【FUNDI】長野県上田市 蓄電池 FUNDI プロジェクト#4の投資解説!
今回はFUNDI(ファンディ)の新案件
『長野県上田市 蓄電池 FUNDI プロジェクト#4』
に投資するべきか考察したよ!
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結論
投資したい案件
配当の上振れ期待値は低いものも、EXIT案件+買取保証をつけた安全性が高いファンド。
この条件で年利10.5%は非常に美味しいと思います。
この記事でわかること
・本ファンドの基本情報
・本ファンドのポイント
・アップサイド配当の可能性について
・FUNDIの実績
・まとめ(投資するべきか)
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FUNDIってどんな会社なん?という方はこちらの記事を参考にしてください!
FUNDIの特徴を詳しくまとめています。
FUNDIの解説記事はこちら
長野県上田市 蓄電池 FUNDI プロジェクト#4の基本情報
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ファンド名 | 長野県上田市 蓄電池 FUNDI プロジェクト#4 |
---|---|
利回り | 10.5% |
運用期間 | 12ヶ月(2025/3/20運用開始) |
募集金額 | 5.1億円 |
募集方式 | 抽選 |
募集期間 | 2/28~3/10 |
備考 | 劣後5% |
ファンド運営 | 株式会社FUNDI |
投資したい案件
配当の上振れ期待値は低いものも、EXIT案件+買取保証をつけた安全性が高いファンド。
この条件で年利10.5%は非常に美味しいと思います。
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ポイント
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長野県上田市 蓄電池 FUNDI プロジェクト#4
ポイント
・本ファンドの概要
・蓄電池開発の流れ
・蓄電池開発の進捗状況
・売買契約が締結済み
・「譲渡担保」を設定で強固な売買契約に
・グリーンエナジー&カンパニー社による買取保証
・なぜ買取保証がついているの?
・売却先がFUNDIを利用するメリット
・アップサイド配当の予測計算
本ファンドの概要
ポイント
・長野県上田市に所在する土地を投資対象
・系統用蓄電所用地として売却
・売買契約が締結済み
・電力会社からの接続回答は既に取得済み
・グリーンエナジー&カンパニー社による買取保証
*上場企業です
長野県上田市に所在する土地を投資対象としており、系統用蓄電所用地として売却します。
また使用貸借による借地契約を結び、本物件上に系統用蓄電所を建設する工事等を開始する予定です。
*この工事には出資しません。
工事完了後に売買契約が締結済みの会社へ売却します。
系統用蓄電所に必要な電力会社からの接続回答は既に取得済みとなっています。
また、グリーンエナジー&カンパニー社(以下GEC社)による買取保証を導入しており、万が一計画通りに売却ができない場合でもファンドの安全性と収益性を確保してあります。
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まずは蓄電池開発の流れを見ていきましょう。
蓄電池開発の流れ
系統用蓄電池事業のプロセス
①土地の買い集めなど
②接続検討に先立つ事前相談
③接続検討申込
④契約申込
⑤工事など
⑥連係等
系統用蓄電池事業のプロセスはざっくり上記のような形になります。
①土地の買い集めなど
②接続検討に先立つ事前相談
③接続検討申込
④契約申込
は終了しており、⑤工事など(建築)がこれから始まっていきます。
実際に工事をするのは売買契約済みの会社で、工事の期間の土地代金をFUNDIで持つ形となっています。
最終的に工事が完了したら土地を売却して終了します。
*なぜFUNDIで土地代金を持つかとかも後で説明します
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このプロセスの進捗状況も確認します。
蓄電池開発の進捗状況
ポイント
・電力会社からの接続回答は既に取得済み
・工事や設備の搬入に重要な道路との接道状況も良好
・順調に進捗している
『系統用蓄電所に必要な電力会社からの接続回答は既に取得済みです。また、工事や設備の搬入に重要な道路との接道状況も良好で、蓄電池プロジェクトとしては順調に推移しております。』
とのことでした。
売買契約が締結済み
ポイント
・株式会社野村屋のグループ会社と売買契約あり
