※本記事にはPRを含む場合があります。
※不動産クラウドファンディングは元本保証ではありません。
想定利回りは確定ではなく、元本割れの可能性があります。
投資判断はご自身の責任で、必ず各ファンドの「契約成立前書面」「重要事項説明書」等をご確認ください。
税務(確定申告の要否等)は個別事情で異なるため、税理士・税務署等でご確認ください。
Hello RENOVATIONは本当に安全寄りに見てよいのか、地域活性化型の長期案件に投資する価値はあるのか、延長案件はどこまで気にするべきか。
この記事では、公式トップ、公開案件一覧、FAQ、利用ガイド、運営会社エンジョイワークスの事業紹介ページ、財務を確認しながら、Hello RENOVATIONの評判、メリット・デメリット、怪しいと言われる理由、本業、決算・財務まで投資家目線で整理します。
この記事でわかること
・結論:Hello RENOVATIONが向いている人 / 向かない人
・Hello RENOVATIONとは
・Hello RENOVATIONの仕組み
・Hello RENOVATIONの特徴(メリット)
・Hello RENOVATIONのデメリット(注意点)
・怪しい / 危ないと言われる理由
・Hello RENOVATIONの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・エンジョイワークスの決算 / 財務レポート
・Hello RENOVATIONの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
- 結論:Hello RENOVATIONは「地域活性化案件を長めで持ち、延長や運営リスクまで理解して応援できる人」向け
- Hello RENOVATIONとは
- Hello RENOVATIONの仕組み
- Hello RENOVATIONの特徴(メリット)
- Hello RENOVATIONのデメリット(注意点)
- 怪しい / 危ないと言われる理由
- Hello RENOVATIONの口コミ・評判
- 運営会社の会社概要 / 信頼性
- 運営会社の「本業」を分解する
- エンジョイワークスの決算 / 財務レポート
- Hello RENOVATIONの実績
- キャンペーン情報
- 登録〜出資までの流れ
- FAQ
- 利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
- まとめ
- 出典・参考
結論:Hello RENOVATIONは「地域活性化案件を長めで持ち、延長や運営リスクまで理解して応援できる人」向け
Hello RENOVATIONは、地域の建物や事業を育てながら、分配や投資特典を得るサービスです。
2026年9月14日に確認した公開ファンド一覧53件では、平均想定利回りは5.50%、中央値は5.0%、平均予定運用期間は43.46か月、中央値は50か月でした。
いずれも募集時の予定値を集計したもので、実現した利益や実際にお金が戻るまでの期間ではありません。
一方で、運用期間の延長や、想定した利益を受け取れない可能性も考える必要があります。
公式実績ページの集計は2026年3月現在の運用中37件・償還完了14件で、9月14日の確認時も同じ基準日でした。
同ページには「運用延長中」の表示が6件ありますが、現在の延長総数や解消状況をこの表示だけで確定することはできません。
投資するなら、対象ファンドの最新報告で、売却・運営の進捗と返還見通しまで確認したいです。
結論のポイント
・向いている人:地域活性化案件を、優待やコミュニティ価値も含めて長めで持てる人
・強み:エンジョイワークスの本業とファンドテーマが近く、プロジェクトの意味を理解しやすい
・慎重に見たい点:平均予定運用期間43.46ヶ月と長く、運用延長も確認できる
・最終的に見るポイント:案件の出口、優先劣後、運用期間、所有権が運営側にある前提の倒産リスク
Hello RENOVATIONとは

Hello RENOVATIONは、株式会社エンジョイワークスが運営する地域活性化クラウドファンディングです。
公式トップやサービス説明ページでも、単なる利回り商品ではなく、全国の地域活性化プロジェクトに参加しながら、分配金だけでなく投資特典やコミュニティ参加も得られるサービスとして説明されています。
| サービス名 | Hello RENOVATION |
| 運営会社 | 株式会社エンジョイワークス |
| 契約形態 | 匿名組合型 |
| 主な許可 | 不動産特定共同事業 第1〜4号 第二種金融商品取引業 |
| 公開案件数 | 53件(2026年9月14日、公開一覧5ページ) |
