クラウドバンク(Crowd Bank)の評判は?怪しい理由・メリット・デメリット、遅延状況・運営体制を解説
※本記事にはPRを含む場合があります。
※ソーシャルレンディングは元本保証ではありません。想定利回りは確定ではなく、償還遅延・貸し倒れ・為替変動等により元本割れの可能性があります。
投資判断はご自身の責任で、必ず各ファンドの「契約成立前書面」「重要事項説明書」等をご確認ください。
税務(確定申告の要否等)は個別事情で異なるため、税理士・税務署等でご確認ください。
クラウドバンクは本当に使いやすいのか、昔の行政処分や最近の償還遅延は今どう見るべきか、第一種金商の運営体制はどこまで安心材料になるのか。
この記事では、公式トップ、運用実績、サービス体制、FAQ、広告記載事項、運営会社ページ、遅延・行政処分・信託保全のお知らせを読み込みながら、クラウドバンクの評判、メリット・デメリット、怪しいと言われる理由、運営体制、グループの本業まで投資家目線で整理します。
この記事でわかること
・結論:クラウドバンクが向いている人 / 向かない人
・クラウドバンクとは
・クラウドバンクの仕組み
・クラウドバンクの特徴(メリット)
・クラウドバンクのデメリット(注意点)
・怪しい / 危ないと言われる理由
・クラウドバンクの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・クラウドバンクの実績
・キャンペーン情報
・口座開設(登録)〜出資までの流れ
・よくある質問(FAQ)
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
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結論:クラウドバンクは「遅延込みで利回りを読める人」向け
結論から言うと、クラウドバンクは太陽光・風力・バイオマス・建設 / 不動産・医療 / ヘルスケア・マイクロファイナンスまで広い案件領域を、小口で分散しながら見たい人と相性が良いサービスです。
運用終了ファンド数は7,585件、累計応募金額は3,306億円超、公式の実績平均利回りは6.01%と、規模と歴史は国内でも大きい部類です。
さらに、募集の取り扱いを第一種金融商品取引業者である日本クラウド証券が担い、外部監査や未投資額の信託保全も打ち出しています。
一方で、クラウドバンクを「昔からある大手だから安心」だけで使うのは危ないです。
公式のページでは、運用中ファンドのうち正常運用中280件に対して償還遅延中175件と表示されており、遅延の重さははっきり見えます。
しかも、公式の平均利回りは遅延中ファンドを含まない数字です。
つまりクラウドバンクは、利回り・規模・第一種金商という強みと、遅延負担の重さが同居するサービスとして読むのが大事です。
結論のポイント
・向いている人:遅延や回収プロセスまで含めて、信用リスクを自分で読める人
・向かない人:平均利回りや規模感だけで、素直な運用実績だと捉えたい人
・強み:広い案件領域、長い実績、第一種金商の運営体制、外部監査、未投資額の信託保全
・慎重に見たい点:償還遅延の多さ、平均利回りの見え方、担保や保全表現を過信しやすいこと
クラウドバンクとは

| サービス名 | クラウドバンク(Crowd Bank) |
| 運営会社 | 日本クラウド証券株式会社 |
| サービスの型 | ソーシャルレンディング / 匿名組合型 |
| 最低投資額 | 1万円 |
| 主な案件分野 | 建設 / 不動産、太陽光、風力、バイオマス、物流、宿泊 / 飲食、医療 / ヘルスケア、金融 / マイクロファイナンス など |
| 公式実績 | 運用終了ファンド数7,585件 累計応募金額330,657,650,700円 実績平均利回り6.01% |
| 運用中ファンドの状況 | 正常運用中280件 / 償還遅延中175件 |
| 運営体制の特徴 | 第一種金融商品取引業者が募集取扱い、外部監査、未投資額の信託保全 |
| 公式サイト | Crowd Bank公式サイト |
クラウドバンクは、日本クラウド証券株式会社が運営するソーシャルレンディングサービスです。
不動産担保型だけでなく、再生可能エネルギー、物流、医療 / ヘルスケア、マイクロファイナンスなど、かなり幅広い領域の融資案件に投資できるのが特徴です。
そのため、クラウドバンクは融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)として読むのが基本です。
