- クラウドバンクの評判は?怪しい理由・償還遅延・元本割れを検証
- 結論:CrowdBankはファンド数より借り手と返済経路を確認できる人向け
- CrowdBank(クラウドバンク)とは
- CrowdBankの仕組み
- CrowdBankの特徴(メリット)
- CrowdBankのデメリット(注意点)
- CrowdBankの遅延状況|投資時に確認したいポイント
- CrowdBankが怪しい・危ないと言われる理由
- CrowdBankの口コミ・評判
- 運営会社の会社概要 / 信頼性
- 運営会社の「本業」を分解する
- 募集会社・主な営業者・親会社の決算 / 財務レポート
- CrowdBankの実績
- キャンペーン情報
- 登録〜出資・分配・出金までの流れ
- FAQ
- Q1. CrowdBankの評判はどうですか?
- Q2. CrowdBankは怪しい・詐欺ですか?
- Q3. CrowdBankはポンジスキームですか?
- Q4. CrowdBankで元本割れはありますか?
- Q5. 遅延は何件ありますか?
- Q6. 分配遅延と償還遅延の違いは何ですか?
- Q7. 担保『有』なら元本は戻りますか?
- Q8. 最低投資額はいくらですか?
- Q9. 入金・出金手数料はいくらですか?
- Q10. 途中解約できますか?
- Q11. 同じ借り手が複数ファンドに入ることはありますか?
- Q12. 現在も外貨建てファンドへ投資できますか?
- Q13. CrowdBankの金取引は同じ商品ですか?
- Q14. 分配金の税金と確定申告はどうなりますか?
- 利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
- まとめ
- 出典・参考 / 集計方法
クラウドバンクの評判は?怪しい理由・償還遅延・元本割れを検証
※本記事にはPRを含む場合があります。
※CrowdBankのファンドは元本保証ではありません。
借り手の返済遅延、貸し倒れ、担保価値の下落などにより、分配や元本返還が遅れたり、元本が減ったりする可能性があります。
契約成立前書面とファンド固有のリスクを確認し、余裕資金で判断してください。
CrowdBank(クラウドバンク)は、長い運営歴と累計3,000億円を超える応募実績がある一方、分配遅延74件と償還遅延232件が未解決の区分に残るソーシャルレンディングです。
ファンド番号を分けるだけではなく、同じ借り手や事業への重複、元本を返すお金、担保の回収順位まで読める人に向いています。
楽天ポイントキャンペーン実施中
【特典1】
新規口座開設いただいた方に500Pプレゼント!
【特典2】
初めての投資で2000Pプレゼント!
【特典3】
毎日ログインで1Pプレゼント!
クラウドバンク
登録はこちら!!
この記事でわかること
・結論:CrowdBankはファンド数より借り手と返済経路を確認できる人向け
・CrowdBank(クラウドバンク)とは
・CrowdBankの仕組み
・CrowdBankの特徴(メリット)
・CrowdBankのデメリット(注意点)
・CrowdBankの遅延状況|投資時に確認したいポイント
・CrowdBankが怪しい・危ないと言われる理由
・CrowdBankの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・募集会社・主な営業者・親会社の決算 / 財務レポート
・CrowdBankの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資・分配・出金までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考 / 集計方法
結論:CrowdBankはファンド数より借り手と返済経路を確認できる人向け
ポイント
・最低1万円から投資
・目標利回りは6%前後が中心
・予定期間は1年前後が中心
・遅延は例外扱いしない
・同じ借り手への重複を確認
CrowdBankの魅力は、1万円から金額を分けやすく、蓄電池、不動産担保融資、中古マンションなど異なるテーマを選べることです。
運用終了7,641件、累計応募額約3,335.9億円という長い運営実績もあります。
ただし、未終了469件の内訳は、正常運用163件、分配遅延74件、償還遅延232件です。
実績平均利回り6.35%は運用終了済みの対象ファンドから算出され、運用中や遅延中のファンドは含みません。
| 判断 | 内容 |
|---|---|
| 向いている人 | 借り手、元本を返すお金、担保、遅延告知を案件ごとに読める人 |
| 慎重にしたい人 | 元本保証、いつでも引き出せる換金性、預金に近い安定性を求める人 |
| 投資を止める条件 | 同じ借り手への投資残高や、返済に使うお金を説明できない案件 |
| 最初の使い方 | 口座開設後の会員向け情報まで読み、少額で借り手を分ける |
第一種・第二種金融商品取引業の登録、外部監査、未投資資金の信託保全は、運営体制を判断する材料です。
これらは借り手の返済や、運用中の元本を保証する制度ではありません。
CrowdBank(クラウドバンク)とは

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | CrowdBank(クラウドバンク) |
| 商品 | 融資型クラウドファンディング / ソーシャルレンディング |
| 募集取扱 | 日本クラウド証券株式会社 |
| 主な営業者 | クラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社 |
| 最低投資額 | 1万円 |
| 現在の主なテーマ | 系統用蓄電池、不動産担保融資、中古マンション、中小企業支援 |
| 通貨 | 現在の新規募集は円建てが中心 |
| 公式サイト | CrowdBank公式サイト |
CrowdBank(クラウドバンク)は、証券会社の日本クラウド証券が募集を取り扱う、1万円から投資できる融資型クラウドファンディングです。
日本クラウド証券がファンドの募集や口座管理を担い、クラウドバンク・フィナンシャルサービスなど、グループの貸金業者が企業への融資・回収を担っています。
系統用蓄電池事業の支援、中古マンション事業への融資、不動産担保融資など、複数の事業分野でファンドの募集実績があります。
投資家は、それぞれの目標利回りや運用期間、資金の使い道、担保条件を見比べて、参加するファンドを選べます。
融資型の投資に初めて触れる方は、ソーシャルレンディングの解説もあわせてご覧ください。
CrowdBankの仕組み
ポイント
・日本クラウド証券が募集取扱
・営業者が匿名組合契約を締結
・営業者が借り手へ貸付
・返済後に分配・元本返還
