LSEED(エルシード)の評判は?怪しい理由・メリット・デメリット、本業・決算を解説
※本記事にはPRを含む場合があります。
※不動産クラウドファンディングは元本保証ではありません。
LSEEDクラファンは本当に安全寄りに見てよいのか、途中換金はどこまで流動性改善なのか、東証上場企業の運営はどこまで安心材料になるのか。
この記事では、公式トップ、ファンド詳細、運営会社ランドネットの会社情報・サービスページ・IRを確認しながら、LSEEDクラファンの評判、メリット・デメリット、怪しいと言われる理由、本業、決算・財務まで投資家目線で整理します。
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この記事でわかること
・結論:LSEEDクラファンが向いている人 / 向かない人
・直近ファンド情報
・LSEEDクラファンとは
・LSEEDクラファンの仕組み
・LSEEDクラファンの特徴(メリット)
・LSEEDクラファンのデメリット(注意点)
・怪しい / 危ないと言われる理由
・LSEEDクラファンの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・株式会社ランドネットの決算 / 財務レポート
・LSEEDクラファンの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:LSEEDクラファンは「上場企業の本業と近いインカム型を、短中期で見たい人」向け
結論から言うと、LSEEDクラファンは上場企業ランドネットの本業に近い中古区分マンション案件を、短中期で見たい人に向いています。
平均利回りは3.98%、中央値は4.0%、平均運用期間は6.73ヶ月でした。
超高利回りを狙うサービスではありませんが、家賃収入を原資にしたインカム寄りの設計と、ランドネット本業との近さが強みです。
一方で、LSEEDクラファンは匿名組合型なので倒産隔離はありません。
最近は途中換金窓口が追加されたファンドもありますが、完全に自由な換金ではなく、最初の3ヶ月と最後の3ヶ月は不可、1ヶ月前申請、承諾制です。
結論のポイント
・向いている人:本業と近い中古区分マンション案件を、比較的安全寄りに見たい人
・強み:東証上場のランドネット運営で、本業の仕入再販・管理ノウハウと近い
・注意点:匿名組合型で倒産隔離はなく、途中換金も条件付き
・最終的に見るポイント:案件の劣後比率、換金条件、運営会社の財務、個別ファンドの出口条件
直近のファンド情報
LSEED#38
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〜ワンポイント解説〜
案件概要
東京都目黒区中町の「ラ・アトレ目黒通り」401号室を賃貸運用する案件です。
1995年築の鉄骨造5階建ての4階、登記100.45㎡の3LDKで、現在入居中です。
総額7,392万円
優先5,913万円
劣後1,479万円(約20.0%)
借入はなく、ランドネットの保有物件を組み入れます。
運用期間は1年、予定年利4%で、配当原資は賃料収入です。
AI独立算定価格
条件付き参考6,400万〜8,000万円
*賃貸継続・家賃収入を目的とする投資家への売却を想定し、追加の一時負担金がない場合
根拠
月額賃料35.5万円に対し、管理費・修繕積立金は月7万5,930円です。
年間賃料426万円から空室等2〜4%、管理・税・保険・室内修繕費などを控除し、積立金支払い後の年間純収益を約268万〜289万円と試算しました。
駅距離・築年・管理状況を踏まえ、還元利回りを3.6〜4.2%と仮定しています。
同一住戸と判断できる外部の過去売出は8,380万〜8,480万円ですが、成約価格は確認できていません。
鑑定額7,392万円は全文未受領のため、独立算定の根拠には採用していません。
管理組合には約1,465万円の借入があり、修繕積立金残高も約370万円のマイナスで、返済計画と今後の追加負担は未確認です。
6,400万円で外部売却する場合、仲介費用・その他費用・敷金精算を計約261万円と仮定すると、優先元本を上回る残額は約226万円です。