実態としては、複数セクターの借り手に資金を貸し付け、その返済金や利息を原資に分配を受ける仕組みです。
だからこそ、利回りを見るときも、借り手の返済能力、担保の質、回収手順、遅延時の説明と回収力まで含めて考える必要があります。
クラウドバンクの仕組み
ポイント
・匿名組合での出資
・融資案件への資金配分
・担保等による保全方針
・第一種金商とグループ分業の運営体制
匿名組合型で融資案件に投資する仕組み
クラウドバンクでは、投資家は匿名組合に出資し、営業者側がその資金をもとに融資案件を運用します。
現物不動産を直接持つのではなく、融資の返済や利息を原資に分配を受ける構造なので、読み方の中心は「物件そのもの」よりも「借り手の返済能力」「担保」「回収可能性」です。
担保等は安心材料だが、元本保証ではない
公式のサービス体制ページでは、運用(融資)先ごとに担保等を設定していると説明されています。
ただし同じページで、担保等が設定されていない案件も一部あること、そして担保があっても元本が保証されるわけではないことも明記されています。
つまりクラウドバンクの担保表現は、安心材料ではあっても、「遅延も元本毀損も起こらない」という意味ではないです。
第一種金商の募集取扱いと、グループ会社による融資実務の分業
クラウドバンクの特徴は、募集の取り扱いを第一種金融商品取引業者である日本クラウド証券が担っていることです。
公式サイトでは、証券会社として自己資本規制比率などの基準を満たしながら運営していると説明しています。
一方で、実際の融資業務は貸金業登録を行っているグループ会社が扱い、融資の最終判断は日本クラウド証券も出席する融資会議で行うとされています。
つまりクラウドバンクは、募集・コンプライアンス・融資実務・回収実務をグループ内で分けて回すモデルです。
クラウドバンクの特徴(メリット)
ポイント
・案件分野が広く、信用投資の分散先を作りやすい
・運用終了7,585件、累計応募金額3,306億円超で規模感が大きい
・第一種金商の募集取扱い、外部監査、未投資額の信託保全がある
・1万円から始められ、ポイント施策や情報導線も比較的整っている
案件分野が広く、信用投資の分散先を作りやすい
ポイント
・建設 / 不動産、再エネ、物流、医療 / ヘルスケア、マイクロファイナンスまで広い公式カテゴリ
・単一テーマ依存を避けやすい分散余地
・現物不動産小口化とは別軸の信用分散
クラウドバンクの一番わかりやすい強みは、投資できる分野の広さです。
公式のファンド検索ページを見ると、建設 / 不動産、太陽光、風力、バイオマス、物流、宿泊 / 飲食、医療 / ヘルスケア、金融 / マイクロファイナンスなど、かなり多彩です。
不動産クラファンだけだと投資対象が似通いやすい人でも、クラウドバンクを混ぜると信用リスクの種類を変えやすいのは大きなメリットです。
運用終了7,585件・累計応募3,306億円超で規模感が大きい
ポイント
・運用終了7,585件
・累計応募3,306億円超
・長期運営と案件供給の厚み
クラウドバンクは、ソーシャルレンディングの中でも歴史と案件供給の厚みがあるサービスです。
運用終了ファンド数が7,585件まで積み上がっているので、少なくとも「まだ数件しか実績がない新興サービス」とは見えません。
後で述べる遅延の問題は別として、案件を供給し続け、長く運用を回してきたプラットフォームの厚み自体は強みとして見てよいです。
第一種金商の募集取扱い、外部監査、未投資額の信託保全がある
ポイント
・第一種金融商品取引業者の募集取扱い
・外部監査と外部弁護士による資金使途監査
・未投資額の信託保全
クラウドバンクは、単に古いサービスというだけでなく、制度面の材料をいくつか積み上げているのが特徴です。
募集の取り扱いを第一種金商業者が担い、外部監査や資金使途監査を掲げ、さらに2025年4月からは未投資額の信託保全も始めています。
もちろんこれで元本保証になるわけではありませんが、運営体制をどう整えているかが比較的見えやすいのは、後発の薄いサービスより評価しやすい点です。
1万円から始めやすく、楽天ポイント連携などの導線もある
ポイント
・最低投資額1万円
・楽天ポイントの常設施策
・ログイン / 募集確認の導線
クラウドバンクは、仕組み自体はやや古典的ですが、使い勝手の整備は進んでいます。
最低投資額は1万円で、楽天ポイント連携ページでは口座開設500ポイント、初回投資2,000ポイント、保有中のログイン1日1ポイントといった常設施策が案内されています。
高利回りだけを押すタイプではなく、地道に使い続ける導線が用意されているのは特徴です。
