※本記事にはPRを含む場合があります。
※GOLD CROWDは不動産特定共同事業法に基づく不動産クラウドファンディングです。
GOLD CROWD(ゴールドクラウド)は本当に使いやすいのか、高齢者住宅案件は安心材料になるのか、8%台や10%台の案件は何が違うのか、運営会社ゴールドトラストの本業や決算はどうなのか。
施設の賃料や売却益が配当原資となり、案件ごとに営業者や売却先が異なります。
結論から言うと、GOLD CROWDは「介護施設・高齢者住宅の使われ方を理解しながら、小口で分散投資したい人」に向くサービスです。
一方で、実際には蓄電池用地や区分マンション売却型まで混ざるので、サービス名の印象だけで一括評価せず、案件ごとの出口・借入・劣後比率まで読む前提で使いたいです。
この記事でわかること
・結論:GOLD CROWDが向いている人 / 向かない人
・直近ファンド情報
・GOLD CROWDとは
・GOLD CROWDの仕組み
・GOLD CROWDの特徴(メリット)
・GOLD CROWDのデメリット(注意点)
・怪しい / 危ないと言われる理由
・口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・ゴールドトラストの決算 / 財務レポート
・GOLD CROWDの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:GOLD CROWDは「介護・高齢者住宅案件を小口で回したい人」向け
ポイント
・介護施設や高齢者住宅が中心
・1口1万円から参加できる
・売却型や借入併用型もある
・営業者と売却先を確認
GOLD CROWDは、介護施設や高齢者住宅など、投資対象の使われ方がイメージしやすい案件を小口で回したい人と相性が良い不動産クラウドファンディングです。
2026年11月4日時点で保存した公式一覧41募集枠を集計すると、介護施設 / ゴールドエイジ案件25件、高齢者住宅Gold Life案件4件で、全体の中心は明らかに福祉・高齢者住宅ラインです。
さらに、1口1万円、後入金方式、抽選中心なので、まず少額で試しやすいのも使いやすいところです。
一方で、GOLD CROWDを「介護施設だけの堅めサービス」と見るのは少し違います。
公開案件の並びを見ると、GOLD CROWDは大きく「5%台の福祉・高齢者住宅ライン」と「8%台以上の借入併用 / 売却益型ライン」に分かれています。
前者では固定賃料やグループ運営の実態が見えやすく、後者では借入の有無、売却条件、グループ内の買戻しや再組成が重要になります。
同じGOLD CROWDでも、利回りの作り方はかなり違います。
つまりGOLD CROWDは、「高齢者住宅サービス」でもあり、「高利回りの売却型も出してくるサービス」でもあるということです。
賃料の支払元と売却先を案件ごとに確認しましょう。
更新日:2026/10/30
直近ファンド情報
ゴールドエイジ津 高茶屋Phase3(4期)
・年利5.35%
・投資期間12ヶ月
・抽選募集(11/13~19)
〜ワンポイント解説〜
三重県津市高茶屋のサ高住「ゴールドエイジ高茶屋」89戸のうち4戸を対象にした再組成案件です。
2022年築のRC造4階建てで、対象は各25.80㎡です。
総額5,000万円
優先4,000万円
劣後1,000万円(20%)
借入はなく、運用1年、予定年利5.35%です。
配当原資はゴールドエイジの固有財産から支払う固定賃料。出口も同社の買取予定であり、第三者売却による元本回収より、同社の資金繰りへの依存が大きい構造。
GOLD CROWDとは

| サービス名 | GOLD CROWD(ゴールドクラウド) |
| 運営会社 | ゴールドトラスト株式会社 |
| 主な案件タイプ | 介護施設 / サービス付き高齢者向け住宅 高齢者住宅 Gold Life / 蓄電池用地 / 区分マンション |
| 最低投資額 | 1口1万円 |
| 公開案件数 | 41件(2026年11月4日時点) |
| 利回りの中心 | 5%台と8%台が主力 10%台の売却型も一部あり |
| 運用期間の中心 | 12ヶ月 |
