- ネット不動産ファンディングの評判は?高利回り・劣後出資、本業・決算を解説
- 結論:ネット不動産ファンディングは高利回りだが、少数実績と運営財務まで見る人向け
- ネット不動産ファンディングとは
- ネット不動産ファンディングの仕組み
- ネット不動産ファンディングの特徴(メリット)
- ネット不動産ファンディングのデメリット(注意点)
- 怪しい / 危ないと言われる理由
- ネット不動産ファンディングの口コミ・評判
- 運営会社の会社概要 / 信頼性
- 運営会社の「本業」を分解する
- Maki Financiers Japan株式会社の決算 / 財務レポート
- ネット不動産ファンディングの実績
- キャンペーン情報
- 登録〜出資までの流れ
- FAQ
- 利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
- まとめ
- 出典・参考
ネット不動産ファンディングの評判は?高利回り・劣後出資、本業・決算を解説
※本記事にはPRを含む場合があります。
※ネット不動産ファンディングは元本保証ではありません。
ネット不動産ファンディングは、Maki Financiers Japan株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。
公開ファンドは2件と少ないものの、直近ファンドは年利10%、2件とも募集金額5,000万円で満額成立しており、高利回りの小規模サービスとして気になる存在です。
この記事では、公式サイト、ファンド一覧、運営会社ページ、決算資料を確認したうえで、ネット不動産ファンディングの評判、メリット・デメリット、本業、決算、投資時に見るべきポイントを整理します。
この記事でわかること
・結論:ネット不動産ファンディングは高利回りだが、少数実績と運営財務まで見る人向け
・直近ファンド情報
・ネット不動産ファンディングとは
・ネット不動産ファンディングの仕組み
・ネット不動産ファンディングの特徴(メリット)
・ネット不動産ファンディングのデメリット(注意点)
・怪しい / 危ないと言われる理由
・ネット不動産ファンディングの口コミ・評判
・運営会社の会社概要 / 信頼性
・運営会社の「本業」を分解する
・Maki Financiers Japan株式会社の決算 / 財務レポート
・ネット不動産ファンディングの実績
・キャンペーン情報
・登録〜出資までの流れ
・FAQ
・利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
・まとめ
・出典・参考
結論:ネット不動産ファンディングは高利回りだが、少数実績と運営財務まで見る人向け
ポイント
・平均予定利回りは8.0%、直近ファンドは10%
・2件とも5,000万円・満額成立で、小規模ながら組成実績はある
・対象は自社商品で、運営会社の物件保有・ホテル運営・賃貸収入の力を直接見るタイプ
・公開実績はまだ2件だけで、公式サイト上のお知らせや未ログイン情報は多くない
・使うならメイン投資先ではなく、契約書面と決算を確認して少額で試すサービス
結論からいうと、ネット不動産ファンディングは「高利回りの都心不動産案件に惹かれるが、少数実績・運営会社財務・物件の出口まで自分で読める人」に向いたサービスです。直近ファンドは年利10%で、過去2件はいずれも5,000万円を満額成立させています。
一方で、公開ファンドはまだ2件だけです。大手サービスのように案件数が多く、償還実績やお知らせが厚く積み上がっている段階ではありません。
公式サイト上で未ログインのまま読める材料も限られるため、投資前は契約締結前交付書面をかなり丁寧に読む必要があります。
個人的には、ネット不動産ファンディングは「高利回りを狙えるから大きく入れる」サービスではなく、「都心自社物件・劣後出資・運営会社の固定資産型財務を理解したうえで、少額で様子を見る」サービスだと考えています。
直近ファンド情報
第3号 四ツ谷リノベーションプロジェクト
・年利4%
・期間12ヶ月
・先着
・6/10 12時
〜ワンポイント解説〜
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」徒歩5分の信濃町アジアマンションの3階部分50.80㎡が投資対象。
出資予定総額40,000,000円、優先30,000,000円、劣後10,000,000円となっており、劣後比率は25%。
おそらくリノベして売却するようなイメージなのだろうか?