クラウドバンクのデメリット(注意点)
ポイント
・運用中ファンドの38%が償還遅延中
・平均利回り6.01%は遅延中ファンドを含まない
・担保や第一種金商でも元本リスクは消えない
・案件分野が広く精査難度に差がある
運用中ファンドの38%が償還遅延中で、遅延負担は軽くない
ポイント
・正常運用中280件 / 償還遅延中175件
・一部事故では済ましにくい水準
・遅延を主要論点として扱う必要
クラウドバンクの最大の弱点はここです。
公式の実績まとめページでは、今動いているファンドのうち38%が償還遅延中と表示されています。
つまり、遅延は一部の例外ではなく、サービス全体を見るうえで外せない論点です。
特にソーシャルレンディングは、回収に時間がかかるほど投資家の体感リターンが悪くなりやすいので、この遅延負担を飲み込めるかどうかで評価が大きく分かれます。
平均利回り6.01%は、遅延中ファンドを含まない
ポイント
・2025年3月末までの1年間に運用終了したファンドの税引前実績
・運用中ファンド / 償還遅延ファンドは除外
・投資家体感の全部入り平均ではない
クラウドバンクの平均利回りは魅力的に見えますが、読み方に注意が必要です。
公式ページでも、6.01%は運用終了したファンドだけを対象にしており、しかも償還遅延中ファンドを含まないと書かれています。
つまり、クラウドバンクの公式利回りは「きれいに閉じた案件の平均」としては有効でも、サービス全体を投資家がどう体感するかをそのまま表す数字ではありません。
担保や第一種金商の表現だけで、元本リスクは消えない
ポイント
・担保なし案件も一部存在
・担保ありでも元本保証ではない
・第一種金商は制度面の厚みであって損失遮断ではない
クラウドバンクは、「担保」「保全」「第一種金商」といった言葉が強く出るので、安心感が先に立ちやすいです。
ただ、公式のサービス体制ページ自体が、担保等がない案件も一部あること、そして担保があるから元本保証になるわけではないことを明記しています。
制度面の安心と、個別案件の損失可能性は別です。
ここを一緒にしてしまうと、クラウドバンクを過大評価しやすくなります。
セクターが広いぶん、案件ごとの難しさもかなり違う
ポイント
・建設 / 不動産、再エネ、医療、海外マイクロファイナンスなど論点が大きく異なる
・サービス全体を一括で安全 / 危険と断定しにくい
・広さは魅力であり精査難度でもある
クラウドバンクは、案件分野が広いこと自体が魅力ですが、裏返すと読み方が難しいです。
不動産担保型と、再エネや海外マイクロファイナンスでは、見るべき論点がかなり違います。
だからクラウドバンクは、同じサービスの中でも「何に融資しているか」で難しさが変わるサービスです。
一覧で同じように並んでいても、案件の質が均一だとは考えない方が安全です。
怪しい / 危ないと言われる理由
2017年の行政処分の履歴があるから
クラウドバンクが怪しいと言われる理由として、2017年の関東財務局による業務改善命令は外せません。
これは公式サイトにも残っている事実で、投資家が過去の統制や広告審査体制に不安を持つのは自然です。
一方で、同じ公式開示では再発防止策の実施や、2018年2月15日に業務改善命令が終了したことも明記されています。
過去の問題をなかったことにせず、その後の改善も併せて見るのが妥当です。
償還遅延が多く、回収に長く時間がかかるから
クラウドバンクの遅延は、単なる噂ではありません。
公式のお知らせでも、償還遅延に関する告知や、その後の回収・訴訟・担保処分の進捗報告が出ています。
つまり、クラウドバンクの「危ないかも」という印象は、実際に遅延案件が存在し、回収が長期化しうることから来ています。
ソーシャルレンディングでは回収に時間がかかるほど体感利回りが悪化しやすいので、この点はかなり重いです。
ポジティブな材料は多いが、注意点は深いページまで見ないと分かりにくいから
クラウドバンクのトップページを見ると、運用実績、保全性、第一種金商の運営体制など、ポジティブな材料がよく整理されています。
一方で、遅延の重さ、平均利回りの注記、担保がない案件の存在、信託保全の注意点は、公式の実績まとめページや運営体制の説明ページ、お知らせ欄まで読まないと掴みにくいです。
この情報の見え方の差が、「なんとなく怪しい」と感じさせる一因になっています。
クラウドバンクの口コミ・評判
ポイント
・ポジティブ寄り:案件分野の広さ、歴史、少額投資
・慎重派:遅延の多さ、利回りとリスクの見合い
・口コミだけでなく公式一次情報の併読
