- TASUKI FUNDSの評判は?怪しい理由・メリット・デメリット、本業・決算を解説
- 結論:TASUKI FUNDSは「上場グループの実業と近いキャピタル型案件を、短中期で見たい人」向け
- TASUKI FUNDSとは
- TASUKI FUNDSの仕組み
- TASUKI FUNDSの特徴(メリット)
- TASUKI FUNDSのデメリット(注意点)
- 怪しい / 危ないと言われる理由
- TASUKI FUNDSの口コミ・評判
- 運営会社の会社概要 / 信頼性
- 運営会社の「本業」を分解する
- 株式会社タスキの決算 / 財務レポート
- TASUKI FUNDSの実績
- キャンペーン情報
- 登録〜出資までの流れ
- FAQ
- 利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
- まとめ
- 出典・参考
TASUKI FUNDSの評判は?怪しい理由・メリット・デメリット、本業・決算を解説
※本記事にはPRを含む場合があります。
※不動産クラウドファンディングは元本保証ではありません。想定利回りは確定ではなく、元本割れの可能性があります。
投資判断はご自身の責任で、必ず各ファンドの「契約成立前書面」「重要事項説明書」等をご確認ください。
税務(確定申告の要否等)は個別事情で異なるため、税理士・税務署等でご確認ください。
TASUKI FUNDSは本当に安心寄りに見てよいのか、フェーズ分割されたキャピタル型案件はどう読めばよいのか、上場グループ運営はどこまで信頼材料になるのか。
この記事では、公式トップ、公開ファンド一覧、FAQ、利用ガイド、株式会社タスキの会社概要と本業ページ、タスキホールディングスのグループ会社ページ、財務数値を確認しながら、TASUKI FUNDSの評判、メリット・デメリット、怪しいと言われる理由、本業、決算・財務まで投資家目線で整理します。
この記事でわかること
・結論:TASUKI FUNDSが向いている人 / 向かない人
・直近ファンド情報
・TASUKI FUNDSとは
・TASUKI FUNDSの仕組み
・TASUKI FUNDSの特徴(メリット)
・TASUKI FUNDSのデメリット(注意点)
・怪しい / 危ないと言われる理由
・TASUKI FUNDSの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・株式会社タスキの決算 / 財務レポート
・TASUKI FUNDSの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:TASUKI FUNDSは「上場グループの実業と近いキャピタル型案件を、短中期で見たい人」向け
結論から言うと、TASUKI FUNDSは上場グループの開発実業と近い不動産クラファンを選びたい人に向いています。
公式の公開24件を集計すると、平均利回りは5.33%、中央値は5.0%、平均運用期間は7.67ヶ月でした。高利回りだけで押すサービスではありませんが、新築投資用IoTレジデンスの開発・売却というテーマが比較的そろっていて、案件の中身を読みやすいのが強みです。
一方で、TASUKI FUNDSはキャピタル型の出口実行を必ず見たいサービスでもあります。
1つのプロジェクトを複数フェーズに分けて組成している案件が見られ、売却や後続フェーズの進み方をどう考えるかが重要です。
とはいえ、運営会社の株式会社タスキは新築投資用IoTレジデンスの開発・一棟販売を本業にしており、上場持株会社のグループでもあります。本業とファンド対象が近いぶん、独立系の小規模運営よりは出口や自社完結の絵を描きやすい点は、投資家にとって安心材料になりやすいです。
結論のポイント
・向いている人:上場グループの開発案件を、短中期で見たい人
・強み:本業が新築投資用IoTレジデンスの開発・一棟販売で、ファンド対象と近い
・慎重に見たい点:キャピタル型なので売却実行とフェーズ分割の読みが重要
・最終的に見るポイント:後続フェーズの位置づけ、売却見込み、株式会社タスキの負債増加ペース。
直近のファンド情報
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杉並区和田1丁目の土地及び建物(2026年3月竣工済)を対象!