・未投資資金だけを信託保全

投資家は営業者と匿名組合契約を結ぶ
ポイント
・借り手へ直接貸さない
・営業者へ匿名組合出資
・損失は出資額まで
投資家は、ファンドごとの営業者と匿名組合契約を結びます。
日本クラウド証券はウェブサイトでの募集、申込手続、投資家管理を担い、営業者が借り手へ融資します。
借り手が返済できなければ、営業者が受け取る元本と利息も減り、投資家の分配・元本返還へ影響します。
匿名組合員は出資額を超える損失まで負いませんが、出資した元本は保証されません。
契約相手と貸付・回収を担う会社は案件ごとに異なる
ポイント
・主な営業者はクラウドバンク・フィナンシャルサービス
・案件によりクラウドバンク・キャピタル
・契約成立前書面で会社名を確認
多くのファンドでは、クラウドバンク・フィナンシャルサービスが営業者となり、貸付、債権管理、回収を担います。
案件によってはクラウドバンク・キャピタルなど別の営業者が使われます。
同じCrowdBankの画面から申し込めても、契約相手と貸付実務を担う会社が同じとは限りません。
契約成立前書面で営業者名、貸付先、返済に使うお金を確認してください。
分配と元本返還は借り手の支払い後
ポイント
・利息受領後に分配
・返済確認後に元本返還
・遅延時は支払いも遅延
目標利回りは、借り手から約定どおり利息が支払われる前提の目安です。
借り手の事業収入、資産売却、金融機関からの借換えが遅れれば、分配と元本返還も予定から遅れる可能性があります。
早期返済が行われた場合は元本が予定より早く戻る一方、利息を受け取る期間が短くなります。
返済が早いことと、予定どおりの利回りを受け取ることは同じではありません。
信託保全と担保は守る対象が違う
ポイント
・未投資資金を信託保全
・運用中元本は貸付済み
・担保は回収額を保証しない
信託保全の対象は、クラウドファンディング口座にある未投資資金や、分配・償還後に口座へ戻った資金です。
運用開始後の資金は借り手へ貸し付けられるため、現金のまま信託口座に残りません。
信託するまでには時間差があり、必要額が信託されていない場合は未投資資金も全額返還されない可能性があります。
日本クラウド証券に法的倒産手続が始まった場合は受益者代理人を通じて返還されるため、投資家が受託銀行へ直接請求することはできず、返還にも時間がかかる可能性があります。
担保がある場合も、評価額、担保売却代金から先に返済される借入れ、登記など第三者へ担保権を主張するための手続、売却費用、売却までの期間で回収額が変わります。
信託保全と担保のどちらも、運用中元本を無条件で返す仕組みではありません。
運営会社の倒産・業務停止でも返還が遅れる可能性がある
ポイント
・分配・元本返還が遅延
・債権管理の引継ぎが必要
・情報開示が止まる可能性
日本クラウド証券や営業者が倒産、業務停止、行政上の問題などで業務を続けられなくなると、分配、元本返還、債権管理の引継ぎ、情報開示が遅れる可能性があります。
未投資資金の信託保全は、投資済み元本の回収や運営各社の業務継続まで保証する制度ではありません。
CrowdBankの特徴(メリット)
ポイント
・1万円から金額を分散
・目標利回りは6%前後
・予定期間は1年前後
・長い運営実績
・募集・貸付・監査を分担
・会員情報まで比較可能
1万円から投資額を分けやすい
ポイント
・最低1万円
・複数案件へ分散
・借り手別に残高管理
最低投資額は1万円で、1件へ大きく入れるより複数案件へ金額を分けやすい設計です。
少額で始められることと、損失が小さくなることは同じではありません。
分散効果を持たせるには、ファンド番号ではなく借り手を分ける必要があります。
同じ説明や返済経路が続く案件は一つのまとまりとして数え、借り手別の投資上限を決めてください。
6%前後の案件を探しやすい
ポイント
・6%前後が中心
・利回りは目標値
・返済方法も確認
集計対象50件の目標利回りは4.0〜7.1%で、6%前後の案件を探しやすい構成でした。
複数の利回り水準から、許容できるリスクに合わせて候補を絞れます。
目標利回りは、実際に受け取れる年利を保証する数字ではありません。
同じ利回りでも、元本を返すお金が売却代金なのか、借換えなのか、事業収入なのかでリスクは変わります。
1年前後の資金計画を立てやすい
ポイント
・9〜15か月
・1年前後が中心
・遅延時は延長
集計対象50件の予定期間は9〜15か月で、1年前後を目安に資金計画を立てやすい構成です。
数年単位の案件と比べると、投資額を見直す時期も設定しやすくなります。
予定期間は償還日を保証しません。
売却、許認可、借換え、工事が遅れれば延長や償還遅延になるため、生活費や使う時期が決まった資金には向きません。
運用終了7,641件の長い履歴がある
ポイント
・運用終了7,641件
・累計応募約3,335.9億円
・償還約3,134.9億円
運用終了ファンドは7,641件、累計応募額は約3,335.9億円、累計償還額は約3,134.9億円です。
新しいサービスと比べると、募集、分配、償還を長期間運用してきた履歴があります。
累計件数には、同じ借り手や事業を小口に分けた連続ファンドも含まれます。
件数の多さは運営履歴を示しますが、独立した借り手の数や将来の回収力を表しません。
募集・貸付・外部確認を分けた体制がある
ポイント
・第一種・第二種登録
・貸金業者が融資・回収
・外部弁護士が資金使途を確認
日本クラウド証券が募集と投資家管理を担い、貸金業登録を持つ営業者が融資と回収を担います。
外部弁護士による資金使途の確認や、連結財務諸表の外部監査も運営体制に組み込まれています。
役割を分ける体制は、不明瞭な無登録勧誘と区別する材料です。
登録や監査があっても、借り手の返済能力や担保売却額までは保証しません。
会員向け情報まで比較できる人に向く
ポイント
・借り手情報を会員画面で確認
・契約書面を案件ごとに確認
・説明できない案件を見送る
借り手の名称や詳しい情報は、口座開設後の会員向け画面や契約書面で確認する項目があります。
公開ページだけで判断せず、申込前に貸付先、資金使途、返済方法、担保、保証を比較できる人ほど使いやすいサービスです。
口座開設は投資義務ではありません。
会員向け情報を読んでも返済経路を説明できない案件は、申込みを見送る判断が必要です。
CrowdBankのデメリット(注意点)
ポイント
・遅延を例外扱いしない
・ファンド数と借り手数を分ける
・平均利回りの対象を確認
・担保と保証を過信しない
・途中で自由に換金できない
・手数料をファンド内まで確認
分配遅延74件・償還遅延232件が残る
ポイント
・分配遅延74件
・償還遅延232件
・正常運用163件
未終了469件では、正常運用163件より償還遅延232件の方が多い状態です。
分配遅延74件も別にあり、遅延を一部の例外として無視できません。