追加負担や売却値下がりで、この余力は縮小します。
自社勘定への移転も可能ですが、固定価格での買取保証はありません。
LSEEDクラファンとは

| サービス名 | LSEEDクラファン(エルシード) |
| 運営会社 | 株式会社ランドネット |
| 上場区分 | 東証スタンダード上場 |
| 契約形態 | 匿名組合型 |
| 最低投資額 | 1口1万円 |
| 主な対象資産 | 中古区分マンションを複数戸束ねた案件 |
| 公開確認件数 | 26件 |
| 公開26件の傾向 | 平均利回り3.98% / 中央値4.0% 平均運用期間6.73ヶ月 / 中央値5.5ヶ月 |
| 公式サイト | LSEEDクラファン 公式サイト |
LSEEDクラファンは、東証スタンダード上場の株式会社ランドネットが運営する不動産クラウドファンディングです。
公式トップやFAQ、ファンド詳細を確認すると、匿名組合型で、比較的少額・短中期・インカム寄りの案件を提供していることが分かります。
古めの区分マンションを複数戸まとめた案件が中心でした。
ランドネット本体の本業が中古投資用マンションの買取再販・賃貸管理なので、LSEEDクラファンは「本業と近い領域を小口化して見せているサービス」と理解すると分かりやすいです。
LSEEDクラファンの仕組み

匿名組合型で、不動産の所有権は運営側に残る
LSEEDクラファンは匿名組合型です。
投資家は不動産そのものを直接所有するわけではなく、ランドネットが対象不動産を取得・運用し、その成果から分配を受ける立場になります。
そのため、運営会社の倒産リスクや事業運営リスクを切り離せない点は、J-REITや倒産隔離が強い仕組みとは違うポイントです。
分配原資は賃料収入、最近は途中換金窓口も追加
最近のファンド詳細では、入居者からの賃料収入を原資として分配すると明記されています。
また、直近の1年ファンドでは、途中換金の仕組みも案内されるようになりました。
ただし、これは完全な売買市場ではなく、当社への契約上の地位の譲渡であり、承諾制・期間制限付きです。
税金は雑所得、配当には源泉徴収がかかる
FAQでは、LSEEDクラファンの分配金は雑所得として扱われると案内されています。
また、ファンド詳細では、源泉徴収税率20.42%が差し引かれた後の金額が振り込まれると説明されています。
税務の扱いは人によって変わるので、最終的には税理士・税務署で確認したいです。
LSEEDクラファンの特徴(メリット)
ポイント
・東証上場企業ランドネットが運営し、本業との距離が近い
・公開26件の平均利回りは3.98%、平均運用期間は6.73ヶ月で長すぎない
・24件が優先90:劣後10で、初期にはさらに厚い劣後もある
・ランドネットの買取や事業者買取の説明があり、出口の読み筋を持ちやすい
・一部1年ファンドでは途中換金窓口が追加された
東証上場のランドネットが運営し、本業に近い中古区分マンションを扱う
ポイント
・運営会社は東証スタンダード上場のランドネット
・本業は中古投資用マンションの買取再販・賃貸管理
・LSEEDクラファンの対象資産と本業の距離が近い
LSEEDクラファンの一番の強みは、運営会社の本業とファンド対象が近いことです。
ランドネットは、IR FAQやサービスページで、中古不動産の買取、リフォーム・リノベーション、仲介、賃貸管理を主力事業と説明しています。
LSEEDクラファンの対象も、公開ファンドを見る限り中古区分マンションを複数戸束ねる形が中心で、本業とズレにくいです。
不動産クラファンでは、運営会社の本業とファンドが遠いほど、出口や運用の説得力が弱く見えやすいです。
その点、LSEEDクラファンは仕入・管理・再販の土台が見えやすいぶん、案件の中身を読みやすいサービスだと言えます。
公開26件の平均利回りは3.98%、平均運用期間は6.73ヶ月で長すぎない
ポイント
・平均利回りは3.98%、中央値は4.0%
・平均運用期間は6.73ヶ月、中央値は5.5ヶ月
・26件中21件が6ヶ月以下または12ヶ月以内で、長すぎない
ログイン後に確認した公開26件を集計すると、LSEEDクラファンの想定利回りは4%前後が中心でした。