| 募集時の予定値53件の傾向 | 平均想定利回り5.50% / 中央値5.0% 平均予定運用期間43.46ヶ月 / 中央値50.0ヶ月 |
| 実績ページの集計 | 運用中37件 / 償還完了14件(公式の基準日:2026年3月) 9月14日閲覧時に運用延長中の表示6件。現在の総数とは断定しない |
| サービスの重心 | 地域活性化・遊休不動産活用・宿泊 / 事業 / 場づくり |
| 公式サイト | Hello RENOVATION 公式サイト |
要するにHello RENOVATIONは、都心の区分マンションを短期で転がすタイプではなく、地域再生や場づくり型の不動産・事業に、小口で共感投資するサービスとして読む方が実態に近いです。
その分、利回りだけでなく、案件の社会性、運営会社の実行力、運用期間の長さまで見て判断する必要があります。
Hello RENOVATIONの仕組み
ポイント
・Hello RENOVATIONは匿名組合型の不動産クラウドファンディング
・投資家は不動産の所有権を持たず、所有権は運営側に残る
・1号事業は専用口座振込、2〜4号や第二種金商対象はデポジット口座を使う

Hello RENOVATIONでは、投資家が事業者と匿名組合契約を結び、不動産の賃貸や売却、関連事業から生まれる成果に応じた分配を受けます。
投資家自身が建物の所有権を持つ仕組みではありません。
第1号事業ファンドと第2〜4号事業などでは仕組みが異なるため、契約の相手方と各社の役割を個別の契約書面で確認してください。
契約先の倒産や事業継続の問題により、分配や元本返還が遅れたり、返還額が減ったりする可能性があります。
この点は、長期案件を考えるうえでかなり重要です。
Hello RENOVATIONは平均予定運用期間が長いため、案件単体の不動産価値だけでなく、運営会社が長期で持ち切れるか、延長時に出口を作れるかまで見る必要があります。
地域再生型の案件は理念だけでなく、運営の継続力がリターンに直結しやすいです。
Hello RENOVATIONの特徴(メリット)
特徴(メリット)
・地域活性化プロジェクトに共感投資できる
・投資特典で金銭利回り以外の価値が乗る
・運営の本業と案件テーマが近い
・1〜4号許可と第二種金商でスキーム選択肢が広い
・公開案件一覧53件で運用傾向を追いやすい
地域活性化プロジェクトに共感投資できる
ポイント
・公式トップでも地域活性化クラウドファンディングと明示
・公開案件は神奈川13件を最多に、長野・大阪・沖縄・愛媛など全国へ広がる
・金融商品としてだけでなく、プロジェクトへの参加感を取りやすい
Hello RENOVATIONの一番大きな特徴は、投資対象が地域活性化プロジェクトそのものであることです。
公開案件一覧53件を見ると、神奈川が13件で最多ですが、長野・大阪・兵庫・沖縄・愛媛など全国に案件が広がっており、単純な都心転売型ではないことがよく分かります。
地域に意味のあるプロジェクトへ関わりたい人には、かなり独自性があります。
投資特典で金銭利回り以外の価値が乗る
ポイント
・公式トップで宿泊券や特産物などの投資家特典を案内
・利回りだけでは測れない実質満足度が乗りやすい
・生活圏や関心領域と重なる案件では魅力が増しやすい
公式トップやサービス説明ページでは、Hello RENOVATIONは分配金だけでなく、宿泊券や特産物などの投資家特典を打ち出しています。
このため、数字上の利回りが5%前後でも、自分が使える優待や体験価値が乗ると、満足度は単純な年利以上になりやすいです。
逆に言えば、優待に魅力を感じない人は、表面利回りだけで判断したときに物足りなく感じやすいです。
運営の本業と案件テーマが近い
ポイント
・エンジョイワークスは仲介・設計・場づくり・ファンド組成を横断する会社
・案件供給だけでなく、改修後の運営や地域事業の立ち上げも本業に近い
・クラファン専業の箱会社より、案件の背景を理解しやすい
エンジョイワークスは、単にファンドを並べる会社ではありません。
公式サービスページでは、不動産仲介 / 物件管理 / 建築設計 / 土地建物分譲 / 場の運営プロデュース / 共感投資ファンド / 人材育成まで段階的に広げた事業構造を明示しています。
地域再生型の案件で、改修後の施設運営や事業立ち上げまで視野に入れているのは、本業との相性がかなりよいです。
1〜4号許可と第二種金商でスキーム選択肢が広い
ポイント
・不動産特定共同事業の1〜4号を取得
・第二種金融商品取引業も保有
・案件や資金管理方法に応じて、1号専用口座型とデポジット型を使い分けられる
FAQと会社概要を見ると、エンジョイワークスは1〜4号の不動産特定共同事業許可に加えて、第二種金融商品取引業も持っています。
