサービスであることが訴求されています。
不動産クラウドファンディングのように物件の賃料や売却益を直接見る商品ではなく、基本は貸付先が返済できるかを見る商品です。
ファンド名に不動産会社や不動産プロジェクトが出てきても、投資家が不動産を共同保有するわけではない点は最初に分けておきたいです。
COOLの仕組み
仕組みのポイント
・投資家は匿名組合出資で参加する
・株式会社COOLは第二種金商として募集・投資家管理を担う
・COOL SERVICESが貸金業者として借り手へ融資する案件が多い
・分配原資は借り手からの返済利息
・担保・保証なし案件では借り手の返済力が特に重要

投資家は匿名組合出資で参加する
ポイント
・投資家はファンドに出資
・借り手に直接貸すわけではない
・元本保証ではない
COOLでは、投資家が匿名組合出資でファンドに参加します。集まった資金は営業者の貸付に使われ、借り手からの返済利息が投資家への分配原資になります。投資家が借り手へ直接貸す形ではないため、営業者・運営会社・借り手の関係をセットで確認する必要があります。
COOLとCOOL SERVICESで役割が分かれる
ポイント
・株式会社COOLは募集・管理側
・COOL SERVICESは貸金業者として融資側
・ZUUグループは開示とガバナンス面の補助材料
公式情報では、株式会社COOLは第二種金融商品取引業者として募集や投資家管理を担い、株式会社COOL SERVICESは貸金業者として貸付実務を担う関係です。ZUUグループであることは一定のガバナンス面の補助材料になりますが、ファンドの安全性は最終的に借り手の返済力と営業者の管理に左右されます。
分配の源泉は貸付先の返済利息
ポイント
・借り手が利息を払えるかを見る
・資金使途と返済原資を読む
・高利回りより返済可能性が先
COOLの予定利回りは、貸付先が支払う利息から作られます。最新側のファンド詳細では、不動産開発資金、物件取得費、建築費用、事業資金などに使われる説明が確認できます。投資家は、借り手がその資金で何をして、どの資金で返すのかを読む必要があります。
担保・保証なし案件は信用リスクの読みが中心
ポイント
・公開54件中、担保なしは49件
・保証なしは42件
・担保回収より借り手財務と事業計画を見る
COOLの公開ファンド54件では、担保なし49件、保証なし42件でした。
これはCOOLを否定する材料ではありませんが、担保で守られる投資ではなく、借り手の返済力を重視するサービスだと分かります。特に不動産開発会社向けの融資では、物件開発・販売・金融機関借入との関係を見たいです。
COOLの特徴(メリット)
メリットのポイント
・ZUUグループ運営で情報開示とガバナンスの補助材料がある
・平均利回り4.60%で中利回り帯を狙いやすい
・不動産関連の事業者向け融資が多くテーマを理解しやすい
・特典付きファンドが15件あり利回り以外の楽しみがある
・短期〜1年以内の案件に絞られている
ZUUグループ運営で情報開示を追いやすい
ポイント
・株式会社COOLはZUUグループ
・親会社ZUUは東証グロース上場
・上場会社IRからグループの状況を追える
COOLの分かりやすい強みは、運営会社がZUUグループであることです。
ZUUは上場企業なので、グループ全体の決算、事業方針、リスク要因をIRで追えます。
ただし、上場企業グループであることはファンドの元本保証ではなく、あくまで運営背景を確認しやすいという意味で評価したいです。
平均利回り4.60%で中利回り帯を狙える
ポイント
・公開54件の平均利回りは4.60%
・中央値は4.5%
・4%台が42件で中心
公開54件の予定利回りは3.9%〜8.0%で、平均4.60%、中央値4.5%でした。4%台が42件と多く、無理に高利回りへ寄せたサービスではありません。
ソシャレンでは借り手の資金調達コストが高くなりすぎると返済負担も重くなるため、5%前後中心という水準は見やすいです。
不動産関連の事業者向け融資が多い
ポイント
・不動産関連カテゴリが中心
・不動産開発会社や収益ビル関連が目立つ
・物件や事業モデルを調べやすい案件がある
COOLの公開ファンドは、不動産開発会社、不動産クラファン関連、収益商業ビル、上場不動産デベロッパー向け融資などが目立ちます。
融資型ではありますが、借り手の事業内容や対象プロジェクトが比較的イメージしやすい案件が多いです。
特典付きファンドが15件あり楽しみもある
ポイント
・公開54件中、特典・クーポン言及は15件
