NINE FUNDは怪しい?評判・実績とファクター・ナインの本業/決算を投資家目線で解説
※本記事にはPRを含む場合があります。
※不動産クラウドファンディングは元本保証ではありません。想定利回りは確定ではなく、元本割れの可能性があります。
投資判断はご自身の責任で、必ず各ファンドの「契約成立前書面」「重要事項説明書」等をご確認ください。
税務(確定申告の要否等)は個別事情で異なるため、税理士・税務署等でご確認ください。
この記事では、NINE FUNDの仕組み・実績データ・口コミ傾向に加えて、運営会社(株式会社ファクター・ナイン)の「本業」と「決算(要約3期)」まで踏み込んで、判断材料をまとめます。
この記事でわかること
結論:NINE FUNDが向いている人/向いていない人
直近ファンド情報(更新日つき)
NINE FUNDの基本スペックと特徴
NINE FUNDの仕組み
特徴(メリット)
デメリット(注意点)
「危ない?怪しい?」の不安をどう整理するか
口コミ・評判(X中心)
運営会社の会社概要(許認可・沿革・体制)
運営会社の「本業」を分解(どこで利益を出す会社か)
決算/財務レポート(運営会社リスク)
実績(利回り・運用期間・募集倍率の傾向)
キャンペーン情報
口座開設(登録)〜出資の流れ
FAQ
利回りカレンダー
まとめ
- 結論:NINE FUNDは「札幌×短期×抽選中心」の案件が多い。ただし判断は“案件の中身”で決まる
- NINE FUND(ナインファンド)とは
- NINE FUNDの仕組み
- NINE FUNDの特徴(メリット)
- NINE FUNDのデメリット(注意点)
- 危ない?怪しい?と言われる理由を“会社・案件構造”から分解する
- NINE FUNDの口コミ・評判(参考|X中心)
- 運営会社の会社概要(株式会社ファクター・ナイン)
- 運営会社の「本業」を分解する(どこで利益を出す会社か)
- NINE FUND運営の決算/財務レポート(運営会社リスク分析)
- NINE FUNDの実績(利回り・運用期間・募集倍率の傾向)
- キャンペーン情報
- 口座開設(登録)〜出資までの流れ(つまずきポイント込み)
- FAQ(よくある質問)
- 利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
- まとめ:NINE FUNDは“短期×抽選”が主戦場。結論は書面で固める
結論:NINE FUNDは「札幌×短期×抽選中心」の案件が多い。ただし判断は“案件の中身”で決まる
NINE FUNDは、プロジェクト一覧を見る限り想定利回り7.5〜9.0%程度、運用期間は約3〜7か月程度の短期案件が多く、募集方式は抽選式が中心です。
プロジェクト一覧で確認できる範囲では、札幌市内の収益不動産(賃貸マンション等)を対象にした案件が多く、賃料収入を原資にするインカム型と、売却収益(ブリッジ)を原資にするキャピタル型が混在しています。
出資前に、案件ごとに必ずチェックしたい項目
- 出口(償還の原資):売却なのか、運営会社の買い戻し予定なのか、複数案なのか
- 優先劣後:劣後割合は何%か(案件により差が大きい)
- 借入の有無:借入併用型かどうか、LTV・返済期限の考え方
- 分配原資:インカム型(賃料)/キャピタル型(売却益)/混合か
- 途中解約・譲渡:原則できない前提で資金拘束を許容できるか
迷ったら、契約成立前書面・重要事項等説明書で「出口」「優先劣後」「借入」「費用」「リスク」を一度、紙に書き出して確認するのが一番ブレません。
直近のファンド情報!