実際の主力は1号 / 2号寄りに見えますが、許可の幅があることで、案件の性質に応じて資金管理や募集の形を切り替えやすいのは運営上の強みです。
公開案件一覧53件で運用傾向を追いやすい
ポイント
・公開案件一覧で53件を確認
・利回りは3.0〜4.9%帯が20件、5.0〜6.9%帯が14件、7.0〜8.9%帯が10件
・運用期間は37〜60ヶ月帯が32件で、長期案件がサービスの素顔
Hello RENOVATIONは、公開案件一覧を見れば過去の傾向をかなり追いやすいサービスです。
今回確認できた53件では、37〜60ヶ月帯が32件と長期案件が中心で、利回りも3〜6%台が主力でした。
つまり、短期高回転のイメージで見るより、長期で地域事業に張るサービスと理解した方がズレにくいです。
Hello RENOVATIONのデメリット(注意点)
デメリット(注意点)
・投資期間が長く資金拘束が重い
・運用延長案件があり、出口リスクを案件ごとに見る必要がある
・所有権は運営側にあり、長期投資では倒産リスクも背負う
・優待込みで見ないと数字上の利回りは物足りなく感じやすい
・地域事業型なので、案件ごとの事業性の差が大きい
投資期間が長く資金拘束が重い
ポイント
・平均予定運用期間43.46ヶ月、中央値50.0ヶ月
・37〜60ヶ月帯が32件と中心
・短期で資金を回したい人にはかなり重い
Hello RENOVATIONの最大の弱点は、運用期間の長さです。
今回集計した53件では、37〜60ヶ月帯が32件で中心でした。
短い案件もありますが、サービスの素顔は長期案件なので、資金拘束の重さを許容できない人とは相性がよくありません。
運用延長案件があり、出口リスクを案件ごとに見る必要がある
ポイント
・2026年3月基準の実績ページに延長中の表示6件
・2025年10月のお知らせでも延長対象一覧を公開
・延長が起きたときは、大幅毀損か / 長期化だけかを案件ごとに分けて見る必要がある
運用延長は、予定どおりの時期に資金を使えなくなるリスクです。
それだけで元本割れを意味するわけではありませんが、元本が全額戻る保証にもなりません。
公式は延長時の理由・現状・見通しの説明や、出資者への説明機会を設ける方針を示しています。
最新報告で、延長の理由、改めて示された終了予定、延長中の分配条件、元本の返還見通しを分けて確認してください。
エンジョイワークスによる物件買取は検討し得る選択肢であり、実施の約束ではありません。
所有権は運営側にあり、長期投資では倒産リスクも背負う
ポイント
・匿名組合型なので投資家は所有権を持たない
・FAQ でも所有権は事業者に帰属と明記
・長期案件では不動産価値だけでなく運営継続力も見る必要がある
Hello RENOVATIONは匿名組合型のため、投資家が不動産そのものを保有するわけではありません。
FAQでも、所有権は事業者に帰属と案内されています。
短期案件より長期案件が多いサービスだからこそ、物件の魅力だけでなく、運営会社が長く持ち切れるかもリスク判断に入ります。
優待込みで見ないと数字上の利回りは物足りなく感じやすい
ポイント
・公開案件53件の平均想定利回りは5.50%、中央値は5.0%
・地域再生型の長期案件としては十分でも、数字だけなら派手ではない
・優待や体験価値を感じない人には割高に見えやすい
Hello RENOVATIONは、利回りだけで見れば突出して高いわけではありません。
特に長期案件が中心なので、優待や共感投資の価値を切り落としてしまうと、数字だけでは物足りなく見えやすいです。
「利回りだけで勝負するサービスではない」という理解がないと、期待と実態がずれやすいです。
地域事業型なので、案件ごとの事業性の差が大きい
ポイント
・宿泊、団地再生、空き家活用、場づくりなど案件の性格がかなり違う
・同じ Hello RENOVATION でも、出口や回収の難しさは一律ではない
・利回りと社会性だけでなく、事業として回るかを見る必要がある
Hello RENOVATIONは、同じブランドでも案件内容の幅がかなり広いです。
地域再生の文脈が魅力でも、宿泊案件なのか、住宅再生なのか、コミュニティ施設なのかで事業の難しさは変わります。
そのため、サービス自体の印象がよくても、案件ごとの出口と収益源は個別に見る前提が必要です。
怪しい / 危ないと言われる理由
延長案件が見えるので、遅延リスクが意識されやすい
Hello RENOVATIONが怪しく見られやすい一番の理由はここです。
実績データページでは運用延長中ラベルが複数見え、お知らせでも延長対象案件を公開しています。