数字だけ見ると派手さはありませんが、極端な高利回りで不安をあおる設計ではないとも言えます。
さらに、運用期間は平均6.73ヶ月、中央値5.5ヶ月でした。
1年超の長期案件は1件だけで、残りは短中期に収まっています。
資金を何年も寝かせる設計ではないぶん、比較的資金計画を立てやすいのはメリットです。
24件が優先90:劣後10で、初期にはさらに厚い劣後もある
ポイント
・優先劣後比率を確認できた26件のうち24件が90:10
・初期には70:30、71.6:28.4の案件もある
・平均劣後比率は11.48%
LSEEDクラファンは、公開詳細を確認できた範囲では優先劣後構造をかなり明確に見せているサービスです。
26件のうち24件が優先90%・劣後10%で、初期案件には70:30や71.6:28.4のような、さらに厚い劣後比率の案件もありました。
もちろん劣後があるから損しないわけではありません。
それでも、運営側がどこまで先に損失を受け持つ設計なのかが分かりやすいのは、投資家にとって読みやすさにつながります。
ランドネットの買取や事業者買取の説明があり、出口の読み筋を持ちやすい
ポイント
・サービス説明では、賃借人の退去時はランドネットが買取という考え方を案内
・公開詳細でも、事業者買取の有無が明記されている案件がある
・出口の読み筋を持ちやすい
LSEEDクラファンは、運用中の賃料収入だけでなく、運用の終わり方を比較的イメージしやすいのも特徴です。
サービス説明では、賃借人の退去時はランドネットが買い取る考え方が案内されており、インカム案件で気になりやすい空室後の出口に一定の方向性があります。
さらに公開詳細を確認すると、短期運用では事業者買取は行いません、一部の1年運用では事業者買取を実施しますというように、出口にランドネットがどう関わるかを明記している案件が見られます。
すべての案件で条件が同じではありませんが、出口説明がランドネット側に寄っている案件を確認できるのはメリットです。
一部1年ファンドでは途中換金窓口が追加された
ポイント
・最初3ヶ月 / 最後3ヶ月は不可、1ヶ月前申請
・完全自由ではないが、従来よりは資金計画を立てやすい
*ファンドごとに要条件確認
最近の1年ファンドでは、途中換金の仕組みが加わっています。
ただし、最初の3ヶ月と最後の3ヶ月は換金不可で、換金希望日の1ヶ月前までの申請が必要です。
完全な流動市場ではないものの、資金が必要になったときに運用満了まで完全固定ではないのは、投資しやすさを高める要素です。
ただし、これはあくまで条件付きの換金窓口です。
当社への契約上の地位の譲渡という形で、承諾制ですし、出資額と同額返還も保証されません。
メリットとして使うなら、「途中で何とか動ける可能性がある」くらいの温度感で見るのがちょうど良いです。
LSEEDクラファンのデメリット(注意点)
ポイント
・表面利回りは控えめで、実質利回りは拘束期間で下がりやすい
・匿名組合型なので、倒産隔離はない
・途中換金は完全な流動性ではなく、条件も厳しい
・ファンドごとに賃料設計、換金条件、出口条件を確認する必要がある
表面利回りは控えめで、実質利回りは拘束期間で下がりやすい
ポイント
・平均利回りは3.98%で、派手さはない
・最近の1年ファンドは3ヶ月換金不可 + 終了前3ヶ月不可
・安全寄りの代わりに、利回りの見え方は控えめ
LSEEDクラファンの利回りは、平均で見ると4%前後です。
超高利回りサービスのようなインパクトはなく、資金拘束もあるので、実質利回りの体感はさらに低くなりやすいです。
「上場企業で安心そうだから」と思っても、リターンの絶対値はそこまで高くありません。
安全寄りに見える代わりに、利回りは抑えめという理解で入るのがよいです。
匿名組合型なので、倒産隔離はない
ポイント
・投資家は不動産を直接保有しない
・所有権は運営側に残る
・運営会社の倒産や事業継続リスクを切り離せない
LSEEDクラファンは匿名組合型なので、J-REITや特別目的会社を使った倒産隔離型商品と同じ感覚では見られません。
上場企業だから相対的に情報開示は見やすいものの、運営会社の財務やガバナンスを無視できないのは変わりません。