・飲食店クーポンや商品系の特典が確認できる
・利回りだけでなく投資体験の差別化がある
COOLでは、投資額に応じたクーポンや商品特典が付くファンドがあります。
利回りそのものを押し上げるわけではありませんが、投資先企業のサービスを体験できる点はCOOLらしい特徴です。
特典目当てで投資額を増やすより、案件リスクを見たうえでおまけとして考えるのが良いです。
短期〜1年以内で資金拘束を読みやすい
ポイント
・公開54件の運用期間は3〜12ヶ月
・中央値は10ヶ月
・長期案件は確認範囲ではない
公開54件の運用期間は3〜12ヶ月で、すべて1年以内でした。ソシャレンは原則として途中換金しにくいので、運用期間が極端に長くない点は使いやすいです。ただし、募集から運用開始までの待機期間や、償還・出金までのタイムラグも資金拘束に含めて見たいです。
COOLのデメリット(注意点)
注意点のポイント
・担保・保証なし案件が多い
・借り手の財務と返済原資を読む必要がある
・新規ファンド頻度は高くない
・ZUUグループ運営でも個別ファンドの安全性は保証されない
・入金手数料と途中換金不可を織り込む
担保・保証なし案件が多い
ポイント
・担保なしは49件
・保証なしは42件
・担保回収を前提にしにくい
COOLの最重要注意点は、公開ファンドの多くが担保なし・保証なしであることです。ソシャレンでは、担保や保証がなくても借り手が返済できれば問題ありませんが、投資家側から見ると回収余地は読みづらくなります。
貸付先ごとの財務確認が欠かせない
ポイント
・高い貸付金利を払う理由を見る
・資金使途と返済原資をセットで確認
・不動産会社でも販売環境次第で変わる
COOLの案件は、不動産開発会社や事業会社向け融資が中心です。借り手が銀行借入に加えてソシャレンを使う理由は、資金調達手段の多様化、知名度向上、短期資金需要などさまざまです。投資家としては、借り手の売上・利益・純資産、対象プロジェクトの進捗、返済原資を見て判断したいです。
新規ファンド頻度は高くない
ポイント
・確認時点の公開一覧はすべて運用終了
・常時投資できるサービスではない
・資金待機が発生しやすい
確認時点では、公式ファンド一覧の公開54件はすべて運用終了ステータスでした。COOLは案件が常に供給されるタイプではなく、待機期間が長くなる可能性があります。投資先候補として登録しておくのはよいですが、資金を置きっぱなしにする前提では使いにくいです。
上場企業グループでも元本保証ではない
ポイント
・ZUUのIRは運営背景の確認材料
・ファンドは借り手の返済力に依存
・グループ信用と個別ファンド信用を分ける
ZUUグループ運営は安心材料になりますが、COOLの個別ファンドが安全になるわけではありません。投資家への償還は借り手の返済と営業者の管理に依存します。上場企業グループという言葉で判断を止めず、個別案件の貸付条件を確認しましょう。
入金手数料と途中換金不可を織り込む
ポイント
・入金時の振込手数料は投資家負担
・出金時の振込手数料はCOOL負担
・出資後は自由に換金しにくい
公式FAQでは、入金時の振込手数料は投資家負担、出金時の振込手数料はCOOL側負担と説明されています。また、ソシャレンは基本的に途中換金しにくい商品です。短期案件でも、生活資金や近く使う予定の資金で投資するのは避けたいです。
怪しい / 危ないと言われる理由
不安視されやすい理由
・ソーシャルレンディング自体に貸倒れリスクがある
・担保・保証なし案件が多い
・ZUUグループでも親会社信用と借り手信用は別
・募集中案件が少ない時期は情報更新が止まって見えやすい
担保・保証なし案件が多いため警戒されやすい
ポイント
・担保なし49件
・保証なし42件
・信用リスク型の投資として見る
COOLが怪しいというより、ソーシャルレンディングは貸付先の信用リスクを取る商品です。特にCOOLは担保・保証なし表記の案件が多いため、借り手が返済できなければ元本毀損リスクがあります。
新規ファンドが少ないと不安に見えやすい
ポイント
・確認時点の公開一覧は運用終了のみ
・サービス停止ではなく案件供給の問題として見る
・お知らせと新規募集状況を確認
公式ファンド一覧で募集中案件がない時期があると、投資家からは動きが弱く見えます。これは直ちに危険という意味ではありませんが、投資機会が少ないサービスとして、他サービスと併用する前提で見た方が現実的です。
行政処分は確認範囲では見つからない
ポイント
・確認範囲では重大な行政処分情報は見つからない
