BATSUNAGU(バツナグ)の評判は?怪しい理由・メリット・デメリット、本業・決算を解説
BATSUNAGU(バツナグ)は怪しいのか、地方再生ファンドは本当に成立するのか、運営会社の財務で無理をしていないのか。
公式トップ、BATSUNAGUとは、FAQ、ニュース、株式会社リムズキャピタルの会社概要・事業内容・グループ会社情報、公式公開38件のファンド一覧、そしてユーザー提供の第8期〜第10期決算スクショを確認しながら、評判、メリット・デメリット、怪しいと言われる理由、運営会社の本業、決算・財務まで投資家目線で整理しました。
結論から言うと、BATSUNAGUは「地方再生やリノベ再販の案件テーマに魅力を感じつつ、中央値8%の高利回り帯を取りに行きたい人」向けです。一方で、運営会社の自己資本比率は低く、在庫と借入への依存も強いので、案件の世界観だけで大きく張るサービスではありません。
この記事でわかること
・結論:BATSUNAGUが向いている人 / 向かない人
・直近ファンド情報
・BATSUNAGUとは
・BATSUNAGUの仕組み
・BATSUNAGUの特徴(メリット)
・BATSUNAGUのデメリット(注意点)
・怪しい?危ない?と言われる理由
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の本業を分解する
・リムズキャピタルの決算 / 財務レポート
・BATSUNAGUの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:BATSUNAGUは「地方再生テーマに魅力を感じつつ、高利回りを狙いたい人」向け
BATSUNAGUは、地方再生・宿泊施設再生・戸建や一棟マンションのリノベ再販案件を、比較的高い利回りで投資したい人と相性が良いサービスです。
公式公開38件を集計すると、想定利回りは6%〜10%で、中央値は8.0%、8%案件が14件、10%案件も10件ありました。
運用期間の中央値は6ヶ月で、短い案件と1年案件がバランスよく混ざっています。
一部案件では固定賃料の説明もありますが、BATSUNAGUの主戦場はあくまで再生後の売却まで含めたキャピタル型です。
そのため、賃料の有無だけで安心するより、最終的にしっかり利益を載せて売却できるかを見たいサービスです。
一方で、BATSUNAGUを運営するリムズキャピタルの決算を見ると、自己資本比率は第10期でも4.78%にとどまり、棚卸資産は総資産の57.91%、借入金合計は純資産の約14.9倍です。
売上は伸びていますが、財務余力が潤沢な会社とまでは言いにくいので、案件テーマの魅力と会社の耐久力は分けて考えるべきです。
個人的には、BATSUNAGUは「少額で分散しながら、地方再生やリノベ再販の案件を選んで入る」なら面白いですが、1社集中や大口投資は慎重に見たいサービスです。
ポイント
・向いている人:地方再生やリノベ再販の案件を理解しながら、8%前後の高利回りも狙いたい人
・向かない人:運営会社の財務基盤まで含めて、かなり堅い会社だけに絞りたい人
・見るべき論点:地方案件の出口、固定賃料の実効性、会社の借入依存、在庫の積み上がり、ニュースや月次開示の継続性
更新日:2026/04/02
直近ファンド情報
八王子市万町一棟マンションリノベーションファンド
・年利8%
・期間6ヶ月
・抽選
・4/1~20
ブログから新規登録&10万円以上投資で、アマギフ3000円プレゼント!
