【Bitget】
トラベルルールによる取引所との入金・出金状況！

2023/5/31日12時から日本の各取引所でトラベルルールに基づいた入出金の管理が求められるようになりました。
実際Bitgetと国内主要取引所での入出金状況をまとめました。
(2023.6.1時点のものです）

この記事でわかること
・Bitgetと各取引所とのトラベルルール後の入出金状況
・トラベルルールをわかりやすく説明
・通知システムが２種ある(SygnaとTRUST)
・プライベートウォレットや指定国意外は対象外
・まとめ

Bitgetと各取引所とのトラベルルール後の入出金状況

Bitgetへの入出金状況を各取引所ごとにまとめました。
作成時点の日付はトラベルルールが開始した2023/6/1のものになります。

Bitgetが入出金可能な理由

トラベルルール後の入出金可能例は以下の３つに分類されます
①TRUST or SYGNA間での取引の場合
＊TRUST or SYGNAの説明は後ほど解説します。
②通知国対象外の取引所(オフショア取引所）の場合
③プライベートウォレットの場合
Bitgetの場合は『②通知国対象外の取引所(オフショア取引所）の場合』に該当されるため、現状では問題なく送金できる取引所が多いです。
BitgetはSygnaもTRUSTも非加盟ですが、金融庁の指定する国にセーシェルが入っていなかったのでまだ割と使える取引所が多いです。

トラベルルールをわかりやすく説明

トラベルルールとは、国際機関により、マネーロンダリングやテロ資金供与対策を目的として各国で導入が進められている取り決めのことです。
このルールは、FATF（金融活動作業部会）が定める国際基準となります。

ポイント
・国内各取引所は送金時に一定の情報を通知します。
・通知システムが２種ある(SygnaとTRUST)
・全ての取引所が導入したわけではない
・プライベートウォレットや指定国意外は対象外

とはいえ、即席でできたトラベルルールなので穴がたくさんある状況です。
上記のポイントについて詳しく解説していきます。

Bitgetの場合は『プライベートウォレットや指定国意外は対象外』の部分で送金可能になっていますね。
ただし、取引所ごとに対応が異なるので、入出金前には確認しておきましょう。

通知システムが２種ある(SygnaとTRUST)

ポイント
・通知システムが２種ある(SygnaとTRUST)
・異なる取引所では送金不可

通知システムが２種類存在し、『Sygna』と『TRUST』になります。
各取引所がどちらかのシステムの導入を目指しており、現段階では異なるシステムの送金は不可になっています。
そのため現状はプライベートウォレットかオフショア取引所が一番使いやすくなっています。

SygnaーTRUSTの送金はできないってことだね。
各取引所の導入状況もみてみましょう。

SYGNAを採用する取引所

• bitbank
• BitTrade
• BTCBOX
• DMMビットコイン
• GMOコイン
• Huobi Japan
• LINE BITMAX
• SBI VCトレード
• 楽天ウォレット
• AscendEX
• MEXC

TRUSTを採用する取引所

• bitFlyer
• Coincheck
• Binance.US
• Coinbase
• Fidelity Digital Assets
• Gemini
• Kraken
• Paypal

プライベートウォレットや指定国意外は対象外

ポイント
・プライベートウォレットは対象外
・指定国以外(オフショア)は対象外

今回のトラベルルールは基本的には『プライベートウォレット』『金融庁指定国以外の国』は対象外になります。
そのためメタマスクなどのプライベートウォレットを経由すればどこにでも送金できます。
また、オフショア国などの金融庁指定国以外の国も対象外となっています。
ただし、こちらについては各取引所ごとに対応がわかれています。

金融庁指定の通知対象国とは

bitgetの場合はもともと本社をケイマン諸島に置いていますが、現在はセーシェルになっています。
そのため対象国外ということで送金可能な取引所が多いです

まとめ

ポイント
・Bitgetは対象外であることが多い
・メタマスクなどのプライベートウォレットが一番安全

Bitgetへの入出金状況を各取引所ごとにまとめました。
作成時点の日付はトラベルルールが開始した2023/6/1のものになります。