2026年3月に竣工した新築未入居物件を早期にリースアップさせ、収益不動産として第三者へ売却する予定とのこと。
TASUKI FUNDSとは

| サービス名 | TASUKI FUNDS |
| 運営会社 | 株式会社タスキ |
| 親会社 | 株式会社タスキホールディングス(東証グロース 166A) |
| 契約形態 | 匿名組合型 |
| 最低投資額 | 1口10万円 |
| 主な許認可 | 不動産特定共同事業 第1〜4号 第二種金融商品取引業 宅地建物取引業 |
| 公開ファンド一覧で確認できた件数 | 24件 |
| 公開24件の傾向 | 平均利回り5.33% / 中央値5.0% 平均運用期間7.67ヶ月 / 中央値7ヶ月 |
| 案件テーマ | 新築投資用IoTレジデンスの開発・売却が中心 |
| 公式サイト | TASUKI FUNDS 公式サイト |
TASUKI FUNDSは、株式会社タスキが運営する不動産投資型クラウドファンディングです。
公式トップでも、東証上場企業である株式会社タスキホールディングスのグループ会社が運営し、1口10万円から始められることが前面に出されています。
要するにTASUKI FUNDSは、都内の新築投資用IoTレジデンス開発に小口で乗るキャピタル型クラファンとして読むのが実態に近いです。
利回りだけを見て選ぶというより、開発した物件をどう売るのか、運営会社の本業と一致しているか、上場グループの体力がどこまで支えになるかまで合わせて見るサービスです。
TASUKI FUNDSの仕組み
ポイント
・匿名組合型の不動産クラウドファンディング
・運営会社が不動産を保有・運用し、売却益や賃料収入から分配する設計
・分配金は総合課税(雑所得)扱いで、株の配当とは税制が違う

TASUKI FUNDSは、投資家が株式会社タスキと匿名組合契約を結び、集まった資金で不動産を運用し、その成果を分配として受け取る仕組みです。
公式FAQでも、投資家から集めた資金で不動産を購入し、賃料収入や売却益から費用を差し引いた後の収益を分配すると説明されています。
今回見えた案件は、新築投資用IoTレジデンスを開発・保有し、リーシング後に第三者へ売却する流れが中心です。
つまり、配当や償還の読み筋は家賃だけで完結するインカム型ではなく、売却実行と賃貸の立ち上がりを見にいくキャピタル型の発想が必要です。
TASUKI FUNDSの特徴(メリット)
ポイント
・上場グループ運営で、出口不安を相対的に抑えやすい
・新築投資用IoTレジデンスが主軸で、案件テーマがぶれにくい
・公開24件すべて応募超過で、集客力が見える
・公開24件はすべて12ヶ月以下で、キャピタル型としては回転を追いやすい
上場グループ運営で、出口不安を相対的に抑えやすい
ポイント
・親会社は東証グロース上場のタスキホールディングス
・運営会社の本業は新築投資用IoTレジデンスの開発・一棟販売
・小規模独立運営よりは、自社完結や売却ルートを想像しやすい
TASUKI FUNDSの一番の強みは、株式会社タスキホールディングスのグループ会社が運営し、しかも運営会社の本業が新築投資用IoTレジデンスの開発・一棟販売であることです。
キャピタル型クラファンで怖いのは「最後にちゃんと売れるのか」「次のフェーズが集まらなかったらどうなるのか」という不安ですが、本業として同じ領域を回しているグループなら、小規模独立運営よりは自社で完結させる絵を描きやすいです。
もちろん、上場グループだから必ず安全という意味ではありません。
ただ、ファンド対象と本業が離れていないことは、投資家にとってかなり大きい安心材料です。
新築投資用IoTレジデンスが主軸で、案件テーマがぶれにくい
ポイント
・株式会社タスキは「TASUKI smart」を開発し富裕層顧客へ一棟販売するデベロッパー
・ファンドでも新築投資用レジデンスが中心
・案件の勝ち筋を、投資家がイメージしやすい