・ただし個別ファンドの安全性とは別
・今後も公式お知らせと金融庁情報を確認
今回確認した範囲では、株式会社COOLについて、投資判断を大きく変える行政処分情報は見つかりませんでした。ただし、行政処分がないことは元本安全の証明ではありません。ソシャレンでは、最後は借り手・営業者・返済原資を見て判断します。
COOLの口コミ・評判
評判の見方
・ZUUグループ運営を評価する声が出やすい
・利回りは5%前後で堅めに見られやすい
・案件頻度の少なさや無担保性は慎重派の確認ポイント
COOLは、派手な高利回りサービスというより、ZUUグループ運営のソーシャルレンディングとして見られやすいサービスです。外部レビューでも、1万円から投資できること、ZUUグループであること、予定利回りが5%前後の案件が多いことが評価されやすい傾向です。
一方で、投資家目線では、案件頻度が高くないこと、担保・保証なし案件が多いこと、貸付先の財務確認が必要なことは注意点です。口コミだけで判断するより、公式ファンド詳細で借り手・資金使途・返済原資・担保保証の有無を確認する方が大切です。
運営会社の会社概要 / 信頼性
| 運営会社 | 株式会社COOL |
| 所在地 | 東京都世田谷区太子堂2-8-7 太子堂ハイランドビル2階 |
| 代表者 | 代表取締役 河原 克樹 |
| 登録番号 | 関東財務局長(金商)第2229号 |
| 主な業務 | 第二種金融商品取引業 投資助言・代理業 |
| 加入団体 | 一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 一般社団法人 資産運用業協会 |
| 関連会社 | 株式会社ZUU、株式会社COOL SERVICES |
| 営業者側の関連会社 | 株式会社COOL SERVICES (貸金業、集金・支払代行、保証、ファクタリング等) |
株式会社COOLは募集と投資家管理の会社
ポイント
・第二種金融商品取引業者
・投資助言・代理業の登録もある
・投資家とファンドの入口を担う
株式会社COOLは、COOLブランドの運営会社です。公式サイトの会社情報では、第二種金融商品取引業と投資助言・代理業の登録、第二種金融商品取引業協会と資産運用業協会への加入が確認できます。投資家にとっては、募集・投資家管理・契約書面の提供を担う会社として見る位置づけです。
COOL SERVICESは融資実務を担う貸金業者
ポイント
・貸金業登録あり
・事業内容に貸金業・保証・債権買取・ファクタリング
・ファンド営業者として登場する案件が多い
COOL SERVICESの公式サイトでは、貸金業、集金・支払代行、保証業務、債権買取・ファクタリングなどが事業内容として記載されています。ファンド詳細でもCOOL SERVICESが営業者として借り手へ融資する説明が多く、COOLの実務面を見るうえで重要な会社です。
ZUUグループは情報開示と金融領域の背景になる
ポイント
・ZUUは上場企業
・金融メディア・DX・金融事業を展開
・COOLの個別ファンドを保証するものではない
ZUUは金融・経済メディア、DX・デジタルマーケティング、コンサルティング、金融事業を展開する上場企業です。COOLがZUUグループであることは、運営背景やガバナンスを見る材料になります。ただし、ZUUグループであることと、個別ファンドの返済可能性は分けて考える必要があります。
信頼性はグループと案件を分けて見る
ポイント
・登録・協会加入は前提条件
・上場親会社は補助材料
・最終判断は貸付先と返済原資
COOLの信頼性は、登録業者であること、ZUUグループであること、COOL SERVICESが貸金業者として実務を持つことから一定の材料があります。一方で、投資家の元本が守られるかは、借り手の返済力、資金使途、担保・保証、営業者の管理力に依存します。
運営会社の「本業」を分解する
本業の読み方
・株式会社COOLは募集・投資家管理が中心
・COOL SERVICESは貸金業と融資実務が中心
・ZUUグループはメディア・DX・金融事業を持つ
・COOLはグループ内のクラウドファンディング機能として見る
・厳しい局面は借り手返済悪化と案件供給鈍化が重なる時
収益の入口は募集・運営と貸付金利の差
ポイント
・投資家利回りと貸付金利の差が重要
・営業者報酬や運営費の原資になる
・借り手の金利負担も同時に重くなる