透明性の高い対応ではありますが、投資家から見ると、延長が起きるサービスという印象はどうしても残ります。
地域活性化色が強く、金融商品として比較しにくい
Hello RENOVATIONは、純粋な利回り商品というより、地域プロジェクトへの共感投資の色が強いです。
このため、一般的な不動産クラファンと同じ尺度で比較すると、長い、利回りが高すぎない、優待前提に見えるといった違和感が出やすいです。
このズレが「怪しい」という言葉に変換されることがあります。
所有権が運営側にあり、長期案件では運営会社リスクが乗る
匿名組合型で所有権が運営側に残る以上、長期案件では不動産そのものの価値だけでなく、運営会社の継続性もリスクに入ります。
地域性や社会性に魅力があっても、そこを見落とすと「思ったより金融商品として重い」と感じやすいです。
怪しいというより、仕組みの理解が浅いまま入ると誤解しやすいサービスだと思います。
Hello RENOVATIONの口コミ・評判
ポイント
・ポジティブ寄りでは「地域性が面白い」「優待がうれしい」「案件の意味が分かりやすい」が出やすい
・慎重派は「長い」「延長がある」「運営リスクも背負う」を気にしやすい
・最終判断は口コミより、運用期間、出口、延長状況、運営会社の体力を見たい
ポジティブ寄りで見られやすい点
Hello RENOVATIONを前向きに見る人は、地域活性化色の強さ、投資特典の面白さ、案件背景を理解しやすいことを評価しやすいです。
「投資しながら事業や地域を学べる」という公式の言い方は、実際のサービス体験にもかなり近いと思います。
慎重派が気にしやすい点
慎重派が気にしやすいのは、長期拘束、延長案件、所有権が運営側にあることです。
特に平均予定運用期間43.46ヶ月という数字を見ると、一般的な短期クラファン感覚で入るのは違うと分かります。
この重さをどう見るかで評価はかなり分かれます。
口コミより先に確認したい点
Hello RENOVATIONは、口コミだけで判断するより、案件の出口、優先劣後、延長時の対応、運営会社の本業を見た方が実態に近づきます。
地域再生系は、感情的な好き嫌いがそのまま評価に出やすいので、数字と仕組みで一度冷静に見るのがおすすめです。
運営会社の会社概要 / 信頼性
ポイント
・エンジョイワークスは地域事業を立ち上げる「事業創出型」の不動産会社
・仲介、設計、分譲、場の運営、ファンド、人材育成まで1社で広げている
・関連会社グッドネイバーズが宿泊 / 民泊 / 場の運営受託を補完する
・1〜4号不特、第二種金商、宅建、一級建築士まで揃い、案件を面で動かせる
| 会社名 | 株式会社エンジョイワークス |
| 代表者 | 福田和則 |
| 本社 | 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-3-1-2F |
| 設立 | 2007年11月29日 |
| 資本金 | 180,400,000円 |
| 社員数 | 105名(正社員・契約社員47名、パート・アルバイト58名。役員を除く/2026年9月1日現在) |
| 許認可 | 不動産特定共同事業 第1〜4号 第二種金融商品取引業 宅地建物取引業 一級建築士事務所 |
| 関連会社 | 株式会社グッドネイバーズ |
| Hello RENOVATIONとの関係 | エンジョイワークス本体がファンド組成・運営を担う |
エンジョイワークスは「事業創出型」の地域不動産会社
Hello RENOVATIONの運営会社であるエンジョイワークスは、公式のサービス説明ページで「事業創出型」の企業と自ら説明しています。
これは、単に物件を仲介するだけでなく、構想づくり、事業計画設計、資金調達、立ち上げ、運営支援まで担うという意味です。
地方創生ファンドを扱う会社としては、かなり重要な自己定義です。
不動産業1.0〜5.0で、仲介からファンドまで横に広げている
運営会社のサービスページを見ると、エンジョイワークスは事業を不動産業1.0〜5.0で整理しています。
1.0は不動産仲介・物件管理で「ENJOY STYLE」「新しい暮らし発見不動産」、2.0は建築設計・土地建物分譲で「THE SKELTON HOUSE」「ENJOY VILLAGE」、3.0は場の運営とプロデュースで「UNKNOWN KYOTO」「KIKI BASE FUJISAWA」など、4.0は共感投資ファンドの組成・運営・管理で Hello RENOVATION、5.0は人材育成とまちづくりネットワークの構築で「新しい不動産業研究所」「次世代まちづくりスクール」です。
Hello RENOVATIONだけを見ると特殊に見えますが、会社全体で見ると仲介で入口を作り、設計で価値を上げ、場を運営し、最後にファンドや教育までつなぐ構造になっています。
