PBRレンディングは詐欺・怪しい?
高利回りの根拠とリスク考察!
年利10~12%の高利回りを掲げるPBRレンディングは安全か?
仕組み・リスク・運営会社を徹底検証し、BitLendingとIZAKA-YAとの比較から投資判断ポイントまで解説しました。

『2025年中旬頃、国内外投資先の運用成績や資産推移をまとめたレポートを会員限定で段階的に公開し、資金の流れを可視化して透明性と納得感を高めます。』
と公式から発表されました。
実際にレポート拝見できたら記事も書き換えるかもしれません。
この記事でわかること
・PBRレンディングとは
・PBRレンディングは詐欺・怪しい?運営会社・ライセンスを徹底チェック
・高利率のカラクリ:PBRレンディングの仕組みと収益源を検証
・他社比較:BitLending・IZAKA-YA
・結論:PBRレンディングはおすすめできるのか?投資判断のポイント
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PBRレンディングとは

PBRLendingは暗号資産のレンディングプラットフォームです。
自身の暗号資産を一定期間貸与することで、期間満了を迎えると、一定の利率に則って計算された貸与料が付加された形でご自身の預入資産が返却されます。
①国内最高峰の貸借料率(年利10~12%)
②事業者との貸借契約
③自動複利運用
④最短1ヶ月から貸出可能
⑤貸し出しが容易

PBRLendingでは通常貸し出しでは年利10%、プレミアム貸し出しでは年利12%と国内最高峰の貸借料率を誇っているのが最大の特徴です。
貸し出し可能通貨は「BTC」「ETH」「ADA」「XRP」「USDT」「USDC」の6つになります。
また最小貸出量は以下のようになっています。
【最低取扱数量】
BTC:0.003 BTC
ETH:0.15 ETH
XRP:150 XRP
ADA:450 ADA
USDT:350 USDT
USDC:350 USDC

そんなPBRLendingの安全性は大丈夫なのか?
なぜここまでの貸借料率を維持できるのか?
を解説していきます。
PBRレンディングは詐欺・怪しい?運営会社・ライセンスを徹底チェック
運営会社:Portobello Road株式会社
PBRレンディングはPortobello Road株式会社によって運営されています。
まずは会社概要を掲載しておきます↓
会社名 | PortobelloRoad株式会社 |
設立 | 2023年9月 |
資本金 | 5,000,000円 |
CEO(最高経営責任者) | 奈良﨑 匡平 |
本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー18階 |
事業内容 | 暗号資産レンディング事業 ソフトウェア開発 マーケティングリサーチ コンサルティング その他 |
会社HPなども拝見しましたが、PBRレンディングが全面に押し出されている会社でして、他事業についてはいまいちわかりませんでした。
おそらくメインはPBRレンディングの会社かと思われます。

CEOの方の経歴なども見てみました。
CEO:奈良﨑 匡平氏
略歴
・株式会社リモ 代表取締役
・株式会社ふる里グリンマーケット 代表取締役
アパレル商社ワールドに新卒で入社し、事業戦略推進部へ配属。
社内の事業コンサルタントを経て天草に帰郷。2020年起業。
マーケティング+クリエイティブを得意とし、データ分析検証、企画・デザイン全般、 PMを中心に事業展開。天草市や、複数企業顧問・クリエイティブディレクターを兼務。地域雇用活性化推進事業 デザイン経営セミナー講師(2021年)。
また、地域課題解決事業として「きくいも」と 「ビーツ」を無農薬栽培し健康食品として販売する会社も経営。