途中換金は完全な流動性ではなく、条件も厳しい
ポイント
・最初の3ヶ月と最後の3ヶ月は換金不可
・希望日の1ヶ月前まで申請が必要
・承諾制で、同額返還も保証されない
途中換金があると言っても、いつでも自由に出られるわけではありません。
最近の1年ファンドでは、最初の3ヶ月・最後の3ヶ月は換金不可で、1ヶ月前申請も必要です。
さらに、当社の承諾が条件で、出資額と同額で戻る保証もありません。
つまり、途中換金は「完全な流動性」ではなく、緊急時の逃げ道が少し増えたくらいに捉えるのが適切です。
案件ごとに換金条件や出口条件が違う
ポイント
・短期運用では事業者買取なしの案件もある
・1年運用では途中換金や事業者買取付きの案件もある
・同じサービスでも、条件を一律で見ないことが大切
LSEEDクラファンは、同じサービスでもファンドごとに換金条件や出口条件が違います。
短期運用では事業者買取なしの案件が多い一方、1年運用では途中換金や事業者買取の説明が付く案件もあります。
そのため、「LSEEDは全部同じ条件で安全」とは見ない方がよいです。
契約成立前書面とファンド詳細で、賃料原資・換金条件・出口説明を毎回確認するのが基本です。
怪しい / 危ないと言われる理由
上場企業でも、元本保証ではないから
LSEEDクラファンは上場企業ランドネットが運営していますが、元本保証の商品ではありません。
「上場企業だから絶対安全」という受け取り方をすると、期待値がズレやすいです。
匿名組合型なので、運営依存が残るから
対象が中古区分マンションで読みやすいとはいえ、投資家は物件を直接持ちません。
運営会社の事業継続や管理水準に依存するので、これを嫌う人からは慎重に見られやすいです。
途中換金があるからといって、現金化しやすい商品ではないから
途中換金は魅力ですが、最初の3ヶ月と最後の3ヶ月は不可、1ヶ月前申請、承諾制、同額返還保証なしです。
そのため、普通預金のように機動的に出し入れできる商品とは違い、慎重派からは「流動性を過信しない方がよい」と見られやすいです。
LSEEDクラファンの口コミ・評判
上場企業運営で、本業と近い点は評価されやすい
評判の軸として一番強いのは、上場企業ランドネットが、自分たちの得意な中古区分マンションで組成している点です。
「何をしている会社か分かる」「案件と本業の距離が近い」という安心感は持たれやすいです。
利回り控えめでも、比較的安全寄りと見る人は多い
平均利回りは4%前後なので、派手さはありません。
その代わり、優先劣後が見やすく、案件テーマも読みやすいため、「高利回りより安全寄りがいい」という人には相性が良いです。
換金条件や出口条件は、慎重に見るべきという声も出やすい
一方で、途中換金は条件付きですし、事業者買取の有無も案件で異なります。
そのため、案件ごとに書面を見て、換金条件や出口条件を確認すべきという慎重な評価も自然です。
運営会社の会社概要 / 信頼性
| 運営会社 | 株式会社ランドネット |
| 上場時期 | 2021年7月21日(東証スタンダード) |
| 本社 | 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋7階 |
| 主な事業 | 中古不動産の買取、リフォーム・リノベーション、仲介、賃貸管理、不動産クラウドファンディング |
| グループ | ランドネット本体、ランドインシュア、台湾法人、香港法人の4社体制 |
| LSEEDとの関係 | 本業に近い中古区分マンションを小口化して運用するサービス |
| 信頼材料 | 上場開示、IR FAQ、電子交付、業務管理者名簿 |
ランドネットは中古投資用区分マンションを仕入れて売り、売った後も管理する会社
ランドネットのIR FAQでは、グループの主な事業を中古不動産の買取、買取後のリフォーム・リノベーション、仲介、賃貸管理と説明しています。
さらに、会社のサービスページでは、不動産の売却・購入・投資・賃貸管理・リフォームをワンストップで扱うことを打ち出しています。
つまりランドネットは、中古投資用区分マンションを中心に、仕入から販売、管理、改修、リーシングまで縦に持つ会社です。