公式のグループ会社紹介では、株式会社タスキは新築投資用IoTレジデンス「TASUKI smart」を開発し、富裕層顧客へ一棟販売するデベロッパーと説明されています。
つまり、TASUKI FUNDSは単に「クラファンをやる会社」ではなく、普段から同じ商品を作って売っている会社が、その一部をクラファンでも扱っている形です。
この一致はかなり重要です。
投資家から見ると、何で稼ぐ案件なのか、誰に売る商品なのか、どんな立地や仕様を狙っているのかが分かりやすいからです。
「案件テーマがころころ変わるサービスより読みやすい」というのは、TASUKI FUNDSの明確なメリットです。
公開24件すべて応募超過で、集客力が見える
ポイント
・公式ファンド一覧で確認できた24件すべてが応募超過
・平均応募率は279.96%
・集金力が見えるのは、フェーズ分割型にとって大きい
公式ファンド一覧で確認できた24件は、すべて募集額以上の応募が入っていました。平均応募率は279.96%、中央値でも189.5%です。
フェーズ分割型のキャピタル案件では、次の募集で人が集まるかどうかが投資家心理に直結しやすいですが、少なくとも現時点の公開実績では集客力がかなり強いと見てよさそうです。
案件の質だけでなく、ブランドとしての集金力が見えるのはTASUKI FUNDSの強みです。
出口不安がゼロになるわけではありませんが、ファンドが全然集まらないサービスよりは、次の一手を打ちやすいのは間違いありません。
公開24件はすべて12ヶ月以下で、キャピタル型としては回転を追いやすい
ポイント
・平均運用期間は7.67ヶ月、中央値は7ヶ月
・6ヶ月以下が11件、11〜12ヶ月が7件
・キャピタル型でも、資金拘束が何年も続く設計ではない
公式公開24件の想定運用期間は、すべて12ヶ月以下でした。
キャピタル型案件は出口待ちで長くなりがちですが、TASUKI FUNDSは見えている範囲では短中期で区切る設計が中心です。
投資家にとっては、物件ごとの結果を比較的早く検証しやすく、資金計画も立てやすいです。
TASUKI FUNDSのデメリット(注意点)
ポイント
・キャピタル型なので、売却実行が前提になる
・フェーズ分割案件は後続募集や自社完結力も見たい
・利回りは4.5〜5.0帯が中心で、超高利回りサービスではない
・公開ページだけでは手数料の細部が読み切れず、契約書面確認が必要
キャピタル型なので、売却実行が前提になる
ポイント
・分配・償還原資は売却益と賃料収入
・リーシングと売却が遅れれば、想定どおりに進まない可能性がある
・本業と近いとはいえ、最後は出口実行が必要
TASUKI FUNDSの案件は、賃料だけで配当を回すインカム型ではなく、売却益を前提にしたキャピタル型として見る必要があります。
直近案件でも、早期リーシングのうえで収益不動産として第三者売却を目指す流れが説明されています。
本業と近いのは安心材料ですが、最後に売る局面が必要という前提自体は変わりません。
フェーズ分割案件は、後続募集や自社完結力も見たい
ポイント
・公開24件のうち、複数フェーズで組成された案件番号が7件ある
・分割そのものは悪くないが、次フェーズ前提に見えやすい
・上場グループでも、後続募集の進み方は確認したい
TASUKI FUNDSは、同じ案件番号で#1・#2・#3と分かれるプロジェクトが見られます。
これは資金調達を段階的に進める意味では自然ですが、投資家から見ると「後続募集が想定どおりに集まるか」という不安も出やすいです。
本業が近いぶん独立系よりは安心しやすいものの、分割案件ほど、後続募集や売却までの流れを丁寧に見たいです。
利回りは4.5〜5.0帯が中心で、超高利回りサービスではない
ポイント
・4.5〜4.9%帯が9件、5.0〜5.4%帯が8件で中心
・平均利回りは5.33%
・上場グループの安心感はあるが、利回りだけで選ぶサービスではない
TASUKI FUNDSは、見えている範囲では4.5〜5.0%前後が中心です。
初期には7〜10%の案件もありますが、現在の全体像はそこまで高利回り一辺倒ではありません。