NINE FUND Vol.15
・年利7.9%
・期間180日
・抽選
・2/20~24
地下鉄南北線「すすきの」駅徒歩2分の2LDK中心の賃貸用テナントビルが投資対象。
*1991年築、総戸数11戸の飲食店・歯科医院・事務所等が入居
*稼働状況については満室の状態
借入併用型。
優先:110,000千円:19.9%
劣後:59,000千円:10.7%
借入:384,000千円:69.4%
となっている。
賃料収益が配当原資で、当社グループ会社と空室保証契約を締結しているとのこと。
出口は
①当社固有財産での買い戻し
②ファンドの再組成・再募集
となっている。
上記①②ができなかった場合は市場での売却となるが、その際に売れないことがこの案件の一番大きな毀損リスク。(地震等除く)
*借入部分が大きい
運用前後の拘束含めても年利約6.92%。
個人的には投資します。
以下外部売却前提時のAI評価↓
① 価格レンジ(結論)
想定売却価格レンジ:5.2億円〜6.5億円(概算)
② 根拠(インカム還元=NOI÷キャップレート)
[事実]NOIの当たり
書面の賃料収入・費用実績から、直近数期のNOIは概ね 約3.9〜4.4千万円/年のレンジにある
→安定NOI=約4.2千万円/年を代表値として採用。
[事実]キャップレートの参考アンカー(札幌・プライム)
日本不動産研究所「不動産投資家調査」では、札幌のオフィス(Aクラス)期待利回りが4.8%(2025年10月)と示される。
CBREの資料でも、札幌プライムオフィスのキャップレート推移が4%台後半付近で推移している図が示される。
[推定/仮定]本物件に適用するキャップレート(上乗せ理由)
本件は
築1991(築35年前後)、
小規模(延床1120㎡)、
店舗(飲食等)混在でテナント入替リスクが相対的に高い、
かつ鑑定評価/ERなしで買手がリスクを織り込みやすい
ため、プライム(4.8%)に対して+1.7〜+3.2pt程度のリスクプレミアムを見込み、
キャップレート 6.5%〜8.0%を採用します。
計算(概算)
価格 = NOI 4,200万円 ÷ 6.5% ≒ 6.46億円
価格 = NOI 4,200万円 ÷ 8.0% ≒ 5.25億円
→ 端数調整し、5.2億〜6.5億円。
③ 投資家元本への含意(「いくらを割ると毀損か」)
借入 3.84億 + 優先元本 1.10億 = 4.94億円(売却コスト無視の閾値)
実際は仲介・税・法務等で売却額の3〜5%程度のコストを見込むと、
優先元本が守られる売却額の目安は
コスト3%:約5.09億円
コスト4%:約5.15億円
コスト5%:約5.20億円
となります。[推定/仮定]
NINE FUND(ナインファンド)とは

| サービス名 | NINE FUND(ナインファンド) |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ファクター・ナイン |
| 投資対象エリア | 札幌エリア中心の案件が多い(案件ごとに記載) |
| 募集方式 | 抽選式が中心 |
| 組合型 | 匿名組合 |
| 最低出資 | 10万円が基本(案件により「1口1万円×10口」など口数条件あり) |
| 想定利回り帯 | 7.5%〜9.0%程度の案件が確認できる(案件ごとに異なる) |
| 運用期間 | 約88日〜208日程度の案件が確認できる(案件ごとに異なる) |
NINE FUNDは、札幌に本社を置く株式会社ファクター・ナインが運営する不動産投資型クラウドファンディングです。手続きはWEB中心で進み、抽選式の案件が多いのが特徴です。
運用期間が3〜7か月程度の案件が多く並びます。長期でじっくり運用というより、「短期で回転させる」設計の案件が中心に見えます。
短期の良さは、資金拘束が比較的読みやすいこと。一方で、短期ほど出口(償還原資)の設計が重要になるので、ここは必ず書面で確認したいポイントです。
NINE FUNDの仕組み
不動産特定共同事業(電子取引)で運営
NINE FUNDは不特法の枠組みで、複数の投資家から集めた資金で不動産を取得・運用し、収益を分配する仕組みです。
投資前には案件ごとに「契約成立前書面」「重要事項説明書」等を確認します。
下図のような仕組みでは運営されます。

組合型は「匿名組合」が中心
匿名組合は、投資家が不動産を直接所有するのではなく、不動産取引・運用という“事業”に出資して分配を受け取る形式です。
このため、以下の点が重要です。
- 不動産そのものだけでなく、運営・スキームのリスクもある
- 倒産・運用不能等のリスクをゼロにはできない(元本保証なし)
特に匿名組合は投資家が不動産を直接所有していない関係上、倒産時には大きく元本が毀損する可能性があります。
NINE FUNDの特徴(メリット)
ポイント
・想定利回り7.5〜9.0%程度の案件が確認でき、短期運用が中心
