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【FUNDI】千葉県芝山町 蓄電池 FUNDI プロジェクト#8の投資考察!

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【FUNDI】千葉県芝山町 蓄電池 FUNDI プロジェクト#8の投資考察!

今回はFUNDI(ファンディ)の新案件
『千葉県芝山町 蓄電池 FUNDI プロジェクト#8』
の考察したよ!

千葉県山武郡芝山町に所在する土地を投資対象で系統用蓄電池案件。
売却先:ソーラー・リノベーション株式会社
工事会社:大手通信キャリアグループの施工会社(K社)
*KDDIエンジニアリング?
第三者保証:フォーシーズ社
という座組となっています。

この記事でわかること
・本ファンドの基本情報
・本ファンドのポイント

・アップサイド配当の可能性について
・FUNDIの実績
・まとめ

FUNDIってどんな会社なん?という方はこちらの記事を参考にしてください!
FUNDIの特徴を詳しくまとめています。
FUNDIの解説記事はこちら

千葉県芝山町 蓄電池 FUNDI プロジェクト#8の基本情報

ファンド名千葉県芝山町 蓄電池 FUNDI プロジェクト#8
利回り10.5%
運用期間12ヶ月(2025/10/10運用開始)
募集金額4.1億円
募集方式抽選
募集期間9/17~10/2
備考劣後19.6%
ファンド運営株式会社FUNDI

千葉県山武郡芝山町に所在する土地を投資対象で系統用蓄電池案件。
売却先:ソーラー・リノベーション株式会社
工事会社:大手通信キャリアグループの施工会社(K社)
*KDDIエンジニアリング?
第三者保証:フォーシーズ社
という座組となっています。
配当の上振れ期待値は低いものも、EXIT案件+買取保証をつけたファンド。
年利10.5%という高利回配当もあります。
ただし事業融資に近い形態で不測の事態で複数の保証が機能しなかった場合は損失リスクが大きい案件です。
以前と違うのは
・手付金1億円の明記
・劣後比率19.6%
と言う点です。
ただしフォーシーズの買取保証の実行力には少々不安な面も。。(財務状況的に)

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千葉県芝山町 蓄電池 FUNDI プロジェクト#8

ポイント
・本ファンドの概要
・蓄電池開発の進捗状況
売却先はソーラー・リノベーション株式会社
・譲渡担保について
フォーシーズによる買取保証
フォーシーズの財務状況

・違約金について
施工会社の情報
・売却先がFUNDIを利用するメリット
・本ファンドの懸念点(重要)
・アップサイド配当の予測計算
・感想

千葉県山武郡芝山町に所在する土地を投資対象としており、系統用蓄電所用地として売却します。
また使用貸借による借地契約を結び、本物件上に系統用蓄電所を建設する工事等を開始する予定です。
*この工事には出資しません。
工事完了後に売買契約が締結済みの会社(ソーラー・リノベーション株式会社)へ売却します。
系統用蓄電所に必要な電力会社からの接続回答は既に取得済みとなっています。
また、フォーシーズ社による買取保証を導入しており、万が一計画通りに売却ができない場合の対策となっています。
また手付金は1億円はすでに受領済みであり、手付金放棄による売買契約解除の条項はないとのことです。

わかりにくいので、ざっくり今回のファンドの流れも記載します。

本ファンドの流れ(スキーム)
①FUNDIでファンド組成

②ソーラー・リノベーション株式会社に現金供給し蓄電池施設建築

③最終的に売買契約済みのソーラー・リノベーション株式会社が買い戻し
*無理だった場合は保証会社が買取

土地に投資となっていますが、ソーラー・リノベーション株式会社事業への融資に色々保証がついている感じになっています。

『系統用蓄電所に必要な電力会社からの接続回答は既に取得済みです。また、工事や設備の搬入に重要な道路との接道状況も良好で、蓄電池プロジェクトとしては順調に推移しております。』
とのことでした。

契約締結済みの売却先は、太陽光発電所の開発・セカンダリー(中古発電所の売買)・O&M・営農型太陽光等を継続的に手がけるソーラー・リノベーション株式会社です。
売却先はファンドの運用開始に合わせ、本物件の使用貸借による借地契約を結び、本物件上に系統用蓄電所を建設する事業主として参画します。