〜ワンポイント〜
JR中央線「八王子」駅 徒歩約10分の1F店舗+ファミリー向け間取りの一棟収益物件をリノベして売却する案件。
運営はリノベ実績が豊富なのは高評価。
運営の財務が良くない点も注意。
AI評価はそこまで良くないが高利回り案件の割には元本毀損考慮した際の毀損率がそこまで高くなさそうなのは良い。
新規で10万円出資した場合は実質年利14%相当なら良い案件か。
以下AI評価↓
推定売却価格: 66,000,000円〜78,000,000円
価格決定の根拠: 同住所の実在賃貸履歴、近隣の事業用賃料、リノベ後の近隣ファミリー賃料示唆から市場賃料を再構成し、法規リスクを織り込んだ出口利回りで還元しました。その結果、現況価値は52,000,000円〜62,000,000円、リノベ後の安定価値は66,000,000円〜78,000,000円が妥当であり、ファンドの最終出口として見るべきレンジは後者です。
BATSUNAGUとは

| サービス名 | BATSUNAGU(バツナグ) |
| 運営会社 | 株式会社リムズキャピタル |
| 主な許認可 | 不動産特定共同事業 東京都知事 第181号(第1号・第2号) 第二種金融商品取引業 / 投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第3493号 宅地建物取引業 東京都知事許可(2)第101927号 |
| サービスの特色 | 地方再生・宿泊施設再生・リノベ再販に強い不動産クラウドファンディング 特典 / NFT設計も差別化要素 |
| 最低投資額 | 公式では1万円から FAQでは各ファンドごとに異なると案内 |
| 利回りイメージ | 公式では5%〜8%目標 公式公開38件では6%〜10%、中央値8.0% |
| 公式サイト | BATSUNAGU公式サイト |
BATSUNAGUは、地方創生や遊休不動産の再生をテーマにした不動産クラウドファンディングです。
公式の「BATSUNAGUとは」では、北海道の古民家再生サウナ、新潟のペンション再生、千葉の農地再生、海の家再生、箱根の元企業保養所再生などの具体例を出しており、単に区分マンションを回すだけではなく、地域資源や古い不動産の再活用にかなり軸足があります。
また、BATSUNAGUは特産品や体験チケット、NFTなどの特典設計も押し出しています。
普通の不動産クラファンは利回り比較で終わりがちですが、BATSUNAGUは「投資しながら地域やプロジェクトを応援する」文脈をかなり前面に出しているサービスです。
その分、利回りだけではなく、どんなプロジェクトをどう再生するのかまで読んだ上で入るほうが相性が良いと思います。
BATSUNAGUの仕組み
ポイント
・投資家は匿名組合契約で出資し、リムズキャピタルが不動産を運用する
・賃料収入や売却益などを原資に分配を受ける
・出資者登録と本人確認を済ませてからファンドへ応募する

BATSUNAGUは、不動産特定共同事業法に基づく匿名組合型の不動産クラウドファンディングです。
投資家は匿名組合契約で出資し、営業者であるリムズキャピタルが対象不動産を取得・運用し、賃料収入や売却益などから分配を行います。
そのため、BATSUNAGUを見るときは利回りだけでなく、賃料をどう作るか、最終的にどう出口を切るかまで確認するのが基本です。
また、BATSUNAGUは優先劣後構造を採用しており、「劣後出資部分が全額毀損するまで優先出資が元本毀損しないような手当てをしている」と説明しています。
つまり、投資家は案件ごとの優先出資部分に入るイメージで、小さな損失ならまず運営側の劣後が吸収する設計です。
ただし、もちろんこれで無リスクになるわけではなく、損失が大きければ優先出資側にも波及する点は押さえておきたいです。
BATSUNAGUの特徴(メリット)
特徴(メリット)
・地方再生やリノベ再販など案件テーマが明快
・公開38件を集計すると8%帯が主力で、10%案件も厚い
・固定賃料の説明がある案件もあるが、見るべきは最終的な売却力
・特典やNFTで投資体験が差別化されている
・月次レポートとニュースで進捗を追いやすい
地方再生やリノベ再販など案件テーマが明快
ポイント
・公式で古民家再生サウナ、ペンション再生、海の家再生、箱根保養所再生などを具体例として開示