・抽選式中心で、募集倍率が高い案件も多い(=人気の裏返し)
・札幌エリアの不動産にオンラインで投資できる(地域分散の選択肢)
・優先劣後構造を採用(比率は案件ごとに異なる)
・借入併用、出口設計など“案件設計の差”が大きいので、見るべき場所がハッキリしている
特徴1:想定利回り帯が比較的高めの案件が見つかる
ポイント
・プロジェクト一覧で想定利回り7.5〜9.0%の案件が確認できる
・ただし想定は確定ではない(運用結果で上下する可能性)
・利回りだけでなく「分配原資」と「出口」を同時に見る
NINE FUNDは、プロジェクト一覧上で年利7.5〜9.0%程度の想定利回り案件が確認できます。数字だけを見ると魅力的に映りますが、ここで一歩立ち止まりたいです。
想定利回りが高いほど、必ず裏側に「理由」があります。短期で出口を作る設計なのか、借入を併用しているのか、キャピタル型で売却益を見込むのか。利回りは入口で、判断は出口です。
特徴2:運用期間が短めで、資金の予定が立てやすい
ポイント
・運用期間は約88〜208日程度の案件が確認できる
・短期は「出口の詰まり」が最大論点になりやすい
・償還時期と分配タイミングは書面で確認する
運用期間が短めだと、生活防衛資金を崩さずに「余裕資金の範囲」で組み立てやすいのは確かです。
ただ、短期ほど「最後にどう終わるか(出口)」で差が出ます。運用終了後の償還がいつ、どんな手順で行われるかは、案件ページと書面の両方で確認しましょう。
特徴3:抽選式中心で、募集倍率が高い案件も多い
ポイント
・応募金額が募集金額を大きく上回る案件が並ぶ(倍率表示あり)
・人気=良い案件、と単純化はしない(自分の基準で見る)
・当選しない前提で、複数回応募できる準備が現実的
プロジェクト一覧には募集倍率(応募金額÷募集金額)の表示があり、高倍率の案件も確認できます。抽選式中心だと「当たらない」が前提になるので、ここはメリットでもありデメリットでもあります。
最初から大きく張るより、当選したら書面で丁寧に確認して、少額から経験値を積む方が失敗しにくいです。
特徴4:案件によっては“出口設計”が明確に書かれている
ポイント
・運用終了時の買い戻し予定など、出口の方針が書かれている案件がある
・ただし「予定」は予定。条件変更・遅延の可能性はゼロではない
・出口と合わせて、借入・劣後割合・売却条件をチェックする
案件ページによっては、運用終了時の売却先や買い戻し方針が記載されています。出口がイメージできるのは、投資家にとって重要な判断材料です。
ただし、出口が書かれていても「確定」ではありません。
市況・金融環境・買い手事情で条件が動く可能性は残ります。
だからこそ、出口に依存する案件ほど、書面で“前提条件”まで読んでおきたいです。
特徴5:グループで設計・施工・管理まで担う体制を打ち出している
ポイント
・運営会社は投資用不動産の企画販売を本業として掲げている
・グループで設計/施工/管理/修繕などを担う説明がある
・体制の強みが“案件の収益性/運用コスト”にどう効くかを見る
運営会社の説明では、グループ連携によるワンストップ体制を打ち出しています。
投資家目線だと「運用コストが抑えられるのか」「管理品質が安定しやすいのか」が主な関心になります。
ただ、体制がある=自動的に良い運用、ではありません。
結局は案件単位で、収益源(賃料/売却益)と費用構造(修繕・管理・借入コスト)を見て判断です。
特徴6:札幌エリアの不動産にオンラインで投資できる(地域分散の選択肢)
ポイント
・プロジェクト一覧で、札幌市内の不動産を投資対象にした案件が多い
・首都圏中心の案件とは「賃料相場」「入居需要」「売却市場」の前提が変わる=分散の選択肢になる
・地域が違うだけで“出口のクセ”も変わるので、出口(売却/買い戻し/延長条件)を先に読む
NINE FUNDは、プロジェクト一覧で見る限り札幌市内の不動産案件が多く、オンラインで北海道の収益不動産にアクセスできるのが分かりやすい特徴です。
すでに投資先が首都圏に偏っている人ほど、「エリアが違う案件を混ぜる」という意味で選択肢になります。
特徴7:優先劣後構造を採用(損失の順番が決まっている)
ポイント
・優先(投資家)/劣後(事業者)で出資を分け、損失が出た場合の“順番”を決めている
・まず劣後出資が損失を吸収し、それを超えた分が優先出資へ及ぶ設計
・劣後割合は案件ごとに差が出るので、毎回ここを確認するだけで判断が安定する
「優先劣後」って言葉だけだと難しく見えますが、要は“損失が出たとき、どっちが先に負担するか”の順番を決めている仕組みです。
一般的には、まず劣後出資(事業者側)が損失を吸収して、劣後分を超える損失が出たときに優先出資(投資家側)へ影響が及びます。だから投資家目線だと、見るべき場所がハッキリします。