そのため、TASUKI FUNDSは「上場グループの開発案件に比較的安心寄りで乗る」ことに価値を感じるかで判断したいサービスです。
公開ページだけでは手数料の細部が読み切れず、契約書面確認が必要
ポイント
・公開FAQと利用ガイドでは、振込・出金手数料の統一ルールを強く確認できなかった
・入出金まわりは契約成立前書面や申込画面で最終確認したい
・細部まで見てから申し込む姿勢が合う
公開FAQや利用ガイドを確認した限りでは、入金・出金時の振込手数料の統一的な案内を強く確認できませんでした。
クラファンでは小さな手数料差でも実質利回りに響くので、申込時は契約成立前書面や最終画面で手数料の扱いを確認しておきたいです。
怪しい / 危ないと言われる理由
フェーズ分割型なので、次の募集頼みに見えやすい
TASUKI FUNDSが怪しく見られやすいのはここです。
同じ案件番号が複数フェーズに分かれると、どうしても「次の募集で回しているのでは」という印象を持たれやすいです。
実際には本業と近い案件を分割しているだけとも読めますが、投資家が疑いを持ちやすい構造ではあります。
キャピタル型なのに「安定」に見えやすく、期待がずれやすい
上場グループ運営、本業との一致、短めの運用期間という材料だけを見ると、TASUKI FUNDSはかなり安心寄りに見えます。
ただ、実態はキャピタル型で、最後は売却実行が必要な商品です。
このギャップを理解せずに入ると、「思ったより出口依存が強い」と感じやすいです。
上場グループでも、負債の増え方は見ておきたい
株式会社タスキの公開数値を見ると、2023年9月期から2024年9月期にかけて売上と利益は伸びた一方、負債の伸びはさらに速いです。
開発デベロッパーらしい動きですが、投資家からすれば、上場グループという言葉だけで安心し切らず、借入や在庫の膨らみ方も合わせて見たいところです。
TASUKI FUNDSの口コミ・評判
ポイント
・ポジティブ寄りでは「上場グループ」「案件テーマが分かりやすい」「短中期で回しやすい」が出やすい
・慎重派は「フェーズ分割」「キャピタル型の出口」「財務の負債増加」を気にしやすい
・最終判断は口コミより、本業との一致と出口の見え方を見たい
ポジティブ寄りで見られやすい点
TASUKI FUNDSを前向きに見る人は、上場グループ運営、新築投資用IoTレジデンスという分かりやすいテーマ、短中期で回せるキャピタル型を評価しやすいです。
特に、本業とファンド内容が近いサービスは意外と少ないので、この点は好印象につながりやすいです。
慎重派が気にしやすい点
慎重派は、フェーズ分割案件の多さ、キャピタル型であること、株式会社タスキの負債増加を気にしやすいです。
「上場だから大丈夫」で済ませず、次のフェーズがなくても回るのか、売却が遅れたらどうかまで見たい、という感覚です。
口コミより先に見たいポイント
TASUKI FUNDSは、口コミだけで善し悪しを決めるより、本業との一致、案件の出口、後続フェーズの位置づけ、財務の負債増加ペースを見た方が判断しやすいです。
ブランド自体の印象は悪くなくても、投資商品としての重心はかなりキャピタル型にあります。
運営会社の会社概要 / 信頼性
| 運営会社 | 株式会社タスキ |
| 本社 | 東京都港区北青山2-7-9 日昭ビル2F |
| 設立 | 2013年8月12日 |
| 決算期 | 9月 |
| 資本金 | 22億54,773,845円 |
| 親会社 | 株式会社タスキホールディングス(東証グロース 166A) |
| 主な許認可 | 不動産特定共同事業 第1〜4号 第二種金融商品取引業 宅地建物取引業 一級建築士事務所 特定建設業 |
| 主力事業 | 新築投資用IoTレジデンスの開発・一棟販売 |
ポイント
・運営会社は上場持株会社タスキホールディングスのグループ企業
・株式会社タスキは新築投資用IoTレジデンスを開発し、富裕層へ一棟販売する会社