グループ4社で国内売買と海外販売チャネルを持つ
IR FAQでは、連結子会社として株式会社ランドインシュア、台湾法人、香港法人が開示されています。
公開開示だけでは各社の売上比率までは分かりませんが、ランドネット本体が国内の仕入再販と管理の主役で、海外子会社が販売チャネルを補完し、ランドインシュアが周辺機能を担う構図と読むのが自然です。
実際にファンド詳細では、ランドインシュアが優先出資する可能性に触れている案件もありました。
LSEEDクラファンは単独部署だけで完結するというより、本体の仕入再販・管理ノウハウに、グループの周辺機能が重なる形で動いていると考えると理解しやすいです。
LSEEDクラファンは、本業と近い資産を扱う
LSEEDクラファンの案件は、公開ファンドを見る限り中古区分マンションを複数戸まとめるものが中心です。
これは、ランドネットが長年扱ってきた資産タイプと重なります。
この「本業に近い」という点は、他社が急にクラファンだけ始めたケースより読みやすいポイントです。
上場・許認可・電子交付は安心材料だが、元本保証ではない
上場企業であること、IR FAQ を公開していること、LSEEDクラファン側で電子交付ページや業務管理者名簿を個別公開していることは、確かに安心材料です。
ただし、それは「情報開示を追いやすい」という意味であって、元本保証や倒産隔離があるという意味ではありません。
信頼性は高めでも、投資判断では案件ごとの中身を見る必要があります。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・粗利の中心は中古投資用マンションの仕入再販
・賃貸管理、仲介、リフォームが継続収益と商品力を支える
・海外販売チャネルやグループ会社が出口と顧客基盤を補完する
・LSEEDクラファンは、本業に近い在庫・運用ノウハウを小口化する位置づけ
・中古マンション市況悪化、空室、在庫積み上がり、借入負担増が苦しい局面
仕入再販が利益の中心
ランドネットの本業の中心は、中古投資用マンションを仕入れて、必要に応じて改修し、投資家に再販することです。
ダイレクト不動産ページでも、創業以来のデータベースを活かした直接買取・直接販売を打ち出しています。
このモデルでは、仕入価格と販売価格の差、つまり再販粗利が利益の核になります。
賃貸管理・リーシング・リフォームが収益の土台
再販だけだと売買市況に収益が振れやすくなります。
そこでランドネットは、賃貸管理、リーシング、リフォーム・リノベーションも同じ会社の中で持っています。
これにより、売る前の空室改善、保有中の賃貸管理、売却後の管理継続までを回しやすく、単発の売買利益だけに依存しにくい形を作っています。
海外販売チャネルやランドインシュアが周辺機能を支える
IR FAQでは、グループ会社としてランドインシュア、台湾法人、香港法人が開示されています。
詳細な収益比率は非開示ですが、公開情報からは、本体が国内の仕入再販・管理、海外子会社が海外投資家向けの販売チャネル、ランドインシュアが優先出資など周辺機能を担う形が見えてきます。
つまりランドネットの本業は、単に中古区分を買って売るだけではありません。
仕入、改修、販売、管理、再販売先の開拓までを複数チャネルで回すことで、在庫回転を成立させるビジネスです。
LSEEDクラファンは、本業の在庫回転と投資家基盤を補完する
ここは公開情報からの推定ですが、LSEEDクラファンは、ランドネットが得意とする中古区分マンションを少額で投資家に見せるチャネルとして機能していると考えるのが自然です。
在庫の一部をそのまま小口化して運用に回したり、賃貸管理しながら分配し、最終的に売却や組み替えを考えたりと、本業の仕入・管理・販売とかなり近い流れで説明できます。
しかも、最近のファンドでは途中換金や優先募集の仕組みも加わっていて、投資家基盤の維持も意識しているように見えます。
クラファン単体で大きく儲けるというより、本業の在庫回転、投資家接点、将来の販売先づくりを補完する意味合いが強そうです。
中古マンション市況悪化、空室、在庫積み上がり、借入負担増が苦しい局面