ソーシャルレンディングの収益構造は、投資家に提示する利回りと、借り手へ貸し付ける金利の差を中心に考えると分かりやすいです。COOLの場合も、営業者が借り手から受け取る利息の中から、投資家への分配と営業者・運営側の収益が作られます。
COOL SERVICESの本業は貸金業と債権関連実務
ポイント
・貸金業登録会社
・保証・債権買取・ファクタリングも事業内容
・借り手審査と回収管理が重要
COOL SERVICESは、公式会社概要で貸金業、保証業務、債権買取・譲渡、ファクタリング業務などを掲げています。つまり、COOLの投資商品は、単なるウェブサービスではなく、貸付審査・契約・回収・支払管理の実務とつながっています。
不動産会社向け融資が案件供給の柱
ポイント
・不動産開発会社向けが目立つ
・物件取得費や建築費用に使われる案件がある
・販売環境が悪化すると返済力に影響
公開ファンドを見ると、不動産デベロッパー、収益商業ビル、投資用マンション、不動産クラファン関連事業者向けの融資が多く確認できます。不動産会社は物件取得・開発・販売で資金需要が大きいため、短期資金調達としてソシャレンを使うことがあります。
ZUUグループの金融事業との接点
ポイント
・ZUUは金融メディアと金融事業を持つ
・投資家接点や金融領域ノウハウが背景
・COOL単体の収益規模は外部から切り分けにくい
ZUUグループは、金融メディアや金融トランザクション領域を展開しています。COOLはその中で、融資型クラウドファンディングという投資商品の一機能として位置づけられます。ただし、COOL単体の売上・利益は公式IRから切り分けにくいため、ZUUグループの決算は背景情報として使うのが適切です。
厳しい局面は借り手悪化と案件供給鈍化
ポイント
・不動産市況悪化で借り手返済力が落ちる
・無担保案件では回収余地が限定される
・新規案件が少ないと投資家資金も集まりにくい
COOLのモデルが苦しくなるのは、借り手の返済力が落ちる局面です。不動産販売の鈍化、金利上昇、資金調達環境の悪化が重なると、借り手が高い金利を払い続けにくくなります。さらに新規ファンド頻度が落ちると、投資家側も資金を置きにくくなります。
株式会社COOL / ZUUグループの決算 / 財務レポート
財務を見る前提
・株式会社COOL単体の公式3期決算は確認できない
・投資判断ではZUU連結決算を運営背景として確認する
・COOL単体や個別ファンドの安全性とは分けて読む
・ZUUの2026年3月期第3四半期は営業損失・四半期純損失
| 2023年3月期 ZUU連結 | 売上高33.99億円 営業利益2.10億円 親会社株主帰属純利益0.90億円 自己資本比率41.0% |
| 2024年3月期 ZUU連結 | 売上高28.99億円 営業利益1.15億円 親会社株主帰属純損失0.45億円 自己資本比率13.0% |
| 2025年3月期 ZUU連結 | 売上高29.93億円 営業利益0.14億円 親会社株主帰属純利益1.20億円 自己資本比率13.7% |
| 2026年3月期3Q ZUU連結 | 売上高19.31億円 営業損失1.76億円 親会社株主帰属四半期純損失2.75億円 自己資本比率9.4% |
COOL単体の3期決算は確認できない
ポイント
・公式サイトでは継続的な決算開示を確認できない
・官報DB等の断片情報はあるが3期比較には弱い
・記事ではZUU連結を補助情報として扱う
株式会社COOL単体について、公式サイト上で3期分の決算公告を確認できませんでした。外部の官報系データベースには過去公告の断片が見つかるものの、投資判断に使える継続的な3期比較としては弱いため、ここではZUUグループの公式IRを中心に確認します。
ZUU連結は売上横ばいで利益が薄い
ポイント
・2025年3月期の売上高は29.93億円
・営業利益は0.14億円まで縮小
・2026年3月期3Qは営業損失
ZUU連結は、2025年3月期に売上高29.93億円、営業利益0.14億円でした。2026年3月期第3四半期は売上高19.31億円、営業損失1.76億円で、利益面は強い状態とは言えません。COOLの直接安全性ではありませんが、親会社グループの余力を見る材料になります。
金融トランザクション事業は大きいがコスト先行もある
ポイント
・2025年3月期はトランザクション事業売上18.88億円
・2026年3Qは同事業売上14.65億円
・投資ファンド組成遅れなどの記載もある