つまりソーラー・リノベーション株式会社がしっかり買い取れる財務基盤があるかが重要になってきそうです。
ただしそのあたりの説明はありませんし、上場企業でもないので開示されてる点も少ないです。
調べた限りの情報を置いておきます。

ソーラー・リノベーション株式会社について
・資本金:2,000万円(資本準備金含む)。
・設立:2016年1月18日
・事業
『ソーラーオークション』評価システムサイト運営(特許第6586073号)
太陽光セカンダリ発電(https://stage.solar-auction.jp)
営農型太陽光発電(AIによる予測・制御スマート農業)
太陽光発電所メンテナンス
・代表取締役:塩沢眞得
参考:ソーラー・リノベーション株式会社
従業員規模:約10名?
*いつ時点の情報か不明
参考:経済産業省法人プロフィール
財務開示:官報決算のオンライン掲載も現時点で見当たらず
正直情報落ちてなさすぎるので、どちらかといえば小さめの会社さんなのでしょうか?
前回のエレビスタ株式会社よりは信用力落ちる気がします。

要はFUNDIが土地を取得して、売却先に無料で土地を貸し出します。
その後、売却先は土地の上に建設を行なって、完了したらFUNDIから土地を買い取るという流れですね。

売買契約を履行せず買い取りを行わない場合には、売却先が所有する蓄電池設備等は保証会社に譲渡される契約を結んでいます。

ただ買いたくてもお金がなくて、、というのはあり得る話かと思います。

フォーシーズ社による買取保証があります。
これは何らかの原因で売却先が買い取れなくなった場合に発動する保証です。
例えば、『工期の遅延や追加費用が発生し、お金が足りなくなった。』などが買い取れなくなる理由かと思いますが、そういた不測の事態の際に買取保証でファンドの収益を保全しています。

フォーシーズ社の財務状況なども見ていきましょう。

フォーシーズHDの財務状況概要(2025/8/14 第3四半期累計決算短信ベース)

  • 売上高:17.81億円(前年同期比 +6.5%)
  • 営業損失:▲1.33億円(前年同期 ▲0.74億円)
  • 経常損失:▲1.65億円
  • 純損失:▲1.58億円
  • 資産合計:28.76億円
  • 純資産:14.60億円
  • 負債合計:14.16億円
  • 自己資本比率:約51.1%
  • 従業員数:連結 101名(臨時含む)

想定保証対象との比較(保証額=約6億円の場合)

  • 純資産比
    6.0 ÷ 14.60 ≒ 41.1%
  • 資産合計比
    6.0 ÷ 28.76 ≒ 20.9%
  • 負債合計比
    6.0 ÷ 14.16 ≒ 42.4%
  • キャッシュ(現預金)水準:短信には明細が未公表。ただし流動資産が減少傾向で現預金は減少中。過去推移からみて数億円規模と推測され、単発で6億円を即時現金で実行するのは厳しい可能性が高い。
    蓄電池施設が完成していると仮定して借入を行って購入という感じになるのでしょうか?
    またすでに他の蓄電池案件でも保証会社に入っていたりしますので、複数発火した場合はキャッシュがなくなる可能性もあるかと思います。

売却にかかる手付金は1億円であり、既にFUNDI社で受領済みです。
手付金放棄による売買契約解除の条項はありません。
とのことでした。

次に工事の施工予定会社について見ていきます。

大手通信キャリアグループの施工会社(K社)とのみ記載されていますが、『以前もお願いした。。』みたいなYoutubeの発言がありました。
おそらくKDDIエンジニアリングのことだと思います。
できる限り工事のリスクを減らすために専門性・実績のある企業を採用されたのは良いことかと思います。

①土地価格が実勢と乖離しているため問題時に損失が大きくなる
対象不動産は田舎の土地となっていますので、周辺相場と今回の買取価格には大きく乖離があります。
そのため本当に土地として売る場合は大きな元本毀損の可能性があります。
ソーラー・リノベーション株式会社の財務状況が不安
全体の流れとしては
①FUNDIでファンド組成