・グループには総合デベロッパー、資産コンサル、担保金融、物件管理DX、空き家再生・賃貸管理まで並ぶ
上場持株会社のグループで運営している
TASUKI FUNDSの運営会社は株式会社タスキで、親会社は東証グロース上場の株式会社タスキホールディングスです。
読者目線で大事なのは、単に「上場グループだから安心」と見ることではなく、どの会社が何を担っているかがある程度見える点です。
非上場の小規模運営に比べると、持株会社側のIR開示、グループ会社一覧、各社の事業ページが確認しやすく、運営実態を追いやすいのはプラス材料です。
株式会社タスキは何をする会社か
株式会社タスキは、公式の本業ページで「新築投資用IoTレジデンスの開発・1棟販売」を掲げています。
東京23区・駅近を主戦場に、IoT設備を標準装備した投資用レジデンスを開発し、富裕層へ一棟で売るのが中核です。
しかもグループ説明では、相続税対策としての商品訴求により独自のポジショニングを築くと明記されています。
つまりタスキは、賃貸でじっくり賃料を積み上げる会社というより、企画・開発・商品化・売却で利益を取る開発デベロッパーです。
グループ会社の役割分担が見える
| 株式会社タスキ | 新築投資用IoTレジデンス「TASUKI smart」を開発し、富裕層へ一棟販売する主力デベロッパー |
| 新日本建物 | 「ルネサンス」シリーズを展開する総合不動産デベロッパー。住宅と資産運用型マンションの両方を扱う |
| AURA | 土地活用を軸にした資産コンサルティング会社。空き家関連の情報サービスも持つ |
| タスキプロス | 不動産会社向けの不動産担保ファイナンス会社。金利収入や手数料収入が軸 |
| ZISEDAI | 物件管理クラウド「ZISEDAI LAND」などを提供する不動産DX会社。利用料収入とDX支援が軸 |
| タスキパートナーズ | 空き家再生、賃貸管理、空き家管理を行う会社。再生販売と管理フィーを取りにいくモデル |
この並びを見ると、タスキグループは単なる1社運営ではなく、開発、販売、金融、DX、再生、管理までを分担する体制です。
TASUKI FUNDS自体は株式会社タスキが運営していますが、グループ全体として見ると、不動産を仕入れる、作る、売る、貸す、管理する、融資するという周辺機能まで持っています。
関連会社まで含めると「不動産を回す仕組み」が見える
例えば新日本建物は、公式サイトで「総合不動産デベロッパー」「資産運用型マンション」を掲げ、ルネサンスブランドを展開しています。
AURAは土地活用や空き家関連の相談窓口に近く、タスキプロスは不動産会社向け融資、ZISEDAIは物件管理クラウド、タスキパートナーズは空き家再生と賃貸管理です。
つまりグループ全体では、不動産を探す、企画する、資金を付ける、売る、再生する、管理するまでを一通り持っています。
許認可の厚さはプラス材料
株式会社タスキは、不動産特定共同事業の第1〜4号、第二種金融商品取引業、宅建業、一級建築士事務所、特定建設業まで持っています。
このため、TASUKI FUNDSは単に募集窓口だけを持つ会社ではなく、開発・設計・建築・販売・ファンド組成までを自社側でつなぎやすいのが特徴です。
許認可だけで安全性を断定はできませんが、商品づくりの実体が見えやすいのは信頼性の読み方として重要です。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・主力収益は、用地を仕入れて新築IoTレジデンスを開発し、一棟で売る粗利
・グループでは資産コンサル、担保金融、物件管理クラウド、空き家再生・管理でも収益機会を持つ
・苦しくなりやすいのは、販売鈍化、在庫長期化、借入負担増加が重なる局面
収益の柱は「開発して一棟で売る」粗利
株式会社タスキの本業は、新築投資用IoTレジデンスを開発し、富裕層顧客へ一棟販売することです。
収益の基本形は、用地を仕入れ、建物を企画し、建築して、投資商品として売り切ることで粗利を取るというデベロッパー型です。