遅延は直ちに元本毀損を意味しませんが、予定日に使えない資金が増え、最終回収額も確定しない状態です。
遅延が困る資金は投資しないことが基本です。
50ファンドでも50の借り手へ分散したとは限らない
ポイント
・連続募集を一つに集計
・同じ返済経路を確認
・借り手別残高を管理
集計対象50件には、同じシリーズ名、似た貸付説明、同じ返済経路の連続募集が多く含まれます。
ファンド名や資金の流れが近いものは、公開説明上9つのまとまりに整理できます。
不動産担保型13件のうち12件は、公開説明上、同じ渋谷区物件の売却を元本返還へ使うまとまりで、目標金額は合計5億7,558万円でした。
同一法人とまでは確定できませんが、ファンドを分けても元本を返すお金が同じなら、返還の成否は連動します。
公開情報だけでは同一法人や同一担保を完全に確定できません。
会員向けの借り手情報を照合し、同じ借り手や事業への合計額を管理する必要があります。
実績平均利回り6.35%は終了済みファンドが対象
ポイント
・終了済みだけを集計
・運用中を除外
・遅延中を除外
実績平均利回り6.35%は、対象期間に運用を終了したファンドの実績です。
正常運用中、分配遅延中、償還遅延中のファンドは集計に含まれません。
終了できた案件の平均は、現在投資している人が遅延を含めて得ている利回りとは異なります。
利回りを比較するときは、集計対象と除外条件を一緒に確認してください。
担保『有』と保証『有』だけでは回収額が分からない
ポイント
・担保順位を確認
・評価時点を確認
・保証会社の支払力を確認
集計対象50件は担保『有』の表示でしたが、担保の順位、評価額、担保売却代金から先に返済される借入れ、売却費用までは一覧だけで分かりません。
保証『有』は40件でしたが、保証する会社の資産や他の保証債務によって実際の支払力は変わります。
一覧の『担保等』だけでは、登記など第三者へ担保権を主張するための手続が完了しているか分かりません。
担保や保証の表示は、損失が出ないという意味ではありません。
運用開始後は自由に換金できない
ポイント
・途中解約は原則不可
・早期返済で利息短縮
・遅延で返還時期が後ろ倒し
ファンド運用中の出資持分を、株式のように自由に売却できる市場はありません。
早期返済なら受取利息が予定より減り、返済遅延なら資金を使えない期間が延びます。
予定期間の短さだけで生活資金を入れず、延長されても困らない金額に抑えてください。
利用者負担とファンド内の報酬がある
ポイント
・入金振込料は利用者負担
・円出金は無料
・営業者報酬をファンド内控除
口座開設、口座維持、匿名組合契約の締結、円の出金は無料です。
専用口座へ入金するときの銀行振込手数料は投資家が負担します。
営業者報酬は対象債権残高の年率2.0%相当を上限としてファンド内から控除されます。
利用画面で請求される手数料が少なくても、ファンド内で差し引かれる報酬まで含めて『完全無料』ではありません。
CrowdBankの遅延状況|投資時に確認したいポイント
ポイント
・分配遅延と償還遅延を区別
・232件はファンド本数
・同じ借り手の連続募集を集約
・一部回収と最終回収を区別
・法的手続の完了を待つ
CrowdBankには、分配だけが遅れているファンドと、元本の返還が遅れているファンドの両方があります。
償還遅延232件はファンドの本数であり、232の独立した借り手が返済できていないという意味ではありません。
分配遅延と償還遅延は影響が違う
ポイント
・分配遅延は利息などの支払い遅れ
・償還遅延は元本返還の遅れ
・同時発生もあり得る
| 区分 | 投資家への主な影響 |
|---|---|
| 正常運用 | 契約どおりの運用中で、遅延区分に入っていない |
| 分配遅延 | 予定された利息などの分配が遅れている |
| 償還遅延 | 元本の返還が予定日を過ぎている |
| 元本棄損 | 回収不能額などが確定し、元本が減った公式区分 |
分配遅延だけでも、借り手の資金繰りや営業者への送金に問題が起きている可能性があります。
元本へ直ちに影響しないという説明があっても、その後の返済まで確定したとは限りません。
AH社では少なくとも26ファンドが同じ借り手に関係
ポイント
・少なくとも26本を列挙
・約4.40億円を一部償還後、追加返還あり
・残額の回収は未確定
同じ借り手を対象とするAH社関連ファンドは少なくとも26本あります。
一部償還として約4億3,987万円、その後に合計2,000万円の追加返還が案内されました。
一部償還は回収が進んだ事実ですが、残額の回収額と時期は確定していません。
同じ借り手を複数のファンドへ分けた場合、一つの返済問題が多くのファンドIDへ広がります。
DD社の太陽光開発案件は許認可と売却が未完了
ポイント
・林地開発変更許可を申請
・追加対応が継続
・売却も未完了
DD社に関係する太陽光開発案件では、太陽光発電事業の売却に必要な林地開発変更許可について、申請受付後も追加対応が続いています。
許認可と売却のどちらも完了しておらず、元本返還の金額と時期は確定していません。
許認可手続が進んでいることと、売却代金を回収できることは別です。
売却条件、買主の資金力、許認可の進捗を分けて確認する必要があります。
DP社の稼働済み太陽光案件は売買契約が未締結
ポイント
・稼働済み発電事業を売却
・複数候補と交渉
・延長中も分配例あり
DP社に関係する案件は、稼働済み太陽光発電事業の第三者売却を元本返還に使う計画です。
複数候補と条件交渉が続いていますが、売買契約は締結されていません。
発電所が稼働しているため延長中も分配が発生する例があります。
利息が支払われていることと、売却成立によって元本返還の方法が確定することは別です。
バイオマス案件は控訴審と和解協議が続く
ポイント
・請求額約10.02億円
・第一審は約8.83億円を命令
・双方控訴で未確定
バイオマス事業に関する長期遅延では、請求額約10億230万円に対し、第一審で連帯保証人へ遅延損害金を含む約8億8,337万円の支払いを命じる判断が示されました。
双方が控訴し、和解協議が続いており、投資家が受け取る最終額は確定していません。
判決額は、そのまま回収済み金額や投資家への分配額になるわけではありません。
相手方の支払能力、控訴審、担保売却、回収費用を経て、実際に回収できた金額で判断する必要があります。
海外不動産案件では工事紛争と為替も重なる
ポイント
・円で出資して米ドル運用
・工事業者との紛争
・分配と元本返還方法が未確定
カリフォルニア不動産に関係する案件には、円で出資し、米ドルで運用する構造があります。
工事業者との紛争や売却の遅れに加え、円へ戻すときの為替も最終損益へ影響します。
一部の遅延分配が後から支払われても、その後の分配と元本返還の方法が確定したとは限りません。