②ソーラー・リノベーション株式会社に現金供給し蓄電池施設建築

③最終的に売買契約済みのソーラー・リノベーション株式会社が買い戻し
*無理だった場合は保証会社が買取
となっています。
ソーラー・リノベーション株式会社の財務状況などは不明瞭ですし、FUNDIで集金を図るというところから必ずしも健全な財務でない可能性もあります。
③フォーシーズ社の買取保証は2案件目
前回のグリーンエナジー&カンパニー社と比べると財務状況は不安です。
さらに今回で買取保証が2案件目となっており、複数案件を買い取れるかは不明瞭かなとも思います。

実態はソーラー・リノベーション株式会社への事業融資ですし、他社のファンド含めてソーラー・リノベーション株式会社に資金が集中しないようには注意しましょう。
今後も同社がファンド組成する可能性はあるかと思います。

FUNDIのアップサイド配当方針は2つありますが、今回は既に売買契約締結済みのEXITファンドですので、売却額の変更はないと思われます。
利回りが上がるとすれば早期償還時となりますが、上がったとしても大きな上昇になることはないかと思います。

一応、9ヶ月で売却できた際の最高のケースで年利を計算してみました。
やはり大きく年利は上がらないと思いました。
*9ヶ月は適当に入れてますし、早期償還でも利回りUPしないよ。という確認計算です。

本ファンドの想定利益は
536,850,000円(総額)✖︎10.5%
=56,369,250円となります。
期間9ヶ月の際の配当(アップサイド前)は
510,000,000円✖︎10.5%✖︎9/12
=40,162,500円
残った利益は
56,369,250円ー40,162,500円
=16,206,750円
となります。
つまり配当額は
40,162,500円+(16,206,750円✖︎10%)
=41,783,175円
となります。
この際の利回りは10.9%です。

もちろん全体利益が56,369,250円のもとに計算してるので、多少のブレはあると思います!
ただアップサイド配当はあるものも大きな上昇はないと思います。

予想されるのが期間9ヶ月だったら、
10.5%✖︎12ヶ月÷9ヶ月=14%
のアップサイド配当になるんじゃないの?
と思われる方もいると思います。
FUNDIのアップサイド配当方針に沿っていないので、おそらくその計算は間違っています。

今回の蓄電池案件はソーラー・リノベーション株式会社への事業融資+各種保証を入れた内容に近いです。
売却先:ソーラー・リノベーション株式会社
工事会社:大手通信キャリアグループの施工会社(K社)
*KDDIエンジニアリング?
第三者保証:フォーシーズ社
となっています。
前回までの相違点を記載しておくと
・劣後比率5%→19%
・手付金1億円が明記
というところがポジティブですが、個人的には
・エレビスタ株式会社→ソーラー・リノベーション株式会社
・株式会社グリーンエナジー&カンパニー→フォーシーズ社
になっている点は前回案件よりも微妙な気もします。
とはいえ年利10.5%で新規の売却先ということもあり、個人的には出資していこうと思います。
*いつも通り1ファンド10万円で
ただし、ここの一番の強みはデータセンター用地開発による超高利回案件だと思っています。
1会社への出資上限を設けている筆者は今回の案件に大きくお金を入れることはせずに、あくまでデータセンターメインの会社として使っていく予定です。

ポイント
FUNDIはアップサイド配当の可能性がある
・想定外の売却利益は投資家に還元

今回のケースでは①のパターンでアップサイド配当が行われる可能性があります。
ただし、売買契約済みの案件ですので、売却益が上がる可能性は低いです。
つまり、早期償還による擬似的なアップサイド配当の可能性のみということです。
おそらくですが、アップサイドしたとしても、ほんの少し利益が増える程度かと思います。

詳細計算はこちらをお読みください

FUNDIの実績

1号ファンド12%12ヶ月
2号ファンド8%12ヶ月
3号ファンド11.5%12ヶ月
4号ファンド10.5%12ヶ月
5号ファンド10.5%12ヶ月
6号ファンド11.5%5ヶ月
7号ファンド10.6%12ヶ月

まとめ

まとめ
売却先:ソーラー・リノベーション株式会社
工事会社:大手通信キャリアグループの施工会社(K社)
*KDDIエンジニアリング?
第三者保証:フォーシーズ社

配当の上振れ期待値は低いものも、EXIT案件+買取保証をつけたファンド。
年利10.5%という高利回配当もあります。
ただし事業融資に近い形態で不測の事態で複数の保証が機能しなかった場合は損失リスクが大きい案件です。