このモデルが苦しくなるのは、中古マンションの売れ行きが鈍るときです。
仕入れた在庫が積み上がれば、資金が寝て、借入負担も重くなります。
さらに、空室が増えたり賃料が下がったりすると、保有中のインカムも弱くなります。
LSEEDクラファンの投資家にとっても、この本業構造は重要です。
匿名組合型で運営会社リスクを引き受ける以上、ランドネットの再販力と管理力が落ちる局面は、そのままサービスの慎重ポイントになります。
株式会社ランドネットの決算 / 財務レポート
ポイント
・2026年7月期の連結売上高は109,953百万円、前期比14.5%増
・営業利益は2.1%増だが、経常利益と最終利益は小幅減少
・総資産42,028百万円、自己資本比率31.4%で、在庫と借入が拡大
・営業活動による現金収支は3,857百万円のマイナス
・ランドネット単体の主要数値は、連結決算と分けて掲載
| 連結指標 金額:百万円 | 2024年7月期 | 2025年7月期 | 2026年7月期 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 77,790 | 95,992 | 109,953 |
| 営業利益 | 2,785 | 3,744 | 3,821 |
| 経常利益 | 2,518 | 3,311 | 3,274 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,840 | 2,384 | 2,369 |
| 総資産 | 27,156 | 35,386 | 42,028 |
| 純資産 | 8,877 | 11,085 | 13,227 |
| 自己資本比率 | 32.6% | 31.3% | 31.4% |
上の表は、運営会社のランドネットと子会社を合わせた連結決算です。
2026年7月期は2025年8月〜2026年7月の12か月で、金額は百万円未満切捨てです。
運営法人そのものの単体数値は、後段の表に分けています。
売上は拡大したが、利益の伸びは鈍化
2026年7月期の売上高は109,953百万円と前期比14.5%増えました。
一方、営業利益は3,821百万円で2.1%増にとどまり、営業利益率は3.9%から3.5%へ低下しています。
売上の増加が利益に同じ割合で残る状況ではありません。
主力の不動産売買事業では、高価格帯の区分所有マンションを中心に販売価格が伸び悩み、売上総利益率が下がりました。
加えて、仕入れに伴う支払利息などが増えたため、経常利益は3,274百万円(1.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,369百万円(0.6%減)でした。
中古不動産を仕入れて販売する量だけでなく、仕入価格・販売価格・金利の差が利益を左右しています。
賃貸管理事業の売上は1,440百万円へ増えましたが、新システムの減価償却費が増え、同事業の利益は66百万円へ減少しました。
管理収入があることは継続収益の土台になるものの、連結売上の中心は108,513百万円の不動産売買事業です。
在庫が売れるまでの期間と販売時の採算が、グループの業績に大きく影響します。
資産拡大の中心は販売用不動産で、回収までの期間が重要
総資産は27,156 → 35,386 → 42,028百万円へ増えました。
直近期の販売用不動産は29,792百万円で、前期の22,763百万円から約70億円増え、総資産の約70.9%を占めます。
仕入れた中古不動産を保有し、販売して現金へ戻す本業の姿が貸借対照表に表れています。
純資産も13,227百万円へ積み上がり、自己資本比率は31.3%から31.4%とほぼ横ばいです。
資本を保ちながら資産を増やしている一方、その資産の多くは直ちに支払いに使える現金ではありません。
販売が遅れれば、保有費用や金利を負担する期間が延び、価格を下げて売る場合には利益率にも影響します。
営業キャッシュフローはマイナスで、短期借入が増えた
ポイント
・現金及び預金は4,478百万円から3,036百万円へ減少
・短期借入金は9,415百万円から14,789百万円へ増加
・営業活動の現金収支は、仕入れの増加などで3,857百万円のマイナス