海外案件は、現地法、工事、売却、送金、為替を分けて確認する必要があります。
遅延や元本割れの基本は、償還遅延と元本毀損の違いを解説した記事でも整理しています。
CrowdBankが怪しい・危ないと言われる理由
ポイント
・過去の行政処分を確認
・現在の遅延を確認
・登録と元本安全を分ける
・金取引は別商品として判断
過去の行政処分と現在の遅延があるため、金融商品取引業の登録だけで安全とは判断できません。
詐欺やポンジスキームを裏付ける公開事実は確認できませんが、それは元本の安全を意味しません。
個別案件の返済方法、回収状況、営業者の財務を確認する必要があります。
2015年と2017年に行政処分を受けた
ポイント
・2015年は分別管理・残高報告
・2017年は広告・手数料還元
・現在の個別案件は別に判断
日本クラウド証券は2015年、顧客から預かった資金の分別管理が不十分だったことと、顧客へ不正確な取引残高報告書を交付したことについて行政処分を受けました。
顧客資金を会社の資金と明確に分け、正しい残高を管理・報告するための内部管理体制が問われた事例です。
日本クラウド証券は2017年、融資構造と投資者保護の見え方が実態と異なる広告、実行されなかった手数料還元の表示について業務改善命令を受けました。
対象ファンドの投資金償還、広告・キャンペーン管理の改善を含む業務改善報告書を提出しています。
業務改善報告書の提出は、是正対応を判断する材料です。
過去の表示問題が消えるわけでも、現在の個別ファンドが安全になるわけでもないため、広告と契約書面の差を確認してください。
第一種金融商品取引業でも借り手の返済は保証しない
ポイント
・会社の登録を確認可能
・自己資本規制を確認可能
・ファンド元本は保証なし
第一種・第二種金融商品取引業の登録は、日本クラウド証券が法令上の業務を行い、財務・内部管理の規制を受けることを示します。
金融当局や日本証券業協会が、借り手の返済や担保価値を保証しているという意味ではありません。
会社の実在性、募集手続の管理、個別ファンドの信用リスクは分けて判断してください。
元本棄損0件とマイナス利回り110件は定義が違う
ポイント
・公式の元本棄損区分は0件
・マイナス帯は110件
・為替を含む損益分布
運用状態の分類では元本棄損0件ですが、運用終了ファンドの実績分布にはマイナス利回りのファンドが110件あります。
マイナス帯には為替変動による損失も含まれ、元本棄損という運用状態の区分とは集計定義が異なります。
『元本棄損0件』を『投資家が損をしたことがない』と読むことはできません。
遅延中の最終損失も未確定なので、終了済みの分類だけで将来の損失を否定できません。
金取引はCrowdBankファンドとは別の商品
ポイント
・金は融資型ファンドではない
・購入手数料1.65%
・価格変動と売買差額あり
CrowdBankの金取引は、金を1,000円以上から購入できる別商品です。
購入時手数料は税込1.65%、売却時手数料は無料ですが、購入価格と売却価格の差や金価格の下落で損失が出る可能性があります。
金取引は、借り手へ資金を貸し付けるソーシャルレンディングとは利益と損失の仕組みが異なります。
ファンドの利回りや遅延件数と混ぜず、金価格、購入手数料、売買価格差、保管条件で判断してください。
CrowdBankの口コミ・評判
ポイント
・利用者全体の満足度は不明
・案件ごとに結果が違う
・口コミより契約条件を優先
・受取額の証拠を確認
公開されている口コミだけでは、利用者全体の満足度や良い・悪い評価の比率は分かりません。
投資時期、借り手、通貨、遅延の有無が違うため、一人の結果を自分の将来結果へ当てはめることもできません。
少額・利回り・継続募集は利便性の材料
ポイント
・1万円から投資
・6%前後の案件
・継続する案件供給
評価しやすい点は、1万円から始められること、6%前後の案件を探しやすいこと、継続して募集があることです。
集計対象50件も9〜15か月、4.0〜7.1%に収まり、条件を比較しやすい構成でした。
申込みやすさは、借り手の返済力とは別です。
同じシリーズへ続けて投資する前に、借り手と返済経路の重複を確認してください。
遅延・回収の長期化は慎重材料
ポイント
・予定日に元本が戻らない
・回収額が確定しない
・同じ問題が複数IDへ波及
慎重な評価につながるのは、遅延後の回収が長期化し、告知を読んでも最終回収額と時期が決まらないことです。
一つの借り手を複数のファンドへ分けて募集した場合、利用者の画面では多くの遅延ファンドに見えます。
遅延の重さはファンド本数だけでなく、残元本、同じ借り手に関係する本数、担保、法的手続、一部回収額で判断してください。
口コミは確認項目を見つける入口にする
ポイント
・対象ファンドを確認
・投稿日を確認
・契約書面へ戻る
口コミで遅延、入出金、情報開示への指摘を見つけたら、対象ファンドと時期を特定してください。
告知、会員向け借り手情報、契約成立前書面、実際の分配・償還履歴と照合してください。
他社と比べたい方は、ソーシャルレンディング比較も参考にしてください。
運営会社の会社概要 / 信頼性
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集取扱会社 | 日本クラウド証券株式会社 |
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿1丁目18番14号 恵比寿ファーストスクエア9F |
| 代表者 | 安達 哲也 |
| 資本金 | 1億円 |
| 金融商品取引業 | 第一種・第二種 / 関東財務局長(金商)第115号 |
| 加入協会 | 日本証券業協会 |
| 主な営業者 | クラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社 |
| 主な営業者の貸金業 | 東京都知事(4)第31567号 |
| 株主 | Crowd Bank株式会社が日本クラウド証券の100%株主 |
| 上位グループ | UNBANKED株式会社グループ |
ポイント
・日本クラウド証券は募集・投資家管理
・クラウドバンク・フィナンシャルサービスは貸付・回収
・案件によりクラウドバンク・キャピタル
・外部監査と信託保全あり
・登録は元本保証ではない
日本クラウド証券は募集と投資家管理を担う
ポイント
・口座開設を管理
・ファンド募集を取扱
・第一種・第二種登録
投資家は日本クラウド証券で口座を開設し、同社を通じてファンドへ申し込みます。
募集資料、電子申込、顧客資金、投資家への情報提供を管理する証券会社です。
第一種・第二種金融商品取引業の登録と日本証券業協会への加入は、法令上の監督関係を確認できる材料です。
一般社団法人第二種金融商品取引業協会には加入していません。