| 公式サイト | GOLD CROWD公式サイト |
GOLD CROWDは、ゴールドトラスト株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。
一般的な不動産クラファンと同じく匿名組合型が中心ですが、案件の印象はかなり特徴的で、介護施設や高齢者住宅など「何に使われる不動産か」が見えやすい案件が多く並びます。
ただし実際には、それだけではありません。
2026年11月4日時点の公開41件の中には、蓄電池用地の売却型や新築区分マンションの売却型も含まれており、GOLD CROWDは「介護施設特化サービス」というより、ゴールドトラスト / ゴールドエイジグループの不動産案件を投資家に届ける窓口と考えたほうが実態に近いです。
この視点で見ると、なぜ案件タイプが広いのか、なぜグループ買戻しが多いのかも理解しやすくなります。
GOLD CROWDの仕組み
ポイント
・賃料や売却益を分配
・劣後出資が損失を先に負担
・借入と買戻し先を確認

匿名組合型が中心で、分配原資は賃料か売却益
ポイント
・匿名組合型が中心
・分配原資は賃料や売却益
GOLD CROWDは、不動産特定共同事業の匿名組合型が中心です。
投資家は事業者に出資し、対象不動産から生じる収益を分配として受け取ります。
ここで大事なのは、その収益が「賃料」なのか「売却益」なのかで、案件の読み方が変わることです。
高齢者住宅系では固定賃料やサブリースを原資とする設計が見られる一方、土地やマンションの売却型では、最終的な売却条件がより重要になります。
つまり同じ匿名組合型でも、何で配当を出す案件なのかを最初に見ないと、リスクの質を読み違えやすいです。
劣後出資の割合は案件ごとに異なる
ポイント
・劣後比率は案件ごとに異なる
・借入や売却条件も確認
GOLD CROWDは優先劣後構造を採用していますが、「劣後があるから安心」とまとめてしまうのは危険です。
公開案件を見ると、劣後比率はかなり幅があり、20%超の厚い案件もあれば、一桁台や数%台の薄い案件もあります。
つまり、優先劣後を見るときは、制度の有無ではなく、何%あるのかまで確認したいです。
利回りが高い案件ほど、劣後の厚みだけでなく、借入や売却条件も合わせて見るのが基本です。
借入とグループ買戻しを確認
ポイント
・借入併用の案件がある
・グループ会社の買戻し予定もある
GOLD CROWDの8%台以上を読むときは、借入併用やグループ買戻し前提を意識したいです。
公開案件の中には、借入を使いながら利回りを引き上げるものや、運用終了後にグループ会社が買い取る前提のものがあります。
これは悪いことではありませんが、投資家としては「利回りが高い理由」と「最後に誰が買うのか」をセットで見ておく必要があります。
あま市AMA4期では取得価格7.2億円のうち、借入4.29億円、優先出資2.2億円、劣後出資約0.71億円を予定しています。
約9.86%は取得価格全体に対する劣後出資の割合です。
借入があると売却代金から借入返済も必要になり、出資金だけを分母にした割合とは意味が異なります。
家賃の支払元と売却予定先は同じグループのゴールドエイジで、入居者の需要に加えて同社の支払力も返還を左右します。
GOLD CROWDのサイト運営はゴールドトラストですが、匿名組合契約の営業者は案件ごとに異なります。
高茶屋Phase3の4期やあま市AMA4期ではゴールドエイジが営業者で、ゴールドトラストは販売代理を担います。
一方、Gold Life富田4期ではゴールドトラストが営業者です。
資金の返還に関わる会社とその財務を、契約書面で案件ごとに確認しましょう。
GOLD CROWDの特徴(メリット)
ポイント
・介護施設・高齢者住宅が中心
・1口1万円・後入金
・賃料型と売却型がある
・グループに不動産事業の実績
介護施設や高齢者住宅が中心
ポイント
・介護施設・高齢者住宅は29件
・施設の用途を確認しやすい
GOLD CROWDの一番わかりやすい強みは、投資対象の使われ方が想像しやすいことです。
2026年11月4日時点の公開41件のうち29件が、介護施設または高齢者住宅系でした。