具体的には、案件ページ(と書面)で「劣後割合」「借入の有無(あるならLTV)」「出口の条件」をセットで確認すること。優先劣後があっても、損失の可能性が消えるわけではないので、最終的には“案件の設計”で判断しましょう。

NINE FUNDのデメリット(注意点)
ポイント
・抽選式中心で、当選しないことがある(倍率が高い案件も)
・借入併用型は構造が複雑。LTV・返済期限・金利感を理解してから
・途中解約や譲渡は難しい前提。資金拘束を許容できる範囲で
注意点1:抽選=「当たらない」前提で動く必要がある
ポイント
・応募金額が募集金額を超える案件が多いと、当選率は下がる
・当選狙いなら「応募回数」が大事(=登録を早めに)
・当選してから焦らないよう、本人確認まで先に終える
抽選式は、公平感がある一方で当選率は読みにくいです。倍率が高い案件は普通に落ちます。
注意点2:借入併用型は、見た目より“金融商品らしい”
ポイント
・借入があると、利払い・期限・担保など論点が増える
・LTV(借入比率)と返済の条件は必ずチェック
・優先劣後だけで判断しない(借入が優先される構造もある)
案件によっては借入を併用するタイプがあります。借入があると、出資以外の資金(金融機関)も関与するので、構造が一段“金融商品寄り”になります。
ここは難しそうに見えますが、見るべき場所は決まっています。借入の金額、期限、返済方法、担保、LTV。書面に書いてあります。
注意点3:出口が書かれていても、遅延や条件変更の可能性は残る
ポイント
・出口は「売却」「買い戻し予定」など複数パターンがあり得る
・想定通りに進まないと、償還や分配が後ろ倒しになる可能性がある
・“出口が詰まったとき”に何が起きるか、リスク説明を読む
出口戦略が明示されている案件は読みやすい反面、もし想定が崩れたときの動きも想像しておく必要があります。
不動産クラファンは、リスクがゼロになる投資ではありません。出口・優先劣後・借入・リスク説明をセットで読み、納得できる範囲で資金を置くのが基本です。
注意点4:途中解約や譲渡は難しい前提で考える
ポイント
・匿名組合は途中解約や譲渡に制限があるのが一般的
・「すぐ現金化できる」商品ではない
・生活防衛資金とは分けて、余裕資金で
途中解約や持分譲渡には制限がある前提です。必要なお金を入れると、ここで詰みます。
だからこそ、短期案件でも「期間中は動かせない資金」として扱い、余裕資金の中で組み立てるのが一番堅実です。
注意点5:入金は銀行振込が基本。振込手数料や名義ルールに注意
ポイント
・入金は銀行振込が基本(振込手数料は投資家負担)
・登録した口座以外からの入金は受け付けないルールがある
・入金期限に間に合うスケジュールで動く
入金ルールは、実務でつまずきやすいところです。出資確定後に振込先が案内される流れなので、当選後に慌てないようにしておきましょう。
危ない?怪しい?と言われる理由を“会社・案件構造”から分解する
結論から言うと、NINE FUNDが「怪しい」「危ない」と検索されやすいのは、サービス自体が詐欺的という意味ではなく、投資家が“不安になりやすい条件”が揃っているために確認ニーズが強い――という整理がいちばん近いです。
具体的に、検索されやすい理由は主に次のとおりです。
- 想定利回りが高めに見えるため、「その利回りは何のリスクの対価か?」を確認したくなる
- 札幌市内の不動産案件が多く、インカム型/ブリッジ(キャピタル)型など設計が混在するので、「分配原資」と「出口」を先に押さえたくなる
- 抽選式中心で倍率が高い案件もあり、当選しにくい前提で情報収集をしてから申し込みたくなる
- 優先劣後・借入併用・手数料・延長条件など、案件ごとの条件差が大きい(=毎回見るべき場所が変わる)
- 匿名組合型で元本保証ではないため、物件だけでなく「運営・スキーム面のリスク」もゼロにはできない
だからこそ、NINE FUNDを判断するときは「口コミの印象」ではなく、次の4点を“書面と公的情報”で確認するのが王道です。
- 運営会社の信頼性(許認可・所在地・体制)
- 運営会社の本業(札幌の収益物件をどう作って売って管理する会社か)
- 案件設計(優先劣後・借入・分配原資・費用)
- 出口(売却/買い戻し/再組成など)と、その条件(売買契約・解除条項・延長条件)
このあと運営会社の会社概要・本業・決算を整理しますが、最後は各ファンドの「契約成立前書面」「重要事項等説明書」で、毎回この4点を埋められるかどうか。ここがいちばん大事です。
投資前チェックリスト(ここだけは落とさない)
ポイント
・物件:所在地(札幌市のどこか)/種類/賃料前提(空室保証やマスターリースの有無)
・出口:誰に、いつ、どうやって売る/買い戻す想定か(売買契約の有無も)
・劣後:劣後割合は何%か(商品ごとに異なる)
・借入:借入の有無、LTV、期限、返済条件
・分配:インカム/キャピタル/混合、分配タイミングと償還タイミング
・ルール:途中解約、譲渡制限、遅延時の取り扱い、手数料