クラウドバンク・フィナンシャルサービスは貸付と回収を担う
ポイント
・匿名組合の営業者
・借り手へ貸付
・債権管理と回収
クラウドバンク・フィナンシャルサービスは、匿名組合の営業者として投資家から出資を受け、借り手へ貸し付けます。
貸付後の返済状況の確認、利息受領、元本回収も投資家の結果へ直結する業務です。
営業者の財務と回収体制は、日本クラウド証券の登録とは別に確認する必要があります。
案件によって別の営業者が使われるため、会社名を契約書面で確認してください。
クラウドバンク・キャピタルも案件によって営業者になる
ポイント
・別の貸金業者
・案件ごとに役割が変化
・契約相手を確認
クラウドバンク・キャピタルは貸金業登録を持ち、一部ファンドで営業者や貸付実務を担います。
CrowdBankというサービス名だけでは、投資家が契約する法人を特定できません。
会社が違えば、貸付先、資産、負債、回収業務の範囲も変わります。
申込画面で営業者名を読み飛ばさないことが重要です。
外部監査と信託保全は管理体制の材料
ポイント
・連結財務を外部監査
・資金使途を外部確認
・未投資資金を信託保全
連結財務諸表の外部監査に加え、外部弁護士が貸付実行や資金使途を確認する体制があります。
口座にある未投資資金は信託保全され、日本クラウド証券の自己資金と分けて管理されます。
信託までには時間差があり、必要額が信託されていない場合は未投資資金も全額返還されない可能性があります。
確認体制は不正使用や管理上のリスクを下げる材料ですが、借り手の事業失敗を防ぐ制度ではありません。
運用中資金と未投資資金を分けて理解してください。
親会社・グループ所属は返済保証ではない
ポイント
・Crowd Bankが直接株主
・UNBANKEDグループ
・親会社保証は別契約
Crowd Bank株式会社が日本クラウド証券の100%株主で、UNBANKEDがCrowd Bankを子会社化しています。
UNBANKED傘下であること自体は安心材料ではなく、個別ファンドの返済保証にもなりません。
UNBANKEDには、継続企業の前提に重要な不確実性があり、株式も特別注意銘柄に指定されています。
親会社や関連会社による保証がある場合は、ファンドの契約書面に明記された範囲だけが判断対象です。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・募集と顧客管理
・匿名組合の運営
・貸付と債権回収
・営業者報酬と融資手数料
・審査・法令・回収に費用
日本クラウド証券は募集と管理で事業を支える
ポイント
・投資家を募集
・申込・入出金を管理
・ファンド管理業務を受託
日本クラウド証券は、投資家の口座開設、ファンド募集、電子契約、入出金、情報提供を担います。
営業者からファンド管理などの業務を受託し、グループ内の融資型クラウドファンディングを投資家へ届ける役割です。
営業収益の正確なサービス別内訳は開示されていません。
募集額が減ると、ファンド管理や取扱いに連動する収益も伸びにくくなると考えられます。
営業者は利息・報酬・融資手数料を受け取る
ポイント
・匿名組合受取利息
・営業者報酬
・融資事務手数料
主な営業者の収益は、匿名組合貸付金から生じる利息、ファンド運営の営業者報酬、借り手から受け取る融資事務手数料です。
投資家への目標利回りと、借り手が負担する利息・費用の差は、運営費用や報酬へつながります。
利息、営業者報酬、融資事務手数料の正確な構成比や、各収益がどの会社へいくら帰属するかは公開されていません。
口座開設や円出金が無料でも、融資とファンド運営には報酬があります。
投資家は目標利回りだけでなく、借り手が総額でどの程度の負担を負うかも確認する必要があります。
集計対象50件は蓄電池・不動産の比重が高い
ポイント
・蓄電池25件
・不動産担保13件
・中古マンション10件
集計対象50件では、系統用蓄電池と不動産担保型ローンの2区分で件数の76%、目標金額の約81%を占めました。
この集計範囲では、再生可能エネルギーと不動産の比重が高い構成です。
蓄電池案件でも、返済に使うお金は設備売却と金融機関からの借換えに分かれます。
テーマ名だけでまとめず、借り手と元本返還の方法を分けて確認してください。
審査・システム・法令対応・回収に費用がかかる
ポイント
・借り手審査
・投資家とシステム管理
・交渉・訴訟・担保処分
公開されている業務内容からは、借り手の審査、担保評価、投資家の本人確認、ウェブシステム、広告、外部監査、信託、法令対応、債権管理などの費用負担があると考えられます。
返済が遅れれば、交渉、調査、弁護士、訴訟、担保処分、投資家への報告にも追加の時間と費用がかかります。
正確な費用内訳やファンド別の回収費用は公開情報だけでは分かりません。
遅延本数が増えたときに、通常募集と回収を同時に続けられる人員・財務余力が重要です。
売却・借換え・募集が同時に鈍る局面に弱い
ポイント
・資産売却の遅れ
・金融機関の借換え停止
・投資家申込の減少
集計対象50件では、蓄電池設備や不動産の売却、金融機関からの借換えを元本返還に使う例が多くあります。
売却価格が下がり、借換えが難しくなれば、借り手の返済と営業者の回収が同時に遅れます。
新しい募集が減ること自体で既存借り手の返済義務は消えません。
ただし、借換えや新規資金調達を前提にした借り手では、資金調達環境の悪化が返済へ影響します。
募集会社・主な営業者・親会社の決算 / 財務レポート
ポイント
・日本クラウド証券は9か月決算で赤字
・顧客預り金を自己資金と分ける
・クラウドバンク・フィナンシャルサービスは引当増
・UNBANKEDは継続企業に不確実性
・会社財務と借り手信用は別
日本クラウド証券は9か月決算で赤字、純資産も減少
| 指標(百万円) | 2024/3 | 2025/3 | 2025/12※ |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 650 | 625 | 317 |
| 経常損益 | 86 | 20 | △103 |
| 当期純損益 | 56 | △12 | △94 |
| 純資産 | 1,597 | 1,579 | 1,484 |
| 自己資本規制比率 | 259.2% | 230.1% | 222.8% |
※2025年12月期は決算期変更に伴う9か月間です。
営業収益を12か月決算と単純比較できませんが、経常損失と純損失になり、純資産と自己資本規制比率も低下しています。
自己資本規制比率は金融商品取引業者の財務健全性を見る指標で、法令上の基準を上回っています。
比率の低下が直ちに事業停止を意味するわけではありませんが、募集会社の余力が増えている状況でもありません。
日本クラウド証券の総資産には顧客資金を含む