・単なる投資用区分マンションだけでなく、地方資源の再活用までテーマが広い
・何に投資するのかをイメージしやすい
BATSUNAGUの強みは、案件テーマのわかりやすさです。
公式では、北海道の古民家再生サウナや新潟の宿泊施設再生、海の家再生、箱根の元企業保養所再生など、どの地域の、どんな不動産を、どう再生するのかを具体例で示しています。
不動産クラファンの中には「結局よくある区分か一棟だな」で終わるサービスもありますが、BATSUNAGUは案件テーマ自体にストーリーと地域性があるので、投資判断の時点で好き嫌いを出しやすいです。
公開38件を集計すると、8%帯が主力で6ヶ月前後の案件も多い
ポイント
・公開38件の利回りは6%〜10%、中央値は8.0%
・8%案件が14件、10%案件も10件ある
・運用期間の中央値は6ヶ月で、5ヶ月以下12件 / 6〜7ヶ月11件 / 12ヶ月11件
公開38件を並べると、BATSUNAGUは利回りの出し方がかなりはっきりしています。
8%案件が14件で一番厚く、そこに10%案件が10件続くので、BATSUNAGUは高利回り帯をしっかり取りにいく設計です。
一方で運用期間は、5ヶ月以下の短期案件が12件、6〜7ヶ月帯が11件、12ヶ月案件も11件あり、短く回す案件と1年でじっくり回す案件を使い分けています。
つまりBATSUNAGUは、地方テーマを打ち出しながら、利回りと回転の両方を取りに行くサービスと言えます。
固定賃料を組み合わせた案件があり、配当の読み筋を持ちやすい
ポイント
・複数案件で「固定賃料による堅実な賃料収入」と「売却出口」をセットで明記
・配当を平準化する工夫はあるが、案件の本質は再生後の売却まで含めたキャピタル型
・運営取り分まで考えると、しっかり利益を載せて売却できるかが重要
地方再生やリノベ再販案件は、売却益だけを頼りにすると不安定に見えやすいです。
そのため、BATSUNAGUが複数案件で「固定賃料による堅実な賃料収入」を明記している点自体は、運用中の配当原資を説明する材料としてはプラスです。
ただし、公式の案件説明を読むと、沖縄本部町や恩納村、箱根、嵐山町などでも、固定賃料の説明とあわせて「売却出口が期待できる」と書かれており、収益の本丸はあくまで最終的な売却にあります。
つまり、これはキャピタル型の案件を無理やりインカム型に寄せて、配当を安定化させる工夫と見るのが自然です。
投資家としては「固定賃料があるから安心」と読むより、最終的に外部売却が不可欠で、しかも運営側の取り分まで含めて利益を載せて売る必要があると考えた方が実態に近いです。
特典やNFTで投資体験が差別化されている
ポイント
・特産品や体験チケットなどの特典を公式で訴求
・ニュースでは地元アーティスト連携NFTアート付与も案内
・利回り比較だけで終わらない参加感がある
BATSUNAGUは、特典付き不動産クラウドファンディングという立ち位置をかなり明確にしています。
公式でも特産物や体験チケット、NFTなどに触れており、ニュースでも地方創生ファンドで地元アーティストと連携したNFTアート付与が案内されています。
投資家によってはノイズに見えるかもしれませんが、BATSUNAGUにとっては「地域とのつながりを作る」こと自体が商品設計の一部です。
この路線が好きならかなり刺さる一方、純粋に金融商品としてだけ見たい人には好みが分かれます。
月次レポートとニュースで進捗を追いやすい
ポイント
・公式で毎月1回の月次レポート開示を案内
・想定外事象が起きた場合も迅速に必要情報を開示すると明記
・ニュース一覧にも施設オープン、イベント、早期償還などが並ぶ
BATSUNAGUは、運用後に放置するタイプではなく、投資後の情報発信も比較的多いサービスです。
公式では毎月1回の月次レポート開示をうたい、ニュース一覧でも施設オープン、イベント開催、早期償還告知が継続して更新されています。
地方再生案件は「今どうなっているのか」が見えにくいと不安になりやすいので、進捗を追える導線があるのは大きなメリットです。
BATSUNAGUのデメリット(注意点)
デメリット(注意点)
・地方再生案件は出口の読み違いが起こりやすい
・高利回りの裏で案件難易度が高い