このため、売上が立つタイミングも利益が出るタイミングも、竣工後の販売完了に強く依存します。
賃貸収益を積み上げるモデルではなく、回転して売って利益を作るモデルだと理解すると全体像が掴みやすいです。
つまり、TASUKI FUNDSで投資家が見ているのは、単なる不動産賃貸事業ではなく、開発して、商品化して、売る会社の回転力です。
この意味では、TASUKI FUNDSはかなり本業直結型のクラファンだと言えます。
グループでは周辺収益も取りやすい
株式会社タスキ単体で見れば主力は開発販売ですが、グループ全体では周辺でもお金を取りやすい構造があります。
例えばAURAは土地活用の相談や資産コンサル、タスキプロスは不動産担保融資の金利・手数料、ZISEDAIは物件管理クラウドの利用料、タスキパートナーズは空き家再生の売却益や賃貸管理フィーが狙えます。
つまりグループは、不動産を売るだけでなく、その前後の相談・金融・管理・再生でも収益接点を持ちやすい構造です。
ただし、こうした周辺収益があるからといって、TASUKI FUNDSの裏付けが周辺会社にあるとまでは言えません。
投資家目線では、中心にあるのはあくまで株式会社タスキの開発販売力で、その周囲をグループ会社が補う構図として見るのが自然です。
TASUKI FUNDSは開発パイプラインの小口化手段に近い
TASUKI FUNDSで見えている案件は、株式会社タスキが得意とする新築投資用IoTレジデンスとかなり近いです。
そのため、クラファンの役割は、完全に独立した別事業というより、開発パイプラインの一部を小口化し、資金回転や販路の幅を持たせる手段に近いと考えるのが自然です。
特に1つのプロジェクトを複数フェーズに分ける構成は、案件を細かく区切って資金を入れ替える発想とも読めます。
上場グループであるため、非上場小規模運営よりは自社バランスシートやグループ支援の余地を想像しやすいものの、投資家はやはり「最終出口がどこにあるのか」「後続フェーズに頼りすぎていないか」を見たいです。
苦しくなりやすいのは、販売鈍化と負債膨張が重なる局面
このビジネスモデルが苦しくなりやすいのは、投資用レジデンスの売れ行きが鈍る局面です。
金利上昇で富裕層の買い意欲が弱まる、建築費が上がる、リーシングが遅れる、想定売却価格が届かない、といったことが重なると、売却価格・売却時期・資金回収の全部が重くなる可能性があります。
開発デベロッパーは在庫や借入を抱えやすいので、こういう局面では財務の負担が一気に表面化しやすいです。
だからこそTASUKI FUNDSでは、高利回りかどうかよりも、本業の売れ筋が続いているか、負債の増え方が無理をしていないかを見たいです。
株式会社タスキの決算 / 財務レポート
ポイント
・2023年9月期から2024年9月期にかけて売上と利益は伸び、本業の回転は進んだ
・ただし負債の伸びが純資産よりかなり速く、開発型らしい資金負担も強まった
・親会社が上場企業としてIRを継続開示しているのは補助的な確認材料
| 指標 | 2023年9月期 | 2024年9月期 |
| 総資産 | 17,264,116千円 | 26,084,991千円 |
| 総負債 | 10,154,609千円 | 18,621,699千円 |
| 純資産 | 7,109,506千円 | 7,463,292千円 |
| 売上高 | 18,430,350千円 | 27,348,499千円 |
| 営業利益 | 2,373,684千円 | 3,170,699千円 |
| 経常利益 | 2,202,122千円 | 2,894,426千円 |
| 当期純利益 | 1,522,423千円 | 2,030,157千円 |
| 自己資本比率 | 41.2% | 28.6% |
売上と利益は伸びており、本業はしっかり回っている
2023年9月期から2024年9月期にかけて、株式会社タスキは売上高が約48.4%増、営業利益が約33.6%増、当期純利益が約33.4%増でした。
