船舶投資ファンドに個人で出資する方法！
メリットやリスクも解説！

船舶ファンドに個人で出資する方法を記載しています。
また、船舶ファンドに投資するにあたっての注意点なども記載しています。

この記事でわかること
・船舶投資とは
 ・マリタイムバンクとは
 ・マリタイムバンクの特徴
 ・船舶投資のメリット
 ・船舶投資のリスクと対応策
 ・海運産業の現状と将来性

船舶投資とは

ポイント
・船舶を賃貸することによって収益を得る投資
・船舶投資のリターンは安定している

船舶投資とは、「船舶を所有し、その船舶を賃貸することによって収益を得る投資」のことです。
通常は大規模な資金が必要であり、主に富裕層や投資家のポートフォリオの一部として行われます。

もちろん今回は10万円から船舶投資ファンドに出資する方法を教えます。
その前に「船舶投資の仕組み」「船舶投資の種類」を軽く説明しておきます。

船舶投資の仕組み

ポイント
・基本的な仕組みは不動産と同じ
・貸して賃料を得るモデル
・船舶特有のリスクはある

船舶投資の仕組みは「船舶を買う」→「貸す(リース)」による賃料による収益になります。
一般的に定期的なキャッシュフローが得られるので、他の投資と比較して安定した現金収益をもたらすことが期待されます。
事故や自然災害など船舶特有のリスクもあるので、そこをしっかりケアする必要があります。

リスクやその対応策についても後に解説しています。

個人での主な出資先

主な出資方法は2種類
①株式投資
②ソーシャルレンディング

船舶に投資する方法は、「船舶関連会社の株式を購入する」「ソーシャルレンディングで船舶ファンドに投資する」の２つです。
SBIリーシングや日本郵船などの株式を購入するでも船舶投資になりますが、船舶以外の要因も大きく関わってくるので、純粋に船舶投資するのであれば「②ソーシャルレンディング」に頼ることになります。

不動産に投資！って言いながら、タマホームに投資するのは少し違う気がするもんね。
じぇいも実際に投資している船舶クラウドファンディングのマリタイムバンクを紹介します。

マリタイムバンクとは

サービス名	マリタイムバンク
社名	日本マリタイムバンク株式会社
代表	昼田将司
本店所在地	東京都中央区新川2丁目9番5号第2中村ビル3階
利回り実績	3％～9.5％
公式サイト	マリタイムバンク公式HP

マリタイムバンクは日本初の船舶クラウドファンドを実施している会社です。
多大な資金がかかる船舶投資を小口化して、１口10万円から投資できるようにしています。
船舶特有のリスク対策なども積極的に行っているので、安心して投資できます。

詳しいマリタイムバンクの仕組みや実績などの詳細は別記事で解説しています。
本記事ではマリタイムバンクの特徴のみお話しします。

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マリタイムバンクの特徴

マリタイムバンクの特徴
・高利回り案件が多い
・投資期間が短い案件もある
・元本回収実績100%
・船を担保にしている
・出資金の返済が可能な金額の保険金

日本初の船舶クラウドファンドを実施しているマリタイムバンクの特徴をざっと書き出してみました！

高利回り案件が多い

ポイント
・利回りは3%~9.5%と高利回り
・安全性にもしっかり配慮されている

ファンド組成は2024/2月時点で20件なのでファンド数も増えてきました。利回りは3%~9.5%と高く、これからのファンドにも充分に期待できます。
また、船舶投資という新しい枠に資産分散できるので、利回り以上の価値があるかと思います。
また、投資先も安定した企業を選んでいるようですし、『第一抵当権の船舶担保＋沈没リスク回避の保険』で安全面も確保しています。

利回り以上に船投資というセクターに分散できるのが激アツだね！
とりあえず口座開設だけしといて、激アツファンド募集があるのを待つスタイルだね。
＊じぇいの激アツファンドのみの投資戦略の詳細はこちら

投資期間が短い案件もある

ポイント
・1年以下の案件もある
・長期投資ファンドもある

投資期間12ヶ月以下の案件も多いのが特徴です。に
また、23ヶ月、33ヶ月などの長期のファンド組成も実施されており、短期投資派も長期投資派もどちらも投資できます。

船舶ファンドを知れば知るほど安全面は強いから、そこそこ長期でも投資していってます！

元本回収実績100%

ポイント
・元本回収実績100%
・投資をして損失が出たケースはまだない。

元本回収実績はあくまで実績なので、今後の補償をするものではありません。ただし、現時点で損失割合が０％というのは心強いですね。
元本回収実績100％を目指すために、次で説明する「担保設定」「補償金の設定」を行なっております。