注意点としては、ここの営業者はおそろしくネットに疎い可能性がある。
*今までも募集期間間違ったり、運用期間間違ったり、劣後比率間違ったり、ミスが多い
以下AI評価↓
推定売却価格: 32,000,000円〜37,000,000円
価格決定の根拠:
本件の40,000,000円は、50.80㎡で約78.7万円/㎡、坪換算約260万円/坪であり、築1959年の信濃町アジアマンションとしてはかなり強気です。
マンションマーケットの同一マンション参考相場は約45㎡で2,890万円〜3,040万円、単価64万円/㎡で、これを50.80㎡へ単純換算すると約3,250万円です。
リノベーション後の室内品質、3階部分、四谷三丁目徒歩5分という立地、土地持分32.06㎡の下支えを加味すれば、実需向けには3,400万円〜3,700万円程度まで評価余地があります。
一方、賃貸収益で見ると、同一マンション50㎡前後の募集賃料は月145,000円〜150,000円台が中心で、リノベ後に月150,000円〜165,000円を置いても、管理費25,220円/月、固定資産税56,649円、保険・修繕・空室・募集費を控除したNOIは概ね135万円〜155万円です。
築古・旧耐震・小規模・第三者建物調査なしというリスクを考えると、投資家は少なくとも4.8%〜5.5%程度の利回りを求めるため、収益価格は2,450万円〜3,230万円程度にとどまります。
したがって、収益価格だけでは40,000,000円は説明しにくく、価格の大部分はリノベ済み実需売却プレミアムに依存します。
正式鑑定評価がなく、事業者固有資産からファンドへの40,000,000円移転という利害関係取引である点も割引要因です。
以上より、投資家価格を下限、リノベ後実需価格を上限として、独立推定売却価格は32,000,000円〜37,000,000円と判断します。
ネット不動産ファンディングとは

| サービス名 | ネット不動産ファンディング |
| 運営会社 | Maki Financiers Japan株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役 眞木 昭司 |
| 業務管理者 | 眞木 一成 |
| 商品タイプ | 不動産クラウドファンディング / 小規模不動産特定共同事業 |
| 主な投資対象 | 都心の自社保有物件、ホテル、事業用賃貸ビルなど |
| 最低投資額 | 公式一覧では1万円 |
| 公式サイト | ネット不動産ファンディング公式サイト |
ネット不動産ファンディングは、Maki Financiers Japan株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。公式サイトでは、都心不動産の立地競争力、長期視点のアセットマネジメント、当社運営による収益力を特徴として打ち出しています。
公開されているファンドは、現時点では2件です。
どちらも運営会社の自社商品として掲載されており、外部の不動産会社から大量に案件を持ち込むタイプというより、運営会社が保有・運営してきた物件を小口化するタイプに近いです。
ネット不動産ファンディングの仕組み

ポイント
・投資家は匿名組合を通じて対象不動産事業へ出資する
・運営会社は自社商品として物件を組成し、賃料や売却益から分配・償還を目指す
・優先劣後方式が説明されているが、劣後比率はファンドごとに確認が必要
・小規模不特のため、出資総額は最大100万円の制限がある
匿名組合型で、不動産を直接所有するわけではない
ネット不動産ファンディングでは、投資家は匿名組合契約を通じて出資します。対象不動産から生じる収益をもとに分配・償還を目指す仕組みですが、投資家が不動産の所有権を直接持つわけではありません。
そのため、物件の立地や利回りだけでなく、営業者である運営会社の管理力、売却力、財務体力も投資判断に入ります。
優先劣後方式はあるが、比率は案件ごとに見る
公式ページでは、優先劣後システムにより、劣後出資割合分までの損失は劣後出資者である同社が負担すると説明されています。これは投資家にとって一定の下落バッファになります。
ただし、公式ページでも出資割合はプロジェクトにより変動するとされています。劣後出資があるから安全と考えるのではなく、各ファンドの契約書面で、優先出資額、劣後出資額、借入の有無、損失発生時の優先順位を確認する必要があります。
小規模不動産特定共同事業として運営される
ネット不動産ファンディングは、小規模不動産特定共同事業として電子取引業務を行うサービスです。公式サイトの重要事項では、利用者が出資できる出資総額は最大100万円とされています。
大きな金額をまとめて投資するサービスというより、1万円から小口で参加し、複数サービスの中の一部として使う位置づけが現実的です。
ネット不動産ファンディングの特徴(メリット)
ポイント
・公開2件の平均予定利回りは8.0%、直近は10%
・2件とも5,000万円・満額成立で、小規模ながら募集実績はある