このチェックリストを、契約成立前書面・重要事項等説明書に照らして埋められるかどうか。ここが「不安が消える/残る」の分かれ目です。
「怪しいかどうか」は感情の話になりやすいので、ここは不安を分解して、判断基準に落とすのが一番ラクです。
NINE FUNDの口コミ・評判(参考|X中心)
ポイント
・話題になりやすいのは「抽選」「倍率」「利回り」「短期」
・口コミは体感の集合。結論は書面と数字で出す
・当選しない前提で、登録と応募の準備が重要
ポジティブ寄りの声で多いテーマ
ポイント
・想定利回りが高めに見える案件がある
・運用期間が短めで回しやすい
・応募が多く、人気がある印象
Xでは、利回り水準や短期運用に注目する投稿が見られます。また、応募倍率の高さ(当選の難しさ)も含めて、人気の裏返しとして語られがちです。
ネガティブ寄りの声で多いテーマ
ポイント
・抽選で当選しにくい(倍率が高い)
・運営会社の財務や開示(借入や科目内訳)が気になる
・出口が運営会社依存に見える案件は、好みが分かれる
ネガティブ寄りの話題は「当選しにくさ」と「運営会社/開示への関心」に寄りやすいです。ここはSNSで結論を出すより、次の章の「本業」と「決算」を読んだうえで、自分の基準で判断するのが一番納得感があります。
運営会社の会社概要(株式会社ファクター・ナイン)
ポイント
・設立2001年、資本金1億円、決算期は7月
・札幌本社+東京支店の体制で、投資用不動産の企画販売を掲げる
・宅地建物取引業免許(国土交通大臣(2)第9646号)と、不動産特定共同事業(北海道知事 第3号)の許可を保有
・NINE FUNDは札幌市内の不動産案件が多く、インカム型/ブリッジ型の両方が見つかる
まず押さえるべき会社情報
| 会社名 | 株式会社ファクター・ナイン |
| 代表者 | 代表取締役社長 高橋 宏弥 |
| 設立 | 2001年8月9日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 決算期 | 7月 |
| 所在地 | 北海道札幌市中央区(本社)/東京都港区(東京支店) |
| 事業内容 | 投資用不動産の企画販売(賃貸用デザイナーズマンション一棟の企画販売・仲介 等)/不動産クラウドファンディング「NINE FUND」の運営 |
| 免許・許可 | 宅地建物取引業:国土交通大臣免許 (2) 第9646号/不動産特定共同事業:北海道知事 第3号 |
| 不動産特定共同事業の種別 | 第1号および第2号(電子取引業務) |
プロジェクトページでは、札幌市内のマンション(新築や収益物件)を投資対象にした案件が複数確認できます。分配原資は賃料収入(インカム)タイプと、売却収益を原資にするブリッジ(キャピタル)タイプが混在するので、申し込み前に「分配原資」と「出口」をセットで見るのが基本です。
許認可・ルール周りの“確認のしかた”
公式情報では、宅地建物取引業免許と不動産特定共同事業の許可番号が明記されています。ここは「許可を持っている=安心」で終わらせず、番号の照合、リスク説明、途中解約や譲渡制限のルールまで含めて、書面で淡々と確認していくのが王道です。
特に不動産クラファンは、案件単位で条件が変わります。サービス説明ページよりも、各ファンドの「契約成立前書面」「重要事項等説明書」を優先して読み込みましょう(優先劣後・借入・出口・手数料の4点を毎回チェック)。
グループ会社(ナインホールディングスグループ)
ファクター・ナインは、持株会社を中心に「企画販売・管理・施工・エネルギー供給」まで機能分担するグループ体制です。投資家目線だと、案件の説明(管理や施工の体制など)が“どの会社の役割か”が見えやすくなるので、ここは押さえておくと判断が安定します。
- 株式会社ナインホールディングス
- 株式会社ファクター・ナインサービス
- 株式会社スターマンプロジェクト
- 株式会社LIG.ガス
- 株式会社ファウンド
運営会社の「本業」を分解する(どこで利益を出す会社か)
ポイント
・本業は「札幌中心の賃貸用デザイナーズマンション(一棟収益物件)の企画・販売」+「投資用不動産仲介」
・用地取得→設計/施工→賃貸募集→管理まで、グループでワンストップ体制を打ち出している
・管理会社は札幌中心に管理戸数1万戸超を掲げ、リーシング/管理の“現場力”を強みにしている
・運営会社を見るときは、PLの利益よりも「在庫(販売用不動産)」「短期資金」「出口(売却・買い戻し)」が論点になりやすい
結論から言うと、ファクター・ナインは「札幌を中心に、賃貸用デザイナーズマンションを一棟で企画して、投資家に販売する」ことを軸にした不動産会社です。NINE FUNDの案件は、この本業と地続きで組まれることが多いので、ここが腑に落ちると、案件ページの読み方が一気にラクになります。
本業1:何を扱う会社か(札幌×一棟収益マンション)
ポイント