| 指標(百万円) | 2024/3 | 2025/3 | 2025/12 |
|---|---|---|---|
| 総資産 | 5,319 | 15,930 | 5,892 |
| 現金・預金 | 4,000 | 14,660 | 291 |
| 預託金 | ― | 6 | 4,342 |
| 顧客預り金 | 3,596 | 14,280 | 4,345 |
| 関係会社短期貸付金 | 945 | 925 | 765 |
| 貸倒引当金 | △17 | △42 | △22 |
総資産が大きく増減した主因は、顧客預り金に対応する現金・預託金です。
会社が自由に使える自己資金が同じだけ増減したわけではありません。
未投資資金の信託保全開始後は、現金・預金と預託金の表示も変わっています。
運営会社の継続力を見るときは、顧客資金を除き、純資産、損益、関係会社貸付、貸倒引当を確認してください。
クラウドバンク・フィナンシャルサービスの貸付残高は匿名組合預り金と対になる
| 指標(百万円) | 2024/3 | 2025/3 | 2025/12※ |
|---|---|---|---|
| 総資産 | 48,487 | 28,740 | 18,802 |
| 匿名組合貸付金 | 42,936 | 24,869 | 19,330 |
| 匿名組合預り金 | 45,850 | 26,057 | 16,775 |
| 貸倒引当金 | △15 | △45 | △3,526 |
| 純資産 | 345 | 410 | 224 |
※2025年12月期は9か月間です。
クラウドバンク・フィナンシャルサービスの総資産の多くは、投資家から受け入れた匿名組合預り金と、それを借り手へ貸し付けた匿名組合貸付金です。
匿名組合貸付金約193.30億円は貸倒引当金を差し引く前の金額で、総資産約188.02億円は貸倒引当金を差し引いた後の表示です。
総資産を同社が損失補填に自由に使える資産とみなすことはできません。
クラウドバンク・フィナンシャルサービスは貸倒引当金約35.26億円を計上
ポイント
・匿名組合貸付へ約30.86億円
・その他貸付へ約4.40億円
・前期誤りで期首純資産を訂正
クラウドバンク・フィナンシャルサービスは2025年12月期から、匿名組合貸付金にも約30.86億円の貸倒引当金を計上しました。
同額を匿名組合預り金と損益分配額で調整するため、この部分だけでは同社の当期損失や純資産へ影響しない会計処理です。
匿名組合貸付以外にも約4.40億円の貸倒引当金があり、前期の貸倒・訴訟損失引当の誤りを直して期首純資産を3.24億円減額しています。
『引当金が増えたから損失確定』とも、『純資産へ影響しないから問題なし』とも言い切れません。
親会社UNBANKEDは継続企業と内部管理の不確実性が残る
ポイント
・2026/3は約39.98億円の純損失
・金地金の売上債権13.4億円が未回収
・特別注意銘柄・継続企業の注記あり
| UNBANKED連結(億円) | 2026/3 | 2027/3 1Q |
|---|---|---|
| 売上高 | 93.94 | 23.11 |
| 営業損益 | △27.92 | △3.10 |
| 親会社株主に帰属する純損益 | △39.98 | △1.78 |
| 純資産 | 33.00 | 44.33 |
UNBANKEDの連結数値にはCrowdBank以外の事業も含まれ、Crowd Bank株式会社と子会社は期中から連結されています。
CrowdBank単独の通期成績ではありません。
最終親会社UNBANKEDは、2026年3月期に営業損失約27.92億円、親会社株主に帰属する純損失約39.98億円を計上しました。
2027年3月期第1四半期も営業損失約3.10億円、純損失約1.78億円で、2026年6月末時点には継続企業の前提に重要な不確実性が残ります。
2025年12月に未回収となった13.4億円は、UNBANKEDの金地金取引に関する売上債権です。
CrowdBankファンドの融資債権や遅延件数とは同一ではありませんが、株式は2026年5月26日から特別注意銘柄に指定されており、グループの継続力と内部管理を判断する重大な注意点です。
クラウドバンク・フィナンシャルサービスの純資産は貸付残高に対して厚くない
ポイント
・純資産約2.24億円
・匿名組合貸付約193.30億円
・損失は原則投資家へ帰属
クラウドバンク・フィナンシャルサービスの匿名組合貸付金は約193.30億円、純資産は約2.24億円です。
匿名組合契約では貸付損失を投資家が負担するため、同社が自己資本で全ファンドの損失を補填する設計ではありません。
同社の純資産は、会社が事業を続け、審査、回収、報告を行う余力を見る材料です。
個別ファンドの元本回収力は、借り手、担保、保証、元本を返すお金で別に判断してください。
決算だけでは個別ファンドの回収率を判断できない
ポイント
・会社継続力を確認
・借り手の財務は別
・最終回収額は未確定
日本クラウド証券とクラウドバンク・フィナンシャルサービスの決算は、募集、システム、審査、回収を続けられるかを見る材料です。
個別借り手の売却額や返済余力を直接示すものではありません。
会社の決算は運営を続ける力を示しますが、個別の借り手が返済できるかは別の問題です。
CrowdBankの実績
ポイント
・終了実績と未解決案件を分ける
・50件は四つのシリーズが中心
・平均利回り6.052%
・予定期間平均11.98か月
・ファンドIDの重複を確認

| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 運用終了ファンド | 7,641件 |
| 累計応募額 | 333,586,667,671円 |
| 累計償還額 | 313,491,843,269円 |
| 累計分配額 | 15,251,283,021円 |
| 実績平均利回り | 6.35%(対象期間に終了したファンド) |
| 3年平均利回り | 6.04% |
累計規模は大きいが、現在の状態も同時に見る
ポイント
・運用終了7,641件
・累計応募約3,335.9億円
・未解決案件は別に確認

| 確認する実績 | 読み取れること |
|---|---|
| 運用終了7,641件 | 募集・運用・償還を長く続けてきた履歴 |
| 未終了469件 | 正常運用・分配遅延・償還遅延の合計 |
累計規模は、長期間にわたって募集と運用を続けてきたことを示します。
累計応募額から累計償還額を引いた差額を、そのまま現在の未償還元本とみなすことはできません。
募集時期、運用開始、早期償還、分配、外貨換算が混在するため、現在の状態は運用区分と個別ファンドの残高で確認する必要があります。
正常運用・遅延中469件のうち、償還遅延は49%
ポイント
・正常運用163件
・分配遅延74件
・償還遅延232件