・自社保有物件を対象にし、運営会社の管理・ホテル・賃貸ノウハウを反映しやすい
・優先劣後方式により、一定範囲の損失を運営側が先に負担する設計がある
・案件数が少ないため、資金を入れすぎにくい高利回りサテライト枠として使いやすい
公開2件の平均予定利回りは8.0%、直近は10%
ポイント
・第1号は年利6%、第2号は年利10%
・公開2件の単純平均は8.0%
・一般的な低利回りサービスより高めの水準
ネット不動産ファンディングの利回りは、公開2件だけで見ると年利6%と10%です。直近の第2号は10%で、利回り水準だけを見るとかなり目を引きます。
もちろん、利回りが高いほどリスクも上がりやすいです。ただ、少数ながら高利回り案件を出していることは、このサービスをチェックする理由になります。
2件とも5,000万円・満額成立で小規模な組成実績はある
ポイント
・第1号、第2号とも募集金額は5,000万円
・公式一覧ではどちらも100%成立
・募集総額は2件合計で1億円
公開一覧では、第1号と第2号はいずれも募集金額5,000万円で、進捗は100%です。ファンド数は少ないですが、少なくとも最初の2件を成立させた実績はあります。
一方で、2件だけでは人気や安定性を強く判断するには足りません。ここはメリットであると同時に、今後の組成ペースと償還実績を追うべきポイントでもあります。
自社保有物件を対象にし、運営会社の実務とつながりやすい
ポイント
・公式一覧では2件ともMaki Financiers Japanの自社商品
・運営会社は賃貸収入事業、ホテル事業、不動産事業を掲げる
・物件取得・保有・運営・売買の距離が近い
ネット不動産ファンディングは、公式一覧上では2件とも自社商品です。運営会社は、都心の一棟ビルを保有し、賃貸収入事業、ホテル事業、不動産事業を行っているため、クラウドファンディングと本業がつながっています。
これは、案件設計に本業の目利きや管理力を反映しやすい点ではメリットです。反面、運営会社の財務や物件運営が弱ると、ファンドにも影響しやすい構造だと見たほうがよいです。
優先劣後方式により一定の損失吸収が期待できる
ポイント
・公式ページで優先劣後システムを説明
・損失が劣後出資範囲内なら優先出資者の元本に影響しにくい
・ただし劣後比率はファンドごとに変動する
優先劣後方式は、不動産クラウドファンディングで重要な投資家保護の仕組みです。売却価格が出資総額を下回った場合でも、損失が劣後出資の範囲内なら、優先出資者の元本に影響しにくくなります。
ただし、劣後出資は万能ではありません。物件価格の下落が劣後分を超えれば投資家元本にも影響します。ネット不動産ファンディングでは、必ず各案件の書面で劣後比率を確認したいです。
高利回りサテライト枠として使いやすい
ポイント
・最低投資額は公式一覧で1万円
・小規模不特のため出資上限もあり、過度な集中を避けやすい
・メイン投資先ではなく、少額で試す候補として見やすい
最低投資額が1万円であること、小規模不特の出資上限があることを考えると、ネット不動産ファンディングは大きく集中投資するより、少額で使うサービスです。
高利回りを狙いつつ、運営会社やファンド詳細を読み込める人であれば、サテライト枠として検討しやすいと思います。
ネット不動産ファンディングのデメリット(注意点)
ポイント
・公開ファンドは2件だけで、実績の厚みはまだ薄い
・ホテルや事業用賃貸ビルなど、物件の癖と出口を読む必要がある
・公式サイト上のお知らせや未ログイン公開情報は多くない
・小規模不特の出資総額100万円制限がある
・元本保証なし、中途解約不可、入出金手数料負担などの基本リスクがある
公開ファンドは2件だけで実績の厚みはまだ薄い
ポイント
・公式一覧で確認できるファンドは2件
・運用終了は第1号のみ
・償還実績やトラブル時対応を判断するには材料が少ない
ネット不動産ファンディング最大の注意点は、実績の少なさです。公式一覧で確認できるファンドは2件で、運用終了は第1号のみです。
2件とも満額成立しているのは良い材料ですが、これだけで「安定運営」とは言い切れません。今後の新規組成、分配、償還、運用報告の質を追いながら判断したいサービスです。
物件の癖と出口を自分で読む必要がある
ポイント
・第2号はホテルプロジェクト、第1号は事業用賃貸ビル系
・単純な区分マンション賃貸より、運営・売却の見方が必要
・高利回りの理由を物件と事業の両面から確認したい
公開ファンドを見ると、ネット不動産ファンディングは平凡な住宅賃貸だけを並べるサービスではありません。ホテルプロジェクトや事業用賃貸ビルのように、物件の運営力や出口戦略が重要になりやすい案件です。
高利回りの案件ほど、なぜその利回りを出せるのかを見たいです。賃料、稼働、売却価格、運営会社の保有・買戻し余力、劣後比率を分けて確認しましょう。
公開情報量は大手サービスほど多くない
ポイント
・公式お知らせ一覧では、確認時点でお知らせが表示されていない