上記の経歴をお持ちのようでした。
この経歴からPBRレンディングを運営することになった経緯は不明でした。
株式会社リモは、リフォームやガーデニングなどの工務店の会社です。
また、株式会社ふる里グリンマーケットは、「きくいも」と「ビーツ」を仕入れて加工して販売する会社のようでした。
両者ともにあまり仮想通貨業界とは関係がないように思います。
ライセンス情報
ライセンスはとくにありませんでした。
仮想通貨のレンディング(貸出)の場合は金融庁への届出などの必要はないはずですので、ライセンスがないことに関してはそこまで気にしなくても良いかもしれません。
高利率のカラクリ:PBRレンディングの仕組みと収益源を検証
PBRレンディングが高利率配当ができる根拠としては公式HPには
『リスクコントロールを第一に PBR レンディングのグローバルネットワークを活かして、暗号資産を必要としている暗号資産取引所や大手機関投資家などに貸し出します。』
と掲載されています。

暗号資産取引所や大手機関投資家などに貸し出しを行うだけでここまでの利回りが出せるの?
当然上記のような疑問が出てくるかと思います。
運営代表の経歴から、他のレンディングサービスが実現できない利回りの貸出を行えている根拠が不十分すぎて、貸出のみで本当にこの配当水準が維持できているのか不安があります。
個人的には機関投資家と記載していますが、仮想通貨運用ファンドなどに預けている可能性も考えられるな。
と思っております。

情報が少なすぎるんですよね。
なので下記のような情報を取って来れた場合は安心材料になるかと思います。
・貸出益のみで配当を出している場合
→具体的な貸出先が欲しいところですが、なかなか一般公開は難しいところもあると思います。
「貸出先への実際の貸出利率」「運営の財務基盤」などの情報が欲しいですね。
・運用委託を行っている場合
→実際に運用益のレポートなどが欲しいです。

『2025年中旬頃、国内外投資先の運用成績や資産推移をまとめたレポートを会員限定で段階的に公開し、資金の流れを可視化して透明性と納得感を高めます。』
と公式から発表されました。
実際にレポート拝見できたら記事も書き換えるかもしれません。
他社比較:BitLending・IZAKA-YA
他の高利率レンディングサービスでは
・BitLending
・IZAKA-YA
などが挙げられます。
これらの高利率レンディングについても少し不安点がありますので、そのあたりについて掲載しておきます。

それぞれの配当原資に関しての記載です。
まずは各取引所の利回りの根拠について書かれている部分を抜粋していきます。
・PBR Lending
→『リスクコントロールを第一に PBR レンディングのグローバルネットワークを活かして、暗号資産を必要としている暗号資産取引所や大手機関投資家などに貸し出します。』
・BitLending
→『お客様から借り入れた暗号資産を運用し、そこで得た収益をお客様に還元する』
・IZAKAYA
→『現在、暗号資産の需要は多くの業界でますます高まっています。OTCやDEXを活用した運用により、Izakayaの営業利益を創出するとともに、お客様にはレンディングの利回りとして還元することが可能となっています。』
公式HP上では上記の理由で配当が可能であると謳っています。

これを踏まえて
・BitLending
・IZAKAYA
の見解を掲載しておきます。
・BitLending
→借りた仮想通貨での運用レポートを四半期毎に公開している。もちろんこの運用が失敗した際には波状リスクはあるが、他の高利回りレンディングサービスの中では情報開示の姿勢はある方か。
・IZAKAYA
→文面を読み限りIZAKAYAの営業利益から配当を出しているとのことなので、IZAKAYAの運転通貨として使用されている可能性がある。であれば、IZAKAYAの財務状況などの詳細が欲しいところだが今の所情報開示などはされていない。

もう少し情報開示が積極的に行われていれば良いのですが、現時点では不明瞭な点が多いな。と言う印象です。
情報開示の点でBitLendingは一歩リードしているかと。
個人的にはBitLendingで運用する方が良いかなと思っています。
結論:PBRレンディングはおすすめできるのか?投資判断のポイント
ポイント
・高利回りは魅力
・高利率の根拠を裏付けする情報が不足している
PBRレンディングが健全な運用をしているかどうかは不明ですが、少なくと現時点では投資家への情報不足感は否めないサービスかなと思いました。
配当原資に関する情報やその配当が出せる根拠を投資家に提供することができれば魅力的なサービスに変わるかと思います。