グッドネイバーズと一級建築士事務所が運営現場を補完する
関連会社のグッドネイバーズは、公式上でも新しい場の開業運営サポートを担う会社として位置づけられています。
公開サイトでは、湘南エリアを中心に宿泊施設、カフェ、シェアオフィス、企業研修施設、民泊運営代行を手掛け、住宅宿泊管理業者としての受託や収支管理、予約管理、無人チェックイン運用まで案内しています。
また、本体には一級建築士事務所機能もあるので、Hello RENOVATIONの案件は仲介で拾う → 改修を設計する → 運営を立ち上げる → 必要なら外部運営も受けるところまで線でつながっています。
1〜4号と第二種金商を持つので、スキーム面の厚みもある
信頼性の見方としては、許認可の幅も大きいです。
エンジョイワークスは不動産特定共同事業の1〜4号に加え、第二種金融商品取引業も持っています。
地域プロジェクトを小口化して募集するうえで、案件組成の自由度と、資金管理の制度対応を自前で持てるのは強みです。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・収益の柱は仲介・管理、設計 / 分譲、場の運営、ファンド組成、事業者支援
・Hello RENOVATION は資金調達だけでなく、コミュニティ形成と事業検証の役割も持つ
・強いのは地域再生を面で作れること、弱いのは長期化や運営不振が重なる局面
・クラファン単独ではなく、本業全体の回り方で安全性を見たい
仲介・物件管理で入口を押さえる
不動産業1.0で示されている通り、エンジョイワークスの入口は不動産仲介と物件管理です。
ここでの収益源は、仲介手数料、管理手数料、リーシング関連収益です。
物件情報と地域ネットワークを日常的に持っているからこそ、遊休不動産や空き家、使い方を変える余地のある物件を拾えます。
Hello RENOVATIONの案件も、いきなり外から持ってきたというより、普段の不動産業務で見えている素材を、事業化できる形に組み直したものと読むと理解しやすいです。
設計・分譲・再生で粗利を作る
不動産業2.0では、建築設計や土地建物分譲まで担っています。
ここでの収益源は、企画設計料、プロデュース料、分譲粗利、再生後の売却益です。
地域活性化案件では、古い建物をそのまま売るのではなく、どんな用途に変えるか、誰が使うか、どう収益化するかを描けないと価値が出ません。
エンジョイワークスの本業は、この「物件の値段」ではなく「使い方ごと再設計して価値を作る」ところにあります。
場の運営とプロデュースで、取得後の運営収益を取りに行く
不動産業3.0では、宿泊施設、シェアスペース、交流拠点、企業研修拠点などの場の運営とプロデュースを展開しています。
ここでの収益源は、宿泊売上、施設利用料、運営受託料、企画運営フィー、イベント関連収益です。
つまりエンジョイワークスは、物件を整えるだけでなく、改修後の稼働を作る運営者でもあります。
地域再生案件は、建物を直しただけでは終わらず、稼働率、客単価、運営コスト、地域の集客力まで作らないといけないので、ここを本業で持っているのは大きいです。
グッドネイバーズは宿泊・民泊・場の受託運営で収益を作る
関連会社グッドネイバーズの役割も重要です。
公開サイトでは、宿泊施設運営代行、民泊管理受託、施設開業サポート、収支管理、予約管理、無人チェックイン運用まで案内されています。
つまり収益源は、運営受託料、管理料、立ち上げ支援料、施設運営を通じた売上です。
Hello RENOVATIONで集めた資金が向かうプロジェクトは、改修後に実際の運営が必要になる案件も多いので、グループ内に運営受託を担う会社があるのはかなり大きな意味を持ちます。
Hello RENOVATIONは資金調達機能であり、事業検証の場でもある
不動産業4.0のHello RENOVATIONは、単なる募集窓口ではありません。
本業で作ろうとしている地域事業に対して、初期資金を集める場であり、共感投資家を集めるコミュニティ形成の場でもあります。
収益源としては、厳密な料率までは開示されていませんが、少なくともファンド組成運営に関する報酬、周辺事業への送客、プロジェクトの認知拡大につながっていると考えるのが自然です。
さらに、投資特典やイベント参加まで含めて見れば、ファンづくりと需要検証の役割も持っています。
人材育成や事業者支援まで含めた広いモデルになっている
不動産業5.0では、「新しい不動産業研究所」や「次世代まちづくりスクール」を通じて、人材育成やネットワーク構築も事業化しています。
また、「小規模不動産特定共同事業登録サポート」もあるので、Hello RENOVATIONで培ったノウハウを外販している形です。