| 運用状態 | 件数 / 未終了469件に占める割合 |
|---|---|
| 正常運用 | 163件 / 35% |
| 分配遅延 | 74件 / 16% |
| 償還遅延 | 232件 / 49% |
| 元本棄損 | 0件 / 0% |
49%は、未終了469件(正常運用163件、分配遅延74件、償還遅延232件)のうち、償還遅延232件が占める割合です。
運用終了7,641件を含む全ファンドの49%が遅延しているという意味ではありません。
同じ借り手を複数のファンドへ分けた例があるため、件数だけで独立した遅延案件数を数えることはできません。
集計対象50件は蓄電池が半数
ポイント
・蓄電池25件
・不動産担保型13件
・50件を独立案件と数えない
| 案件分類 | 件数 / 目標金額 |
|---|---|
| 系統用蓄電池 | 25件 / 10億6,200万円 |
| 不動産担保型 | 13件 / 5億8,658万円 |
| スター・マイカ連携 | 10件 / 2億9,260万円 |
| 中小企業支援 | 2件 / 1億円 |
系統用蓄電池は25件で、集計対象50件のちょうど半数です。
目標金額では全体の52.03%を占めます。
不動産担保型を加えると、二分類で件数の76%、目標金額の約81%です。
スター・マイカ連携は、上場会社へ直接貸し付ける表示ではありません。
合同会社などを介する資金の流れがあるため、ブランド名だけで信用力を判断しないでください。
目標利回りは4.0〜7.1%
ポイント
・平均6.052%
・中央値6.15%
・目標値と実績値を分ける
| 目標利回り | 件数 |
|---|---|
| 4.0% | 10件 |
| 6.0% | 13件 |
| 6.1〜6.7% | 9件 |
| 7.0% | 7件 |
| 7.1% | 11件 |
単純平均は6.052%、中央値は6.15%です。
ファンドIDを一件ずつ同じ重みで数えた平均であり、借り手別、募集金額別、実現利回りの平均ではありません。
4.0%のスター・マイカ連携と、7%前後の蓄電池では、同じサービス内でもリスクと返済経路が異なります。
予定期間は9〜15か月
ポイント
・平均11.98か月
・中央値13か月
・予定期間は返還日を保証しない
| 予定期間 | 件数 |
|---|---|
| 9〜10か月 | 14件 |
| 11〜12か月 | 10件 |
| 13か月 | 16件 |
| 14〜15か月 | 10件 |
予定期間の平均は11.98か月、中央値は13か月です。
50件はすべて円建て、先着方式、担保『有』で、保証『有』は40件でした。
担保と保証の有無は一覧表示の情報であり、すべての貸付や借り手へ同じ条件が付くとは限りません。
申込時は契約書面の担保範囲と保証債務を優先してください。
利回り分布7,619件にはマイナス帯が110件ある
ポイント
・利回り帯合計7,619件
・マイナス帯110件
・運用終了件数とは22件差
| 実績利回り帯 | 公開利回り帯で確認できた件数 |
|---|---|
| +7%以上 | 2,878件 |
| +4〜+7% | 4,437件 |
| 0〜+4% | 194件 |
| △10〜0% | 95件 |
| △20〜△10% | 11件 |
| △30〜△20% | 4件 |
6区分の利回り帯を合計すると7,619件で、中心は4〜7%帯ですが、マイナス帯も合計110件あります。
この分布は為替変動を含む実績で、元本棄損という運用状態の分類と一致しません。
利回り帯合計7,619件は運用終了7,641件より22件少なく、差の理由は不明です。
全終了ファンドを網羅する分布として同じ分母で扱うことはできません。
遅延中案件の最終結果は確定していないため、現在の信用リスクは遅延告知と残元本で別に確認してください。
キャンペーン情報
楽天ポイントキャンペーン実施中
【特典1】
新規口座開設いただいた方に500Pプレゼント!
【特典2】
初めての投資で2000Pプレゼント!
【特典3】
毎日ログインで1Pプレゼント!
クラウドバンク
登録はこちら!!
登録〜出資・分配・出金までの流れ
ポイント
・口座開設と本人確認
・会員情報と書面を確認
・専用口座へ入金
・借り手を分けて申込
・分配・償還後に出金
STEP1:口座開設と本人確認
ポイント
・無料口座開設
・本人確認を提出
・投資家情報を登録
メールアドレスを登録し、氏名、住所、投資目的などを入力して本人確認を行います。
口座開設、口座維持、匿名組合契約の締結に利用者向け手数料はかかりません。
STEP2:会員向けの借り手情報を確認
ポイント
・営業者名を確認
・借り手を確認
・元本を返すお金を確認
口座開設後は、一般公開ページだけでなく、会員向け情報と契約成立前書面の確認が必要です。
営業者、借り手、資金使途、返済に使うお金、担保順位、保証、手数料を一つずつ確認してください。
同じ借り手への投資残高を合計し、説明できない返済経路や担保条件があれば申し込まない判断も必要です。
STEP3:専用口座へ入金
ポイント
・本人名義から入金
・振込手数料は利用者負担
・余裕資金だけを入金
登録した本人名義の銀行口座から、CrowdBankの専用口座へ入金します。
入金時の銀行振込手数料は投資家負担です。
運用開始後は自由に換金できないため、生活費や近く使う予定の資金は入金しないでください。
STEP4:ファンドへ申し込む
ポイント
・最低1万円
・先着方式が中心
・申込前に書面を再確認
現在の募集は先着方式が中心で、募集上限へ達すると申し込めません。
急いで利回りだけを見ず、同じ借り手への重複と、遅延した場合の回収方法まで確認してください。
申込日を含む8日以内はキャンセルできますが、8日を過ぎた後や運用開始後は原則として中途解約できません。
募集後に新しい告知や条件変更が出た場合は、申込画面と契約書面の最新表示を優先してください。
STEP5:分配・償還後に出金
ポイント
・分配予定を確認
・償還予定を確認
・円出金は無料
運用開始後は、分配予定、償還予定、借り手の返済、ファンドのお知らせを確認してください。
分配金や元本が口座へ反映された後、円の出金手数料は無料です。
予定日を過ぎた場合は、分配遅延か償還遅延か、残元本、一部回収、次の報告時期を確認してください。
FAQ
Q1. CrowdBankの評判はどうですか?
1万円から6%前後の案件を探しやすい点は評価材料です。
一方、分配遅延74件と償還遅延232件が残り、借り手と回収経路を読めない人には向きません。
Q2. CrowdBankは怪しい・詐欺ですか?
詐欺と断定できる一次情報はありません。
ただし、過去の行政処分と現在の遅延があり、不正を断定できないことは元本安全を意味しません。
Q3. CrowdBankはポンジスキームですか?
