不動産クラファンのリセールファンドとは?
投資判断や意味を解説
COZUCHIやヤマワケエステート、大家どっとこむなどでたまに募集されるリセールファンド。
リセールファンドって大丈夫なん?
なんでリセールされているの?
投資して大丈夫?
という質問にお答えしていきます。
この記事でわかること
・リセールファンドとは
・過去のリセールファンド例
・投資しても大丈夫?
・いつ行われるの?
・高利回り案件に参加する秘訣
・まとめ
リセールファンドとは
ポイント
・途中解約分を再募集
・期間は短くなっている
・報酬が同じなので年利はUPされる
リセールファンドとは、買取り申請があった分を再販売(再募集)してるファンドのことです。
リセールファンドは運用中ファンドに途中から参加することになり、実際の投資運用日数は当初から投資している投資家より短くなります。
そのため短い投資日数で当初想定利回りによる分配金を受け取ることができるため、リセールによる想定利回りは高くなる傾向があります。
イメージはこんな感じです!
「年利4%+期間12ヶ月ファンドに6ヶ月経過時点でリセールファンドとして参加した」と仮定します。
【例題】
・通常ファンドの場合
1/1開始の期間12ヶ月、年利4%の案件に100万円出資したとします。
その場合の配当金は
12ヶ月後に40000円となります。
・リセールファンドの場合
上記案件が7/1にリセールファンドとして売り出されたとします。
通常ファンド利益は最終日に出資していた人に支払われるので、
7/1開始の期間6ヶ月、年利8%の案件に相当します。
その場合の償還金は
6ヶ月後に40000円となります。
つまり短期間で同じ報酬が貰えるので、年利換算した場合は高くなるということですね!
過去のリセールファンドを紹介します。
過去のリセールファンド例
ちょくちょくリセールファンドを出している
・COZUCHI
・ヤマワケエステート
の2社の過去例を見ていきます。
COZUCHIのリセールファンド
もともとのファンドである相模原 リニア開発プロジェクトは「年利7.5%+期間12ヶ月」の案件でした。
しかし、10ヶ月経過したのちにリセールファンドとして発売されたため、運用期間が2ヶ月となり年利59.5%というファンドとして売り出されました。
ヤマワケエステートのリセールファンド
もともとのファンドである東京都渋谷区初台エリア1棟レジデンスファンドは「年利9.3%+期間16ヶ月」の案件でした。
しかし、1ヶ月経過したのちにリセールファンドとして発売されたため、運用期間が15ヶ月となり年利11.3%というファンドとして売り出されました。
リセールファンドって投資しても大丈夫?
ポイント
・結局はファンドによる
・人気案件になりやすい傾向
リセールファンドはファンド自体に問題があったわけではなく、投資家側になんらかの不都合があり、買取申請されて行われることが多いです。
そのため、リセールファンドだからうんぬんよりも、ファンド自体に問題がなければ参加して良いかと思います。
リセールファンドだからダメ!ってわけではなくて、結局はファンドの中身を見て判断するしかねいね。
ただし、ファンドに問題がない場合は通常よりも高い年利で運用できることが多いので、非常にお得なファンドとも言えます。
そのため、リセールファンドは人気案件になりやすい傾向にあるので、当選するのは難しいかもしれません。
特にCOZUCHIのリセールは運用期間終了付近で売り出されたこともあって、すごい倍率になっていたね。
良いファンドであれば積極的に参加する方が良いかと思います。
リセールファンドはいつ行われるか?
ポイント
・不定期開催
・買取申請がない限り行われない
買取した優先出資持分があることが前提となりますので、事業者による買取状況によってリセールの実施時期や募集ファンド、金額が変動するため、不定期開催になります。
リセールファンド狙いで投資するのは難しいので、あればラッキー程度の認識で良いかと思います。
誰かが売りに出さない限りは開催されないからね。
急に売り出しがあるので、情報は利回りカレンダーなどで逐一チェックしてね。
高利回り案件に参加する秘訣
リセールファンドは高利回りになることが多いですが、なかなか当選するのは難しいのが現実です。
当ブログでは簡単に複数社のファンド情報を仕入れ、良い案件に数を打つ方法をおすすめしています。
ファンド情報自動収集ツールをご紹介します。
出資したいファンド条件
・利回りは6%以上の案件
・投資期間はできれば12ヶ月以下の案件
上記の条件は全てのほったらかし投資で言える条件だね。
こういった不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングは激アツ案件以外はスルーして、美味しいところだけ食っていくのがじぇいのスタイルだね。
ただし上記の条件のような激アツ案件は出現確率が少ないのも事実だね。
それでも投資できる理由は複数のクラウドファンディング会社を常にチェックしているからだね。
毎日ファンド情報見ている時間がない!という声をお聞きしたので、、
googleカレンダー上で、じぇいが監視している会社のファンド情報が自動更新+一括管理できる「利回りカレンダー」というツールを作りました!
まとめ
ポイント
・リセールファンドは誰かが途中で売りに出したファンド
・期間が通常よりも短くなっている
・報酬は同額もらえる
・期間が短い分、年利換算すると上昇する
リセールファンドとは、買取り申請があった分を再販売(再募集)してるファンドのことです。
リセールファンドは運用中ファンドに途中から参加することになり、実際の投資運用日数は当初から投資している投資家より短くなります。
そのため短い投資日数で当初想定利回りによる分配金を受け取ることができるため、リセールによる想定利回りは高くなる傾向があります。