・途中解約は原則できず、入出金実務にも癖がある
・運営会社の財務は強靭とまでは言いにくい
地方再生案件は出口の読み違いが起こりやすい
ポイント
・地方再生案件は魅力が大きい一方、売却相手や再活用先が限られることがある
・宿泊施設や複合施設は区分マンションより出口が読みにくい
・再組成や自社勘定保有に寄ると、回収スピードの見極めが難しくなる
BATSUNAGUの魅力は地方再生案件ですが、裏返すとここが一番難しいところです。
都市部の区分マンションより、宿泊施設・海の家・複合施設・地方の遊休資産のほうが、どう売るか、誰が引き継ぐかの難易度は上がりやすいです。
実体験メモでも、地方再生系は外部売却ではなく自社勘定や再組成で回しているように見えるケースがあり、これは良く言えば柔軟、悪く言えば出口が一発で切れない可能性も示します。
地方テーマが好きでも、出口の速さは都市型案件ほど期待しないほうが安全です。
高利回りの裏で案件難易度が高い
ポイント
・公開38件でも6%〜10%と高利回り帯
・10%案件が10件あり、高利回りをかなり積極的に取りにいく
・高利回りはそのぶん、地方性や再生難度、出口リスクを含みやすい
BATSUNAGUは、公開38件で見ても6%〜10%とかなり攻めた利回りです。
もちろん魅力ですが、これは逆に言うと、案件難易度や再生難度を引き受けているからこそ出せる水準でもあります。
八王子や箱根のように固定賃料の説明がある案件でも、最終的にはリノベ後の価値向上や出口売却が前提です。
そのため、BATSUNAGUでは利回りが高い = お得と短絡せず、なぜこの利回りなのかまで読みたいです。
途中解約は原則できず、入出金実務にも癖がある
ポイント
・クーリングオフ期間経過後の中途解約は原則不可
・入金の振込手数料、分配金・償還金の振込手数料は投資家負担
・応募前の先回り入金はできず、当選後に指定口座へ入金する方式
FAQでは、BATSUNAGUの匿名組合契約は契約成立時書面の送付日から8日間のクーリングオフがあり、その後の中途解約は原則できないと案内しています。
また、入金時の振込手数料も、分配金・償還金の振込手数料も投資家負担です。
大きな欠点ではありませんが、細かく乗り換えるタイプの投資家には使い勝手の癖があります。
運営会社の財務は強靭とまでは言いにくい
ポイント
・第10期の自己資本比率は4.78%
・棚卸資産は総資産の57.91%まで上昇
・借入金合計は純資産の約14.9倍
一番気をつけたいのはここです。
リムズキャピタルの第10期決算では、総資産32.5億円に対して純資産1.55億円で、自己資本比率は4.78%にとどまります。
さらに棚卸資産は18.83億円と大きく、総資産の57.91%を占めています。
不動産再生会社らしいバランスシートですが、投資家目線では在庫回転と借入継続がかなり重要ということです。
案件単体が良く見えても、会社の資金繰りが苦しくなる局面ではリスクが増える点は外せません。
怪しい?危ない?と言われる理由
ポイント
・地方再生案件と6%〜10%の利回りが組み合わさるので警戒されやすい
・特典やNFTが金融商品としては異色で、軽く見える人もいる
・運営会社の財務は薄めで、大手の安心感とは別物
・一方で、許認可、ニュース、月次開示、償還実績は確認できる
BATSUNAGUが怪しいと言われやすいのは、まず案件の見た目が少し派手だからです。
地方再生、宿泊施設、海の家、NFT特典など、一般的な不動産クラファンよりもテーマが濃いので、金融商品として堅そうに見えにくい面があります。
しかも利回りは高めなので、初見だと「本当に大丈夫か」と思いやすいです。
ただ、実際に一次情報を追うと、BATSUNAGUは不動産特定共同事業1号・2号、宅建、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業まで整えており、ニュース更新も継続しています。
さらに公式トップでは過去償還率100%、分配遅延0件、組成33件、運用終了26件という運用実績の公開数値も確認できます。
つまり、怪しいというより「尖ったサービスで、案件と会社をちゃんと読まないと危ない」というのが実態に近いです。
運営会社の会社概要 / 信頼性
| 社名 | 株式会社リムズキャピタル |