本業が「仕入れて、建てて、売る」モデルであることを踏まえると、これは販売引き渡しの回転が進み、粗利をきちんと利益へ落とせたと読むのが自然です。
TASUKI FUNDSの投資家から見ても、これは好材料です。
キャピタル型のクラファンを運営する会社が、本業で利益を出せているかどうかは、案件の売り切り力や継続力に直結しやすいからです。
逆に言えば、この売上成長は賃料収入の積み上がりではなく、プロジェクトを販売して回す力の表れとして見たいです。
ただし、負債の伸びは開発拡大型らしくかなり速い
一方で、総負債は10,154,609千円 → 18,621,699千円と、約83.4%増えています。
純資産の伸びは約5.0%にとどまっており、自己資本比率も41.2% → 28.6%へ下がりました。
これは、開発案件を積み上げる中で、用地取得・建築・在庫保有のための資金をかなり負債で回していることを示唆します。
つまり、TASUKI FUNDSは「利益が出ているから安心」で終わりではなく、負債がどのくらいの速度で膨らんでいるかも同時に見たいです。
本業が売れている間は回りやすくても、販売鈍化局面ではこの負債の重さが効いてきます。
本業モデルとセットで見ると、利益成長とレバレッジ増加は表裏一体です。
グループ会社がいても、財務の主役は株式会社タスキ本体
グループには、新日本建物の開発販売、AURAのコンサル、タスキプロスの融資、ZISEDAIの物件管理クラウド、タスキパートナーズの再生・管理があります。
ただし、TASUKI FUNDSの案件に直接つながる主力事業はあくまで株式会社タスキ本体の開発販売です。
周辺会社があることは事業基盤の厚みとしてプラスですが、販売が鈍ったときのインパクトを決めるのは本体の在庫と借入だと見た方が実態に近いです。
親会社タスキホールディングスの開示は補助的な確認材料
親会社の株式会社タスキホールディングスは東証グロース上場企業で、IR資料も継続的に公開しています。
親会社の数値は株式会社タスキ単体だけでなく新日本建物なども含むため、TASUKI FUNDSの安全性を直接示す数字ではありません。
ただ、グループ全体として四半期・通期の開示が追えるのは、運営実態を継続観察する補助線として有効です。
なお、一次開示からはクラファン依存度を切り出せないため、「TASUKI FUNDSが財務にどの程度効いているか」は断定しません。
ここは無理に推測せず、本業がどの程度強く、負債がどの程度膨らんでいるかを見るのが現実的です。
TASUKI FUNDSの実績
ポイント
・公式ファンド一覧で確認できた公開件数は24件
・平均利回り5.33%、中央値5.0%で、4.5〜5.0帯が中心
・平均運用期間7.67ヶ月、公開24件はすべて12ヶ月以下
・公開24件すべて応募超過で、集客力がかなり強い

利回り分布を見ると、TASUKI FUNDSは4.5〜4.9%帯が9件、5.0〜5.4%帯が8件で中心でした。
平均は5.33%ですが、現在の全体像は「上場グループの安心感と引き換えに、極端な高利回りは取りに行かない」サービス像に近いです。
初期には7〜10%の案件もありましたが、現状を代表する水準は4.5〜5.0%前後と見ておくのが自然です。

運用期間は、6ヶ月以下が11件、11〜12ヶ月が7件で、公開24件はすべて12ヶ月以下でした。
平均運用期間は7.67ヶ月、中央値は7ヶ月です。
キャピタル型としては比較的区切りが短く、結果が見えやすいのはTASUKI FUNDSの良さです。
フェーズ分割は7案件で確認できた
公開24件のうち、同じ案件番号が複数フェーズに分かれていたのは7案件でした。
たとえば第10号は3フェーズ、第14号・13号・12号・11号・8号・7号は2フェーズに分かれています。
このため、TASUKI FUNDSの実績を見るときは、単純な件数だけでなく「1プロジェクトをどう区切っているか」も合わせて読む必要があります。
キャンペーン情報