・主力は札幌中心の「賃貸用デザイナーズマンション(一棟収益物件)」
・土地を仕入れて企画し、完成後に一棟で販売するモデルと相性がいい(=出口が大事)
・不動産仲介も担うため、売却益だけでなく仲介手数料も収益になりやすい
運営会社の事業説明は、札幌中心の投資用不動産(賃貸用デザイナーズマンション等)を企画・販売し、不動産仲介も行う、という整理が基本です。
ここで投資家が押さえたいのは、会社の稼ぎ方が「賃料でじわじわ」だけじゃない点です。一棟を企画して販売するモデルは、最後は“出口(誰に・いくらで・どう売るか)”で結果が決まるので、NINE FUNDでも出口の説明が薄い案件ほど判断がブレやすいです。
本業2:「稼ぎ方」を分解(キャピタル+手数料+ストック収益)
ポイント
・キャピタル:企画した一棟物件の販売(売却益)
・フィー:不動産仲介の手数料
・ストック:グループで管理・修繕・エネルギー供給など周辺収益も持つ体制を打ち出している
投資家目線でわかりやすく言うと、稼ぎ方は「売って利益」「動かして手数料」「持ってストック」の3つに分かれます。
このうちNINE FUNDの読み解きで効いてくるのが、やっぱり「売って利益」=出口です。短期運用の案件ほど、出口の説明が具体的かどうかで、同じ条件に見えても中身が変わります。
本業3:ワンストップ体制(設計・施工・管理まで)を投資家目線で読む
ポイント
・用地取得→設計/施工→賃貸募集→管理まで、グループ内で完結する体制を打ち出している
・投資家にとっての意味は「コスト」「管理品質」「出口の組み立て」にどう効くか
・体制の“言葉”より、案件ごとの賃料前提・費用・出口条件の方が重要
ワンストップ体制は、投資家から見ると「コストが膨らみにくいのか」「管理が安定しやすいのか」という期待につながりやすいです。
ただ、ここは冷静にいきたいところで、体制がある=案件が良い、ではありません。案件の収益とリスクは、賃料・稼働・修繕・借入コスト・出口条件で決まります。最終的には、書面の数字で判断するのが一番ブレません。
本業4:管理戸数「1万戸超」をどう読むか(強みの意味と限界)
ポイント
・管理戸数が多いほど、リーシング(入居付け)や修繕の“現場データ”が溜まりやすい
・一方で、管理戸数が多い=その案件が満室、ではない(案件の賃料前提を必ず確認)
・見るべきは「賃料設定の妥当性」「空室対策(保証の条件)」「運用コストの前提」
グループの管理会社は、札幌中心に管理戸数1万戸超を掲げています。管理の規模がある会社は、入居者対応や募集のノウハウが積み上がりやすく、投資家にとっては“運用の土台”としてはプラス材料になり得ます。
ただし、ここも過信は禁物です。大事なのは、その案件の賃料前提が現実的か、空室が出たときの扱い(保証の条件)がどうなっているか。管理規模は「土台」で、判断は「案件の数字」です。
本業5:NINE FUNDは“資金循環”の中に入る(だから出口が重要)
ポイント
・不動産会社のクラファンは、仕入→保有/運用→売却の資金回転と結びつきやすい
・短期運用ほど「出口の説明の質」が結果を左右しやすい
・出口と合わせて、借入の有無/LTV/優先劣後/費用をセットで読む
不動産会社がクラファンを運営する場合、投資家の資金は不動産プロジェクトに入り、運用が終われば償還に戻ります。つまり投資家目線では、運営会社の「資金回転」がそのまま論点になります。
本業分解からわかる「NINE FUNDで特に確認すべきポイント」
ポイント
・分配原資:賃料(インカム)か、売却益(ブリッジ/キャピタル)か、混合か
・出口:売却先/買い戻し/再組成のどれを想定し、条件はどう書かれているか
・優先劣後:比率と損失吸収の順番(比率は案件ごとに異なる)
・借入:LTV、期限、返済条件、担保の考え方
・費用:取得・売却・管理・その他コストが利回りにどう効くか
結論として、ファクター・ナインの本業はNINE FUNDの案件設計と相性が良い一方、案件の条件差が大きいぶん「読み飛ばすと危ない場所」もハッキリしています。利回りだけで判断せず、最後は書面で“出口・優先劣後・借入・費用”を毎回セットで確認しましょう。
次の章では、運営会社の決算(要約3期)を投資家目線で整理します。ここまでの「本業の儲け方」を前提に読むと、数字の意味がつながって見えてきます。
NINE FUND運営の決算/財務レポート(運営会社リスク分析)
ポイント
・要約B/S・要約P/L(3期)ベースのため、内訳(現預金・借入・在庫・クラファン関連科目)が読めない制約がある
・それでも「資産拡大の仕方」「短期負債の比率」「特別損益の大きさ」は投資家目線で重要
・結論:24期は利益改善が見える一方、BS拡大と短期負債増が目立つ。クラファン関連科目が読み取れず、実質BSが組めないのが最大の論点
財務サマリー(3期比較|要約決算)
ポイント
・売上:12.26億→32.75億→30.90億(23期に大きく拡大)