2026年7月末の現金及び預金は3,036百万円へ減少し、短期借入金は14,789百万円へ増えました。
1年以内返済予定の長期借入金は2,025百万円、長期借入金は4,744百万円です。
翌期以降の販売に向けた仕入れを進める一方、短い期間で借換えや返済を迎える借入の残高が大きくなっています。
営業活動によるキャッシュフローは、前期の2,601百万円のマイナスから3,857百万円のマイナスへ拡大しました。
棚卸資産の増加や法人税の支払いが主な要因で、売上・利益が出ていても現金が増えるとは限りません。
財務活動では3,533百万円を調達し、仕入れや投資を支えています。
売買が順調に回れば在庫は将来の売上になりますが、現金化が遅れる局面では借入条件と支払い時期が重要です。
黒字や上場という属性だけで判断せず、在庫の増加が次の販売・回収につながるか、借入を増やさず営業収支を改善できるかを見たい内容です。
運営会社単体でも黒字だが、連結と利益額は異なる
| ランドネット単体 金額:百万円 | 2025年7月期 | 2026年7月期 |
|---|---|---|
| 売上高 | 95,897 | 109,848 |
| 営業利益 | 3,670 | 3,740 |
| 経常利益 | 3,258 | 3,278 |
| 当期純利益 | 2,354 | 2,399 |
| 総資産 | 35,257 | 41,896 |
| 純資産 | 10,964 | 13,130 |
| 自己資本比率 | 31.1% | 31.3% |
LSEEDクラファンの運営法人であるランドネット単体では、売上高109,848百万円、当期純利益2,399百万円です。
連結の最終利益は小幅減少でしたが、単体の純利益は前期比1.9%増えています。
上場会社自身が運営するサービスでも、子会社を含む連結値と運営法人の単体値は同じではありません。
この単体表は決算短信の個別業績概要で、現預金や借入明細は含まれていません。
前段の在庫・借入・キャッシュフローの数値は連結として読み、単体の残高へ置き換えないことが大切です。
いずれも会社の事業継続力を判断する材料で、個別ファンドの元本や償還を保証するものではありません。
クラファンによる調達依存度と、本業の売上比率は別
財務上のクラファン調達依存度は、匿名組合出資金受入 ÷ 総資産で確認する方法があります。
ただし、今回の連結貸借対照表と単体要約では、LSEEDクラファンの出資金残高を独立して把握できないため、割合は算出していません。
預り金などの科目を全額クラファン資金とみなすこともできません。
また、LSEEDクラファンだけの売上や利益も分かれていません。
新規募集が鈍ればファンドを使った取得資金は集めにくくなりますが、その影響をグループ全体の調達額や売上の割合として数値化する材料は不足しています。
本業の在庫回転、銀行借入、会社に残る利益を見たうえで、投資対象の賃料収入や売却条件を個別に判断します。
出典:ランドネット 2026年7月期決算短信(連結1ページ、単体2ページ、事業説明4〜5ページ、連結B/S7〜8ページ)。
LSEEDクラファンの実績
ポイント
・公開確認件数は26件、運用中9件・運用終了17件
・平均利回りは3.98%、中央値4.0%
・平均運用期間は6.73ヶ月、中央値5.5ヶ月
・24件が優先90:劣後10

利回り分布を見ると、LSEEDクラファンは4.0〜4.4%帯が10件で最多でした。
3.4%以下が8件ある一方で、6.0%以上は2件だけです。
つまり、全体としては高利回りよりも控えめなインカム型として読むのが自然です。

運用期間分布は、4〜6ヶ月が11件、3ヶ月以下が10件で中心でした。
13ヶ月以上は1件だけで、長期拘束型のサービスではありません。
短中期で回しつつ、最近の1年ファンドでは途中換金窓口をつける方向へ動いているのが見て取れます。
優先劣後比率は、24件が90:10でかなりそろっています。
また、公開詳細では事業者買取の有無や途中換金条件も確認でき、利回りだけでなく出口条件まで読みやすいのがLSEEDクラファンの特徴です。
キャンペーン情報
LSEEDのキャンペーン情報