一般的な不動産クラファンでは「結局ただの区分マンション」ということもありますが、GOLD CROWDはサービス付き高齢者向け住宅や高齢者住宅をどう使っているのかが見えやすく、投資判断の前提を持ちやすいです。
賃料型と売却型で利回りが異なる
ポイント
・予定年利5%台は17件
・8%台は21件
・7%台1件・10%以上2件
GOLD CROWDは、利回りの出し方に一貫性があります。
2026年11月4日時点の公開41件では、5%台17件、7%台1件、8%台21件、10%以上2件でした。
しかも、ただ数字が並んでいるのではなく、5%台は福祉・高齢者住宅の賃料原資型、8%台は借入併用や売却型、10%台はより売却色の強いラインというように、背景が読みやすいです。
「なぜこの利回りか」を説明しやすいサービスは、投資家にとってかなりありがたいです。
1口1万円・後入金で参加できる
ポイント
・最低投資額は1万円
・当選後に入金
・抽選が中心
GOLD CROWDは、最初のハードルが低いのも使いやすさです。
1口1万円から入れて、しかも後入金方式なので、事前に大きなお金を置いておく必要がありません。
抽選型が中心なのも、先着競争で資金繰りを乱しにくいという意味ではプラスです。
まず少額で体験しながら、自分がどの案件タイプに向いているかを見極めやすいと思います。
グループ会社が固定賃料を支払う案件も
ポイント
・固定賃料やサブリースを利用
・賃料の支払元を確認
GOLD CROWDの福祉施設ラインが使いやすい理由のひとつは、配当原資の説明がわかりやすい案件が多いことです。
高齢者住宅では、ゴールドエイジが支払う固定賃料を分配原資とする案件があります。
賃料の支払いは同社の財務や運営状況に左右されます。
グループの不動産・介護事業
ポイント
・2025年度グループ売上294億円
・グループ従業員1,805人
・ゴールドエイジは57棟2,660戸
GOLD CROWDの信頼性で見逃しにくいのは、グループの実業規模です。
2025年度のグループ売上高は294億円、総社員数は1,805名です。
また、Gold Ageの公式サイトでは全国50棟以上・20年以上の実績、ファンド詳細では57棟2,660戸という数字が案内されています。
GOLD CROWDは実際の運営・管理・販売の土台があるグループの一部として見ると理解しやすいです。
GOLD CROWDのデメリット(注意点)
ポイント
・賃料型と売却型がある
・グループ買戻しや再組成もある
・借入や劣後比率に注意
・手数料は契約書面で確認
案件ごとに対象とリスクが異なる
ポイント
・施設・住宅・土地などが対象
・賃料型と売却型でリスクが異なる
GOLD CROWDで一番気をつけたいのは、案件の顔つきがかなり違うことです。
高齢者住宅の賃料型と、蓄電池用地の売却型、区分マンションの転売型では、リスクの質が別物です。
そのため、GOLD CROWDでは「このサービスは安全 / 危険」と一言で判断しにくいです。
むしろ、毎回この案件は何で配当を出し、誰に売るのかを確認する前提で使うサービスだと思います。
グループの買戻しと再組成
ポイント
・グループ内の買戻しや再組成
・買い手の資金力が重要
福祉施設ラインの案件では、運用終了後にグループが買い取る、または再組成する前提が見られます。
これは一概に悪い話ではなく、外部売却先を毎回探さなくてよいという強みもあります。
ただし裏を返せば、出口の実現性がグループの買い余力や再組成余力に寄りやすいということです。
投資家としては、外部市場だけを見て安心するのではなく、グループがその出口を回し続けられるかも考えたいです。
借入と劣後比率に注意
ポイント
・借入を使う案件がある
・劣後比率は案件ごとに異なる
高利回りの案件では、借入や売却益の条件を確認する必要があります。
借入を使う案件、劣後が薄い案件、売却益前提の案件は、当然ながら5%台の賃料型より変動要素が増えます。
魅力的に見えても、「どうしてこの利回りが出るのか」まで理解できない案件には、無理に乗らない方が安全です。
振込・譲渡手数料を確認
ポイント
・出資時の振込手数料は投資家負担
・分配時の振込手数料は運営負担
・譲渡手数料は要確認