ポジティブ寄りで見られやすい点
クラウドバンクに好意的な見方では、昔からある安心感、案件分野の広さ、1万円から始めやすいことがよく挙がります。
さらに、第一種金商業者が募集取扱いを行っている点を、他の融資型クラファンより信頼材料として見る人も多いです。
再エネやマイクロファイナンスまで含めた信用投資の分散先を作りやすい点も評価されやすいです。
慎重派が気にしやすい点
慎重派の評価では、やはり償還遅延の多さが中心論点になります。
「平均利回りは悪くないのに、遅延込みで見ると本当に見合うのか」という疑問はかなり自然です。
また、案件分野が広いことで、逆に何をどう比較すればよいか分かりにくいという声も出やすいサービスです。
口コミより先に確認したいこと
クラウドバンクは、口コミだけで判断しない方がよいサービスです。
まず確認したいのは、公式の実績まとめページにある正常運用 / 償還遅延の比率、遅延関連のお知らせ、平均利回りの注記、そして運営体制の説明ページにある担保・第一種金商・外部監査の説明です。
これらを読んだうえで口コミを見ると、「なぜ評価が割れるのか」がかなり分かりやすくなります。
運営会社の会社概要 / 信頼性
| 社名 | 日本クラウド証券株式会社 |
| 代表者 | 安達 哲也 |
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿1丁目18番14号 恵比寿ファーストスクエア9F |
| 資本金 | 100,000,000円(令和7年3月31日現在) |
| 登録 | 第一種・第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第115号 |
| サービス上の役割 | クラウドバンクの募集取扱い、プラットフォーム運営、コンプライアンス / 顧客管理 |
クラウドバンクを見るときに大事なのは、単に「日本クラウド証券が運営」だけで終わらせないことです。
公式 IR ページや関連会社ページを読むと、クラウドバンクは日本クラウド証券だけで完結するサービスではなく、グループ内で募集・審査・事後管理・回収を分けていることが分かります。
| グループ / 会社 | 主な役割 |
| UNBANKED株式会社 | IRで日本クラウド証券が属すると示される親会社グループ側。経営トップが兼務しており、親会社側のガバナンス軸として見るのが自然 |
| 日本クラウド証券株式会社 | 第一種・第二種金商としての募集取扱い、口座 / 顧客管理、広告審査、法務 / コンプライアンス、融資会議への参加 |
| クラウドバンク株式会社 | サービスブランド側の会社。代表者は日本クラウド証券と同じ安達氏で、ブランド / 顧客接点の受け皿と読める |
| クラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社 | 法人向け融資、不動産担保融資、融資先との折衝、審査、事後管理を担う融資実務の前線 |
| クラウドバンク・キャピタル株式会社 | 役員経歴上、担保付融資、債権回収、不動産売買 / 管理など担保・回収寄りの知見を持つライン |
UNBANKEDは親会社側のガバナンス軸
IRページでは、日本クラウド証券がUNBANKED株式会社のグループ会社だと明記されています。
さらに、代表者紹介では日本クラウド証券の代表とクラウドバンク株式会社の代表を務める安達氏が、UNBANKED株式会社代表取締役社長を兼務していると書かれています。
つまりクラウドバンクは、単独の小さな箱ではなく、親会社側の経営管理とグループ統治の傘の下で動くサービスとして見た方が実態に近いです。
ただし、親会社側からどこまで資金支援や保証が及ぶかまでは別途明示されていないため、そこは過信しない方が安全です。
日本クラウド証券は募集取扱い・口座・規制対応の中核
クラウドバンクの信頼性を見るうえで、一番大きいのはここです。
日本クラウド証券は、単なる名義貸しではなく、第一種金融商品取引業者として募集取扱いを前面で担う会社です。
IRページでは所在地、資本金1億円、関東財務局長(金商)第115号まで開示され、公式の運営体制説明ページでは、証券会社として守るべき自己資本規制比率などのルールを前面に出しています。
さらに、代表や法務・コンプライアンス責任者、IT責任者の情報も開示しているので、口座・顧客対応・広告審査・社内統制の中核は日本クラウド証券だと読みやすいです。
クラウドバンク株式会社はブランド / 顧客接点の受け皿