ZUUのIRでは、フィンテック・トランザクション事業がグループ売上の大きな柱になっています。一方で、2026年3月期第3四半期では投資ファンド組成の遅れなどによりコスト先行の記載があります。金融事業の拡大余地はある一方、安定高収益というより、投資・組成・管理コストを伴う事業です。
自己資本比率は低めに見える
ポイント
・2025年3月期13.7%
・2026年3月期3Qは9.4%
・非支配株主持分の影響もあるため単純比較に注意
ZUU連結の自己資本比率は、2025年3月期13.7%、2026年3月期第3四半期9.4%です。非支配株主持分やファンド関連の影響もあるため単純には読めませんが、親会社が巨大な財務余力で個別ファンドを支えるという見方はしない方がよいです。
最終判断は個別ファンドの貸付先で決まる
ポイント
・ZUU決算は運営背景の確認材料
・投資家元本は借り手返済に依存
・担保・保証なし案件では特に借り手財務を読む
ZUUグループの決算は、COOLの運営背景を確認する材料です。ただし、COOLの個別ファンドで投資家元本が守られるかは、借り手が返済できるか、営業者が管理できるかで決まります。上場企業グループという情報は、最後の判断材料ではなく入口の安心材料として扱いましょう。
COOLの実績
ポイント
・公開ファンド54件では4%台が中心
・予定利回りは3.9%〜8.0%、平均4.60%、中央値4.5%
・運用期間は3〜12ヶ月で、7〜12ヶ月が38件
・不動産関連の融資案件が中心
・担保なし49件、保証なし42件で信用リスクの確認が重要
| 項目 | 集計結果 |
|---|---|
| 集計対象 | 公式ファンド一覧に掲載された公開ファンド54件 |
| 予定利回り | 3.9%〜8.0% / 平均4.60% / 中央値4.5% |
| 運用期間 | 3〜12ヶ月 / 中央値10ヶ月 |
| 募集額合計 | 1,725,000,000円 |
| 申込額合計 | 1,679,440,000円 |
| 主な投資対象 | 不動産関連18件、不動産開発・収益商業ビル、不動産関連融資など |
| 担保・保証表記 | 担保あり5件 / 担保なし49件、保証あり12件 / 保証なし42件 |

利回り分布:4%台が中心
ポイント
・4%台が42件で最多
・5%台は5件、6%台は4件
・平均利回りは4.60%で、高利回り一辺倒ではない

COOLは、ソーシャルレンディングの中では中利回り帯のサービスです。公開ファンド54件では4%台が中心で、平均利回りは4.60%、中央値は4.5%でした。
利回りを見る時は、単純に高い案件を選ぶのではなく、貸付先がその金利を払ってでも借りる理由、資金使途、返済原資が見合っているかを確認したいです。
運用期間分布:7〜12ヶ月が中心
ポイント
・7〜12ヶ月が38件で中心
・6ヶ月以内は16件
・すべて12ヶ月以内だが途中換金しやすいわけではない

COOLの公開ファンド54件は、すべて3〜12ヶ月の範囲に収まっています。長期で資金が固定される案件は確認範囲ではありませんが、ソーシャルレンディングは原則として途中換金しにくい商品です。
短期案件でも、返済原資が不動産売却や借り換えに寄る場合は、予定期間の短さだけで判断しない方がよいです。運用終了時に何を原資として返すのかを確認しましょう。
投資対象分布:不動産関連融資が中心
ポイント
・最多カテゴリは不動産関連
・不動産開発会社や収益ビル関連が目立つ
・再生可能エネルギーや事業資金系も一部ある

COOLは、不動産会社や不動産関連プロジェクトへの融資が中心です。投資用マンション、収益商業ビル、不動産開発会社向け融資など、投資対象のイメージを持ちやすい案件が目立ちます。
ただし、COOLは不動産を共同保有する不動産クラウドファンディングではありません。投資家が見るべき中心は、物件そのものよりも、借り手の財務、返済原資、営業者の管理体制です。
担保・保証:なし表記が多い
ポイント
・担保なし49件
・保証なし42件
・担保回収より借り手の信用力を重視する

COOLの実績で最も注意したいのは、担保なし・保証なし表記の多さです。担保がないこと自体で即NGではありませんが、担保回収を前提にしにくいぶん、借り手の返済力をより強く見る必要があります。
特に不動産開発会社向け融資では、対象プロジェクトが進まなかった場合でも借り手が返済できるか、他の金融機関借入との関係はどうか、リコースローンの説明をどこまで信頼できるかを確認したいです。
キャンペーン情報
キャンペーン情報
現在開催されているキャンペーンはありません。
何かあり次第ここに表示します。
COOLのキャンペーン情報!