GOLD CROWDは後入金方式で使いやすい反面、出資金の振込手数料は投資家負担です。
分配金の振込手数料は運営負担ですが、途中解約はできず、譲渡には手数料がかかります。
なお譲渡手数料には1万円(税別)と3万円(税別)の両方の案内がありました。
この手の実務差分は、最後は契約成立前書面で現在の条件を確認しておきたいです。
売却予定と実際の回収
ポイント
・粟野と洞Phase1で運用期間を延長
・売却先の決済時期に注意
蓄電池用地の岐阜市粟野案件は、売却先のプロスペックAZから電力系統への連系や仕様調整に時間を要すると連絡があり、運用終了予定が2026年9月30日から2027年4月30日へ7ヶ月延長されました。
事業者は2026年8月27日に案内しています。
さらに岐阜市洞Phase1も、2026年10月30日に運用終了予定を2026年11月30日から2027年5月31日へ6ヶ月延長すると公表しました。
どちらも売却先から電力系統への連系日や仕様変更の調整に時間を要すると連絡を受けたと説明されています。
売却予定があっても、代金が入金される時期は開発や買主の調達に左右されます。
延長だけで買主の資金不足や他案件の延長を断定できません。
売買代金の入金やその後の状況は、最新のお知らせで確認してください。
粟野の延長通知、洞Phase1の延長通知、売却先の調査も参考にできます。
GOLD CROWDは怪しい?危ない?と言われる理由
ポイント
・高齢者住宅と売却型が混在
・グループ内取引の条件を確認
・借入額や売却予定額を開示
GOLD CROWDが怪しいと言われやすいのは、見た目の安心感と実際の案件の広さにギャップがあるからだと思います。
高齢者住宅案件が多いので、初見だと「堅そう」と感じやすいです。
でも実際には、蓄電池用地や区分マンション売却型まであり、しかも8%台・10%台の案件も出てきます。
このギャップが、「本当に大丈夫か?」という違和感につながりやすいです。
もうひとつは、グループ内の運営・買戻しが多いことです。
福祉施設ラインでは、ゴールドエイジが借り上げたり買い取ったりする設計が目立つので、「身内で回しているだけでは?」と感じる人もいると思います。
ただ、その一方でGOLD CROWDは、賃料原資、借入額、劣後比率、売却予定額までかなり細かく開示しています。
つまり、怪しいというよりは、開示資料を読まないと誤解しやすいサービスというのが実態に近いです。
- 賃料型か売却型か
- 借入はあるか、劣後比率は何%か
- 出口は外部売却か、グループ買戻しか
- 契約成立前書面と重要事項説明書で、FAQと差がないか
この4点を毎回確認すれば、GOLD CROWDはかなり冷静に見られるようになります。
GOLD CROWDの口コミ・評判
利用者の投稿には、再投資では振込の手間が省けたという声や、繰り返し申し込んで当選したという体験があります。
対象案件や募集時期によって条件は異なり、個人の体験だけでは当選確率や資金の安全性は分かりません。
利用者の投稿を参考にしつつ、各募集の再投資条件と抽選方式を確認しましょう。
運営会社の会社概要 / 信頼性
ポイント
・住宅供給・資産形成・介護を展開
・各社の役割と契約を確認
| 運営会社 | ゴールドトラスト株式会社 |
| 設立 | 2006年9月 |
| 代表 | 代表取締役社長 林義明 |
| 本社 | 愛知県名古屋市中村区名駅3-11-21 ゴールドトラスト本社ビル |
| ゴールドトラストの事業 | 資産形成事業 / ホテル事業 / 賃貸管理事業 / 不動産ファンド事業 / ALIN東海事業 |
| 不特法の案内 | 愛知県知事第9号 |
| グループ全体像 | スマイシアグループ内で、住まいの供給を担うアサヒグローバルホーム、資産形成と不動産運営を担うゴールドトラスト、高齢者住宅運営を担うゴールドエイジが連携 |
| 確認できる規模感 | 2025年度グループ売上高294億円、総社員数1,805名 |
| 高齢者住宅運営の土台 | Gold Ageは全国50棟以上・20年以上の実績 2025年12月末時点で57棟2,660戸 |
グループ3社の役割
スマイシアグループでは、住宅の供給・資産形成・高齢者住宅の運営を各社が担います。