| 設立 | 2016年4月27日 |
| 代表 | 代表取締役会長 磯部昌史 / 代表取締役社長 三平裕毅 |
| 資本金 | 10,000万円 |
| 本社 | 東京都千代田区神田錦町2丁目11番 三洋安田ビル1階 |
| 支店 | 仙台 / 北海道 / 沖縄 |
| 主要許認可 | 不動産特定共同事業 東京都知事 第181号(第1号・第2号) 第二種金融商品取引業・投資助言代理業 関東財務局長(金商)第3493号 宅地建物取引業 東京都知事許可(2)第101927号 賃貸住宅管理業登録 国土交通大臣(01)第008962号 |
| 主な事業 | 不動産特定共同事業、地方創生企画立案・運営、不動産開発、リノベーション再販、不動産売買仲介 |
| グループ会社 | 株式会社リムズ(設計施工・不動産管理) 株式会社LCディベロップメンツ(宿泊施設運営・地方創生) |
ポイント
・リムズキャピタルは不動産特定共同事業だけの会社ではなく、地方創生、不動産開発、再販、仲介まで持つ
・不特法1号2号に加え、2025年には第二種金融商品取引業と投資助言代理業の登録も公表
・設計施工会社と宿泊運営会社をグループに抱えており、再生案件の実行体制がある
何の会社かを一言で言うと「地方再生と不動産再生を回す会社」
会社概要と事業内容を見ると、リムズキャピタルは不動産ファンドの組成会社であると同時に、地方創生・不動産再生の企画実行会社でもあります。
事業内容には、不動産特定共同事業、地方創生企画立案・運営、不動産開発、リノベ再販、不動産売買仲介が並んでおり、資金を集めるだけの箱会社ではありません。
BATSUNAGUの記事で重要なのはここで、案件を組む前の仕入れや企画、それをどう再生するかまで本業側で持っているからこそ、地方案件を出しやすい構造になっています。
許認可はかなり揃っている
信頼性の面でまず押さえたいのは許認可です。
現在のBATSUNAGU footerと会社ページでは、不動産特定共同事業の第1号・第2号、宅建、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、賃貸住宅管理業が確認できます。
しかも、リムズキャピタルのニュースでは2025年11月に第二種金融商品取引業・投資助言代理業の登録を公表しており、業法対応を後追いで広げていることがわかります。
もともと小規模側から始まり、現在は1号2号まで広げたというユーザーメモとも整合的で、サービス拡大に合わせて許認可の厚みを増してきた会社と見られます。
支店とグループ会社を含めた実行体制がある
リムズキャピタルは本社だけでなく、仙台・北海道・沖縄に支店を持ちます。
さらにグループ会社には、設計施工や不動産管理を行う株式会社リムズ、宿泊施設運営や地方創生・宿泊施設再生を担う株式会社LCディベロップメンツがあります。
これはBATSUNAGUの案件内容とかなり噛み合っていて、古い宿泊施設や地方物件を仕入れ、設計施工し、運営や再販までつなぐ流れをグループで回せる可能性があります。
2026年のニュースを見ると、事業は実際に動いている
リムズキャピタルとBATSUNAGUのニュース一覧には、2026年だけでも施設オープン、地方創生ファンドでのNFT連携、会員イベント、早期償還告知、メディア掲載などが並んでいます。
特に、2026年4月1日のWAYPOINT SHINANO-MYOKOグランドオープンや、2026年1月6日の25号ファンド早期償還告知は、案件が単に募集されるだけでなく、運営・償還・再募集まで回っていることを示す材料です。
もちろん財務の強さとは別問題ですが、少なくとも事業が止まっている会社ではないと確認できます。
運営会社の本業を分解する
ポイント
・本業の柱は「仕入れ / 企画」「再生・開発」「運営」「売却・仲介」「資金調達」
・BATSUNAGUはその中の資金調達と投資家コミュニティ形成を担う
・グループの設計施工会社、宿泊運営会社が案件実行を補う
・苦しくなるのは、地方案件の出口が鈍る局面、在庫が積み上がる局面、借入環境が悪化する局面
収益の起点は「地方の古い不動産を見つけて、価値を作り直すこと」
リムズキャピタルの本業を一番ざっくり言うと、古い不動産や遊休資産を見つけて、企画し直し、価値を作り直すことです。