ポンジスキームと確認できる一次情報はありません。
投資判断では断定の可否より、借り手の事業、返済に使うお金、担保、実際の回収を確認してください。
Q4. CrowdBankで元本割れはありますか?
運用状態の分類では元本棄損0件です。
一方、終了済みの実績分布には為替を含むマイナス帯が110件あり、遅延中の最終損失も確定していません。
Q5. 遅延は何件ありますか?
分配遅延は74件、償還遅延は232件です。
どちらもファンド本数であり、独立した借り手数や遅延案件数ではありません。
Q6. 分配遅延と償還遅延の違いは何ですか?
分配遅延は利息などの分配が予定より遅れる状態で、償還遅延は元本返還が予定日を過ぎる状態です。
同じファンドで両方が起きる場合もあります。
Q7. 担保『有』なら元本は戻りますか?
担保があっても元本返還は保証されません。
担保の順位、評価額、担保売却代金から先に返済される借入れ、第三者へ担保権を主張するための手続、売却費用、売却期間で回収額が変わります。
Q8. 最低投資額はいくらですか?
最低投資額は1万円です。
複数ファンドへ分ける場合も、同じ借り手への合計額で分散を確認してください。
Q9. 入金・出金手数料はいくらですか?
専用口座への入金振込手数料は投資家負担で、円の出金手数料は無料です。
円出金は原則1,000円以上で、口座残高が1,000円未満の場合は全額出金のみ選べます。
営業者報酬はファンド内から控除されるため、ファンド内で差し引かれる報酬も契約書面で確認してください。
Q10. 途中解約できますか?
申込日を含む8日以内はキャンセルできますが、8日を過ぎた後や運用開始後は原則として中途解約できません。
早期返済で予定より早く戻る場合も、遅延で返還が延びる場合もあります。
Q11. 同じ借り手が複数ファンドに入ることはありますか?
同じ借り手を複数ファンドへ分けて募集する場合があります。
ファンド番号ではなく、会員向けの借り手情報、事業、返済経路を照合してください。
Q12. 現在も外貨建てファンドへ投資できますか?
新規の外貨建てファンド募集と円・外貨の両替サービスは終了しています。
旧外貨残高を外貨のまま出金する実費手数料は、みずほ銀行1,500円、他行6,500円で、受取銀行側の費用が加わる場合もあります。
Q13. CrowdBankの金取引は同じ商品ですか?
金取引は融資型ファンドとは別の商品です。
購入した金は特定保管されますが、現物を引き出すサービスはありません。
金価格、購入時手数料、売買価格差、保管条件を確認し、ファンド利回りや遅延実績と混ぜないでください。
Q14. 分配金の税金と確定申告はどうなりますか?
匿名組合の分配金は一般に雑所得として扱われ、原則20.42%が源泉徴収されます。
源泉徴収に住民税は含まれません。
確定申告の要否は給与、他の所得、損益などで変わるため、税務署や税理士へ確認してください。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
CrowdBankだけでなく、他のソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの募集予定を比べたい場合は、利回りカレンダーが便利です。
利回りだけで決めず、募集日を整理したうえで借り手、返済に使うお金、担保、予定期間を比較してください。
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・募集予定をまとめて確認
・Googleカレンダーへ登録
・複数サービスを一括管理

まとめ
ポイント
・1万円から金額を分散
・6%前後・1年前後が中心
・遅延2区分を確認
・ファンド数より借り手を確認
・担保・登録・信託を過信しない
CrowdBankは、長い運営歴、累計規模、6%前後の目標利回り、1万円からの投資を持つサービスです。
一方で、分配遅延74件と償還遅延232件が残り、集計対象50件も蓄電池と不動産へ集中しています。
投資前に確認したいのは、借り手、元本を返すお金、担保の順位、保証する会社の支払力、遅延時の回収方法です。
ファンド番号だけを分けず、同じ借り手や事業への合計額を管理してください。
第一種・第二種金融商品取引業、外部監査、信託保全は運営管理の材料ですが、運用中元本の保証ではありません。
会員向け情報まで読んでも返済経路を説明できない案件は、申し込まない判断が必要です。
出典・参考 / 集計方法
主な一次情報
・CrowdBank公式サイト:公式サイトへ
・運用実績:https://crowdbank.jp/achievement/
・ファンド一覧:https://crowdbank.jp/funds/search/
・サービス体制:https://crowdbank.jp/service-system/
・未投資資金の信託保全:https://crowdbank.jp/news/20250417_001/
・FAQ:https://crowdbank.jp/faq/
・日本クラウド証券 会社概要:https://crowdbank.jp/ir/
・日本クラウド証券 開示情報:https://crowdbank.jp/ir/disclosure/
・クラウドバンク・フィナンシャルサービス 会社概要:https://cb-financial.com/company/
・クラウドバンク・フィナンシャルサービス 決算公告:https://crowdbank.jp/fs-disclosure/
・UNBANKED 2026年3月期決算短信:https://ssl4.eir-parts.net/doc/8746/tdnet/2816658/00.pdf
・UNBANKED 2027年3月期第1四半期決算短信:https://ssl4.eir-parts.net/doc/8746/tdnet/2873796/00.pdf
・UNBANKEDによるCrowd Bank株式会社の子会社化:https://unbanked.jp/news_release/4953.html
・東京証券取引所によるUNBANKEDの特別注意銘柄指定:https://www.jpx.co.jp/news/1023/20260525-14.html
・手数料・リスク等の広告記載事項:https://crowdbank.jp/advertisement/
・2015年の証券取引等監視委員会による勧告:https://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2015/2015/20150626-3.html
・2015年の金融庁による行政処分:https://www.fsa.go.jp/news/27/syouken/20150703-1.html
・2017年の証券取引等監視委員会による勧告:https://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2017/2017/20170602-1.html
・2017年の業務改善報告:https://crowdbank.jp/news/20170711_001/
・長期償還遅延の継続告知:https://crowdbank.jp/news/20230508_001/
・AH社に関係する償還遅延の代表告知:https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00006664/
・DD社に関係する太陽光開発案件の代表告知:https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00008144/
・DP社に関係する稼働済み太陽光案件の代表告知:https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00008614/
・DR社に関係するバイオマス案件の代表告知:https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00006462/
・BF社に関係する海外不動産案件の代表告知:https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00008416/
・外貨取扱い変更:https://crowdbank.jp/news/20241129_002/
・金取引:https://crowdbank.jp/gold/