船を担保にしている

ポイント
・船という現物の担保がある
・競売等の債権（元利金）回収は行ってくれる

マリタイムバンクの投資先は船舶会社ですので、現物(船)があります。
そのため会社からの元本回収が難しい場合は、マリタイムバンクが船を差し押さえ、競売などで資金の回収を図ってくれます。
もちろん競売ですので、確実に元本が回収できるかは不明ですが、一定の担保補償があるのは心強いですね。

出資金の返済が可能な金額の保険金

ポイント
・出資金の返済が可能な金額の保険金は付保
・保険金の支払いは数ヶ月かかることもある

マリタイムバンクは船舶投資ですので、沈没というリスクがどうしても付き纏います。
そこで、投資金が十分に回収できるだけの保険金が設定されており、元本割れしにくいように設計されています。
ただし、確実に元本回収できるかは不明かつ、保険金の支払いまでに数ヶ月かかることがあるのには注意が必要です。

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船舶投資のメリット

船舶投資のメリット
・船舶セクターに分散投資できる
・抵当権を設定できる
・海上輸送の需要は無くならない

船舶セクターに分散投資できる

ポイント
・船舶セクターは未投資の方が多い
・船舶は低リスク商品になる

普段から投資している方でもポートフォリオに「船舶」が入っている方は稀なのではないでしょうか？
「船舶」は不動産と同じで低リスクで現金収益をもたらす特徴があります。

船舶がなぜ低リスク商品なのかを解説していきます。

抵当権を設定できる

ポイント
・不動産と同じく抵当権を設定できる
・担保を競売して回収可能
・競売に適した場所を選べる

抵当権というのは、「事業が失敗した場合にを競売にかけて売却する権利」です。
船舶という現物があるため、船を競売して優先的に回収できるのでリスクが低くなります。
また船の場合は動かすことができるので、競売に適した場所で差し押さえ、競売をする事も可能なのが魅力です。

不動産など抵当権が設定できる投資は、失敗時のリスクを計算できるのが魅力だね。

海上輸送の需要は無くならない

ポイント
・世界の貿易量の約90％が海上輸送
・海運産業は今後も成長が期待されている

世界の貿易において約90％が海上輸送で運ばれています。日本においてはほぼ100％が海上輸送です。
海上輸送はコロナ禍でも需要は衰えることがなく、むしろ空路の減便などの関係から需要は増加していました。
エネルギー問題に関しても、海上輸送のエネルギー効率を高めるための技術開発が進んでおり、成長は止まっていない現状です。

詳しい海上輸送の現状と将来性に関しても後にしっかり解説しています。

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船舶投資のリスクと解決策

今回は少額から船舶投資できるマリタイムバンクが行っている、解決策を記載していきます。

船舶投資のリスク
・元本保証がない
・為替リスク
・事故リスク

元本保証がない

リスク
・元本保証がある商品はない
対応策
・担保設定と補償金の設定

他の投資商品と同様に元本保証があるわけではありません。
しかし、マリタイムバンクでは、「担保設定」「補償金の設定」を行うことでリスクを最小限にとどめています。
また、マリタムバンクの実績では元本割れを起こしたことは無いです。

それぞれの補償に関しては事故リスクの説明時に詳しく説明します。

為替リスク

リスク
・為替変動によるリスクがある
対応策
・特になし
＊一応円建てファンドもあります。

船舶投資は基本的には世界の基軸通貨である米ドルで投資が行われます。出資や分配金は円で行われるため、為替損益がでてきます。
出資後に円安になった場合は儲けが多くなり、円高になった場合は儲けが少なくなります。

これに対する対策は特に無いね。米ドルに資産分散してると腹をくくるしか無いかな。
一応マリタイムバンクでは稀に円建てファンドも開催されています。

事故リスク

リスク
・船舶特有の沈没リスク
対応策
・担保設定と補償金の設定

船舶特有のリスクとして、事故などでの沈没などのリスクが挙げられます。
マリタイムバンクでは担保設定と補償金の設定を行うことでリスク対策をおこなっています。

担保設定
・船という現物の担保
・マリタイムバンクが船を差し押さえ、競売などで資金の回収を図る。
補償金の設定
・投資金が十分に回収できるだけの保険金
・保険金の支払いまでに数ヶ月かかる可能性はある

各ファンドに上記のようなリスク対策が行われているので、安心です。

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海運産業の現状と将来性

ポイント
・現状は海上輸送は不可欠
・将来性は海上輸送の需要は増加し続ける

海運産業の現状

ポイント
・世界の貿易量の約90％が海上輸送
・海運産業においても様々な革新がある

海運産業は、グローバルな貿易の成長とともに急速に発展してきました。
海上輸送は、世界の貿易量の約90％を運んでおり、人口増加に伴うエネルギー需要や食品需要も増加しており、海上輸送は不可欠な役割を果たしています。
環境にやさしい燃料への移行や自動化技術の導入など、海運産業においても様々な革新が進んでいます。