会社ページとサービスページには、地方創生、不動産開発、リノベ再販、仲介が並んでおり、プロジェクト例でも古民家、ペンション、海の家、元保養所など、手を入れて価値をつけ直す余地がある不動産が中心です。
つまり、本業のスタート地点は割安な仕入れと企画力にあります。
再生・施工・運営までグループ内でつなげるモデル
仕入れた不動産をそのまま売るだけではなく、リノベーションや開発、場合によっては宿泊施設運営までつなぐのがこの会社の特徴です。
設計施工・不動産管理を担う株式会社リムズ、宿泊施設運営を担う株式会社LCディベロップメンツがグループにあるので、再生して終わりではなく、使える状態にして運営実績を積み、売却や再組成へつなげる流れを取りやすいです。
地方創生ファンドで施設体験イベントや施設オープンのニュースが多いのも、この運営機能が背景にあると読むと自然です。
BATSUNAGUは「資金調達」と「投資家のファン化」を担う装置
この流れの中で、BATSUNAGUが担うのは資金調達と投資家コミュニティ形成です。
地方再生や再販案件は、仕入れ・工事・運営に資金がかかる一方で、銀行借入だけでは柔軟に回しにくい場面があります。
BATSUNAGUはそこに匿名組合型で投資家資金を入れ、さらに特典やNFTを通じて「投資した人がその地域や施設に関心を持つ」仕組みも加えています。
つまりBATSUNAGUは、単なる販売チャネルではなく、案件の資金面とファン化の両方を支える事業の一部です。
どんな市況で苦しくなるか
逆に弱い局面もはっきりしています。
まず、地方再生案件の出口が鈍ると、棚卸資産が積み上がりやすくなります。
さらに、工事コスト上昇や観光需要の鈍化、借入条件の悪化が重なると、再生しても売れない / 回らない / 借り換えにくい状況になりやすいです。
BATSUNAGUを見るときに案件ごとの魅力だけでなく会社の財務を見たいのは、まさにこのためです。
リムズキャピタルの決算 / 財務レポート
ポイント
・売上は第8期13.3億円 → 第9期19.5億円 → 第10期40.5億円と拡大
・ただし自己資本比率は4%台まで低下し、利益率も厚くない
・棚卸資産比率と借入依存が高く、不動産在庫回転と資金繰りが生命線
・匿名組合出資預り金と同額の不動産を持つと仮定すると、総資産に占める匿名組合関連割合は第8期4.29% → 第9期8.33% → 第10期12.63%
| 項目 | 第8期 | 第9期 | 第10期 |
| 売上高 | 1,327,594千円 | 1,950,527千円 | 4,051,944千円 |
| 営業利益 | 102,279千円 | 142,320千円 | 187,627千円 |
| 税引後利益 | 34,584千円 | △34,642千円 | 35,251千円 |
| 総資産 | 1,854,251千円 | 2,683,292千円 | 3,251,839千円 |
| 棚卸資産 | 357,489千円 | 1,003,240千円 | 1,883,106千円 |
| 短期借入金 | 341,300千円 | 811,666千円 | 1,209,366千円 |
| 長期借入金 | 1,204,708千円 | 1,373,460千円 | 1,112,131千円 |
| 純資産 | 154,841千円 | 120,199千円 | 155,449千円 |
| 匿名組合出資預り金 | 79,630千円 | 223,460千円 | 410,630千円 |
売上は急拡大しているが、利益の厚みはまだ弱い
まず良い点として、売上は第8期13.3億円 → 第9期19.5億円 → 第10期40.5億円とかなり伸びています。
地方再生・不動産再販・仲介・ファンド関連の事業規模が広がっていることは間違いありません。
ただし、営業利益率は7.70% → 7.30% → 4.63%、純利益率は2.61% → △1.78% → 0.87%で、売上拡大ほど利益が厚くなっていません。
つまり、成長はしているが、利益余力が分厚い成長ではないと読むのが妥当です。
バランスシートは在庫と借入にかなり寄っている
投資家として一番気になるのはB/Sです。
第10期は棚卸資産が18.83億円で、総資産の57.91%を占めます。