IRページでは、安達氏がクラウドバンク株式会社代表取締役も兼ねること、社外取締役や社外監査役の兼任先としてクラウドバンク株式会社が並ぶことが確認できます。
つまりクラウドバンクは、証券会社の一商品名というより、サービスブランドとして独立した会社体も持っている構造です。
詳細な事業内容までは深く開示されていませんが、少なくともサービスブランド、顧客接点、運営の受け皿として機能していると読むのが自然です。
この構造は、ブランド運営と金融規制対応を切り分けやすい反面、投資家側は「どの会社が何を担うのか」を意識して読む必要があります。
クラウドバンク・フィナンシャルサービスは融資実務の前線
クラウドバンク・フィナンシャルサービスの公式サイトを見ると、法人向け融資、開業資金、運転資金、事業資金、投資資金、不動産担保融資を前面に出しています。
さらにIRの役員紹介では、同社が融資先との折衝、審査、事後管理等融資全般を担当すると明記されています。
貸金業者登録票も公式サイトから案内されており、クラウドバンクの裏側では借り手開拓、案件審査、貸付後のモニタリングをこの会社が回していると理解しやすいです。
つまり、クラウドバンクの遅延率や案件品質を読むうえで、実務の中心はこの会社だと見ておきたいです。
クラウドバンク・キャピタルは担保 / 回収 / 不動産処分ライン
クラウドバンク・キャピタルは、公式サイト単体では事業内容の説明が濃くありません。
ただ、IRの役員経歴では、同社側に担保付融資、債権回収、不動産売買 / 管理、債権保全策に強い人材が入っていることが読み取れます。
このため、クラウドバンク・キャピタルは、遅延時の担保実行、回収、売却処分、不動産関連の整理に寄った実務ラインとして見るのが自然です。
遅延案件が増えたときに重くなるのは、まさにこの領域です。
第一種金商、外部監査、信託保全は信頼材料だが、万能ではない
クラウドバンクには、第一種金商の登録、外部監査、外部弁護士による資金使途監査、未投資額の信託保全など、信頼性を支える制度的な材料があります。
これは実際に強みです。
ただし、2025年4月から始まった信託保全も、対象は未投資額であって、出資元本そのものの返還保証ではないと公式に書かれています。
制度面の厚さを評価しつつ、案件損失リスクまで一緒に消えたと考えないのが大事です。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・日本クラウド証券:募集取扱い、口座管理、コンプライアンス
・グループ会社:融資案件の発掘、審査、事後管理、回収
・収益源:募集取扱い、営業者報酬、融資関連実務
・重荷になる局面:借り手悪化、遅延長期化、投資家流入鈍化
ここは開示の限界があります。
クラウドバンクは、物件売買益の積み上がりが見えやすいタイプではなく、募集取扱い、融資実務、回収実務が複数会社に分かれているソーシャルレンディング運営です。
そのため、どの会社でどの収益がどれだけ立っているかの厳密な分解までは公開されていません。
以下は公式の会社説明、サービス体制、広告記載事項、関連会社サイト、役員経歴から読める範囲で整理したものです。
日本クラウド証券の本業は募集取扱いと顧客基盤運営
日本クラウド証券の役割は、まず投資家向けに商品を見せ、募集を取り扱い、口座を管理し、コンプライアンスを通すことです。
第一種金商として広告審査、開示、顧客管理、自己資本規制比率対応まで抱えるので、ここは単なるフロント画面ではありません。
ソーシャルレンディングは借り手を見つけるだけでは成立せず、投資家資金を受け入れる規制対応の箱が必要です。
クラウドバンクの本業の一角は、この募集取扱いと顧客基盤運営にあります。
クラウドバンク・フィナンシャルサービスの収益源は融資残高と融資関連実務
クラウドバンク・フィナンシャルサービスは、公式サイトで法人向け融資、不動産担保融資、開業資金、運転資金、投資資金を事業として掲げています。
このため、同社の収益源は、開示上の厳密な内訳こそ不明でも、融資残高から生まれる利息収入や、融資実行 / 維持に付随する実務収益が中心だと考えるのが自然です。
加えて、広告記載事項では投資家負担の営業者報酬として対象債権残高の2.0%(年率)上限も示されています。
つまりクラウドバンクは、単なる集客サイトではなく、貸付を継続的に回して初めて収益になるビジネスモデルです。
クラウドバンク・キャピタルは担保 / 回収 / 処分の実務を支える
IRの役員経歴からは、クラウドバンク・キャピタル側に担保付融資、債権回収、債権保全、不動産売買 / 管理の知見が置かれていることが読み取れます。