・総資産:50.09億→57.25億→70.80億(24期の伸びが大きい)
・自己資本比率:20%台前半で推移
| 期(決算期) | 売上高(億円) | 営業利益(億円) | 経常利益(億円) | 当期純利益(億円) | 総資産(億円) | 純資産(億円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年7月期(第22期) | 12.26 | -0.19 | 0.05 | 0.04 | 50.09 | 10.13 |
| 2024年7月期(第23期) | 32.75 | 1.54 | 1.22 | 3.55 | 57.25 | 13.68 |
| 2025年7月期(第24期) | 30.90 | 2.15 | 1.49 | 1.24 | 70.80 | 14.92 |
売上は23期に大きく伸び、24期は微減。利益面は22期の営業赤字から改善し、24期は営業利益率が上がっています。
BSの見方:24期は“拡大の多くを負債で賄う”形に見える
ポイント
・総資産は24期に70.80億まで拡大
・純資産は14.92億まで増えたが、資産増に比べると伸びは小さめ
・短期負債比率(流動負債/負債合計)は24期に上昇
24期は総資産が大きく増えています。一方で、純資産の増加は当期純利益の範囲にとどまり、拡大の多くは負債で賄われた形に見えます。
不動産会社は負債を使うモデルになりやすいのは事実ですが、投資家目線では「短期負債が厚くなると資金繰りが波打ちやすい」という読みになります。
流動性:流動比率は100%超。ただし“中身”が見えない
ポイント
・流動比率:22期 86.9% → 23期 126.6% → 24期 122.7%
・運転資本(流動資産−流動負債):24期は+7.93億円
・ただし現預金や販売用不動産など内訳がないと資金繰りの確度は上がらない
表面上は流動比率が改善しています。ただし、不動産会社の流動資産は「現預金」だけでなく「販売用不動産」「未収」なども大きくなり得ます。
ここは内訳がないと判断を強くできません。投資家としては、次の追加資料(現預金・棚卸・借入の内訳)が取れるかが一つの分岐点です。
利益の質:23期は特別損益が大きい。24期は比較的“本業寄り”
ポイント
・23期の当期純利益3.55億は、特別損益の影響が大きい(内訳がない)
・24期は特別損益が小さく、営業・経常が伸びている
・投資家は「一過性」か「再現性」かを分けて見る
23期は純利益が大きく見えますが、特別損益(純額)が大きいため、何の売却益・処分益なのかが分からないと再現性を判断できません。
24期は営業利益・経常利益が改善しており、23期よりは“本業の稼ぐ力”に近い形に見えます。ここはポジティブ材料になり得ますが、やはり内訳がないと確度は上がりません。
クラファン関連科目が要約BSに出ていない:実質BSが組めない
ポイント
・不動産クラファンでは「預り金」「匿名組合出資金」などが負債に出やすい
・今回の要約BSでは、クラファン関連の残高が特定できない
・結果として、クラファン負債を除いた実質BS(ノンリコース想定)が作れない
運営会社がクラファンを運営している場合、B/Sにはクラファン関連の残高が入りやすいです。しかし今回の要約B/Sでは、その科目が読み取れません。
投資家目線ではここが大事で、「会社の素の体力」と「クラファン資金の依存度」を分けて見たいのに、それができない状態です。開示の厚みが増えるほど、ここはクリアになります。
| 項目(2025年7月期) | 通常(要約BS) | 実質BS(厳しめ) | 実質BS(ノンリコース想定) |
|---|---|---|---|
| 総資産 | 70.80億円 | 70.80億円 | 算出できません(科目内訳が読み取れないため) |
| 負債合計 | 55.88億円 | 55.88億円 | 算出できません(科目内訳が読み取れないため) |
| 純資産 | 14.92億円 | 14.92億円 | 算出できません(科目内訳が読み取れないため) |
| 自己資本比率 | 21.1% | 21.1% | 算出できません(科目内訳が読み取れないため) |
| クラファン依存度 | 算出できません | 算出できません | 算出できません |
NINE FUNDの実績(利回り・運用期間・募集倍率の傾向)
実績は、プロジェクト一覧のデータを見るのが一番早いです。ここでは、一覧で確認できる範囲をグラフにして整理します(想定利回り=確定ではありません)。


一覧から読み取れる傾向はシンプルで、短期・抽選・想定利回り高めが目立ちます。逆に言うと、判断は「案件ページの設計(出口・劣後・借入)」に集約されます。
キャンペーン情報
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口座開設(登録)〜出資までの流れ(つまずきポイント込み)