ここでの収益源は、講座・研修、事業者支援、制度導入サポート、コミュニティ運営です。
つまり本業は、物件を売る会社ではなく、地域不動産を起点に企画・設計・運営・資金調達・教育まで広げる会社と言えます。
お金の流れは「仲介と企画で入口を作り、再生と運営で回収し、ファンドで初期資金を補う」形
このグループの本業を一言でまとめると、仲介と地域ネットワークで案件の入口を押さえ、設計と再生で価値を作り、運営で回収し、ファンドで初期資金と共感投資家を集めるモデルです。
つまり Hello RENOVATION は単体で完結する商品ではなく、本業全体の中で資金調達と顧客接点を担う位置にあります。
投資家としては、ファンド単体の利回りだけでなく、グループがその案件を最後まで運営して価値を回収できるかを見る必要があります。
苦しくなりやすい局面は「長期化」と「運営不振」が重なるとき
このモデルが苦しくなりやすいのは、売却やリーシングが長期化し、場の運営収益も弱いときです。
地域活性化案件は社会的意義が大きい一方で、都心ワンルーム転売のように出口が単純ではありません。
さらに、宿泊・施設運営型の案件では、稼働率低下、集客不振、運営コスト上昇が重なると、ファンドの延長や収益悪化が起きやすくなります。
仲介・設計・運営・教育まで広げた会社なので、個別案件の採算悪化がそのまま全社崩壊につながるわけではありませんが、長期案件の延長が積み上がり、運営収益まで鈍る局面では負担が重くなりやすいです。
だからこそ、Hello RENOVATIONでは延長時にどこまで持ちこたえられるかが本業の体力と直結しやすいです。
エンジョイワークスの決算 / 財務レポート
ポイント
・2025年9月期の売上高は739百万円、税引後純利益は2百万円
・3期では売上高が898 → 600 → 739百万円と変動し、直近期は回復途上
・自己資本比率は25.20% → 16.34% → 13.49%へ低下
・資産の拡大に対して自己資本の積み増しは小さく、負債の比重が高まった
・単体のB/S・P/L要旨であり、現預金や匿名組合出資金の内訳は含まれない
| 単体指標 金額:百万円 | 2023年9月期 | 2024年9月期 | 2025年9月期 |
|---|---|---|---|
| 総資産 | 1,004 | 1,610 | 1,964 |
| 総負債 | 751 | 1,346 | 1,699 |
| 自己資本 | 253 | 263 | 265 |
| 売上高 | 898 | 600 | 739 |
| 経常利益 | 18 | 26 | 16 |
| 税引後純利益 | 6 | 10 | 2 |
| 自己資本比率 | 25.20% | 16.34% | 13.49% |
| 負債 / 自己資本 | 2.97倍 | 5.12倍 | 6.41倍 |
株式会社エンジョイワークス単体の3期比較です。
自己資本比率は自己資本を総資産で割り、負債 / 自己資本は総負債を自己資本で割って算出しています。
百万円単位の要旨のため、表示額の合計と総額には端数差があります。
売上は前期から回復したが、純利益は2百万円に縮小
2025年9月期の売上高は739百万円で、前期の600百万円から約23.2%増えました。
ただし、2023年9月期の898百万円には届いていません。
直近3期は一貫した右肩上がりではなく、売上が落ち込んだ翌期に回復した動きです。
経常利益は26百万円から16百万円へ、税引後純利益は10百万円から2百万円へ減少しました。
2025年9月期の経常利益率は約2.2%、純利益率は約0.3%です。
売上の回復がそのまま利益の拡大につながっておらず、会社側に残る利益の薄さが引き続き確認点になります。
エンジョイワークスは仲介だけでなく、設計、分譲・再生、場の運営、ファンド、人材育成まで事業を広げています。
このような事業では、企画・人材・運営の費用と、物件販売や事業収入を得る時期がずれることがあります。
要旨には営業利益や費用明細がないため、今回の減益を特定事業や固定費の増加だけに結び付けることはできません。
自己資本は横ばいに近く、負債の増加が資産拡大を支える
総資産は1,004 → 1,610 → 1,964百万円へ増えた一方、自己資本は253 → 263 → 265百万円と小幅な増加にとどまりました。
2024年から2025年にかけては、総資産が354百万円増え、総負債も353百万円増えています。
資産の拡大に見合う自己資本の積み増しが進んでいるとは言いにくい内容です。
その結果、自己資本比率は25.20%から13.49%へ下がり、負債 / 自己資本は2.97倍から6.41倍へ上がりました。