・系統用蓄電所を建設する事業主でもある
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契約締結済みの売却先は、本物件が所在する長野県上田市に本社を置く、株式会社野村屋のグループ会社です。
売却先はファンドの運用開始に合わせ、本物件の使用貸借による借地契約を結び、本物件上に系統用蓄電所を建設する事業主として参画します。
これらの状況や背景から、売買契約が履行されないリスクは極めて低いと考えております。
株式会社野村屋について
株式会社野村屋は昭和26年(1951年)に設立され、創業は大正2年(1913年)と100年以上の歴史を持つ老舗企業であり、自然エネルギー事業(太陽光発電システムの販売・施工など)を主要事業の一つとして、多くの実績を有しています。
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要はFUNDIが土地を取得して、売却先に無料で土地を貸し出します。
その後、売却先は土地の上に建設を行なって、完了したらFUNDIから土地を買い取るという流れですね。
「譲渡担保」を設定で強固な売買契約に
ポイント
・蓄電池設備の動産には担保設定
・売買契約を不履行の可能性は低い
売買契約を履行せず買い取りを行わない場合には、売却先が所有する蓄電池設備等はFUNDIに譲渡される契約を結んでいます。
このことから、売買契約を破棄される可能性は低いと思います。
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そしてFUNDIはさらなる安全策を確保しています。
グリーンエナジー&カンパニー社による買取保証
ポイント
・グリーンエナジー&カンパニー社(以下GEC社)による買取保証
*上場企業です
・売却先が買い取れなくなった場合に発動
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グリーンエナジー&カンパニー社(以下GEC社)による買取保証があります。
これは何らかの原因で売却先が買い取れなくなった場合に発動する保証です。
例えば、『工期の遅延や追加費用が発生し、お金が足りなくなった。』などが買い取れなくなる理由かと思いますが、そういた不測の事態の際に買取保証でファンドの収益を保全しています。
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グリーンエナジー&カンパニー社も以下のようなコメントを残しています。
このたび、FUNDI様との協業により、蓄電池案件ファンドにおける買取保証という新たな枠組みを導入できることを大変嬉しく思います。再生可能エネルギー市場の拡大が進む中で、蓄電池の重要性はますます高まっています。しかし、その市場はまだ発展途上であり、プロジェクトの進行においてさまざまな課題が存在するのも事実です。
私たちグリーンエナジー&カンパニーは、これまで培ってきた知見と実績を活かし、本ファンドを通じて投資家の皆様にとってより安全で魅力的な投資環境を提供したいと考えています。買取保証という形でリスク低減の仕組みを構築することで、再生可能エネルギーへの投資が一層活発になり、市場の健全な成長に貢献できると確信しています。今後も、信頼性の高いパートナーシップを基盤に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
なぜ買取保証がついているの?
ポイント
・蓄電池関連市場はまだ始まったばかり
・工事スケジュールや資金計画との乖離などリスクが生じやすい
蓄電池関連市場はまだ始まったばかりであり、現時点では黎明期にあると考えています。
成熟していないからこそ、工事スケジュールや資金計画との乖離などリスクが生じやすいと考えているようです。
また、GEC社も巻き込むことで、専門的な知見を持つパートナーと共にプロジェクトを推進できる枠組みを構築できているのも良い点かと思います。
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再エネ分野を専門とされている上場会社が工事についても監督し、品質管理などを行うことにも大きなメリットがあると思います。
GEC社とタッグを組めたのは、このプロジェクトを成功させる上で大きなポイントにも思えます。
売却先がFUNDIを利用するメリット
ポイント
・FUNDIで土地代金を負担
・売却先の資金を最小限に蓄電池開発ができる
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今回の案件をみて、なんで売却先が土地とかまとめて取得しないの?