新規登録キャンペーン
期間:2026/10/31まで
条件:登録でAmazonギフト券1000円
友達紹介キャンペーン
期間:未定
*公式HPに紹介キャンペーンの記載があることを確認してください
条件:紹介コード(944805)での登録後に総額10万円以上の出資
*1ファンドで満たない場合は複数に分かれてもOK
*2025年2月1日出資者登録後、1年以内に運用額の合計が10万円以上になることの条件追加
報酬:Amazonギフト券5000円分
LSEED
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登録〜出資までの流れ
STEP1 会員登録
まずはメールアドレス等を使って会員登録します。
登録後、マイページから本人確認や契約同意に進みます。
STEP2 本人確認と口座登録
本人確認書類を提出し、分配金や償還金の受取口座を登録します。
電子交付への同意も必要なので、書面の受け取り方法をここで確認します。
STEP3 ファンド詳細と契約書面を確認
募集方式、優先劣後比率、運用期間、途中換金条件、契約成立前書面を確認してから応募します。
LSEEDクラファンは案件ごとの差があるので、ここを飛ばさないことが大切です。
STEP4 応募・入金・運用開始
応募後、当選または先着確定したら、指定されたファンド専用口座に入金します。
運用終了後は、元本と分配金が別振込で支払われるケースがあるので、明細を確認しておきたいです。
FAQ
税金の扱いは?
FAQでは、LSEEDクラファンの分配金は雑所得として扱われると案内されています。
税務上の扱いは個別事情で変わるので、最終判断は税理士や税務署で確認したいです。
途中換金はできる?
最近の1年ファンドでは可能です。
ただし、最初の3ヶ月と最後の3ヶ月は不可、1ヶ月前申請、承諾制で、出資額と同額が返る保証もありません。
入金手数料はどうなる?
FAQでは、振込先口座はGMOあおぞらネット銀行で、出資時の振込手数料は投資家負担と案内されています。
同銀行からの振込は無料の場合があるので、最終的には申込画面で確認したいです。
投資家が不動産を直接持つ?
直接持ちません。LSEEDクラファンは匿名組合型なので、投資家は収益分配を受ける立場であり、現物不動産の所有権は運営側に残ります。
優先劣後はどのくらいある?
公開詳細を確認できた範囲では、26件中24件が優先90%・劣後10%でした。
初期には70:30や71.6:28.4の案件もあり、案件ごとに差があります。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
「LSEEDクラファンだけでなく、他の不動産クラファンもまとめて見たい」
そんなときに便利なのが利回りカレンダーです。
複数サービスの募集予定をGoogleカレンダーで一括確認できるので、案件管理がかなり楽になります。
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの貸付投資系の「年利・投資期間・先着募集の有無」が1目でわかる
・Googleカレンダーに登録するだけで設定完了(自動更新)
・複数社のファンドをまとめて把握できる

まとめ
まとめ
・LSEEDクラファンは、上場企業ランドネットが本業に近い中古区分マンションを扱うインカム寄りクラファン
・公開26件の平均利回りは3.98%、平均運用期間は6.73ヶ月で、比較的短中期にまとまっている
・24件が優先90:劣後10で、事業者買取や途中換金の説明も読みやすい
・一方で、匿名組合型で倒産隔離はなく、途中換金も条件付き
・投資するなら、個別ファンドの賃料設計、換金条件、出口条件の確認は省けない
LSEEDクラファンは、「上場企業の本業に近い資産を、小口で比較的安全寄りに見たい」人にはかなり相性が良いです。
超高利回りを追うサービスではありませんが、案件の中身を読みやすい点は魅力です。
ただし、匿名組合型である以上、運営会社リスクと条件確認は外せません。
投資するなら、劣後比率、途中換金条件、出口条件、ランドネットの決算までセットで見て判断したいです。