・未ログインで読めるファンド詳細情報は限られる
・投資時は契約書面の保存と読み込みが前提
公式サイトには会社情報、FAQ、ファンド一覧はありますが、お知らせ一覧は確認時点で空でした。また、ファンド詳細ページは未ログイン状態では一覧以上の情報を読みにくい作りです。
これは、それだけで危ないという意味ではありません。ただ、大手サービスのように公開情報が厚く積み上がっている状態ではないため、投資するなら契約書面で劣後比率、鑑定、収支、リスク、出口を確認する前提になります。
小規模不特のため出資上限がある
ポイント
・公式サイトでは出資総額の最大100万円制限を明記
・大口投資には向きにくい
・複数サービスに分散する前提で使うほうが自然
ネット不動産ファンディングは小規模不動産特定共同事業です。公式サイトでも、利用者が出資できる出資総額は最大100万円とされています。
この上限は、投資家保護の意味では悪いことではありません。ただし、サービス単体に大きく資金を入れる使い方には向きません。
元本保証なし・中途解約不可・手数料負担は確認必須
ポイント
・公式FAQでは元本保証なしと明記
・クーリングオフ期間後の中途解約は原則不可
・入金・出金時の振込手数料は投資家負担
ネット不動産ファンディングは元本保証ではありません。公式FAQでも、出資金の元本保証はないと説明されています。
また、クーリングオフ期間を過ぎると原則として中途解約はできません。入金・出金時の振込手数料も投資家負担です。利回りだけでなく、資金拘束と手数料まで含めて判断してください。
怪しい / 危ないと言われる理由
ポイント
・高利回り、少数実績、情報量の少なさが不安材料になりやすい
・未上場の単独運営会社なので、運営会社の財務を直接見る必要がある
・今回確認した範囲では、運営会社に関する行政処分などの一次情報は見つからなかった
・不安を感じる場合は、無理に参加せず償還実績を待つのも選択肢
年利10%の高利回りは警戒されやすい
直近ファンドの年利10%は、不動産クラウドファンディングの中でも高めです。投資家にとっては魅力ですが、高利回りには必ず理由があります。
ホテル運営や物件売却の見通し、劣後出資、運営会社の保有力がうまくかみ合えば成立しますが、読み違えると元本毀損につながります。高利回りだから安心ではなく、高利回りだから詳しく読むという姿勢が必要です。
公開ファンド数が少なく判断材料が限られる
ネット不動産ファンディングは、公開ファンドがまだ2件です。運用終了済みの案件も1件だけなので、長期的な運営力やトラブル時対応を評価するには材料が足りません。
この段階のサービスを使うなら、運営会社の財務、保有物件、事業内容、各ファンドの書面を見て、自分で補助線を引く必要があります。
公式サイトの情報整備は大手ほど厚くない
公式サイトには必要なページはありますが、確認時点でお知らせ一覧は空で、未ログイン公開のファンド詳細も厚いとは言いにくいです。ネット上で広く情報発信している大手サービスと比べると、投資家が外から確認できる材料は限られます。
これは不正を意味するものではありません。ただ、情報量が薄いサービスほど、契約書面・決算・物件の見方が大切になります。
未上場単独運営なのでグループ保証に頼れない
公式ページで確認できる範囲では、Maki Financiers Japanに上場親会社や大規模グループの存在は大きく確認できません。つまり、信頼性は運営会社単体の事業実態と財務から見る必要があります。
上場グループ型サービスのように、親会社のIRで細かく追えるタイプではありません。投資判断では、同社の保有物件、決算、運用報告、償還状況を直接見ることになります。
ネット不動産ファンディングの口コミ・評判
ポイント
・公開口コミは多いサービスではない
・良い評判は高利回り、都心自社物件、劣後出資に集まりやすい
・悪い評判は案件数の少なさ、情報量の少なさ、物件の癖に集まりやすい
・口コミよりも公式一覧・書面・決算を優先して見る
ネット不動産ファンディングは、公開ファンド数が少ないこともあり、口コミ量が多いサービスではありません。知名度やSNS上の盛り上がりで判断するより、公式情報を積み上げて見るほうが現実的です。
良い評判:高利回りと都心自社物件が魅力
良い点として見られやすいのは、直近10%という利回り、都心の自社保有物件を対象にしていること、優先劣後方式を採用していることです。
特に、運営会社が保有・運営してきた物件を小口化するタイプは、外部案件をただ並べるサービスより実務のつながりが見えやすいです。
悪い評判:案件数と情報量の少なさが気になる
悪い点として出やすいのは、公開ファンドが2件だけであること、公式サイト上で確認できる更新情報が多くないこと、ファンド詳細が未ログイン状態では読みにくいことです。
また、ホテルや事業用ビルのような案件は、物件の癖を読む必要があります。単純な住宅賃貸ファンドより、運営・出口・売却価格の見方が難しいと感じる人もいると思います。
口コミより一次情報で判断したい