アサヒグローバルホームが住まいを供給する側、ゴールドトラストが資産形成・土地活用・不動産運営を担う側、ゴールドエイジが高齢者住宅を実際に運営する側という並びです。
この3層で見ると、GOLD CROWDは単なる集客サイトではなく、グループ内で作る・持つ・運営する不動産を投資家向けに小口化する窓口だと理解しやすくなります。
| 会社 | 何をしている会社か / GOLD CROWDとの関係 |
| アサヒグローバルホーム | 注文住宅、分譲住宅、土地分譲、家具販売などを担う住まいの供給側 グループ全体の不動産づくりや住宅販売の土台にあたる |
| ゴールドトラスト | 資産形成、土地活用、賃貸管理、不動産ファンド、ホテルなどを担う資産運用側 GOLD CROWDの運営会社であり、案件の企画・組成・運営の中心 |
| ゴールドエイジ | 介護・看護・医療サービス付きの高齢者住宅を運営する実務側 高齢者住宅案件の運営実態、借上、買戻し、再組成の受け皿として重要 |
ゴールドトラストの事業
ゴールドトラストは不動産ファンドのほかにも事業を展開しています。
資産形成事業、ホテル事業、賃貸管理事業、不動産ファンド事業、ALIN東海事業が並んでいます。
つまり、オーナー向けの土地活用や投資商品を作るだけでなく、賃貸管理やファンド組成まで抱えている会社です。
GOLD CROWDは、その延長線上にある投資家向けの小口販売チャネルとして見るのが自然です。
ゴールドエイジの介護事業
ゴールドエイジは、介護・看護・医療サービスを担い、高齢者住宅を運営しています。
全国50棟以上・20年以上の実績があり、2025年12月末の直営施設は57棟2,660戸です。
この会社がグループ内にあるからこそ、GOLD CROWDの高齢者住宅案件は、単なる不動産投資の話だけでなく、誰が運営するかまで見えやすいです。
福祉施設案件が多い理由も、この運営会社の存在を前提にすると理解しやすくなります。
アサヒグローバルホームの住宅供給
アサヒグローバルホームは注文住宅、分譲住宅、土地分譲、家具販売を担っています。
GOLD CROWDを直接運営する会社ではありませんが、グループ内で住まいを作って売る機能を持つ会社があることは重要です。
なぜなら、グループ全体で住宅の供給、投資商品化、管理・運営までをつなげやすくなるからです。
GOLD CROWDの案件タイプが福祉施設だけでなく、住宅や売却型ラインまで広がる背景も、この供給力を前提にすると理解しやすいです。
許認可とグループの規模
信頼性の面では、ゴールドトラストは不動産特定共同事業の愛知県知事第9号の許可を受けています。
また、2025年度のグループ売上高は294億円、総社員数は1,805名です。
もちろん、これだけで絶対安心とは言えません。
ただ、少なくともGOLD CROWDは、小さな単独会社が一時的に立ち上げたサービスではなく、複数の実業会社を抱えるグループの一部だと判断できます。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・住宅供給・販売・管理・介護を展開
・ファンドで不動産を小口化
・販売停滞・金利上昇に注意
住宅の供給・販売・管理・運営
スマイシアグループの本業を分解すると、かなり整理しやすくなります。
まずアサヒグローバルホームが住宅を作って売る。
次にゴールドトラストが、土地活用や資産形成商品としてオーナーや投資家に持たせる。
さらに賃貸管理で持った後の運営を回す。
そしてゴールドエイジが、高齢者住宅では実際の運営主体になる。
GOLD CROWDは、この流れの中で生まれた不動産を小口化して、投資家向けに販売し直す役割が強いです。
ゴールドトラストの収益源
ゴールドトラストの収益源は、単純な物件売却だけではありません。
資産形成事業では、土地活用や投資用不動産の提案・販売から利益を取りやすく、賃貸管理事業では家賃管理、退去修繕、苦情対応、資産運用の代理といった継続収入が積み上がります。
不動産ファンド事業も持っているので、クラファンや小口化との相性が良く、ホテル事業まで含めると、売って終わる会社というより持って運営しながら回す会社に近いです。