登録〜出資までの流れ
STEP1 公式サイトから会員登録する
ポイント
・メールアドレス登録から開始
・同一名義で複数口座は不可
・法人登録も可能
まずは公式サイトから会員登録を行います。FAQでは、同一名義で複数の口座開設はできないと説明されています。
STEP2 本人確認と投資家登録を完了する
ポイント
・本人確認書類を提出
・マイナンバー関連書類も必要
・審査基準は非公開
本人確認書類と個人番号確認書類を提出します。FAQでは、審査基準や審査の経緯、口座開設の可否判断に関する事由は開示しないと説明されています。
STEP3 ファンド詳細と契約書面を確認する
ポイント
・借り手を確認
・資金使途と返済原資を読む
・担保・保証の有無を確認
COOLでは、ファンド詳細にプロジェクト概要、融資先概要、仕組み、リスクなどが掲載されます。投資前に契約締結前書面と匿名組合契約書を確認しましょう。
STEP4 入金して出資申込を行う
ポイント
・入金時の振込手数料は投資家負担
・先着式案件が多い
・申込後8日以内はクーリングオフ対象
投資資金を入金して出資申込を行います。FAQでは、入金時の振込手数料は投資家負担、投資申込日を含めた8日以内であればクーリングオフ制度が適用されると説明されています。
STEP5 分配と償還を待つ
ポイント
・分配時期はファンドごとに確認
・出金手数料はCOOL負担
・遅延時はお知らせを確認
運用開始後は、ファンドごとの分配・償還を待ちます。FAQでは、出金申請後は翌々営業日までに指定口座へ振り込むと説明されています。
FAQ
最低投資額はいくらですか
公式サイトでは1万円から始められることが訴求されています。ファンドごとの最低投資金額は、各ファンド詳細で確認してください。
COOLの商品タイプは何ですか
COOLは融資型クラウドファンディング、いわゆるソーシャルレンディングです。不動産会社向け融資が多くても、投資家が不動産を共同保有する仕組みではありません。
入金手数料はかかりますか
公式FAQでは、投資家がCOOLの預かり金口座へ送金する際の振込手数料は投資家負担と説明されています。
出金手数料はかかりますか
公式FAQでは、COOLの預かり口座から投資家の金融機関口座へ送金する際の振込手数料はCOOLが負担すると説明されています。
途中でキャンセルできますか
公式FAQでは、投資申込日を含めた8日以内であればクーリングオフ制度が適用されると説明されています。ただし、通常の途中換金とは別物です。
担保なしでも投資できますか
投資はできますが、担保なし案件では借り手の返済力と返済原資をより重視する必要があります。COOLの公開54件では担保なし表記が多いため、少額分散が前提です。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
COOLだけでなく、他の不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングの募集予定もまとめて確認したい場合は、利回りカレンダーが便利です。募集開始日、予定利回り、運用期間を横断して見られます。
【利回りカレンダー】
複数サービスの募集予定をまとめて確認
ポイント
・不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングの年利・投資期間・募集方式を一覧で確認しやすい
・Googleカレンダーに登録するだけで設定完了
・複数サービスの募集タイミングをまとめて把握できる
まとめ
まとめ
・COOLはZUUグループ運営のソーシャルレンディング
・公開54件の平均利回りは4.60%、中央値は4.5%
・担保なし・保証なし案件が多く借り手審査が重要
・新規案件頻度は高くなく、待機前提で使うサービス
・使うなら少額分散で貸付先と返済原資を確認する
COOLは、ZUUグループ運営という分かりやすい安心材料がある一方で、公開ファンドを見ると担保・保証なしの融資案件が多いサービスです。平均利回りは4.60%で、過度に高利回りではありませんが、借り手の信用リスクはしっかりあります。
使うなら、COOLをメイン口座として常時資金を置くというより、案件が出たタイミングで、借り手・資金使途・返済原資・担保保証の有無を確認して少額で選ぶのが現実的です。ZUUグループという背景を評価しつつ、最後は個別ファンドを読む姿勢を持ちましょう。
出典・参考
・COOL公式サイト
・COOL FAQ
・COOL ファンドの手数料およびリスクについて
・株式会社COOL SERVICES公式サイト
・株式会社ZUU 事業内容
・株式会社ZUU 2025年3月期 決算短信
・株式会社ZUU 2026年3月期 第3四半期決算短信