ネット不動産ファンディングでは、口コミだけで良し悪しを決めるのは危険です。ファンド数が少ないサービスほど、一件ごとの契約書面と運営会社の財務が重要になります。
評判を見るときも、「高利回りで人気があるか」より、「その物件と運営会社なら返せるか」を中心に見たほうが失敗しにくいです。
運営会社の会社概要 / 信頼性
ポイント
・運営会社はMaki Financiers Japan株式会社
・2008年設立、資本金1億円、代表は眞木 昭司氏
・小規模不動産特定共同事業と宅建業の登録を確認
・上場親会社型ではなく、同社単体の保有物件・本業・財務を見る必要がある

| 会社名 | Maki Financiers Japan株式会社 |
| 代表者 | 眞木 昭司 |
| 所在地 | 東京都千代田区平河町2丁目12-2 第3MFJビル |
| 設立 | 2008年1月11日 |
| 資本金 | 1億円(2021年12月末時点) |
| 取引銀行 | りそな銀行、SBJ銀行、日本政策金融公庫 |
| 主な事業 | 賃貸収入事業、ホテル事業、不動産事業 |
| 小規模不動産特定共同事業 | 東京都知事 第16号 |
| 宅地建物取引業 | 東京都知事(1)第106194号 |
| 公式運営会社サイト | https://financiers.jp/company/ |
Maki Financiers Japanは都心一棟ビルを保有する不動産会社
運営会社の公式ページを見ると、Maki Financiers Japanは都心の一棟ビルを保有し、賃貸収入事業、ホテル事業、不動産事業を行っています。
所有物件として、第1MFJビル(湯島御徒町ホテル)、第2MFJビル、第3MFJビルが掲載されています。ネット不動産ファンディングの公開案件も、こうした自社保有・自社運営の延長線上にあります。
小規模不特と宅建業の登録は確認できる
公式サイトのフッターでは、小規模不動産特定共同事業として電子取引業務を行うこと、東京都知事 第16号、宅建業 東京都知事(1)第106194号が記載されています。
これは制度上の入口を満たしているという意味ではプラスです。ただし、許認可があることと、個別ファンドの安全性は別です。投資判断では、対象物件、劣後比率、財務、出口を見ます。
上場親会社型ではなく、単独運営会社として見る
今回確認した公式情報の範囲では、Maki Financiers Japanに上場親会社や大規模グループの存在は大きく確認できませんでした。関連会社や親会社の支援を前提に評価するより、同社単体の資産・負債・収益力を中心に見るべきです。
この点は、上場グループ運営サービスとは違います。情報の追いやすさも限定的なので、公開される決算やファンド書面の重要度が高くなります。
運営会社の「本業」を分解する
ポイント
・本業の柱は賃貸収入事業、ホテル事業、不動産事業
・保有不動産からの賃料、ホテル運営収益、不動産売買が収益源と考えられる
・クラウドファンディングは、自社保有物件の資金回転を高める役割を持つ
・苦しい局面はホテル稼働低下、修繕費増、売却停滞、資金調達環境悪化が重なる時
賃貸収入事業は長期保有不動産の安定収益を狙う柱
運営会社ページでは、同社が取得した不動産物件のテナントから収入を得ており、運用管理物件の最大化と効率的な管理によって安定収益の拡大を目指すと説明されています。
つまり、同社の基礎収益は、保有物件からの賃料収入です。
クラウドファンディング案件を見るときも、対象物件がどれだけ安定的に賃料を生むかが重要になります。
ホテル事業は収益性を上げやすい一方で運営リスクもある
同社は、戦略的立地の所有不動産でホテル運営を行うと説明しています。第2号の湯島御徒町ホテルプロジェクトも、このホテル事業とつながる案件です。
ホテルは、通常の賃貸より高い収益を狙える一方で、稼働率、単価、修繕、オペレーション、競争環境の影響を受けます。年利10%の背景には、こうした運営リスクも含めて見る必要があります。
不動産事業は長期保有と売買を組み合わせるモデル
運営会社は、不動産事業について、長期的な運用資産の最大化を前提に、不動産売買と関連収益を計上すると説明しています。
このタイプの会社では、保有し続ける物件と、売却して利益を出す物件の両方が重要です。クラウドファンディングでも、賃料収入だけでなく最終的な売却・買戻し・再組成の見通しが投資判断の中心になります。
クラウドファンディングは自社物件の資金回転を高める役割
公式一覧では、2件とも自社商品として掲載されています。これは、クラウドファンディングが同社の保有不動産を小口化し、資金回転を高める役割を持つことを示しています。
うまく回れば、投資家は都心物件に小口参加でき、運営会社は自社物件を活用しながら資金調達の選択肢を広げられます。一方で、募集が鈍ると資金回転や新規組成が重くなりやすい点もあります。
厳しい局面はホテル稼働・修繕費・売却停滞が重なる時