この多層性があるから、GOLD CROWDでも賃料型と売却型の両方を組みやすいのだと思います。
ゴールドエイジの賃料と買戻し
GOLD CROWDの高齢者住宅案件は、ゴールドエイジの存在抜きでは説明しにくいです。
ゴールドエイジは、高齢者住宅を運営する会社です。
そのため、GOLD CROWDの福祉施設ラインでは、賃料の支払元や、運用終了後の買戻し予定先として登場します。
一方で、これは裏返すとグループ内の運営体力と買戻し余力に依存しやすいということでもあります。
住宅の供給と販売
アサヒグローバルホームは注文住宅、分譲住宅、土地分譲、家具販売を担っています。
つまり、グループにはもともと住まいを作って売る力があります。
この供給力があると、住宅案件や売却型案件の母体になりやすく、ゴールドトラスト側がそれを投資商品や資産形成商品に変えやすいです。
GOLD CROWDの案件タイプが一種類に固定されず、住宅系や売却型まで広がる背景には、この供給側の存在も効いていると考えるのが自然です。
不動産の小口化と資金調達
GOLD CROWDを本業の中で見ると、役割はかなり明確です。
それは、グループや周辺事業で扱う不動産を、小口化して投資家に販売し、資金を回す窓口になることです。
福祉施設ラインは運営物件の資金循環、住宅やマンションの売却型は在庫回転や売却活動の補助、土地系ラインは売却益型の資金調達というように、事業の資金調達手段として機能しているように見えます。
だからこそ、GOLD CROWDだけを単体で見るより、グループ本業の一部として見た方が実態に近いです。
販売停滞や金利上昇の影響
このモデルが苦しくなるのは、まず住宅販売や不動産売却が鈍るときです。
売却型案件の出口が詰まりやすくなります。
次に、ゴールドエイジ側の稼働率や運営余力が落ちると、福祉施設ラインの賃料や買戻しの見通しも弱くなります。
さらに借入併用案件では、金利上昇や融資環境の悪化も効きやすいです。
要するに、GOLD CROWDは「グループ実業があるから安心」で終わる話ではなく、その実業がどの市況で苦しくなるかまで考えておくと、判断材料を整理できます。
ゴールドトラストの決算 / 財務レポート
ポイント
・売上・利益・自己資本比率が改善
・営業利益率と流動比率も改善
・GOLD CROWD事業への依存度は不明
| 損益の主な数字 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
| 売上高 | 60.1億円 | 73.9億円 | 75.8億円 |
| 営業利益 | 1.76億円 | 4.83億円 | 7.35億円 |
| 経常利益 | 1.54億円 | 4.63億円 | 6.84億円 |
| 当期純利益 | 0.69億円 | 3.27億円 | 7.30億円 |
| 営業利益率 | 2.92% | 6.53% | 9.69% |
| 純利益率 | 1.14% | 4.42% | 9.63% |
| 財務の主な数字 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
| 総資産 | 47.4億円 | 52.9億円 | 73.7億円 |
| 純資産 | 6.63億円 | 8.90億円 | 16.20億円 |
| 自己資本比率 | 14.00% | 16.84% | 21.99% |
| 流動比率 | 76.36% | 81.87% | 121.95% |
| 負債÷純資産 | 6.14倍 | 4.94倍 | 3.55倍 |
売上と利益率の推移
ポイント
・売上高は60.1億円から75.8億円
・営業利益は1.76億円から7.35億円
・売上総利益率・営業利益率も上昇
まず素直に言うと、ゴールドトラストの損益は直近3期でかなり改善しています。
売上高が伸びるだけでなく、売上総利益率が20.38%→23.01%→26.90%、営業利益率も2.92%→6.53%→9.69%と上がっており、単に売上規模が増えただけでなく、利益の取り方そのものが良くなっていると読めます。
ゴールドトラストは、資産形成商品を売る事業、賃貸管理、不動産ファンド、ホテルなど複数の柱を持つ会社です。