負債を全て銀行借入とみなすことはできませんが、損失を受け止める資本に対して、外部から調達した資金の比重が高まっています。
現預金や借入返済期限の明細がないため、負債の増加だけから直近の支払い能力まで断定することはできません。
本業モデルと重ねると、長期案件を回し続ける力が重要
地域の不動産を企画・再生し、営業を始めてから収入を積み上げる事業では、仕入れや工事、開業準備への支払いが先行します。
売却や事業運営が順調なら資金を回収できますが、開業の遅れ、集客不振、運用延長が重なると、費用を負担する期間が長くなります。
2025年9月期は売上回復よりも、利益を残しながら増えた資産を回収できるかを重視したい決算です。
3期とも経常利益と税引後純利益は黒字ですが、最新期の純利益は薄く、自己資本比率も低下しています。
事業継続に必要な費用を売上で賄い、利益を蓄積できるかを見る必要があります。
会社全体の黒字と、各ファンドの地域事業が予定どおり収入を生み、償還できることは別に判断します。
クラファンによる調達依存度は、要旨だけでは算出できない
財務上のクラファン調達依存度は、匿名組合出資金受入 ÷ 総資産で見る方法があります。
ただし、この要旨には匿名組合出資金の残高や負債の内訳がないため、エンジョイワークスについては割合を算出していません。
これは貸借対照表上の資金調達の比率であり、Hello RENOVATIONの売上・利益への寄与率とも異なります。
ファンドの募集が鈍れば、新規案件の取得・再生に使える資金にも制約が生じます。
一方、既存案件の回収力を判断するには、各物件の営業状況、賃料や売却代金を得る時期、運用延長の理由を見る必要があります。
会社の要旨は運営を続ける体力の確認に使い、個別ファンドの収益と混同しないことが大切です。
出典:Hello RENOVATION 法定開示「営業者の貸借対照表及び損益計算書の要旨」。
Hello RENOVATIONの実績
ポイント
・公開案件一覧では53件を確認
・利回りは3.0〜4.9%帯が20件、5.0〜6.9%帯が14件で中心
・運用期間は37〜60ヶ月帯が32件と長期寄り
・募集条件の集計と、基準日付きの運用・償還実績を区別
| 集計項目 | 公開53件の予定値(2026年9月14日) |
| 想定利回り | 平均5.50% / 中央値5.0% |
| 予定運用期間 | 平均43.46か月 / 中央値50か月 |
| 想定利回りの分布 | 3%未満:2件 3.0〜4.9%:20件 5.0〜6.9%:14件 7.0〜8.9%:10件 9%以上:7件 |
| 予定期間の分布 | 12か月以下:13件 13〜36か月:7件 37〜60か月:32件 61か月以上:1件 |
公開案件一覧53件
2026年9月14日に公開ファンド一覧5ページで確認できたのは53件です。
以下の利回りと期間のグラフは、この53件に表示された募集時の予定条件を集計しています。
「約」「最大」の数値は表示値、利回りの範囲表示は中間値、下限だけの表示は下限を採用しました。
同じ地域や建物に関する追加募集も別のファンドとして含むため、53件は別々の不動産の数を示しません。
| 表示・集計 | 読み方 |
| 公開ファンド一覧53件 2026年9月14日確認 | 募集条件を掲載したファンド数。「残り:終了」は募集期限の表示で、償還完了とは別。 |
| 運用中37件・償還完了14件 公式の基準日:2026年3月 | 9月14日の確認時も3月基準の集計。9月現在の運用・償還件数へ読み替えない。 |
| 運用延長中の表示6件 | 同じ実績ページ内の個別表示。運用中37件へ加算せず、最新の延長・解消状況は個別報告で確認。 |
利回り分布

公開案件一覧53件を代表値で正規化して見ると、Hello RENOVATIONは3.0〜4.9%帯が20件、5.0〜6.9%帯が14件で中心でした。
7%台後半から10%台もありますが、全体としては優待や地域性を含めて見て初めて納得しやすい水準です。
平均想定利回りは5.50%、中央値は5.0%でした。
運用期間分布

運用期間はかなりはっきり長期寄りです。
37〜60ヶ月帯が32件で、中央値は50.0ヶ月でした。
このため、Hello RENOVATIONは「表面利回りだけでは判断しない」「途中で使う予定のない資金で入る」という前提がかなり重要になります。
延長案件の見方
公式実績ページには「運用延長中」のほか、運用終了後に「元本のみ償還」と記載されたファンドもあります。
元本が戻ったことと、想定した利益を受け取れたことは別です。
終了予定日が過ぎている表示だけで、償還済み・延長・元本割れのいずれかを推定せず、最新の決算報告と返還明細を確認してください。