キャンペーン情報
現在キャンペーンは実施されていません。
何かあり次第、ここに記載します。
登録〜出資までの流れ
ポイント
・会員登録 → 投資家登録 → ハガキ受取 → 出資応募の順
・本人確認ハガキのコード入力まで終えないと応募できない
・応募後は匿名組合契約書面の同意と入金が必要
STEP1 会員登録
まずは公式サイトから、メールアドレスとパスワードを入れて会員登録します。
登録後、認証メール経由で次の投資家登録へ進みます。
STEP2 投資家登録と本人確認
本人確認情報を入力し、身分証明書や口座情報をアップロードします。
審査を経て投資家登録が完了します。
STEP3 本人確認ハガキの受取り
登録住所に本人確認ハガキが届くので、記載されたコードを入力します。
ここまで終わらないと出資応募に進めません。
STEP4 出資応募・契約同意・入金
希望ファンドの詳細ページで契約成立前書面などを確認し、口数を入力して応募します。
その後、匿名組合契約書面へ同意し、指定期日までに出資金を振り込めば手続き完了です。
運用終了後は、登録口座へ元本と分配金が支払われます。
FAQ
税金の扱いは?
公式FAQでは、匿名組合契約に基づく分配金は雑所得に該当し、総合課税の対象と案内されています。
1年間の雑所得合計が20万円を超える場合は、確定申告が必要です。
REITとの違いは?
公式FAQでは、REITは上場して通常の株式のように売買できる一方、TASUKI FUNDSの商品は自由に第三者へ譲渡できないと説明されています。
また、運用中の売買を前提としないため、REITのように市場価格が日々動く商品でもありません。
クーリングオフはできる?
可能です。公式のクーリングオフ案内では、契約成立時書面の電子交付を受けた日から起算して8日以内であれば、書面通知により契約解除できると説明されています。
投資家が不動産を直接持つ?
直接持ちません。TASUKI FUNDSは匿名組合型なので、投資家は収益分配を受ける立場であり、現物不動産を直接保有するわけではありません。
手数料はどう見る?
公開FAQと利用ガイドでは、振込手数料や出金手数料の統一ルールを強く確認できませんでした。
実際に申し込む際は、契約成立前書面や申込画面で最終確認するのが安全です。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
「TASUKI FUNDSだけでなく、他の不動産クラファンもまとめて見たい」
そんなときに便利なのが利回りカレンダーです。
複数サービスの募集予定をGoogleカレンダーで一括確認できるので、案件管理がかなり楽になります。
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの貸付投資系の「年利・投資期間・先着募集の有無」が1目でわかる
・Googleカレンダーに登録するだけで設定完了(自動更新)
・複数社のファンドをまとめて把握できる
まとめ
まとめ
・TASUKI FUNDSは、上場グループの本業と近い新築IoTレジデンス開発案件を扱うキャピタル型クラファン
・公開24件の平均利回りは5.33%、平均運用期間は7.67ヶ月で、見えている範囲ではすべて12ヶ月以下
・公開24件すべて応募超過で、ブランドの集客力は強い
・ただし、フェーズ分割案件と負債増加の両方は必ず見たい
・投資するなら、上場グループの安心感だけでなく、出口の実行力まで見て判断したい
TASUKI FUNDSは、本業と近い案件を扱うという意味で、かなり分かりやすい不動産クラファンです。
一方で、仕組みの中心はキャピタル型であり、フェーズ分割案件もあるので、最後は売れるのか、財務は無理をしていないかを見ずに入ると判断を誤りやすいです。
「上場グループの実業に近い案件へ、短中期で乗りたい」なら相性は悪くありません。
ただし、利回りだけで飛びつくより、案件の出口、本業、財務までセットで読むサービスだと思います。