FUNDI挟む意味ある?
と思った方もいるかと思います。
おそらく売却先の資金が無限になるのであれば、FUNDIを挟む必要はありません。
ただし、実際には資金は限られておりますので、FUNDIの土地代金を一旦立て替えてもらってるイメージが良いかと思います。
今回で言うと、約5億の現金が工事完了まで浮きますので、その資金で他の事業や投資に回すことができます。
つまり、売却先は使用貸借契約を活用して無償で借り受けながら蓄電池設備の工事を進めることで、資金効率を高めつつ複数のプロジェクトを並行して進められるメリットがあります。
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ちなみに最終的に売却先は蓄電池を購入することになりますが、そこでも大きなメリットがあります。
蓄電池を買うと定率法で33.3%の節税効果があり、また20%程度で運用できると言われています。
なので売却先としても結構美味しい案件のようです。
多少資金がなかったとしても、FUNDIを利用することで資金面でサポートして、節税メリットを得られるということです。
*ここに関してはYoutubeLiveで少し話していた程度なので、どの程度信憑性があるのかは不明です
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ちなみにこのスキームをパッケージ化させるそうなので、今後似たような案件が出てくるかと思います。
アップサイド配当の予測計算
ポイント
・可能性はある
・ただし大きな上振れはないと予想
・早期償還による擬似アップサイド配当かと
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FUNDIのアップサイド配当方針は2つありますが、今回は既に売買契約締結済みのEXITファンドですので、売却額の変更はないと思われます。
また本案件の期間は12ヶ月に設定されていますが、ファンド詳細を見る限り『早ければ9〜10カ月ほどで工事が完了し、完成後に売却』と記載があります。
つまり早期償還が行われる可能性があり、その際も売却額に変更はないと考えられますので、想定利回りが上がるかと。
→つまり①のケースになる可能性が高いと予想しています。
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一応、9ヶ月で売却できた際の最高のケースで年利を計算してみました。
やはり大きく年利は上がらないと思いました。
本ファンドの想定利益は
536,850,000円(総額)✖︎10.5%
=56,369,250円となります。
期間9ヶ月の際の配当(アップサイド前)は
510,000,000円✖︎10.5%✖︎9/12
=40,162,500円
残った利益は
56,369,250円ー40,162,500円
=16,206,750円
となります。
つまり配当額は
40,162,500円+(16,206,750円✖︎10%)
=41,783,175円
となります。
この際の利回りは10.9%です。
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もちろん全体利益が56,369,250円のもとに計算してるので、多少のブレはあると思います!
ただアップサイド配当はあるものも大きな上昇はないと思います。
予想されるのが期間9ヶ月だったら、
10.5%✖︎12ヶ月÷9ヶ月=14%
のアップサイド配当になるんじゃないの?
と思われる方もいると思います。
FUNDIのアップサイド配当方針に沿っていないので、おそらくその計算は間違っています。
アップサイド配当の可能性について
ポイント
・FUNDIはアップサイド配当の可能性がある
・想定外の売却利益は投資家に還元
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今回のケースでは①のパターンでアップサイド配当が行われる可能性があります。
ただし、売買契約済みの案件ですので、売却益が上がる可能性は低いです。
つまり、早期償還による擬似的なアップサイド配当の可能性のみということです。
おそらくですが、アップサイドしたとしても、ほんの少し利益が増える程度かと思います。
詳細計算はこちらをお読みください
FUNDIの実績
FUNDIについてもっと詳しく!
まとめ(投資するべきか)
結論
・投資したい案件!
理由
・本ファンドの利回りは10.5%
・安全設計のファンド
・アップサイド配当はあまり期待せずに
投資したい案件
配当の上振れ期待値は低いものも、EXIT案件+買取保証をつけた安全性が高いファンド。
この条件で年利10.5%は非常に美味しいと思います。
FUNDIについてもっと詳しく!