これは「不動産を仕入れて、再生して、売る」会社としては自然ですが、同時に在庫が回らないと一気に苦しくなる構造でもあります。
借入金合計は第10期で23.21億円、純資産の約14.9倍です。
不動産再生会社としては珍しくないとはいえ、投資家目線ではかなりレバレッジが高い部類です。
流動比率は100%超だが、現金余力は細い
流動比率は、第8期134.79%、第9期108.67%、第10期114.42%で、一応100%を超えています。
ただ、現金比率は31.97% → 19.96% → 12.96%まで低下しています。
つまり短期資金を在庫や他の流動資産で回している面が強く、手元現金が潤沢で安心という感じではありません。
この会社は、現金を厚く積むタイプというより、案件回転で回していくタイプです。
匿名組合関連割合を総資産比で見ると、4.29% → 8.33% → 12.63%まで上昇
匿名組合出資預り金は、第8期79,630千円、第9期223,460千円、第10期410,630千円と増えています。
ここで、匿名組合出資預り金と同額の不動産を保有していると仮定すると、総資産に占める匿名組合関連割合は第8期4.29%、第9期8.33%、第10期12.63%です。
この前提で見ると、会社全体の中で匿名組合型スキームにひもづく資産の存在感が期を追うごとに増しているとは言えます。
一方で、これはあくまで匿名組合出資預り金を資産側へ読み替えた単純計算なので、BATSUNAGUが売上や利益の何割を占めるかまで断定するものではありません。
BATSUNAGUの実績
ポイント
・公式公開38件では、平均利回り8.13%、中央値8.0%
・運用期間は平均7.95ヶ月、中央値6.0ヶ月
・公開案件の内訳は償還29件 / 運用中8件 / 募集中1件
・2025年12月時点の公式運用実績は、累計応募23.8408億円、組成33件、運用終了26件、過去償還率100%、分配遅延0件
利回り分布を見ると、8%帯が主力で10%は一部の強気案件

公開38件を集計すると、8.0〜8.9%が14件で一番厚く、次いで10.0%以上が10件あります。
6%台は7件、7%台は4件、9%台は3件なので、BATSUNAGUは低利回りで守るサービスというより、8%前後を主力にしつつ、ときどき10%案件もかなり混ぜるタイプです。
平均利回りも8.13%なので、地方再生系の世界観だけでなく、数字の面でもかなり攻めた水準です。
運用期間は短期と1年案件に山が分かれ、中央値は6ヶ月

運用期間は5ヶ月以下が12件、6〜7ヶ月帯が11件、12ヶ月が11件で、短期案件と1年案件に山が分かれています。
さらに13ヶ月以上も2件あるので、BATSUNAGUは全部が短期回転型というより、案件の性質に応じて期間をかなり変えているサービスです。
平均は7.95ヶ月、中央値は6.0ヶ月なので、地方再生系の中では比較的回転も意識したサービスと見てよさそうです。
公式の運用実績と案件の種類を見ると、地方再生を看板にしつつ引き出しは広い
公式トップの運用実績では、2025年12月時点で累計応募金額23.8408億円、組成33件、運用終了26件、過去償還率100%、分配遅延0件が公開されています。
さらにニュース一覧では、横浜市鶴見区尻手町 区分再生ファンド(25号ファンド)の早期償還も告知されており、案件がちゃんと回っていることは確認できます。
また、公開38件の中身を見ると、BATSUNAGUは地方の宿泊施設や遊休資産の再生だけではなく、八王子や宇都宮の一棟マンションリノベ、南馬込や横浜尻手の区分再生、沖縄や越谷の土地活用も混ぜています。
つまり、BATSUNAGUは完全な地方特化ではなく、地方再生を看板にしつつ、実際にはリノベ再販や区分再生、土地活用まで含めて幅広く案件化しているサービスです。
この引き出しの広さは魅力ですが、そのぶん案件ごとの出口の性質もかなり違うので、実績を見るときも一括りにしない方が読みやすいです。
キャンペーン情報
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条件:ブログから新規登録+10万円出資
*該当ファンド:八王子市万町一棟マンションリノベーションファンド
報酬:Amazonギフト券3000円