特に地域の宿泊・店舗運営を伴う案件では、売却先が決まっているか、運営収入から分配できるかで見通しが変わります。
キャンペーン情報
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ハローリノベーション
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登録〜出資までの流れ
STEP1. 無料会員登録
まずメールアドレスを登録し、マイページを作成します。
STEP2. 投資家登録と本人確認
利用ガイドでは、スマートフォンならオンライン本人確認、PC・タブレットではハガキ受取を伴う本人確認が案内されています。
スマホの方が早く、PC・タブレットは1週間程度かかることがあります。
STEP3. 案件を選んで応募
本人確認完了後、各案件へ応募します。
募集期間中は増額申し込みができる案件もあります。
STEP4. 方式に応じて入金
1号事業はファンド専用口座への振込、2〜4号や第二種金商対象はデポジット口座からの振替です。
方式ごとに資金の動きが違うので、申し込み前に確認しておくと安心です。
STEP5. 運用開始 → 決算報告 → 分配 / 償還
利用ガイドでは、決算終了日から3ヶ月以内に決算報告、4ヶ月以内に分配金配当と案内されています。
運用終了後は翌々月までに配当と出資金振込が行われる流れですが、案件により異なる場合があります。
FAQ
Q1. Hello RENOVATIONはソーシャルレンディングと何が違う?
A. FAQ では、ソーシャルレンディングは融資利息が原資、Hello RENOVATION のような不動産投資型クラウドファンディングは不動産の運用収益が原資と説明されています。
Q2. Hello RENOVATIONで不動産の所有権を持つことになる?
A. いいえ。
投資家は匿名組合契約を通じて出資し、建物の所有権や賃借権を直接取得するものではありません。
契約先や不動産を保有する主体は、ファンドごとの契約書面で確認してください。
Q3. 途中解約はできる?
A. 原則不可です。
やむを得ない事由では解除できる場合がありますが、出資金元本が欠損したりゼロになる可能性もあるとFAQで案内されています。
Q4. 入金方法がファンドで違うのはなぜ?
A. FAQ では、法規制上、1号事業はファンドごとの専用口座、2〜4号事業はデポジット口座を使うためと説明されています。
Q5. 分配金や償還金の振込手数料は?
A. 分配金・償還金を銀行口座へ振り込む際の手数料は投資家負担です。
公式FAQでは、ファンドによって出金元の金融機関が異なり、手数料にも違いがあると案内されています。
デポジット口座に入った資金を銀行口座へ移す場合は、マイページの「出金依頼」で手数料と振込時期を確認してください。
即時に振り込まれるとは限りません。
Q6. 優先劣後はある?
A. 採用しているファンドと、採用していないファンドがあります。
採用されていても元本保証ではありません。
募集ページと契約書面で、劣後出資の割合や損失の負担順序を確認してください。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
「Hello RENOVATIONだけでなく、他の不動産クラファンもまとめて見たい」
そんなときに便利なのが利回りカレンダーです。
複数サービスの募集予定をGoogleカレンダーで一括確認できるので、案件管理がかなり楽になります。
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの貸付投資系の「年利・投資期間・先着募集の有無」が1目でわかる
・Googleカレンダーに登録するだけで設定完了(自動更新)
・複数社のファンドをまとめて把握できる
まとめ
ポイント
・Hello RENOVATIONは地域活性化色の強い長期案件が中心のサービス
・投資特典や共感投資の魅力がある一方、延長や長期拘束を理解して使う必要がある
・エンジョイワークスの本業は仲介、設計、場の運営、ファンド、教育まで広い
・案件単体だけでなく、運営会社の継続力までセットで見たい
Hello RENOVATIONは、地域活性化プロジェクトに長く張ることを楽しめる人にはかなり魅力があります。
一方で、短期で資金を回したい人や、利回りだけで判断したい人には重く感じやすいです。
個人的には、Hello RENOVATIONは「応援」と「投資」を両立できるかで評価が変わるサービスです。
使うなら、優待だけでなく、運用期間、延長状況、運営会社の体力までセットで確認したいです。