このモデルが苦しくなるのは、ホテル稼働が下がり、修繕費や管理費が増え、売却や再組成も進みにくい局面です。固定資産中心の会社は、資産価値が保たれている間は強い一方、流動性が落ちると資金繰りに効きやすいです。
ネット不動産ファンディングを使うなら、個別ファンドの利回りだけでなく、同社の保有物件がどのように収益を生み、どのタイミングで売却・回収するのかを見る必要があります。
Maki Financiers Japan株式会社の決算 / 財務レポート
ポイント
・2022年から2024年にかけて売上は21,273千円から34,030千円へ増加
・2024年は営業赤字だが、営業外収益により経常利益・当期純利益は黒字
・総資産は4億円前後、固定資産中心のバランスシート
・自己資本比率は2024年で約28.2%
・匿名組合出資金受入が見えないため、クラウドファンディング依存度は切り出せない

| 期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年12月期 | 21,273千円 | 6,684千円 | 78千円 | 362,711千円 | 100,147千円 | 27.6% |
| 2023年12月期 | 28,844千円 | 14,515千円 | 7,113千円 | 446,944千円 | 107,260千円 | 24.0% |
| 2024年12月期 | 34,030千円 | ▲7,790千円 | 7,903千円 | 408,488千円 | 115,163千円 | 28.2% |
売上は増加しているが、2024年は営業赤字
売上高は2022年12月期21,273千円、2023年12月期28,844千円、2024年12月期34,030千円と増えています。小規模ながら売上は伸びています。
一方で、2024年12月期は販売費及び一般管理費が41,341千円まで増え、営業利益は▲7,790千円でした。本業の営業収益だけで見ると、2024年はやや重い決算です。
営業外収益で最終黒字を維持している
2024年12月期は営業赤字ですが、営業外収益21,967千円により、経常利益8,121千円、当期純利益7,903千円を確保しています。
ここは黒字だから安心と単純に見るより、営業赤字を営業外収益で補った決算として読みたいです。営業外収益の中身や再現性は、開示資料だけでは深く確認できません。
固定資産中心で、保有不動産会社らしいB/S
2024年12月期の総資産は408,488千円で、そのうち固定資産は369,199千円です。資産の大半が固定資産で、保有不動産を抱える会社らしいバランスシートです。
固定資産が中心ということは、物件価値が保たれている局面では事業の土台になります。一方で、短期的な現金余力だけを見ると、流動資産39,288千円に対して流動負債140,101千円で、流動比率は約28.0%と低めです。
自己資本比率は約28.2%、負債も相応にある
2024年12月期の純資産は115,163千円、自己資本比率は約28.2%です。不動産会社として極端に薄いとは言いませんが、余裕が大きい会社とも言い切れません。
固定負債153,223千円、流動負債140,101千円があり、物件保有・運営を借入も使いながら回している構造です。投資家目線では、償還・売却・借換えが予定どおり進むかを確認したいです。
クラウドファンディング依存度はこの資料だけでは計算できない
不動産クラウドファンディング事業者では、可能であれば「匿名組合出資金受入 ÷ 総資産」でクラウドファンディング依存度を見たいです。
ただし、今回の決算スクリーンショットでは匿名組合出資金受入の行が確認できないため、この比率は計算できません。したがって、同社がクラウドファンディング資金にどの程度依存しているかは、現時点の公開材料だけでは断定しないほうがよいです。
ネット不動産ファンディングの実績
ポイント
・公式一覧で確認できる公開ファンドは2件
・予定分配率は6.0%と10.0%、平均8.0%
・運用期間は6ヶ月と12ヶ月、平均9ヶ月
・2件とも募集金額5,000万円・先着式・100%成立
・第1号は運用終了、第2号は運用中で、実績の厚みはまだこれから
| 集計対象 | 公式一覧で確認できる公開ファンド2件 |
|---|---|
| ステータス | 運用終了1件 / 運用中1件 |
| 募集総額 | 1億円(5,000万円 × 2件) |
| 予定分配率 | 6.0%〜10.0%、平均8.0% |
| 運用期間 | 6ヶ月〜12ヶ月、平均9ヶ月 |
| 募集方式 | 2件とも先着式 |
| 募集状況 | 2件とも募集金額5,000万円に対して100% |
| 商品区分 | 2件ともMaki Financiers Japan株式会社の自社商品 |
ネット不動産ファンディングの実績は、現時点ではかなり小規模です。公式一覧で確認できる公開ファンドは2件だけで、募集総額は合計1億円です。
一方で、2件とも5,000万円を満額成立させており、直近の第2号は年利10%です。つまり、実績を見るときは「高利回りで満額成立したサービス」と「まだ2件しかないサービス」の両方を同時に見る必要があります。