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登録〜出資までの流れ
STEP1:会員登録
まずはメールアドレスなどを登録して会員登録を進めます。
人気案件に入りたいなら、募集が始まってから動くのではなく、先に登録だけ済ませておくのが基本です。
STEP2:出資者登録・本人確認
公式のご利用の流れでは、本人確認まで完了して初めて投資申請に進めます。
スマホ本人確認なら即日〜3営業日、ハガキ確認だと1週間程度かかる場合があるので、募集前にここまで終わらせておきたいです。
STEP3:案件確認と投資申請
ログイン後は、案件ページで想定利回り、運用期間、対象不動産、賃料の考え方、売却出口、リスクを確認してから投資申請します。
BATSUNAGUは案件テーマが広いので、毎回同じサービスだと思わず、案件ごとの差を読むのが大事です。
STEP4:当選・契約後に入金
BATSUNAGUは応募前の先回り入金はできません。
投資申請後、当選や契約成立時書面の通知後に指定口座へ入金します。
資金が遊びにくいのは良い点ですが、当選後は入金期限を守る実務が必要です。
STEP5:運用・分配・償還
ファンド成立後は運用が始まり、運用期間中の分配や満期時の償還が登録口座へ振り込まれます。
途中解約は原則できないので、分配・償還まで待てる資金で入るのが基本です。
FAQ
最低投資額はいくら?
公式では1万円から投資可能と案内されています。
一方でFAQでは最低投資額はファンドごとに異なると書かれているので、サービス全体としての入り口は低いものの、実際の申込額は各案件詳細で確認するのが正解です。
誰でも登録できる?
FAQでは、個人はマイナンバーを持たない人、非居住者、20歳未満、75歳超は利用不可です。
法人は法人番号がない法人、海外法人は対象外です。
このあたりは他の不動産クラファンより少し条件が明確に出ています。
途中解約はできる?
契約成立時書面の送付日から8日間はクーリングオフが可能ですが、その後の中途解約は原則不可です。
短期案件が多いとはいえ、途中で現金化したくなる可能性がある人は、資金拘束を前提に入る必要があります。
手数料と税金は?
会員登録と投資申請自体は無料です。
ただし、入金・出金時の振込手数料は投資家負担です。
また、個人投資家の分配金は雑所得として扱われ、FAQでは20.42%の源泉徴収が案内されています。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
「BATSUNAGUだけでなく、他の不動産クラファンやソシャレンもまとめて見たい」
そんなときに便利なのが利回りカレンダーです。
複数サービスの募集予定をGoogleカレンダーで一括確認できるので、ファンド管理がかなり楽になります。
【利回りカレンダー】
簡単に導入できる一括管理+自動更新のファンド情報アプリ!
ポイント
・クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの貸付投資系の「年利・投資期間・先着募集の有無」が1目でわかる
・Googleカレンダーに登録するだけで設定完了(自動更新)
・複数社のファンドをまとめて把握できる
まとめ
まとめ
・BATSUNAGUは地方再生とリノベ再販を前面に出す、高利回り寄りの不動産クラウドファンディング
・公開38件では6%〜10%、中央値8.0%、8%案件14件、10%案件10件とかなり攻めた水準
・固定賃料の説明がある案件でも、本質は売却まで含めたキャピタル型で、出口の強さが重要
・ただし運営会社の自己資本比率は4%台、在庫と借入への依存も強い
・少額分散で案件を選ぶなら面白いが、大口で楽観視するサービスではない
BATSUNAGUは、地方再生や宿泊施設再生の世界観に惹かれる人にはかなり面白いサービスです。
公開38件の利回りと期間を見る限り、リターン面でも競争力があります。
一方で、会社の財務を見ると、在庫回転と借入継続に頼る側面が強く、安心だけで選べる会社ではありません。
結局のところ、BATSUNAGUは案件の魅力を感じたうえで、出口と会社体力まで確認して小さく入るのが一番相性の良い使い方だと思います。