そのため、この数字は本業全体の採算が改善しているサインとして見るのが自然です。
流動比率と負債の推移
ポイント
・自己資本比率は21.99%
・流動比率は121.95%
・負債÷純資産は3.55倍
財務面でも、直近3期は改善方向です。
自己資本比率は14%台から22%近くまで上がり、流動比率も2025年には120%台まで改善しています。
流動資産がすべて現金とは限らず、支払能力は資産の換金性や負債の支払期限にも左右されます。
負債÷純資産も下がっているので、純資産に対する負債の比率は低下しています。
ここは、物件を持ち、売り、管理し、場合によっては買い戻す不動産会社としては大事な変化です。
一方で、総資産73.7億円に対して負債は57.5億円あります。
つまり、改善はしているものの、依然として負債活用の大きい不動産会社らしい重さは残っています。
ファンド事業への依存度は不明
ポイント
・決算はゴールドトラスト単体
・GOLD CROWD全体の運用残高は不明
・販売環境や金利に注意
ここで注意したいのは、見えている決算がGold Trust全体だということです。
GOLD CROWD単体でどれだけ稼いでいるのか、どのくらい依存しているのかは切り出せません。
ゴールドトラスト単体の業績は、同社が営業者となる案件を読む材料の一つです。
一方で、この決算からゴールドエイジの財務や買戻し資金は分かりません。
同社が営業者や賃料の支払元となる案件では、その会社の資金力も別に確認する必要があります。
結論としては、財務は改善しているが、万能に安心できるほどではなく、GOLD CROWD単体の依存度もまだ不明という読み方になります。
GOLD CROWDの実績
ポイント
・公開41件の予定年利中央値8.10%
・募集時の予定12ヶ月が39件
・蓄電池用地と区分マンションも各6件
| 集計項目 | 2026年11月4日 |
| 対象 | 41募集枠 |
| 平均予定年利 | 7.09% |
| 予定年利中央値 | 8.10% |
| 予定期間 | 12ヶ月39件・6ヶ月2件 |

予定利回りは5%台と8%台が中心
ポイント
・予定年利の中央値は8.10%
・5%台17件、8%台21件
| 予定年利 | 募集枠 |
| 5%台 | 17件 |
| 7%台 | 1件 |
| 8%台 | 21件 |
| 10%以上 | 2件 |
2026年11月4日時点の公式公開41件の利回り分布を見ると、5%台17件、7%台1件、8%台21件、10%以上2件でした。
賃料を原資とする案件もあれば、借入を併用する案件や売却益を見込む案件もあります。
予定年利は募集時の条件であり、実際の配当率を集計したものではありません。
運用期間は募集時の予定12ヶ月が中心
ポイント
・予定12ヶ月が39件
・実際の返還時期は別
| 予定期間 | 募集枠 |
| 6ヶ月 | 2件 |
| 12ヶ月 | 39件 |
運用期間分布はさらにわかりやすく、12ヶ月が39件、6ヶ月が2件でした。
募集時の予定期間の集計であり、延長後の期間や実際の返還時期を表していません。
資金計画の目安になりますが、売却や運用が延びれば返還も遅くなる可能性があります。
介護・住宅・用地の内訳
ポイント
・介護施設・ゴールドエイジ25件
・高齢者住宅Gold Life4件
・蓄電池用地6件・区分マンション6件
| 投資対象 | 募集枠 |
| 介護施設・ゴールドエイジ | 25 |
| 高齢者住宅Gold Life | 4 |
| 蓄電池用地 | 6 |
| 区分マンション | 6 |
| 案件 | 劣後と借入 |
| あま市AMA4期 | 劣後約0.71億円、借入4.29億円 |
| Gold Life富田4期 | 劣後22.7%、優先77.3% |
実績を見ると、GOLD CROWDは福祉施設一色ではありません。
主力は確かに介護施設 / 高齢者住宅ですが、最近は蓄電池用地と区分マンションも無視できない件数まで増えています。
この実績内訳を見ると、GOLD CROWDを評価するときは「介護案件のサービス」というより、福祉系を主力にしつつ、他の売却型ラインも持つサービスと見るのが正確です。