このため、同社は新規募集の華やかな前面よりも、遅延時に担保をどう押さえるか、どう回収するか、どう処分するかの裏側で重要になる会社です。
ソーシャルレンディングでは、案件が順調な間は目立ちませんが、遅延が増えるほどこの回収ラインの実力が問われます。
グループ全体は「集める力」と「返してもらう力」の両方で回る
クラウドバンクのグループモデルは、投資家資金を集める力と、借り手から返してもらう力の両輪で回ります。
前者は日本クラウド証券とクラウドバンクブランド、後者はクラウドバンク・フィナンシャルサービスとクラウドバンク・キャピタルが支える形です。
案件分野が広くても回せるのは、この分業があるからです。
逆に言うと、どこか一つだけ強くても足りず、募集、審査、モニタリング、回収のどこが弱くても全体評価が崩れやすいモデルです。
このモデルが苦しくなるのは、遅延長期化と資金流入鈍化が重なる局面
クラウドバンクの本業が苦しくなりやすいのは、借り手側の返済悪化と、投資家側の資金流入鈍化が重なる局面です。
借り手の延滞が増えると回収実務が重くなり、投資家が遅延を嫌って新規投資を減らすと、サービス全体の見え方も悪化します。
さらに、クラウドバンクは第一種金商としてのコンプライアンス負担もあるので、問題が起きたときほど運営コストが軽くないです。
だからクラウドバンクは、案件ごとの担保や利回りだけでなく、サービス全体の遅延負担がどこまで膨らんでいるかも合わせて見たいです。
クラウドバンクの実績
ポイント
・運用終了7,585件、累計応募3,306億円超
・正常運用中280件 / 償還遅延中175件
・償還済み分布は4〜7%帯と7〜10%帯が中心
累計規模と運用終了件数はかなり大きい
公式の運用実績まとめページを見ると、規模感はやはり大きいです。
運用終了ファンド数は7,585件、累計応募金額は330,657,650,700円、償還済金額は311,169,161,679円、分配金総額は15,030,760,037円まで積み上がっています。
国内のソーシャルレンディング記事としては、この規模自体を外して語ることはできません。
正常運用中280件に対して、償還遅延中175件

実績を見るうえで、いちばん重要なのはこの図です。
公式ページ上で、運用中ファンドは正常運用中280件、償還遅延中175件となっています。
パーセンテージでも38%が償還遅延中です。
クラウドバンクの実績は、「件数が多い」だけでなく、遅延の重さも同時に見えているのが特徴です。
この数字をどう受け止めるかが、クラウドバンクの評価をほぼ決めます。
償還済みファンドは4〜7%帯と7〜10%帯が厚い

一方で、償還済みファンドの分布を見ると、クラウドバンクは極端な高利回り一点勝負ではありません。
もっとも多いのは+4〜+7%が4,407件、次いで+7〜+10%が2,317件です。
つまり、きれいに閉じた案件だけを見れば、クラウドバンクは中利回り中心の大型サービスと読むこともできます。
ただし、ここでも忘れてはいけないのは、この分布が遅延中案件を含まない世界だということです。
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口座開設(登録)〜出資までの流れ
| STEP1 | 無料口座開設の申し込み 氏名・住所・金融機関など、必要項目を入力します |
| STEP2 | 本人確認資料とマイナンバー提出 オンラインで本人確認資料をアップロードします |
| STEP3 | 審査完了通知の受け取りと口座開設完了 公式では口座開設申込みから最短3営業日で投資開始可能と案内されています |
| STEP4 | 専用口座へ入金して投資申請 投資口座の名義と違う名義からの入金は不可です |
| STEP5 | 運用開始 → 分配 → 償還 → 出金 分配金は匿名組合分配金として支払われ、必要に応じて出金申請します |
ポイント
・申込みから最短3営業日で投資開始
・名義違い入金は不可 / 組戻し手数料は利用者負担
・投資中ファンドが残る間は口座閉鎖不可
クラウドバンクの口座開設フローは、全体としては比較的オーソドックスです。
無料口座開設申込み → 本人確認 → 審査完了通知受領 → 入金 → 投資申請、という流れで進みます。
ただし、名義違い入金はできず、組戻しが必要になった場合の手数料は利用者負担です。
また、分配金や償還金を受け取っていても、投資中ファンドが残っている間は口座閉鎖できません。
使い勝手は悪くありませんが、金融口座らしい手続きの厳格さはあります。
よくある質問(FAQ)