STEP1:会員登録(メール認証)
メールアドレス登録 → 認証メールのリンクをクリック、という流れです。
- つまずきポイント:迷惑メール振り分け(メールが届かないときはここ)
STEP2:出資者登録(本人確認)
マイページから出資者情報を登録し、本人確認を行います。本人確認は、審査後にハガキが届くフローが案内されています(オンライン本人確認の案内がある場合もあります)。
- つまずきポイント:書類の不備で差し戻しになると時間が延びる
- つまずきポイント:ハガキ到着までの期間を見込んで、余裕をもって登録する
STEP3:案件を選び、書面を読む(ここが最重要)
応募前に、契約成立前書面・重要事項等説明書(電子交付)などを確認してから応募します。
- つまずきポイント:利回りだけ見て応募しない(出口・劣後・借入を必ず読む)
STEP4:応募(抽選)→ 当選後に「出資確定」
抽選結果はマイページのお知らせ・メールで案内され、当選したら契約成立時書面を確認のうえ出資確定の手続きに進みます。
- つまずきポイント:当選=自動成立ではない(確定操作が必要)
STEP5:入金(銀行振込)
入金口座はプロジェクト/ユーザーごとに異なる案内があり、登録口座以外からの入金は受け付けないルールが提示されています。振込手数料は投資家負担です。
- つまずきポイント:入金期限を過ぎるとキャンセル扱いになる可能性がある
- つまずきポイント:名義違い・口座違いで弾かれるケース
STEP6:運用開始 → 分配 → 償還
運用が始まると、配当(分配)や償還が行われます。分配・償還のタイミングは案件により異なるため、書面のスケジュールを確認してください。
FAQ(よくある質問)
Q. 手数料はかかりますか?
A. 登録料や応募手数料がかからない旨の案内があります。一方、出資金の振込手数料は投資家負担の案内です。
Q. 最低いくらから出資できますか?
A. 10万円が基本ですが、案件により1口金額や最低口数の条件が異なる案内があります(例:1口1万円×10口など)。
Q. 途中解約はできますか?
A. 原則として制限がある前提で考えた方がよいです。クーリング・オフや例外条件などは書面の記載を確認してください。
Q. 入金方法は?クレカは使えますか?
A. 銀行振込の案内が中心です。振込先の銀行や口座情報は、出資確定後に案内されるフローが提示されています。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
「投資したいけれど、ファンド情報を毎日チェックするのは大変…」
そんな声に応えて作ったのが、利回りカレンダーです。
これは、複数の不動産クラウドファンディング・デジタル証券サービスの情報をGoogleカレンダーに自動反映させたツールです。
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの貸付投資系の「年利・投資期間・先着抽選募集の有無」が1目でわかる。
・googleカレンダーに登録するだけで設定完了(自動更新)
・誰でも簡単に複数社のファンドを把握できる
まとめ:NINE FUNDは“短期×抽選”が主戦場。結論は書面で固める
NINE FUNDは、短期案件・抽選中心・想定利回り高めの案件が並びやすいサービスです。登録しておくと、抽選に参加しやすくなり、当選後に落ち着いて判断できます。
ただし、不動産クラファンは「サービスの印象」ではなく、案件の設計で結果が変わります。最後にもう一度、要点だけ箇条書きでまとめます。
- 利回りを見る前に、出口(償還原資)を見る
- 優先劣後は、劣後割合を数字で確認する
- 借入併用型は、LTV・期限・返済条件を理解してから
- 運営会社は、本業と決算の“整合性”で見る(利益よりBSと短期資金)
そして最後は、必ず契約成立前書面・重要事項等説明書などの書面を読み、納得してから判断してください。ここを飛ばすと、どんなサービスでも不安が残ります。
出典・参考(投資前に必ず確認)
- 公式サイト:https://9-fund.com/
- プロジェクト一覧:https://9-fund.com/projects
- 主なリスクについて:https://9-fund.com/pages/risks
- よくあるご質問:https://9-fund.com/pages/faq
- 運営会社(会社概要):https://factor9.co.jp/company/
- 運営会社(事業内容):https://factor9.co.jp/service/
- 北海道銀行ニュースリリース(ファクター・ナインに関する公表資料):https://www.hokkaidobank.co.jp/business/news/uploads/17115926981913672442.pdf