GOLD CROWDのキャンペーン情報
キャンペーン情報
特典がある場合、対象や条件は時期によって異なります。
最新の情報はキャンペーン記事で確認できます。
登録〜出資までの流れ
ポイント
・出資確定後に入金
・出資時の振込手数料は投資家負担
・分配時の振込手数料は運営負担
| STEP1 | 無料会員登録 メールアドレスと基本情報を入力してアカウントを作る |
| STEP2 | 本人確認 / 口座登録 本人確認書類を提出し、受取口座を登録する |
| STEP3 | ファンド応募 抽選または先着の案件に応募する |
| STEP4 | 契約確定後に入金 後入金方式なので、出資が確定してから指定口座へ振り込む |
| STEP5 | 運用開始 → 分配 → 償還 運用終了後に元本と分配金が登録口座へ振り込まれる |
GOLD CROWDの流れは、全体としてかなり素直です。
会員登録と本人確認を済ませたうえでファンドに応募し、当選や契約確定後に入金します。
後入金方式なので、資金を遊ばせにくいのはメリットです。
一方で、出資金の振込手数料は自己負担なので、細かい回転を前提にする人はその点も考慮したいです。
FAQ
Q. 最低いくらから出資できますか?
最低投資額は1口1万円です。
最初に大きく張らず、少額から試しやすいサービスです。
Q. 振込手数料はどうなりますか?
出資金の振込手数料は投資家負担です。
分配金・償還金の振込手数料は運営負担なので、入金時と受取時で扱いが違います。
Q. 途中解約や譲渡はできますか?
途中解約はできません。
譲渡は可能ですが、書面手続きと手数料が必要です。
なお、譲渡手数料には1万円(税別)と3万円(税別)の両表記があったため、最新条件は契約書面で確認したいです。
Q. 高齢者住宅案件は本当に賃料型ですか?
案件によります。
固定賃料のサブリース契約が原資の高齢者住宅案件もあります。
ただし、借入併用やグループ買戻し前提の案件もあるので、「高齢者住宅案件だから全部同じ」とは見ない方がよいです。
Q. 運営会社が破綻した場合はどうなりますか?
営業者が破綻すると、投資資金の全額が戻らない可能性があります。
GOLD CROWDも元本保証ではないので、案件ごとの営業者と、その財務も確認しておきたいです。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
「GOLD CROWDだけでなく、他の不動産クラファンやソシャレンもまとめて見たい」
そんなときに便利なのが利回りカレンダーです。
複数サービスの募集予定をGoogleカレンダーで一括確認できるので、ファンド管理がかなり楽になります。
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの貸付投資系の「年利・投資期間・先着抽選募集の有無」が1目でわかる。
・googleカレンダーに登録するだけで設定完了(自動更新)
・誰でも簡単に複数社のファンドを把握できる

まとめ
GOLD CROWDは、介護施設・高齢者住宅の使われ方が見えやすい案件を、小口で回しやすいのが強みです。
その一方で、実際には蓄電池用地や区分マンション売却型まで混ざるため、売却先・借入・劣後出資の確認が必要です。
- 介護施設 / 高齢者住宅ラインは、使われ方と賃料原資を読みやすい
- 8%台以上の案件は、借入併用や売却型の色が強くなる
- 運営会社の本業とグループ実業があるので、案件供給の土台は見える
- ただし、案件タイプの差が大きいので、サービス名だけで一括評価しない
個人的には、GOLD CROWDは「高齢者住宅ラインを中心に、小さく使いながら案件差を見極める」ならかなり使いやすいです。
逆に、サービス単位で一気に安心したい人には少し難しいです。
良い意味でも悪い意味でも、案件を読む力がそのままリターンの差になりやすいサービスだと思います。
出典・参考
・GOLD CROWD公式サイト(PR):https://aggcrowd.jp/
・GOLD CROWD ファンド一覧:https://aggcrowd.jp/fund/list
・GOLD CROWD FAQ:https://aggcrowd.jp/faq
・ゴールドトラスト株式会社 会社概要:https://goldtrust.co.jp/company/
・ゴールドトラスト株式会社 賃貸管理事業:https://goldtrust.co.jp/management/
・ゴールドトラスト株式会社 不動産ファンド事業:https://goldtrust.co.jp/fund/
・スマイシアグループ紹介:https://sumaisia-hd.co.jp/group/
・Gold Age公式サイト:https://goldage.co.jp/