利回り分布:6%と10%の2件で、平均8.0%
ポイント
・第1号は年利6.0%
・第2号は年利10.0%
・平均8.0%だが、2件だけなので標準利回りとして過信しない

利回りだけを見ると、第2号の10%が目立ちます。一般的な不動産クラウドファンディングの中でも高めの水準なので、高利回り枠として気になる人は多いと思います。
ただし、公開2件だけの平均8.0%を、そのままサービス全体の標準利回りと見るのは早いです。第3号以降でどの程度の利回りが続くのか、物件リスクに応じて利回りがどう変わるのかを確認したいです。
運用期間分布:6ヶ月と12ヶ月で短中期型
ポイント
・第1号は6ヶ月
・第2号は12ヶ月
・長期拘束型ではないが、クーリングオフ期間後の中途解約は原則不可

運用期間は6ヶ月と12ヶ月です。極端に長い資金拘束ではありませんが、公式FAQではクーリングオフ期間経過後の中途解約は原則できないとされています。
短中期型に見える案件でも、ホテル運営や不動産売却の進み方によっては償還タイミングがずれる可能性があります。期間の短さだけで安心せず、出口の説明まで確認したいです。
募集規模・成立状況:2件とも5,000万円で満額成立
ポイント
・第1号、第2号とも募集金額は5,000万円
・公式一覧ではどちらも進捗100%
・小規模不特らしいサイズだが、継続的な集金力は今後確認

募集規模は2件とも5,000万円です。小規模不動産特定共同事業としては扱いやすいサイズで、どちらも満額成立しています。
満額成立は良い材料です。ただし、2件だけでは継続的な集金力や人気を強く判断できません。今後の組成ペース、募集期間、募集開始直後の埋まり方、償還実績を追う必要があります。
案件タイプ:自社商品中心で、運営会社の実力が出やすい
ポイント
・公式一覧では2件とも自社商品
・第2号は湯島御徒町ホテルプロジェクト
・第1号は広尾駅前事業用賃貸ビルP
・ホテル・事業用ビルのため、物件の癖と出口を読む必要がある

ネット不動産ファンディングの公開実績は、2件ともMaki Financiers Japan株式会社の自社商品です。外部から大量に案件を集めるサービスというより、運営会社が保有・運営してきた物件を小口化する色が強いです。
これは、運営会社の物件目利きや管理力が案件に反映されやすいというメリットでもあります。一方で、運営会社の財務、ホテル運営、買戻しや売却の実行力を直接見る必要があるという意味でもあります。
実績から読む投資判断:満額成立より、償還と情報開示を追う段階
ポイント
・満額成立はプラス材料だが、公開2件では判断材料が少ない
・運用終了済みは第1号のみで、償還実績の積み上げはこれから
・今後は新規組成、運用報告、償還、情報開示の質を確認したい
ネット不動産ファンディングの実績は、現時点では「少数だが満額成立」という見方が一番近いです。高利回りで成立している点は魅力ですが、サービスとしての安定感を判断するにはまだ早いです。
投資するなら、利回りや満額成立だけでなく、契約書面の開示、劣後比率、対象物件の運営状況、償還実績、公式お知らせの更新状況を合わせて見たいです。
キャンペーン情報
1号ファンド開催記念
条件:下記期間に1号ファンドに投資
報酬:指定期間に対応した利率のAmazonギフト券配布
①5%:11/25 23:59までの投資申込と振込完了
②4%:11/28 23:59までの投資申込と振込完了
③3%:11/30 23:59までの投資申込と振込完了
出資額に応じて上記の割合のAmazonギフト券が配布されます!
登録〜出資までの流れ
ポイント
・仮登録から本人情報登録、本人確認コード入力へ進む
・投資申請後に契約成立時交付書面と入金案内が届く
・入金は本人名義で行う必要がある
・契約書面と入金期限を確認してから申し込む
STEP1:仮登録を行う
まずは公式サイトから仮登録を行います。メールアドレスとパスワードを入力し、会員登録用URLから次の手続きへ進みます。
STEP2:本人情報と確認書類を提出する
次に住所氏名などの本人情報を入力し、本人確認書類をアップロードします。公式フローでは、オンライン本人確認サービスを使う流れも説明されています。
STEP3:本人確認コードを入力する
所定の審査後、本人確認コードがメールで届きます。初回ログイン時に入力し、投資できる状態にします。
STEP4:ファンド詳細と契約書面を確認する
投資申込前には、予定分配率、運用期間、劣後出資比率、対象物件、賃料や売却の見通し、手数料、リスクを確認します。ネット不動産ファンディングは公開情報が多いサービスではないため、書面確認の重要度が高いです。
STEP5:投資申請後に入金する
公式FAQでは、投資申請より前には入金できないと説明されています。投資申請後、入金期限内に本人名義で振り込みます。入金・出金時の振込手数料は投資家負担です。
FAQ
ネット不動産ファンディングは元本保証ですか?