Q. 最低いくらから投資できますか?
最低投資額は1万円です。
小口で始めやすいのはクラウドバンクの強みです。
Q. 口座開設や維持に手数料はかかりますか?
広告記載事項では、口座開設、口座維持、匿名組合契約の締結に関する手数料は無料です。
一方で、名義違い入金の組戻し手数料などは利用者負担になります。
Q. 償還遅延中の案件はどこで確認できますか?
まずは公式の実績まとめページで、運用中ファンドの正常 / 遅延の件数を確認できます。
さらに、同ページから遅延中ファンド一覧への導線もあります。
クラウドバンクを使うなら、このページは定期的に見たいです。
Q. 途中解約はできますか?
途中解約を前提に使うサービスではありません。
クラウドバンクは満期まで待つ前提で考えたいです。
投資中ファンドが残っている状態では、口座閉鎖もできません。
Q. 分配金の税金はどう扱われますか?
FAQでは、匿名組合への出資に係る分配金は雑所得に該当し、分配のたびに20.42%の源泉徴収が行われると案内されています。
最終的な税務判断は個別事情で変わるので、必要に応じて税理士確認が安心です。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
「クラウドバンクだけでなく、他のソーシャルレンディングや不動産クラファンもまとめて見たい」
そんなときに便利なのが利回りカレンダーです。
複数サービスの募集予定を Google カレンダーで一括確認できるので、案件管理がかなり楽になります。
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの貸付投資系の「年利・投資期間・先着募集の有無」が1目でわかる
・Googleカレンダーに登録するだけで設定完了(自動更新)
・複数社のファンドをまとめて把握できる
まとめ
クラウドバンクは、広い案件分野、長い実績、第一種金商の運営体制を持つ一方で、償還遅延の重さまで正面から見ないと評価を誤りやすいサービスです。
トップページだけを見ると安定感が強く見えますが、実績まとめページや遅延関連のお知らせまで読むと、遅延や回収の重さもはっきり見えてきます。
- 案件領域が広く、ソーシャルレンディング側の分散先を作りやすい
- 運用終了7,585件、累計応募3,306億円超で規模感は大きい
- ただし、運用中ファンドの38%が償還遅延中で、これは無視できない重さ
- 平均利回り6.01%は遅延中ファンドを含まないので、数字の見え方に注意
- 第一種金商・外部監査・信託保全は強みだが、元本リスクを消すものではない
個人的には、クラウドバンクは「大手だから安心」でも「遅延が多いから全否定」でもなく、遅延込みでリスクリターンを読める人ほど使いどころが見えるサービスだと思います。
信用リスクを読める人には選択肢になり得ますが、表面利回りや過去の知名度だけで判断したい人には向きません。
出典・参考
・クラウドバンク公式サイト(PR):https://crowdbank.jp/
・クラウドバンク achievement:https://crowdbank.jp/achievement/
・クラウドバンク サービス体制:https://crowdbank.jp/service-system/
・クラウドバンク ファンド一覧:https://crowdbank.jp/funds/search/?keyword=®ion=&project=&status=&page=1
・日本クラウド証券 IR / 会社情報:https://crowdbank.jp/ir/
・クラウドバンク FAQ:https://crowdbank.jp/faq/
・手数料・リスク等の広告記載事項:https://crowdbank.jp/advertisement/
・関東財務局による行政処分について:https://crowdbank.jp/news/20170609_001/
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