元本保証ではありません。公式FAQでも、出資金の元本保証はないと説明されています。不動産価格下落、売却遅延、運営会社の信用悪化などにより元本割れする可能性があります。
最低投資額はいくらですか?
公式ファンド一覧では、公開2件とも最低投資額は1万円です。ただし今後の案件で条件が変わる可能性があるため、投資前に各ファンドページを確認してください。
劣後出資があるなら安全ですか?
安全とは言い切れません。優先劣後方式は、一定範囲の損失を運営側の劣後出資で先に吸収する仕組みですが、損失が劣後分を超えると投資家元本にも影響します。劣後比率は案件ごとに必ず確認してください。
手数料はかかりますか?
公式FAQでは、会員登録と投資申請は無料、運用手数料は契約締結前交付書面で確認、入金・出金時の振込手数料は投資家負担と説明されています。少額投資では手数料の影響も見ておきたいです。
途中解約はできますか?
公式FAQでは、クーリングオフ期間を経過した後の中途解約は原則できないと説明されています。資金拘束を前提に、余裕資金で投資してください。
出資上限はありますか?
公式サイトでは、小規模不動産特定共同事業に係る重要事項として、利用者が出資できる出資総額は最大100万円と記載されています。大口投資というより、少額分散向けのサービスです。
運営会社は信頼できますか?
Maki Financiers Japanは2008年設立で、都心不動産の保有、賃貸、ホテル運営、不動産事業を行う会社です。小規模不特と宅建業の登録も確認できます。一方で、上場親会社型ではなく、公開情報量も大手ほど多くありません。信頼性は、許認可だけでなく、決算、保有物件、償還実績、書面開示を合わせて判断したいです。
利回りカレンダー|投資情報の自動収集ツール
ネット不動産ファンディングだけでなく、他の不動産クラウドファンディングの募集予定もまとめて確認したい場合は、利回りカレンダーが便利です。募集開始日、予定利回り、運用期間を横断して見られます。
【利回りカレンダー】
複数サービスの募集予定をまとめて確認
ポイント
・不動産クラウドファンディングの年利・投資期間・募集方式をまとめて確認しやすい
・Googleカレンダーに登録しておけば募集開始を見逃しにくい
・案件数が少ないサービスも、他社と並べて資金配分を考えやすい


まとめ
ポイント
・ネット不動産ファンディングは公開2件・平均利回り8.0%の小規模高利回りサービス
・2件とも5,000万円・満額成立だが、実績の厚みはまだ薄い
・自社物件中心のため、運営会社の本業・保有物件・決算を見たい
・2024年は営業赤字で、固定資産中心・流動比率低めの財務にも注意
・使うなら少額、書面確認、劣後比率確認、償還実績の追跡が前提
ネット不動産ファンディングは、直近10%の高利回りと都心自社物件というテーマが魅力のサービスです。2件とも5,000万円を満額成立させており、小規模ながら最初の組成実績はあります。
ただし、公開ファンドはまだ2件だけです。公式サイト上で読める情報量も大手ほど厚くなく、運営会社は上場親会社型ではありません。投資判断では、契約書面、劣後比率、対象物件、出口、運営会社の決算まで見る必要があります。
個人的には、ネット不動産ファンディングは高利回りを狙うサテライト枠として、少額で慎重に使うサービスだと考えています。今後の第3号以降の組成、運用報告、償還実績が積み上がるかを追いながら判断したいです。
出典・参考
・ネット不動産ファンディング公式サイト:https://net-fudosan-funding.com/index.html
・ネット不動産ファンディング ファンド一覧:https://net-fudosan-funding.com/investment/fund_list.html
・初めての方へ:https://net-fudosan-funding.com/contents/beginner.html
・ご利用の流れ:https://net-fudosan-funding.com/contents/flow.html
・FAQ:https://net-fudosan-funding.com/faq/faq.html
・お知らせ一覧:https://net-fudosan-funding.com/information/article_list.html
・Maki Financiers Japan 会社案内:https://financiers.jp/company/
・Maki Financiers Japan 物件概要:https://financiers.jp/property/
・Maki Financiers Japan 投資運用方針:https://financiers.jp/policy/
・PR TIMES サービスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000148155.html
・PR TIMES 第1号ファンドリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000148155.html
・利回りカレンダー:https://j-life-consultation.com/rimawari-calendar/5632/





